【ワシントン=勝田敏彦】米国のバイオベンチャー、ジェロン(本社・カリフォルニア州)が今夏、さまざまな組織の細胞になるヒト胚(はい)性幹(ES)細胞を使って脊髄(せきずい)損傷の患者の治療を行う臨床試験(治験)を行うことがわかった。AP通信が22日報じた。実施されれば、世界初のES細胞の医療応用になるとみられる。 報道によると、対象は脊髄に損傷を受けて歩けなくなった患者8〜10人。脳や脊髄の神経細胞を保護する役目を持つ細胞をヒトES細胞から育てて、損傷部分に注入する。今回は安全性の確認が目的だが、歩行能力や感覚が戻るかどうかも調べる予定だ。 ネズミを使った同様の実験を続けてきたジェロンは昨年、米食品医薬品局(FDA)に実際の患者に応用する治験実施を申請。FDAは実施の留保を同社に指示していたが、報道によるとFDAは今週、申請を認可した。 交通事故などで起きる脊髄損傷は、糖尿病やパーキン
ヒトの胚(はい)性幹細胞(ES細胞)から作った大脳皮質の組織(2008年11月6日、理化学研究所提供。資料写真)。(c)AFP/RIKEN/YOSHIKI SASAI 【1月20日 AFP】英国では、脳卒中と失明の患者に対する最新の幹細胞研究を利用した臨床試験がそれぞれ開始されることになっている。医療専門家らが19日、発表した。 医師らは、脳卒中患者の回復推進を目的とした世界初の臨床試験を、6月にグラスゴー(Glasgow)で開始したいとしている。だが、この治療方法に関しては、倫理委員会の承認がまだ得られていない。 臨床試験では、流産した胎児から採取した幹細胞を脳卒中患者の脳に投与し、脳の損傷を受けた部分が効果的に再生するかどうかをみるのだという。この治療方法は英企業ReNeuronが開発した。 また、脳卒中とは別に、角膜障害により失明した患者20人に対する2年間にわたる臨床試験が今月、エ
驚きの最新治療─パウダーをつけただけで切断した指が完全に生える ※画像は再生した指 切断して消失した男性の指が、爪や神経、さらには指紋まで再生して生えてきたというニュースです。 それも、豚の細胞を利用した粉を傷口に塗っただけで、勝手に生えてきたというのだから驚きです。 夢のような信じがたい話ですが、BBC NEWSが映像と共に取り上げており、アメリカのピッツバーグ大学が研究中のものだそうです。 いったいどんな粉なのでしょうか。 ホビーショップに働くリー・スピーバク氏が指を切断したのは、模型の飛行機のプロペラに指をうっかり入れてしまったためでした。 1cm以上切断されてしまい、しかも切断された部位はどこへ行ったのかもわからない状況でした。 写真に写る指の切断面はくっきりと映っており、医師から指は一生切断されたままだと告知されたことに頷ける状態です。 ところがこの69歳のスピーバク氏が見せてく
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く