前回の記事はこちら 緻密な顧客観察が明暗を分ける 1. お客様の属性、ライフスタイル、価値観を観察する 商品開発や品ぞろえ、マーケティングやSNS施策展開時のよりどころとして、ペルソナを設定しているお店も多いでしょう。ペルソナとは、自社商品を購入する象徴的な仮想ユーザーを「個人」レベルにまで落とし込んだもので、前出したすべての販売戦略と関連します。 売上を大きく左右する要素であるため、ペルソナをぼんやり設定するのは当然NGです。既にいるお客様をよく観察し、年齢や居住地、職業などといった属性に加え、家族構成や趣味などのライフスタイル、もっている悩みや好みなどの価値観を言語化していきましょう。その上で設定すれば、間違いのないものになります。 2. 「理想のお客様像」を、お店が勝手に作らない ペルソナ設定でありがちなミスは、お店側が「理想のお客様像」を勝手に想像して作ってしまうことです。 ペルソ