2010年6月24日夜のNHK総合「ニュース7」で紹介された故多田富雄(世界的免疫学者であり文筆家 1934-2010)さんのメッセージに衝撃を受けました。 「長い闇の向こう側に希望が見えます。寛容の世界が広がっています。」 2001年に講演先で右半身不随となり、その後懸命なリハビリを続けられた多田さんですが、今年4月21日に前立腺がんでお亡くなりになりました。先のメッセージは亡くなる少し前に、目の動きだけで入力できる特殊な機械を使い、多田さんが残されたメッセージです。 「寛容」とは免疫学でよく用いられる言葉だそうです。対になるのは「排除」。どちらも異物から体を守る働き、免疫反応です。異なるものに対して、徹底的にやっつける、無かった状態にする免疫反応が「排除」ですが、異なるものを一旦受け入れ、共存共栄を図ろうとする免疫反応を「寛容」と言うそうです。 ファシリテーター吉崎は「寛容」と聞いて、
古今字 - 「幸」と「倖」 「幸」と「倖」の使ひ分けを調べるところから始まったおはなし。 「幸」は手枷の象形文字で、初めは「恩赦」を表してゐました。訓読みは「こぼれざいはひ」、即ち「瓢箪から駒」「棚からぼた餅」位の意味です。しかし「幸」を「さいはひ」の意にも拡げて用ゐるやうになり、「こぼれざいはひ」の意には「倖」の字を作って区別する様になりました。「僥倖」を「こぼれざいはひ」と訓するのはこの為です。多少長いのですが、ひのかげさんの日記で「幸」に言及した部分を次に引用しておきます。 例えば「幸」という字をふつうの漢和辞典で調べてみると、「夭」と「逆」(「しんにょう」を省いた部分)を合わせた字で「夭死に逆らう」、つまり、若死にするという不幸の逆の意味で、さいわいということになるとある。(中略) ところが『字統』ではこの説を否定する。この研究書の著者である白川 静氏によると、「夭死を免れる」とい
刑のリスト 笞杖 (ちじょう)・・・・・・鞭打ち 鞭ぼく (べんぼく)・・・・・・鞭打ち 廷杖 (ていじょう)・・・・・・棒打ち 陳羣曰く、「とりあえず、軽めの3つを。この3つを見るにはを押してください」 黥面 (げいめん)・・・・・・刺青 枷項 (かこう)・・・・・・首枷(くびかせ) 鴆毒 (ちんどく)・・・・・・毒殺 陳羣曰く、「ここまでは、そんなにグロくありません。この3つを見るにはを押してください」 斬首 (ざんしゅ)・・・・・・打ち首 射殺 (しゃさつ)・・・・・・射殺し 沈河 (ちんが)・・・・・・沈め殺し 陳羣曰く、「ちょっぴりむごいこの3つを見るにはを押してください」 腰斬 (ようざん)・・・・・・腰切り 割鼻 (かつび)・・・・・・鼻切り 截舌 (せつぜつ)・・・・・・舌切り 陳羣曰く、「切っちゃうこの3つの刑を見るにはを
神戸新聞に毎週日曜、「白川静さんの漢字物語」っていうコーナーがあるんです。 漢字の成り立ちがわかり易く解説してあって面白い。 昨日の漢字は「幸」でした。 お察しのとおり名前の文字、んでもって「筆の幸」の「幸」。 おぉっっ!!と成りやした。 「幸」の古代文字(新聞に載ってるのは金文)は「手錠」の形を表してるのこと。 紀元前の中国では身体の一部を切られる刑が多く、 そんな中手錠をはめられるだけで済んだ刑「幸」はとても「しあわせ」だったそうな。 へぇ~!ですね。 手錠の刑で「しあわせ」やなんて…。 初めて知りました。 それはそうと、寛平さん只今岡山です。 明日か明後日あたりには姫路を通過されるハズ! 21日大阪のゴールまでもうすぐですねー。なんだかソワソワします。 RUN寛平RUN! パンプキーン! http://www.earth-marathon.com/ » 筆文字制作*筆の幸 » 女流書
ポイントなど: 「土」、チョン、チョン、長い横線、短い横線、縦線、の順です。 ※一般的には上の横線を長く書きます。 「幸福(こうふく)」、「不幸(フコウ)」、「幸先(さいさき)」
今回は「凵」の字です。 1.前々回「冂+|」の回転型で「山」を説明した時つい勢い余って「凵」まで話を進めました。今回は「冂」の回転型で残っている「凵」を中心に検討します。 「凵」の仲間の「艸-屮」、「屮」、「艸」、「屯」も一緒に辞書の意味を見ておきましょう。 「凵」 部首解説:(カンニョウ)これをもとにしてできている文字はすくなく、おもに文字整理の上から設けられた部首。文字構成の上からは、容器の形や、くぼんでいるさまを示している。「うけばこ」ともいう。 字義:口を開いたさま。 解字:象形。容器類が上に向かって口を開いているさまにかたどる。 「艸-屮」部首解説:これを部首にして、草やその芽生えに関する意を表わす文字ができているが、数はきわめて少ない大部分は艸の形になって「くさかんむり」の部首に属している。 字義:め。めばえ。 解字:象形。一本の草が地を突き破って生えたさまに象る。 「屮」 字
タイプライターの父、クリストファー・レイサム・ショールズによる発明から、私たちが毎日触れるコンピュータのキーボードに至るまで、図版124点余、開発時のエピソード満載 ...
漢字復活論(かんじふっかつろん)とは、元々は漢字文化圏にあったが、漢字廃止論により漢字を一旦破棄した国家の漢字を見直す機運・主張を指す。ここでは漢字を国語の正書法としては正式に廃止した北朝鮮とベトナム、及び漢字教育を廃止もしくは制限することにより普及度が極端に低くなった韓国の状況について述べる。 現在、大韓民国(韓国)で日常的に漢字混用をする事例は漢文関係の書籍を除けば仏教、法学書籍程度、その他では外国人観光客の利便性を理由とした道路標識の地名表記などに限定されている。 韓国では、建国直後の1948年にハングル専用法が制定[1]され、公文書における文字はハングルのみに限定され、ただし当分の間漢字の使用を認める、と定められた。このため、公文書や教科書においては、漢字の使用はハングルのあとカッコにくくって表記する「併用」方式に制限されることとなった(例:「제주(濟州)」)[1]。 朴正煕政権(
【名】始まり、開始{かいし}、発端{ほったん} ・Their inception of business is of quite a recent date. : 同社{どうしゃ}は創業{そうぎょう}からあまり間がない。〈英文〉〔大学院{だいがくいん}への〕入学{にゅうがく}【レベル】12、【発音】insépʃən、【@】インセプション、【変化】《複》inceptions、【分節】in・cep・tion
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く