@italiajin 神様のメモ帳最終話、「神様のメモ帳」というタームの定義がミニマムに収束して美しい幕引き。神様のメモ帳という超越的な視座から視る比喩が、アリスの「探偵」としての弱い特権性を担保すると共に、鳴海が「作家」としての語り手の権威を復権することで両者が語る行為の責任を共有するラストが良い。 2011-09-25 06:31:32 @italiajin (承前)ラストシーンの屋上の風景は、3DCG班の人がすごく良い仕事をしていたと思う。給水タンク、花弁、鉄柵で囲まれた空間の人工的な質感の作り物っぽさが、むしろ「ニート」の居場所の脆い儚さを表象している。「作られた空間」って意味がとても強く感じ取れる。ゆえに彩夏の想いが際立つのよ。 2011-09-25 06:50:22 彩夏派には不評なアニメ版だったようだが、1巻の物語内容を最後に持ってきた翻案は結果的には上手くまとまっていたので
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