新年あけましておめでとうございます。 2010年、最初の記事は 去年DVDで見た 『ポンヌフの恋人』 ( Les Amants du Pont-Neuf ) レオス・カラックス監督 1991年製作 について。 DVDを見たのは去年の6月頃で、ちょうどその頃は体調が思わしくなくて ほったらかしにしていた内容についてなのですが・・・ この映画、ほとんどがパリのポンヌフ橋(これでは新橋橋ですが)を舞台にした映像になっています。 でも、実際の橋を通行止めにして撮影をするには限られた時間しかなく、更に俳優の怪我などが重なって撮影日程は大幅に変更を迫られ、結局、夜の簡単なシーンの撮影のために作っていたオープンセットを実物そっくりに作り替えるという、とてつもない大工事を始めることになってしまいました。 予算はどんどん膨れ上がり、資金提供していた会社や投資家は倒産したり、手を引いたり、何度も撮影中止になり
