パソコンなどのIT(情報技術)機器とともに広く普及した、データ通信用の機器間インタフェースである「USB」と「Ethernet(イーサネット)」が、その役割を大きく広げようとしている。両者はいずれも、次世代の仕様でディスプレイや据え置き型ゲーム機、大型扇風機などを駆動できる100W(ワット)前後の電力を供給できるようになる。USBが家庭の電力用コンセントを置き換える日もそう遠くなさそうだ。家
ワイヤレス給電や無線LANなどの機能を備えるソニーの「サイバーショット DSC-TX300V」。付属のクレードル「マルチステーション」に、ワイヤレス給電機能とTransferJetによるデータ伝送機能を搭載するという。 電力を無線で伝送する「ワイヤレス給電」技術に関しても、2012年は様々な取り組みがあった。なかでも、携帯機器の非接触充電に関する業界団体の動きや、電気自動車(EV)の非接触充電に向けた伝送方式や利用周波数への関心が、急速に盛り上がった1年となった。 CESやMWCで話題に 2012年のワイヤレス給電に関する話題は、1月に米国ラスベガスで開催した「2012 International CES」で幕を開けた。東芝が対応タブレット端末を、そして中国Haier社が対応テレビを見せる中、一際注目を集めたのが米Qualcomm社のEV向けワイヤレス給電システムである(Tech-On!の
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