2017年5月、編集部は電通のクリエーティブ・ボード古川裕也氏とともに、レイ・イナモト氏が代表を務めるInamoto & Co.のオフィスを訪問。日本と世界を代表するクリエイティブディレクターの2人に、「世界のクリエイティブはどこに向かうのか」「クリエイティブの仕事の働き方改革」について聞いた。 —今回は、お二人にまず「世界のクリエイティブはどこに向かうのか」についてお話をいただければと思います。 古川裕也:そのテーマは、レイさんの会社がまさに体現しようとしていることですよね。日本でも、電通から独立した岸勇希の刻キタル社は、それを体現しようとしています。2つの会社で共通しているのは、広告で培ってきたクリエイティビティを駆使して、広告以外のクリエイションをしようとしているところです。 レイ・イナモト:僕は独立して1年と少しですが、独立したことで経営者の方々と直接お話しをする機会が増えました。
そのプロジェクトを推進したクリエーターは、電通の鈴木晋太郎氏。話題を呼ぶ仕掛けを企画した次世代クリエーターが自身のこだわりと今回のリブランディング戦略について語りました。 取材協力:PR Table ※このプロモーション事例に関するエピソードは、PR Tableでもお読みいただけます。 商品と消費者を強くつなぐ、愛される商品名を模索 ──「総合スナックメーカー・湖池屋リブランディング」プロジェクトはどのような経緯があってスタートしたのでしょうか。 鈴木:16年、新たに社長に就任された佐藤章氏が「湖池屋を新しくする」と公言されて。その新しい「湖池屋」をつくっていくためのロゴマークやスローガン、それを象徴する商品の開発を手伝ってほしいと連絡いただき、プロジェクトは始まりました。 最初のミーティングでは、佐藤社長が直々に2~3時間にもわたってじっくり新しい湖池屋とは、という思いを話してくださって
ユーザベース、「SPEEDA」のABM支援機能を正式製品版として提供:営業候補先を自動的にリストアップ ユーザベースは法人向け企業・業界情報プラットフォーム「SPEEDA」のユーザー向けに試験的に提供していた「自動ターゲティング」機能を正式に製品化すると発表した。 法人向け企業・業界情報プラットフォーム「SPEEDA」を提供するユーザベースは2017年5月29日、新サービス「FORCAS(フォーカス)」を提供開始したと発表した。 これは同社がセールスフォース・ドットコムおよびSansanと連携して2016年9月1日からα版で提供してきたSPEEDAの「自動ターゲティング」機能を正式製品版としてリリースしたもの。SPEEDAが格納する国内企業データからターゲットアカウントを絞り込み、ユーザー企業のアカウントベースドマーケティング(ABM)を支援する。 当面はSPEEDAのユーザー(現在約60
日本航空(JAL)は2017年5月29日、6月1日付で「デジタルイノベーション推進部」を新設し、同部担当の非常勤執行役員として起業家でインテカー社長の斎藤ウィリアム浩幸氏を招へいすることを発表した。JALは4月28日に発表した中期経営計画で、ITなど先進技術を活用して新たな収益源の確立を目指す方針を発表済み。米シリコンバレーなどの技術動向に明るい斎藤氏に推進役を委ね、先進技術の活用を進める考えだ。 新設するデジタルイノベーション推進部の役割についてJALは「最先端の技術を活用したり、既存の技術を組み合わせたりしてJALならではのサービスを提供するなど、新たな顧客価値の創造を目指す」としている。デジタル技術・情報の活用により、社内業務や事業モデルを変革する役割も担う予定とする。 同社はこれまでもITを活用した業務変革に取り組んできた。「従来は路線統括本部やIT企画本部など各部門内の動きが中心
印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます 「顧客、企業、社会の体験を再発明する」――アクセンチュア インタラクティブ日本統括の黒川順一郎氏がこのような方針を示したのは、アクセンチュアとアイ・エム・ジェイが5月29日に開催した、新サービス説明会でのことだ。 アクセンチュアは、デジタルマーケティング事業を展開するアイ・エム・ジェイの株式を2016年7月に過半数取得。アイ・エム・ジェイはアクセンチュアデジタルの中で顧客接点に関する領域を担うアクセンチュアインタラクティブの傘下に入った。 両社は今回、共同で「REINVENTING THE EXPERIENCE(体験を再発明する)」というスローガンを発表した。「生活者・企業・社会における体験価値を再定義・再創造・再発明し、それぞれの“体
今、世界的に重要視されているインクルージョンというワード。多様な人材(ダイバーシティ)と、組織として多様性を尊重し、個人と企業のさらなる成長を目指すインクルージョンという発想は、企業の価値を高め、成長の鍵になる両輪だ。アクセンチュアは10年以上前からこの取り組みを行っているが、2015年、江川昌史社長が就任してから劇的に変革が加速した。 変革をより加速させるため、同社は2016年に「アクセンチュア・インクルージョン&ダイバーシティ・アドバイザリー・ボード」を設立。これは同社だけでなく識者本人たちにも大きなヒントとなり、壮大で不可欠なテーマに全員が向き合うことで、あらたな気づきを自身や日本社会に投げかけることが目的だ。 さる2月10日、アドバイザリー・ボードが開催された。この日は議長の志賀俊之氏(日産自動車 取締役副会長)をはじめとするボードメンバーと、江川昌史社長以下アクセンチュアの経営陣
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Insight for D終了のご案内 2020年6月30日を持ちましてInsight for Dを終了させていただくことにいたしました。今後はYahoo! JAPANの最新マーケティング情報にて、みなさまに役立つ情報発信を行ってまいります。 記事内容の要約 ライオンの生活情報メディア「Lidea」は、構想時から自社DMPとの連携により、顧客インサイトの理解を提案営業につなげることを前提に設計された 基本的なKPIであるページビュー、ユニークユーザー、会員登録者数に加え、訪問リピート率も定期的にチェックしている 各コンテンツPVの分析により、顧客の隠れたニーズを店頭の売場提案につなげ、売り上げ増への貢献を実現している 洗剤や歯磨き、石けんなどの生活用品や医薬品、ヘアケア・スキンケア製品の製造・販売事業を手がけるライオンは、2014年10月にオウンドメディア「Lidea」を開設した。一般にオ
「なんだ・・・このクオリティーの高さは!」このフリーマガジンを見たほとんどの方は、1枚1枚の質の高さに驚いてしまうのではないでしょうか?表紙のインパクトの強さから始まり、「医療・ヘルスケア」という難しい題材にも関わらずわかりやすいビジュアルを用いている雑誌。 これを創っているのはなんと、全国展開する調剤薬局であるアイセイ薬局。出版社などではなく1薬局なのです。「ヘルス・グラフィックマガジン」は、年4回の季刊誌として毎号15万部発刊しているフリーマガジン。5年前にリニューアル創刊され、最新号は18号になります。 前からどんな人が作っているんだろう?と気になっていた「ヘルス・グラフィックマガジン」。ちょうど今日、東小金井にて『ヘルス・グラフィックマガジン』展とトークショーが行われると聞きつけ、足を運んできましたので早速レポートします。 ※『ゲスト』(左から) ■岩崎朋幸さん(株式会社アイセイ
KANZAN 30周年 KANZAN 30周年 動画の仕事をまとめました �《トップアワードアジア 受賞!》 アサヒグループ食品 ディアナチュラ みんなのココアPACKAGE ANYTIME FITNESS Motivation makes youMOVIE アサヒグループ食品 からだ想いの青汁PACKAGE 建退共2023GRAPHICMOVIE JR東日本 TRAIN DESKMOVIE ANYTIME FITNESS Give me fiveMOVIE ヤクルト宅配「みんなのもの」CL / LOGO アサヒグループ食品 酵母細胞壁ってナンダ?WEB マルホン胡麻油MOVIEWEB GANTEN 百岁山MOVIE LUMINE EST SHINJUKU シーズンビジュアルGRAPHIC JR東日本 JREワーケーションCL / LOGOMOVIE ANYTIME FITNESS AF
SCROLL 私たちは探求しつづけます。 人×人、企業×顧客、伝統×流行など、 社会のあらゆる存在の触媒となって交わり、 無限に広がるアイデアを創造することを。 ときに熱く、ときに刺激的で、ときに穏やかで。 そんな、誰も見たことのない、 新鮮な感動や喜び、愛着を生み出すために。 コミュニケーションの 化学反応をプロデュース。B&D 「真の事業戦略パートナー」でありつづけるために。 私たちが追い求めるのは、検証可能な数値としての成果です。 それも、短期的・汎用的な施策からなるものではなく、 ブランドの唯一無二の価値を育み、あるいは創造し、 企業と顧客が長期にわたって 強い絆で結ばれることを念頭に置いての成果。 それが私たちB&Dのこだわりです。 View More
テレビCMとオンライン動画の見られ方の違いとは何か。また、動画の企画を考えるときに押さえておきたいポイントとは?海外広告賞の審査員などを数多く務める木村健太郎さんに聞いた。 能動的に見るメディアだからこそ 「テレビは受動、オンラインは能動で見るコンテンツ。だからオンライン動画では、わざわざ見たくなる、クリックしたくなるモチベーションのデザインがとても大事です」。テレビCMでさえ見てもらうのが大変な時代に、どうやってクリックしてもらうのか。さらに、それをシェアしてもらうには?よほどうまくモチベーションがデザインされていなければ、その高いハードルを越えることはできない。 では、どんな要素がそのモチベーションになりえるのか。「2013年のカンヌライオンズでは強い映像コンテンツへの回帰が見られました。そこにたくさんのヒントを見つけることができます」。例えば、“ストーリーテリング”は「感動するから見
「冗談は髪型だけにしてください」と、課長・荒巻大輔に対して草薙素子がマジギレ。「偉い人にあいさつもせず、いつも不機嫌そうな顔をしている」との理由で、公安9課は「公安9愛好会」に降格させられてしまった。 登場するキャラクターや設定は劇場用アニメ映画『攻殻機動隊ARISE』(東宝)そのままで、ストーリーはハチャメチャな「“降格”機動隊」は、インターネット上に開局した仮想放送局「チャンネル5.5」で配信されているアニメだ。6月9日時点で、すでに40万再生を超えている動画。コアなファンの多い「攻殻機動隊」シリーズだけにSNSなどを中心に広まり、話題を呼んでいる。 このほかにも、新巻鮭部長とエビ薙素子が登場する「甲殻類機動隊」や、少佐が“機動隊”の漢字を書けないというストーリーの「こう書く機動隊」を配信している。また、人気推理漫画『金田一少年の事件簿』(講談社)のシリーズもパロディ化。不動産業者にな
既存の広告手法やサービスに、デジタルテクノロジーの力を加えることで、新たな体験を生み出す。サイバーエージェントにおいて次々と先進的な広告を展開するクリエイティブ・テクノロジー局は、"メッセージを届ける"だけでなく、"体験を届ける"ためのクリエイティブを生み出している。 01 Bx-Design Team(ビー・エックス・デザイン・チーム) 着席者 左からクリエイティブ・テクノロジー局 局長 二宮功太さん、木川真里さん、望月宜太郎さん、酒井英典さん、中橋敦さん、押田真夢さん。起立者 左から北原成憲さん、有賀翔平さん、吉田雅一さん、金子彰洋さん、福田新さん。 02 Bx-Creative Team(ビー・エックス・クリエイティブ・チーム) 左から時計回りに、長田亜美さん、松宮優紀子さん、高橋真弓さん、箸尾拓哉さん、日高勇太さん、滝沢圭太郎さん、末永剛さん、友保好一さん。 ユーザー体験をデザイン
人類の悩みを解決するため、深海から召喚された全知全能の巨神・武井壮!はたして人類はサバイブできるのか!?このサイトに関するお問い合わせ先:日清食品ウェブダイヤル/0120-208-802(受付時間:祝日を除く月曜日~金曜日9:00~17:00)
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