※日経エンタテインメント! 2023年4月号の記事を再構成 エンタテインメント作品作りを変える「5大新潮流」を解説する「エンタ界の新スタンダード」特集。最終回のテーマは「専門型メタバース」。言葉が先行している感もあるメタバースだが、Z世代を中心に楽しむ人も増えている。彼らは自分たちの目的に合った「専門型」にやってくる。 温泉を再現したメタバースに340万人が来場 様々なメディアのニュースで「メタバース」という言葉を見る機会が増えている。とはいえ「まだ体験したことはない」という人も多いだろう。 「22年はメタバースのプラットフォームが整ってきた年でした。23年はその上にものを作る動きが活発になると思います」と見るのは、MetaTokyoの代表取締役社長で、本誌でも「エンターテック」を連載中の鈴木貴歩氏。MetaTokyoもメタバース内でのイベントやライブ会場の建築などを手掛けている。 22年