FinTechベンチャーのAnyPay(エニーペイ)は2017年1月19日、スマートフォンを使って割り勘払いをするためのサービス「paymo(ペイモ)」を始めた。スマホのアプリに登録したクレジットカード情報などを基に、アプリ利用者同士で簡単に割り勘の代金を支払ったり受け取ったりできる。利用者名など数項目を登録するだけで利用を始められる簡便さを売り物に、1年で700万ダウンロードを目指す。 「日本はサービスが行き届いた先進国だが、モバイルを中心にした電子決済の普及はまだまだ。日本のキャッシュレス化を加速させる存在になりたい」。会見したAnyPayの木村新司社長は、こう意気込みを語った。木村社長が2016年6月に設立したAnyPayは、小規模な商店や個人事業主向けのオンライン決済サービスを提供してきた。 新しく始めたpaymoは、個人対個人の支払い行為が対象。中でも飲食やレジャーといった代金の