ベネッセホールディングスは、子会社での個人情報の流出事件で業績が悪化していることを受けて、合理化策の一環として、今年度中にグループ全体でおよそ300人の人員を削減する計画を明らかにしました。 発表によりますと、ベネッセホールディングスは、グループ全体でおよそ2万人いる正社員のうち、来年3月までに希望退職を募集する形でおよそ300人を削減するとしています。 ベネッセでは、子会社のベネッセコーポレーションでおよそ4000万人分の個人情報が流出し、新規の営業活動を見合わせたことなどから、来年3月までの1年間の最終損益が赤字になる見通しとなるなど業績が悪化しています。 このためベネッセは、合理化策の一環として人員の削減を行うもので、希望退職を募るのは昭和30年の創業以来、初めてだとしています。 さらにベネッセは、グループにおよそ40社ある会社の総務や人事などの部門を統合、再編したうえでこの部門の人
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