印刷 関連トピックス尖閣諸島 26日午後7時半ごろから午後8時過ぎにかけて、沖縄・尖閣諸島付近の日本領海外側の接続水域を、中国の漁業監視船「漁政32501」と「漁政202」が航行しているのを海上保安庁の巡視船が見つけた。日本の領海に入らないよう監視を続けたところ、両船は午後9時ごろまでに接続水域を離れた。巡視船が両船に航行目的を無線で尋ねたところ、「漁政202」からは「公務執行中である」との応答があったという。
今月末の中国・温家宝首相の来日を控え、「アジア重視」を打ち出すべく韓国・慶州市に乗り込んだ岡田克也外相だったが、焦点の日中外相会談で中国側は冷ややかな対応に終始した。米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市移設問題の混迷で日米関係が冷却していることに加え、内閣支持率急落を受け、中国も鳩山政権を軽視し始めたことの証左だといえる。 岡田氏「何か起こってからでは遅い。日中関係が傷つくことになるのでしっかり対応してもらいたい」 楊潔●中国外相「中国海軍艦艇の訓練は正常なものだ。むしろ日本側の監視活動が行き過ぎであり、抗議は受け入れられない」 15日の会談で、岡田氏は「けんか別れ」も覚悟し、ヘリ近接飛行問題を最後に持ち出したが、楊氏は平然と受け流し、逆に日本側の非をあげつらった。 中国側の強気の背景には、同国への抑止力となるはずの日米同盟が普天間問題のあおりで不安定化し、中国海軍を牽制する力を弱
【北京・浦松丈二】中国とベトナムが領有権を争う南シナ海の西沙(英語名・パラセル、ベトナム名・ホアンサ)諸島への観光ツアーを中国の旅行会社が企画したものの、ベトナムの抗議を受けて中止に追い込まれたことが17日分かった。 中国海南省の旅行会社「海南珠江国際旅行社」が今年に入り、西沙諸島の永興島(英語名・ウッディ島)へのツアー参加者を募集。中国人数人から問い合わせがあったが、「ある事情から中止した」(同社)という。 中国側の動きに対し、ベトナム外務省のレ・ズン報道官は今月12日、「ベトナムの領有権に対する重大な侵害だ」と抗議していた。北京の外交筋によると、中・ベトナム両国の要人往来が今月相次いで予定されているため、中国側が配慮した模様だ。 中国の国内法では、南シナ海の西沙や南沙(同・スプラトリー)の両諸島は海南省の一部になっており、中国政府は「中国漁船や船員の安全を守るため」として同国最大の漁業
南シナ海(South China Sea)・南沙諸島(Spratly Islands)のミスチーフ環礁(Mischief Reef)に中国が建設した建造物(2003年11月6日撮影、資料写真)。(c)AFP 【3月15日 AFP】北京の大衆紙・新京報(Beijing News)は15日、中国政府が南シナ海(South China Sea)に最新鋭の監視船を派遣したと伝えた。 同紙によると、監視船は海軍の救助船を転用したもので、西沙(パラセル)諸島(Paracel Islands)と南沙(スプラトリー)諸島(Spratly Islands)周辺の中国が排他的水域と主張している海域をパトロールし、中国の漁船や商船を保護するという。 8日には中国の艦船5隻が米国の海洋調査船を妨害した。中国側は調査船が中国の排他的経済水域に入っていたと主張するが、米国はこれを否定している。 その後米海軍は調査船の
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