米インターネット検索大手グーグルなどへの一連のサイバー攻撃で、中国人民解放軍と関係の深い攻撃元として米紙に名指しされた山東省済南市の職業訓練学校「山東藍翔高級技工学校」当局者は20日、共同通信の取材に対し「わが校は軍との関係はない」と否定、サーバー攻撃についても「知らない」と語った。 しかし同校の公式ウェブサイトによると、同校は2006年、山東省の民間学校として初めて「武装部」を開設し「軍部隊のために専門的に高級技術士官を養成」している。 また多くの優秀な卒業生が入隊し「軍隊で技術面での重要な中核となっている」と宣伝。09年2月には済南軍区の副総参謀長が学校を視察したという。(共同)