デジタル資料の長期保存に関する基礎的な知識の習得を目指します。「基礎知識1」では、記録媒体の特性の違いやそれらの保存にあたっての課題について、「基礎知識2」では、デジタル資料の長期保存の基本的課題と実践事例について、学びます。
デジタル資料の長期保存に関する基礎的な知識の習得を目指します。「基礎知識1」では、記録媒体の特性の違いやそれらの保存にあたっての課題について、「基礎知識2」では、デジタル資料の長期保存の基本的課題と実践事例について、学びます。
30日に解散する公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会(事務所=東京都新宿区西新宿2丁目、会長=橋本聖子参院議員、事務総長=武藤敏郎・元財務事務次官)の公式ウェブサイトについて、国立国会図書館の「インターネット資料収集保存事業(WARP)(注1) 」による公開が年明けからストップしている。組織委のサイトはきょう6月30日午後6時に閉鎖されるが、関係者間の話がつかず、その最後の姿の収集・保存も不可能な状況となっているという。国立国会図書館法の規定に基づき同図書館は国や自治体など公的機関のウェブサイトを許諾なしで保存・公開する権限を持つが、組織委は民間団体の扱いでその対象外。組織委は取材に対し、大会の「レガシー」(遺産)を国内に残していくため、過去のウェブサイトを含む「アーカイブ資産」を国内関係者に引き継ぐべく、現在、国際オリンピック委員会(IOC)など関係者間で「調整
大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構 国立情報学研究所(NII、所長:喜連川 優、東京都千代田区)は11月30日から、大学図書館に所蔵された本の情報検索サービス「CiNii(サイニィ) Books」(http://ci.nii.ac.jp/books/)に「国立国会図書館デジタルコレクション」(http://dl.ndl.go.jp/)との連携機能を新規追加します。これにより、CiNii Booksの利用者は、CiNii Booksに情報が収録されている図書・雑誌について、検索結果画面から国立国会図書館デジタルコレクションで公開されている本文に直接アクセスして閲覧することが可能になります。 CiNii Booksは、日本国内の大学図書館などが所蔵する本(図書や雑誌など)の情報検索サービスです。NIIが運用する目録システム(NACSIS-CAT)に蓄積された国内の大学図書館など約12
連携事業について(連携計画)1. 連携拡張について国立国会図書館サーチでは、「国立国会図書館サーチ連携拡張に係る実施計画2021-2025」を公開し、メタデータ集約・提供のための連携拡張を進めています。 国立国会図書館サーチの連携の目的は次のとおりです。 図書館領域(書籍等分野)のアグリゲータとして、関係機関との連携の推進、多様なコンテンツのメタデータの統合的検索機能の提供の実現、メタデータの標準化・オープンライセンス化等の促進を図ります。図書館領域のメタデータ提供プラットフォームとして、メタデータを集約し、API等により広く流通させることで、コンテンツの可視性を高め、その利用を促進します。連携の実現イメージは次の図の通りです。 本計画による連携拡張を進めることで、連携対象機関の方々にとっても、連携対象機関・システム(データプロバイダ)の所有するコンテンツの可視性が高まり、利用が促進される
先日、国立国会図書館サーチ(以下、NDLサーチ)が提供するOAI-PMH(ハーベスト用API)を利用して国立国会図書館デジタルコレクション(以下、国デコ)のメタデータ(書誌情報)を取得してみた。 ごく一部の方([twitter:@uakira2]さんや[twitter:@yuta1984]さん)の参考になることもあるかもしれないので、メモ。 問:近デジ図書資料の内訳(PD/非PD)は? 今年4月、インプレスR&D×Amazonの『NDL所蔵古書POD』に関するプレスリリースに、「現在、近代デジタルライブラリーには、約35万点のパブリックドメイン古書が登録されています」との記述があった。 しかし、近デジで公開されている約35万点の図書には、著作権保護期間満了のほかに、著作権者の許諾や文化庁長官の裁定を受けたものも含まれるため、「約35万点のパブリックドメイン」は正しくない。 では、約35万点
だいぶ遅くなりましたが、2013年度まで国立国会図書館の非常勤調査員を務めていた際に開発した、NDL LabSearch Client をオープンソースとして公開しました。 ineku2/ndl-labsearch-client - GitHub NDL LabSearch Clientは国立国会図書館が運営するNDLラボサーチのUI部分を司るアプリケーションです。このアプリケーションの特徴は、全てのコードがHTMLとJavaScriptで成り立っており、ローカル環境下でも動く点です。そのため、NDL LabSearch Clientのユーザはブラウザとテキストエディタさえあれば、NDLラボサーチのUIを自分の好きなように改造することが可能です。 また、検索サーバとはJSONPで通信を行うため、本アプリケーションはNDL以外のサーバ上にアップロードして動かすことが可能です。NDLラボサーチ
4月21日に、国立国会図書館のデジタル化資料を活用した「NDL所蔵古書POD」が、インプレスR&Dから発表されました。実はこのニュースを受けて、変電社の持田泰さんとFacebook上で議論になりました。持田さんが、このインプレスR&DのNDL所蔵古書PODのように「変電社文庫」を作ってみたいが、国立国会図書館とどうやって話を付ければいいのだろう? という投稿をしており、そこへ私が「パブリック・ドメインなら許諾不要では?」とコメントしたのが議論の発端でした。 実は当時、国立国会図書館のデジタル化資料を利用するには、パブリック・ドメインの作品でも転載依頼フォームからの申し込みが必要でした。私は「それってパブリック・ドメインの意味がない」という意見、持田さんは「でもそういうルールになっているのだから、煩雑であろうとちゃんと申し込みは必要だ」「外部からの妙な抗議で、せっかく公開したデータがまた非公
1 事実の概要 国立国会図書館内ネットワークシステムの運用管理業務の委託先である日立製作所の社員が、同業務の遂行のため与えられた権限を利用し、国立国会図書館の内部情報を不正に閲覧・複写し、取得しました。 日立製作所側が不正に取得した内部情報には、次期ネットワークシステム(開札日平成26年4月4日)に関する、他社提案書や参考見積などが含まれていました。ただし、日立製作所は本件につき応札を辞退しています。 なお、日立製作所によると、現在までに、不正に取得した情報の日立製作所外への拡散はないこと、国立国会図書館の利用者に関連する情報の漏えいは一切ないことが確認されています。 2 経緯 平成26年3月27日(木)、国立国会図書館内ネットワークシステム運用管理者である日立製作所社員が、国立国会図書館の業務用サーバ内に置かれた職員専用フォルダに不正にアクセスし、国立国会図書館の内部情報を閲覧していた事
2014年4月21日、インプレスR&D社国立国会図書館(以下NDL)のパブリックドメイン古書のオンデマンド印刷版を、Amazon及び三省堂書店で販売開始すると発表しました。これはNDLがインターネットですでに公開している「近代デジタルライブラリー」の350,000冊の書籍データのうち、著作権保護期間を経過してパブリックドメインとなったコンテンツに限り、紙の本として販売するというものです。 インプレスグループで電子出版事業を手がける株式会社インプレスR&D(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:井芹昌信)は、スキャニングデータ(画像)を印刷・製本可能なページデータに整形する技術により、国立国会図書館(NDL)のパブリックドメイン古書コンテンツをAmazon.co.jp「プリント・オン・デマンドプログラム」を通じたPOD書籍として販売を開始しました。 第一弾として、Amazon.co.jpでは
2014年4月24日、国立国会図書館は、原装のまま保存するための複本の収集を開始しました。 国立国会図書館は、日本の出版文化を後世に伝承することを目的として、出版文化史上、あるいは造本・装丁上意義があり、将来に示唆を与えると考えられる国内刊行図書を、函・カバー等の外装を含めた原装のままで保存するため、複本として収集します。 収集の対象となるのは、日本書籍出版協会及び日本印刷産業連合会が毎年主催する「造本装幀コンクール」出品作品のうち、同コンクール事務局から寄贈されたもの、または、国立国会図書館において購入したものです。 なお、これらの資料は、原則として、公共的性格を有する各種展示会への貸出しでのみ利用できます。 原装のまま保存するための複本の収集を開始しました(国立国会図書館, 2014/4/24付) http://www.ndl.go.jp/jp/news/fy2014/1205363_
東日本大震災から3年を迎えた。日本が経験した未曾有の大災害の記録を収集保存し、未来へと伝えていく国立国会図書館の東日本大震災アーカイブ「ひなぎく」。国立国会図書館が重点事項のひとつに掲げ、かつてない規模で官民の組織と連携を進める一大プロジェクトで、震災に関する資料約250万件がインターネット上で横断検索できる。しかし、年月が経つにつれ、震災の記録は散逸し、失われていくばかり。「今年こそ正念場」という大滝則忠館長と「ひなぎく」の責任者で電子情報流通課の大場利康課長にインタビュー、「ひなぎく」の挑戦を追った。 まず、「ひなぎく」のサイトを訪れてみよう。たとえば「奇跡の一本松」で検索してみると、瞬時に47枚の写真がヒットする。これらの写真は、河北新報の「震災アーカイブ」やYahoo!JAPANの「東日本大震災 写真保存プロジェクト」、東北大学の「みちのく震録伝」など、東日本大震災の資料を集めたさ
過日、弊社の店頭にお客様がお見えになり、お爺さまの本の買い取りを依頼されました。みると明治期の本で内容も面白そう。状態も明治期の本としては装丁が多少傷んでいる程度で、印刷や紙の状態も100年経ったものでは仕方がないと言うものでした。しかし、その時国立国会図書館の近代デジタル・ライブラリーの事が頭をよぎり、お客様にそのサービスについて説明し、安く買うことはお客様に失礼であることも説明しました。 翌日、そのお客様より電話があり、下記の2冊とも近代デジタル・ライブラリーで全ページ閲覧出来ることを知らされました。買わなくて良かったと思うと同時に、今まで大切に保存していた書物を適正な価格で売ることが出来なくなっている現状を痛切に感じました。同時に我々もより高く買い入れて売る機会を失っている状態に憤りを感じました。 「学海探求之指針」 明治21年3月刊行 海軍水路部編 12,519,4p 6図付 発行
はてなブックマークでは、国立国会図書館が運営する東日本大震災アーカイブ「ひなぎく」と協力して、東日本大震災に関連した民間のサイト・ブログなどのURLを収集する呼びかけを実施します。 国立国会図書館では、震災に関するあらゆる記録・教訓を次の世代へ伝えることを目的とし、東日本大震災アーカイブ「ひなぎく」を公開しています。個人が撮影した写真や動画、作成したウェブサイトなども、被災状況や復旧・復興の足取りを伝える貴重な資料ですが、震災から3年が経過し、散逸・消失のおそれが増しています。 これらの記録を集めるため、はてなブックマークでは本日、本プロジェクト専用のタグ「ひなぎくはてな」を設定しました。「ひなぎくはてな」タグを付与して、東日本大震災に関連した記事をブックマークすると、記録すべきウェブサイトのURLとして「ひなぎく」プロジェクトに推薦されます。 推薦されたURLは順次、国立国会図書館とハー
共有できる写真や動画を持っています! デジタルカメラや携帯電話等で撮影した、被災や復興に関わる写真や動画をお持ちではないでしょうか。震災の記録を収集する多くのプロジェクトでは、写真等の投稿を受け付けています。 投稿された写真・動画は、各サイトに掲載されるだけでなく、国立国会図書館東日本大震災アーカイブ(愛称:ひなぎく)からも検索できるようになります(ひなぎくと連携している機関・プロジェクトのみ)。投稿の方法、規定等は各プロジェクトのページをご覧ください。 ずっと保存してほしいウェブサイトがあります! 地域の復興の様子を追いかけた個人のウェブサイト、ボランティアのブログ等、無くなってほしくない民間のウェブサイトはないでしょうか。ソーシャルブックマークサービス等を利用し、ウェブサイトのタグ付けをすることで、保存してほしいウェブサイトを推薦できます。 推薦されたウェブサイトから長期で保存すべきも
(平成24年度「日本と西洋」の会場:柱にも画像を掲載して活用) テーマは様々ですが、貴重書から一般の図書・雑誌まで幅広い資料で展示を構成し、当館所蔵資料の特色が活かせるよう努めています。例えば、豊富に所蔵している博物誌の資料を用いて「描かれた動物・植物-江戸時代の博物誌-」、近現代の膨大な雑誌や新聞を用いて「ビジュアル雑誌の明治・大正・昭和」、重点的に収集している日本関係欧文図書を用いて「日本と西洋―イメージの交差」など、毎回趣向を変えて、当館の蔵書の幅広さをお伝えしています。 開催期間は10日から1ヶ月程度です。できるだけ長いほうが望ましいのですが、資料保存のためには、貴重書であれば2週間で展示替えが必要です。また、貴重書でない場合でも同様の観点から1ヶ月程度を目安にしています。 開催時間、曜日は、当館の開館日にあわせています。永田町(関西館はけいはんな学研都市)という立地条件のため、通
平成26年1月24日 独立行政法人日本原子力研究開発機構 東京電力福島第一原子力発電所事故関連情報アーカイブ化への取組みの本格化 -国立国会図書館、国際原子力機関との連携による情報発信の拡大- 【発表のポイント】 散逸・消失等が懸念される福島第一原発事故関連情報アーカイブ化への取組みを本格化。 国立国会図書館との連携によるインターネット情報の恒久的なアクセス確保。 国際原子力機関が作成した分類(タクソノミー)の活用による情報整理。 国立国会図書館、国際原子力機関との連携による情報発信の拡大。 独立行政法人日本原子力研究開発機構(理事長 松浦祥次郎。以下「原子力機構」という。)は国立国会図書館(以下「NDL」という。)と国際原子力機関(以下「IAEA」という)と連携し、東京電力株式会社福島第一原子力発電所事故(以下「福島第一原発事故」)関連情報アーカイブ化への取組みを本格化します。 国内随一
12月13日。永田町の国立国会図書館で、65年つづく聖書研究会のクリスマスに招かれた。あのギリシア語の「Η ΑΛΗΘΕΙΑ ΕΛΕΥΘΕΡΩΣΕΙ ΥΜΑΣ」(へ アレエセイア エリュセロウセイ ヒューマス・真理が君たちを自由にする)」とも対面した。本館2階図書貸出し大カウンター右上に彫られている。 左上には初代館長・金森徳次郎の筆で「真理がわれらを自由にする」と彫ってある。国立国会図書館法前文に「国立国会図書館は真理がわれらを自由にするという確信に立って、、ここに設立される」とあるからだ。この前文は羽仁五郎の発案。そこでは「真理が<君たちを>」でなく「<われらを>自由にする」になった。だから両方がわかる方は違いに気づき驚く。わたしはこのことにかかわった最後の証人として、のちのためにもう一度その事情を13日にも後輩に話したし、またここに書き残す。 1958年、ドイツ大使館跡の国立国会図書館
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く