ロボットやデータを駆使した「スマート農業」が進化している。遠隔地から無人で作業ができるシステムを研究機関が次々と開発中だ。農家の高齢化や就農人口の減少といった社会課題の解決に加え、ビジネスの大きな広がりも秘めている。北海道浦臼町に広がるブドウ農園。房を刈るのは人工知能(AI)カメラを搭載した収穫機だ。カメラが房の位置を認識し、無人走行で刈り取っていく。操作するのは約60キロ離れた北海道大学(札
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清水建設などのJVが、千葉県発注の護岸工事で設置した仮締め切り堤防の大型土のうを勝手に一部撤去し、その箇所から豪雨時に越水していたことが分かった。県の調査で他にも4カ所で、土のうを撤去したために必要な堤防高を満たしていないと判明した。県が2023年9月29日に明らかにした。 6個の大型土のうが撤去されていた明光橋下流の仮締め切り堤防。近くの護岸でひび割れを補修する際、必要な土の調達を怠り、土のうを解体して中の土を使用していた。越水発生2日後の2023年9月10日に撮影(写真:千葉県) 千葉県茂原市などで23年9月8日、台風13号に伴う記録的な大雨で広範囲にわたって浸水被害が発生した。県は、10月末をめどに有識者会議を立ち上げ、当該箇所からの越水と浸水被害との関係などを調べる。 問題があったのは、千葉県が茂原市と長生村で進めている2級河川一宮川の護岸工事だ。2工区に分かれ、いずれも清水建設と
自民党・西田昌司衆院議員(発言録) (「LGBT理解増進法案」が自民党内の会合で事実上、了承されたことを受け)まさに理解増進ね。差別を禁止するとかいうことではなくて、色々な方がいるので、みんな理解し合って社会を作っていこうと。それが(法案の)目的だから。 差別を禁止するような形の言動や教育ということにはならないように、もう少しおおらかな形で。特に小さな子供の場合は教育なんてできないから、実際にこの法律がもし通ったら、そういう基本計画を議論する中で、具体的にガイドラインに示したい。そうすると、いま一部の自治体で先鋭的なこと(教育)がされている所もあるようだから、そこに対するある種の抑止力というかね、まさに理解増進ということになる。(党の会合後、記者団に)
世界に衝撃を与えた生成AI『ChatGPT』 みなさん、こんにちは!ITジャーナリストの牧野武文です。今回は、特別号として、中国の生成AIの現状と、中国の人たちがどのような使い方をしているかをご紹介します。 『ChatGPT』が大きな話題になっています。さらに、画像を生成してくれる『MidJourney』『StableDiffision』なども話題になっています。また、NHKのニュースでもAIがニュースを読み上げるということが始まっています。 このように、文章・画像・音声を生成してくれるAIが「生成AI(Generative AI)」です。 中国でも、テキストを生成してくれる生成AI『ChatGPT』は大きな話題になっているだけでなく、主要テック企業は大きなショックを受けました。なぜなら、このようなテキスト生成AIは、背後に大規模言語モデル(Large Language Model)があり
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安倍晋三元首相の銃撃事件を契機に、白日の下にさらされた世界平和統一家庭連合(旧統一教会)と保守系政治家の“蜜月”。教団並みの組織票を持つ団体はほかにもあるのに、なぜ政界にこれほど食い込んでいるのか。山上徹也容疑者(41)=殺人容疑で送検=がのちに、襲撃対象を教団トップから安倍氏に切り替える要因の一つとなったイベントを通じて、その実情を探った。 「理想家庭を完成することを約束しますか」 「イェー(はい)」 2019年10月6日、愛知県常滑市沖の人工島であった「孝情文化祝福フェスティバル 名古屋4万名大会」。開業したばかりの国際展示場にある六つのホールを借り切って2部構成で開かれ、約4万人の信者やゲストが集まったとされる。イベントの序盤、「既成祝福」(すでに結婚している夫婦が改めて愛を誓う行為)という教団の儀式に参加するため、36組の「代表家庭」が登壇。県議や市議とウエディングドレスを着たその
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さすがにそれはないんじゃない? 安倍晋三氏の非業の死をうけて多くの人たちが語り始めた。 「なぜ彼らは“アベしね”など、『死すべきもの』として、執拗に安倍というキャラクターを毀損し続けたか」についてである。その前近代的な怨念力はなになのか――そして私達が彼らの行為に「本質的なおぞましさ」を感じる理由とはなにか。――あなたのモヤモヤをすっきり解明するニワカちゃんです。 彼らはまるで前近代的な呪術を信仰するように安倍晋三を「あべしね」の言霊で呪い殺そうとした。 ねえ、よし子 安倍さんは、国民が選んだ国会議員が選んだ首相だよね。それをこんなふうに踏みにじるデモに参加するって「正当に選挙された国会における代表者」の自覚あります? RT@kirayoshikoブルドーザーデモ最後まで歩けてよかった!pic.twitter.com/s7j8EZKrZb — 丹羽薫(ニワカちゃんの憂鬱) (@NIWA_K
10日に投開票された参院選。前回2019年に比べて候補者は175人増えて545人に上ったものの、当選する見込みがほとんどない候補が乱立しているようにも見えた。政党はタレントや暴露系ユーチューバーらを公認し、「良識の府」と呼ばれる参院にふさわしい論戦が展開されたとは言えない状況だった。こんな選挙でよいのだろうか。そんなモヤモヤを、東京都知事選に3回出馬し、真面目な論戦で存在感を見せた元日本弁護士連合会会長の宇都宮健児さん(75)にぶつけてみた。【田中裕之】 供託金は値上げすべきか まず供託金制度について考えてみたい。 日本では公職選挙法の定めによって、選挙に立候補するには供託金が必要だ。参院選では選挙区は300万円、比例代表は600万円を納め、一定の得票を満たすことができれば返却されるが、達しなかった場合は没収される。その目的は「売名や泡沫(ほうまつ)候補を抑制し、候補者の乱立を防ぐため」と
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ネットでよく使われる「論破」という言葉が、現実の社会でも広がっています。妥協点や落としどころを探るのではなく、相手を言い負かすやり方ですが、排他的できついイメージもあります。立憲民主党きっての論客として数々の国会論戦を繰り広げた辻元清美さん。衆院選で落選したいま、「論破」についてどう思うかを聞きました。 ――政治に「論破」は必要ですか? 「若い頃は論破にこだわっていました。でも、衆院議員として経験を積むに従って、国会では、論破型よりも説得型だったり、相手を納得させる姿勢だったりが大事だと思うようになりました」 「ただ、国会ではどうしても論破が必要な時があります。その際に大切なのは、言葉ではなく、ファクト(事実)で論破するということだと思います」 ――どういうことですか。
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