楽天グループは22日、自社の携帯通信事業で米アップルのスマートフォン「iPhone」の取り扱いを始めると発表した。アップルから端末の供給を受け、自社の携帯通信プランの加入者などへ販売する。主要機種の価格は通信大手のなかで最安値とした。消費者に人気がある端末の取り扱いに踏み切り、新規顧客の拡大を目指す。子会社で携帯通信事業を手がける楽天モバイルが、高速通信規格「5G」に対応した「iPhone12
日本航空が会社更生法の適用を申請し、経営破綻してから19日で10年となります。公的な支援を受けて経営を立て直しましたが、今後の成長に向けては路線の拡大や地球温暖化問題への対応が課題となります。 ただ、この10年の間、アジアを中心に航空需要が大きく拡大する中で、日本航空は国際線、国内線ともに路線の数が破綻の前の水準には回復していません。 破綻から10年に合わせて記者会見した赤坂祐二社長は、今後の成長に向けて、国際線を中心に路線を増やしていく方針を示したうえで、「経済成長に応じた緩やかな拡大を進めていきたい。国際線と国内線のネットワークをつなげて地方を訪れるインバウンド需要を開拓したい」と述べました。 また赤坂社長は、大きな課題となっている地球温暖化問題への対応について、「自然エネルギーで飛ぶ飛行機の開発といった技術革新にはまだ時間がかかるので、今はバイオ燃料の積極的な活用などに必死になって取
「夢の実現装置」 ハーバードも驚くリクルートの強みハーバードビジネススクール教授 サンドラ・サッチャー氏(上)2020 / 1 / 15 世界トップクラスの経営大学院、ハーバードビジネススクール。その教材には、日本企業の事例が数多く登場する。取り上げられた企業も、グローバル企業からベンチャー企業、エンターテインメントビジネスまで幅広い。日本企業のどこが注目されているのか。作家・コンサルタントの佐藤智恵氏によるハーバードビジネススクール教授陣へのインタビューをシリーズで掲載する。11人目は、「企業はいかに信用を構築し、失墜し、回復するか」を長らく研究テーマとしてきたサンドラ・サッチャー教授だ。 (下)リクルートは世界で成功するか ハーバードの視点 ■社員の起業促せる不思議 ハーバードが見たリクルート ■常識超えに潜むリクルートのリスク ハーバードの視点 佐藤 サッチャー教授は2018年に「グ
歯切れの悪い会見だった。2020年10月30日、三菱重工業がオンラインで中期経営計画「2021事業計画(21~23年度)」を発表。注目はもちろん、事前に「事業凍結」の情報が流れた国産ジェット旅客機「三菱スペースジェット」事業の先行きである。最大の関心は、ビジネスとして事業化するか否か。すなわち、今後同社がスペースジェットの量産をどうするかにあった。だが、報道陣が懸命に食い下がる中、とうとう最後まで泉沢清次社長からこの問いに対するはっきりとした回答が得られなかった。【関連記事】三菱重工、国内3000人配置転換 国産ジェット事実上凍結三菱ジェット、ホンダジェットと明暗分けた「鉄則」三菱ジェット、1兆円空回り 凍結まで6度延期この会見の1週間ほど前の10月22日夜から、スペースジェット事業の中断についてメディアはこぞって「事業凍結」と報じたものの、三菱重工は沈黙を貫いていた。この事業凍結という言
袋のデザイン・ロゴもバラバラ サッポロ一番シリーズサンヨー食品「サッポロ一番」シリーズ(下)2021 / 4 / 13 1961年に下請け業務から始まった、サンヨー食品の即席めん作りは66年に発売した「サッポロ一番しょうゆ味」のヒットで全国ブランドに成長した。続いて「みそラーメン」「塩らーめん」を投入して、ブランドを定着させた。71年までの10年間で即席めん日本一の座に就いた快進撃を振り返る。 <<(上)「サッポロ一番」最初はしょうゆ味 苦心のネーミング サンヨー食品は2021年3月1日、「サッポロ一番」ブランドでカップめんの新シリーズ「サッポロ一番 旅麺(めん)」をリニューアルした。スープ系の「会津・喜多方 醤油ラーメン」「横浜家系 豚骨醤油ラーメン」「京都 背脂醤油ラーメン」「札幌 味噌ラーメン」の4種に、「浅草 ソース焼きそば」を加えた計5種類だ。 ラーメンブームが全国に広がり、各地
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