『ユリイカ』のメビウス特集号に寄稿したものの短縮版。実際に掲載されたのはこの1.5倍の分量。いまはもっと書ける。たぶんこの数倍 笑。校正もしてないし(誤記の指摘などは遠慮してください)、注釈もいまは面倒なので下にぶらさげただけでリンクしてない。もっと詳細で深く考察してて、そこそこ校訂したのを読みたい人は『ユリイカ』を読みましょう メビウス、日本マンガへの衝撃(未定稿) 1 メビウスの日本における本格的な紹介は1979年に始まった。このときから現在まで、多くのマンガ家たちがメビウスの表現力に影響された。大友克洋、谷口ジロー、浦沢直樹、藤原カムイ、とり・みき、寺田克也、小池桂一、宮崎駿、松本大洋、湊谷夢吉、たむらしげるらの名前をあげることができる。当時のSFブームとも重なることで、日本のマンガは一挙に世界水準の表現力を手に入れていった。ここでは、メビウスが日本のマンガ家たちに与えた影響をいくつ