愛知県で開かれている国際的な芸術祭、「あいちトリエンナーレ」の展示作品として金網の中で放し飼いにされた小鳥20羽余りが、ずさんな管理により死んだり、逃げ出したりしたことがわかりました。絶滅のおそれが指摘されている鳥も展示していたということで、愛知県などで作る実行委員会は対応を検討しています。 ところが、今月半ばまでに、このうちの20羽余りが死んだり、外に逃げ出したりしたことがわかりました。鳥の中には、「種の保存法」に基づいて絶滅のおそれのある希少種に指定され、国内での販売や譲渡に環境省の許可が必要なオーストラリア原産の「コキンチョウ」も含まれていましたが、国の許可は受けていなかったということです。 愛知県などで作る実行委員会は「管理がずさんだった」として、屋上での展示をやめ、室内の温度管理を徹底したほか、監視するスタッフを増やすなどの対応を取ったということです。また、「コキンチョウ」につい