経済産業省の「産業構造審議会 商務流通情報分科会 情報経済小委員会 IT人材ワーキンググループ(第1回)」の「資料4-1 IT人材を巡る現状について(PDF形式:2,745KB)」から気になった箇所を抜粋し、この問題と関連すると感じた投稿をまとめました。
「365日24時間死ぬまで働け」――。大手飲食チェーン、ワタミグループの理念集に記載されていたこの言葉は、「ブラック企業」を象徴するものとして、あまりにも有名だ。同社は後に撤回したが、文字だけ見ればまるで働く人を奴隷とするような表現といえる。まさに、コンプライアンス意識が欠如した経営者が若者を搾取する構図であり、現在の「格差」の象徴のように思うかもしれない。 しかし、実はそうではない。「ブラック企業」というモンスターがエサにしているのは、日本人の「平等」意識だ。「ブラック」「格差」という単語は、「平等」の対極に感じるだろうが、実は密接に絡んでいるのだ。いったいどういうことか。 個別企業の問題を指摘するだけでは解決しない 「ブラック企業」という言葉は、2000年代後半に、IT企業で働く若者たちの間で、自分の会社の過酷な労働状況を自虐する形で用いられた、ネット・スラングだった。現在でも明確な定
皆さんsudo使ってますか? 残念ながらUbuntuは、一般的なデスクトップ用途でさえsudoのお世話になることがたまに存在します。今回はそんなsudoのお話です。 sudoとはなんぞや 「sudo」は「指定したコマンドを別のユーザー権限で実行する」コマンドです。開発が始まったのは1980年と歴史が古く、なおかつ今でも開発が続いているソフトウェアでもあります。その挙動から「substitute user do」の略や、ユーザーを指定しないと管理者権限で実行することから「superuser do」の略とも言われています。さらにsudoコマンドと似た名前のコマンドとして「su」が存在します。こちらは主に別のユーザーに切り替えるためのコマンドで、sudoがsudoコマンドを実行しようとしているユーザーのパスワードを必要とするのに対して、suはsuで切り替える先のユーザーのパスワードが必要です。「
「コーディングがはかどる」かもしれないプログラマーの皆さん向けの音楽サイトがあるそうです。ちょっと試してみました。 今、BGMは流れていますか? 家で、電車で、会社で──。「NO MUSIC, NO LIFE」までではないにしても、“ながら音楽”の習慣がある人は多いでしょう。特に論理的な思考を必要とするプログラマーの皆さんは、良いコードを効率よく書くためにどんな環境が必要か、どんな音楽だとはかどるか、それぞれ自身の方法論を持っていると思います。 例えば、アマゾンの定額制音楽配信サービス「Prime Music」には、「~~のための音楽」といった、あるテーマに沿った楽曲を集めたプレイリストがたくさん登録されています。「ドライブに最適なJ-POP」「お休み前に聴くピアノソロ」「恋がしたくなるJ-POP」などの他に、「仕事がはかどるジャズ」「残業を乗り越えるサントラ」「満員電車でイライラしないポ
最近中途入社した卜部です。よろしくおねがいします。諸事情にてLinuxを使います。Macで。 結論からいうと OSXより起動が速いです。 経緯など 弊社はお客様の大切な情報を扱っています。情報セキュリティにはとても気を遣っています。通常であれば意味もなくOSの再インストールなどは行いません。 とはいえ卜部の業務は社業とは直接関係しません。そもそもお客様の大切な情報といったものに卜部がアクセスできてしまう方がリスキーといえます。そこで「production環境にそもそもログインできなくする」「オープンソースではないソースコードをそもそもgit cloneしないようにする」等の運用方針で、リスクをじゅうぶんに低減できると考えたため、普段使いのパソコンとしてLinuxを利用できるか試してみることにしました。 今回はMacに最初から入っているOSXを全部消してUbuntu Desktopを入れるこ
Ubuntu Weekly Recipe 第30回アンチウイルスソフトウェアClamAVの活用(1):ClamAV/clamtk, klamav/clamfs ClamAVはLinux・*BSD・Mac OS Xなどの環境で利用できる、GPLで配布されているアンチウイルスソフトウェアです。今回はUbuntu上でClamAVを使いこなすレシピをお届けします。 ClamAVの導入 一般的なデスクトップOSであるWindowsでは、アンチウイルスソフトウェアが欠かせません。これはWindowsがきわめて広く利用されており[1]、マルウェア[2]作者にとって大きなメリットがあるためです。幸いにして(?)Linuxはマイナーですし、Windowsに比べるとマルウェアの対象となることは遙かに少ないのですが、それでもマルウェアへの対処を行う必要があります。たとえばWineを使う場合[3]や、Windo
rootkitによるハッキングとその防御 第3回 rootkit検出ツールによる検査 (1/6) これまではrootkitの概要について実例を出して説明してきたが、今回はrootkitの検出ツールを利用して、rootkitのインストールされたシステムから、rootkitを洗い出す作業を行ってみよう。 chkrootkitの導入 「chkrootkit」は名前からも憶測できるように、システムにrootkitが組み込まれていないかを検査してくれるツールだ。比較的有名なツールであるため、すでに導入されている方もいるだろう。 chkrootkitは、rootkitおよびワームの検出の以外にも、ネットワークインターフェースがプロミスキャスモードになっていないか、ログファイルlastlog/wtmpは改ざんされていないか、隠蔽されているプロセスはないか、といった項目をチェックすることができる。 原稿執
chkrootkitというrootkit検知ツールを導入して、rootkitがLinuxサーバーにインストールされてしまっていないかチェックする。 chkrootkitは、以下のコマンドを使用してチェックするため、コマンド自体がrootkitを検知できないように改竄されてからでは意味がないので、Linuxインストール後の初期の段階で導入しておくのが望ましい。 【chkrootkitが使用するコマンド】 awk, cut, echo, egrep, find, head, id, ls, netstat, ps, strings, sed, uname なお、chkrootkitが検知できるのは既知のrootkitのみであり、新たなrootkitの検知はできない。 また、rootkitが設置されていないにもかかわらず、chkrootkitが誤ってrootkitを検知したとアラームをあげる場合
Ubuntuはウイルスに感染しない、はホント? 編集S:雑誌とか編集してて困るんですが、アンチウイルスソフトウェアとか、ファイアウォールソフトウェアってUbuntuではどうすればいーんでしょうか。 hito:ぎくぎく。説明にしくいことをあっさり聞きますね。 編集S:あれ、言っちゃいけないことでした? 小林:とても難しい質問だと思います。 ミズノ:とりあえずClamAVとchkrootkitを入れてスキャン、というのが定番です。メジャーなウイルスやrootkitのたぐい(注10)は見つけてくれます。 あわしろいくや:でも、それだけじゃ話は終わりませんな。 編集S:えーと、Windowsとかだと、アンチウイルスソフトウェア入れたら、「アブナイ実行ファイルを自分から実行しなければ安心」とかいう状態になるじゃないですか。例外もあるんでしょうけど。ClamAVとchkrootkitだけじゃ足りない感
(2015/6/1追記)※ ・「ソフォス、無料版 Linux アンチウイルス製品を個人向けに提供開始」 ソフォスが法人向け有償版の一部機能を省いたバージョンを個人向けに無料で提供するようです。(私はインストールを試していません) https://www.sophos.com/ja-jp/press-office/press-releases/2015/05/sophos-av-for-linux-free-edition.aspx ※この記事を更新して最新状態を維持する予定はありませんが、気が付いた情報があれば追加します。 (以下、2014/5に投稿したオリジナル) 各社の個人向けLinux用ウイルス対策ソフトをUbuntu14.04(64bit)にインストールし起動できるか確認した(細かい動作は試していない)。情報は調査時2014/5のもの。 手軽なのはClamAV。CUIで良ければAV
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