20世紀の遺産・ワープロ(ワードプロセッサ)。文章の入力・編集・印刷ができるためPCが登場する前は大いに普及しました。しかしPCが普及した90年代後半からは売り上げが落ち、とうとう2003年9月に全て生産中止に。 PCに負けた要因の1つがインターネットへの親和性の低さでしたが、実は後期には、「ネット接続機能」を備えたワープロがいろいろと登場していたことをご存じでしょうか? 本記事ではその「ネットにつながるワープロ」を手に入れて、2018年のインターネットの世界を閲覧してみることにしました。果たしてまともに見られるのでしょうか……? 当時のプレスリリースより 当時28万円の最新機→2000円で入手 今回手に入れたのは、シャープが1997年9月に発売した、書院「セリエ MR-2」。 12.1型のDSTNカラー液晶(当時の業界最大) フォト印刷対応400dpiカラーインクジェットプリンタ搭載 ブ
今から約10年前。日本中の女子中高生の間で大流行した、「ケータイ小説」を覚えているでしょうか。 10代の読者の方々はご存じないかもしれませんが、ケータイ小説は当時日本中で大ブームを巻き起こしたコンテンツであり、2000年代の若者文化を語る上でも重要なキーアイテムなのです。 ケータイ小説とはその名の通り、「ケータイ」で書かれ「ケータイ」で読む小説のこと。今でいう「ガラケー」で書かれたその小説は、素人が「実話」を元に書いたものがほとんどだとされています。 ただ、2017年現在、ケータイ小説という単語を久しく聞かなくなってしまいました。あれだけ流行したケータイ小説文化は、一体なぜ廃れてしまったのでしょうか。 今回はその歴史と背景を交えながら、なぜケータイ小説が若者たちの間でブームになり、なぜ急速に人気が衰えたのかを探っていきたいと思います。 参考文献 『ケータイ小説的。 “再ヤンキー化”時代の少
シャープ往年の名機「X68000 XVI(エクシヴィ)」のカタログが電子化され無償公開。これは懐かしい。 「仕事だけのパソコンやワープロみたいなパソコンは、いらない」「父のパソコンを超えろ」――そんなキャッチコピーで1991年にシャープが発売したパーソナルワークステーション「X68000 XVI(エクシヴィ)」のカタログが、シャープの運営する電子書店「GALAPAGOS STORE」で無償配布された。 この取り組みは、GALAPAGOS STOREの実験的な機能やコンテンツを掲載しているGALAPAGOS Labs」の特別企画として、シャープが生み出した数々の名機のカタログを電子化して提供する「シャープ製品カタログ復刻版」の第一弾。すでに実際の紙版も現物が僅少となっているが、GALAPAGOSの公式Twitterアカウント(@SharpGalapagos)の中の人の協力の下、当時の貴重なカ
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