女性誌「小悪魔ageha」などを出版していたインフォレストが、4月15日付けで事業停止した。 幸か不幸か、私はインフォレストとは付き合いがなかった。 なので、義理のある人間はいない。不払いその他のトラブルも発生していない。 同社の出版物の読者だったこともない。 とはいえ、出版業界に関連するこの種の出来事(「倒産」ということですが)には、慣れることができない。 毎度のことではあっても、必ず、一定のダメージを受ける。 近親者の訃報。 知人の入院。 雑誌の休刊。 出版社の消滅。 年を取るということは、周囲の環境が衰えるということでもある。 小悪魔は、美魔女にはならなかった。 彼女たちは、年を取るぐらいなら、むしろ、消えることを選ぶキャラクターだった。 それはそれで、筋を通したということになるのだと思う。 伝えられているところによれば、「小悪魔ageha」は、ピーク時の2009年3月期には売上高7
ネット通販大手のアマゾンが大学生などに対し、書籍の価格の10%をポイント還元しているサービスが、「事実上の大幅値引きで再販契約違反にあたる」として、緑風出版、晩成書房、水声社など中小の出版社が、アマゾンへの出荷停止を相次いで決めた。 著作物には独占禁止法の例外として、出版社が書籍や雑誌などの小売価格を決めることができる「再販制度」が適用される。 アマゾンは2012年から10%還元を始めた。これに対して緑風出版などは、10%もの還元は事実上の大幅値引きにあたり、小売価格を維持する再販契約に違反すると主張。サービス停止を申し入れてきたが受け入れられないため、5月から出荷停止に踏み切る。期間は半年間で、自社の出版物にサービスが適用されなくなれば解除するという。 出版社にとってアマゾンはもっとも売り上げの大きい「得意先」だ。緑風出版の高須次郎社長は、「出荷停止には勇気がいるが、このままでは定価販売
Amazon.co.jpは4月1日(火)、Kindleストアで集英社コミックスのセールキャンペーンを開始しました。5月7日(水)まで、約3,000冊のコミックスをセール価格で提供します。 ▽ Amazon CAPTCHA セールキャンペーンでは、ジャンプコミックスおよびヤングジャンプコミックスの作品を100円(税込)から販売します。セール対象作品の一例は以下の通りです。 ジョジョの奇妙な冒険シリーズ ONE PIECE NARUTO-ナルト- BLEACH HUNTER×HUNTER 銀魂 トリコ 暗殺教室 黒子のバスケ 食戟のソーマ To LOVEる -とらぶる- ドラゴンボール テニスの王子様 DEATH NOTE キングダム テラフォーマーズ 東京喰種-トーキョーグール- ハチワンダイバー 極黒のブリュンヒルデ GANTZ など あわせて、コミックスの第1巻を計10冊まで、期間内に限
1 :名無しさん :2014/03/30(日)22:56:24 ID:699PBrK4R こういうサイトが増えてくれるとうれしいよ! 知らないとこがあったらどんどん巡回してくれ モアイ(講談社) http://www.moae.jp/ 平日更新されていて面白い作品が多い 「ペン太のこと」「インドでキャバクラ」と 最近は個人のサイトで描いていた人が モアイで描くことが多くなってきた 「かあちゃんといっしょ」「独身OL」もオススメ 一番お気に入りのサイト こっちが個人でやってた時 http://dekuchin.web.fc2.com/penta/penta.html http://ameblo.jp/tekitobiyori/ 3 :名無しさん :2014/03/30(日)22:57:33 ID:699PBrK4R となりのヤングジャンプ(集英社) http://tonarinoyj.jp/
盛り上がる「電書再販論」 電子書籍にも紙の書籍と同様、再販制度を適用すべきだ、という議論が、一部で盛り上がりを見せている。主な舞台となっているのは、業界誌「出版ニュース」(出版ニュース社)だ。 2013年8月下旬号で、鈴木藤男氏(NPO法人わたくし、つまりNobody副理事長)の「電子『書籍』の再販について考える」という寄稿文を掲載したのを手始めに、同12月中旬号には、落合早苗氏(hon.jp代表取締役)による「いま、なぜ電子書籍に再販が必要なのか」、2014年1月上・中旬号では、高須次郎氏(日本出版者協議会会長、緑風出版代表)「紙と電子の再販制度を考える」と、賛成論を連続して取り上げている。 実は筆者も、同誌1月上・中旬号から、「Digital Publishing」というコラムを隔月で担当させていただいている。その連載の中で、電子書籍実務者の立場からは、再販制度の適用が喫緊の課題とは考
それはエコシステムなのではなくて、単なる下請け構造ではないのか…。 書籍のゴーストライターというエコシステム http://www.pressa.jp/blog/2014/03/post-14.html ただ、佐々木さんが本稿で書いておられることはその通り、ごもっともで、佐々木さん自身でも名前を出して何らか書いて読まれるという力があるからこそ論じている内容に説得力があるんだろうと思うわけです。 ある意味で、仕組みとして「モノを書く時間はないけど、文字で伝えるニーズのある人たち」の知識を書籍というパッケージで世に出すことで、広く読者に読ませることができる、という点で、佐々木さんのご指摘どおりの世界が広がっているのであります。確かに、そこに着眼点を置く限り、佐々木さんの論述はとても腑に落ちます。 堀江貴文の小説が自分の手によるものではないことも騒ぎになっておりますね。 佐藤秀峰氏がブログで「堀
<hopelessness> これは、どうにもならない。 </hopelessness> 『ハーモニー』(ハヤカワ文庫JA) P.68 伊藤計劃は偉大な作家だ。 少なくともある程度本を読む人間にとって、彼の代表作、評価、 その死後の受賞歴を長たらしく記す必要がない程度には。どうしようもなく。 それゆえに、ある種の人にはその逝去を悼まれる死者として、またある種の人には越え難い壁として、 そしてある種の人々には華々しい装飾品として扱われる。 更に法人からはSF業界に新しい息を吹き込む新鋭として、 また広告塔として。素材として。贄としてだ。 彼の最大の幸福は早川書房との出会いである。 小松左京賞を逃した『虐殺器官』が早川書房へと持ち込まれ、ハヤカワJコレクションとして発刊される。 本作の評価、また出版のうえでの編集者との出会い等がなければ『ハーモニー』が生まれることはなかっただろう。 彼の死後、
1979年福岡県生まれ。慶応義塾大学総合政策学部卒業後、東洋経済新報社で自動車、IT業界を担当。2007年9月より休職し、スタンフォード大学大学院で修士号取得(国際政治経済専攻)。09年7月より『週刊東洋経済』編集部に復帰し、『30歳の逆襲』『非ネイティブの英語術』『10年後に食える仕事、食えない仕事』『女性はなぜ出世しないのか』などの特集を手がける。12年10月より現職。著書に『米国製エリートは本当にすごいのか?』『5年後、メディアは稼げるか』。Twitter:@norihiko_sasaki 「佐々木さん、今度、NHKの『ニッポンのジレンマ』で編集者特集をするので、ゲストとして出演してくれませんか」 そう制作スタッフの方から誘われたとき、最初は「今なぜ編集者?」と思いましたが、次第に「今こそ編集者だよなあ」と納得するようになりました。というのも最近、編集者ニーズの高まりをひしひしと感じ
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