やっとZenアーキテクチャの最初の一群の開発が終わった。 次世代GPU(Polaris architecture)の開発が終わった TSMCの16FF+、GlobalFoundries/Samsungの14LPPのどちらのプロセスも量産段階に入った。 インテルが14nmプロセスの問題に足をとられ、おまけに10nmが難航していることもあり、今年1年は製品展開が事実上停滞している。 実際のところ2015年をよく耐え凌いだ、という感じであり、その分今年は新製品をいろいろ投入することで市場占有率を伸ばすことをAMD自身が強く望んでいるし、客観的に見る限りにおいては多少なりとも占有率を伸ばせるべき理由が存在する。 さて、今回はこのうちCPUについて説明したい。まず直近では、Godavariをベースにした新製品が投入される。正確な時期は不明だが2月初旬か、ひょっとすると1月末かもしれない。 これは「A