韓国とアメリカは北朝鮮の核やミサイルの脅威に対応するため、アメリカの最新の迎撃ミサイルシステム「THAAD」を韓国国内に配備することを最終的に決定しました。 そのうえで、北朝鮮の脅威に対応するため、アメリカの最新の迎撃ミサイルシステム「THAAD」を韓国国内に配備することを、アメリカとの協議を通じて最終的に決定したことを明らかにしました。 また、記者会見に同席した在韓アメリカ軍司令部のトーマス・バンダル参謀長は「THAADの朝鮮半島への配備は、米韓の防衛戦略の極めて重要な要素であるミサイル防衛態勢を向上させるものだ」と述べ、具体的な配備場所について今後、詰めの協議を急ぐ考えを示しました。 韓国政府はことし2月から「THAAD」の配備についてアメリカ政府と公式な協議を行ってきましたが、これに対して中国は「THAAD」の高性能レーダーが北朝鮮にとどまらず中国東北部にまで及び中国軍の監視に利用さ