優勝決定後、選手ひとりひとりと抱き合って喜んだ孫正義球団オーナー。2004年に福岡ダイエーホークスと福岡ドーム(現ヤフードーム)をダイエーから買収して以降、初めての日本一となった 日本とアメリカのスポーツ中継の違いのひとつとしてあげられるのが、オーナーが試合中に映し出される割合である。 いま、アメリカはアメリカンフットボール・シーズンの真っ最中だが、自分の試合を観戦中のオーナーがよく映し出される。スイートでワイングラスが置いてあるのが分かったりして、セレブは違いますな、と余計なことを考えたりする。 ロックアウト中のNBAでは、2011年のNBAチャンピオンとなったダラス・マーべリックスのオーナー、マーク・キューバンが有名だ。IT長者が球団を買い、10年以上の歳月をかけて頂点に上り詰めたわけだが、彼は全試合チームに帯同する方針の人なので、いつも会場で姿を目にする。よく、レフェリーに向かって叫
![ソフトバンクと巨人が浮き彫りにした、変わりゆく球団経営とオーナー像。(生島淳)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/4de78cd650982747f1c374a1ab3ae50ef3aef054/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fnumber.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2F3%2Fc%2F-%2Fimg_3c72565e52dfd107d03799316174c4a3353772.jpg)