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ゆるふわ度ゼロ! 超絶ストイックな狩りガールマンガ『クマ撃ちの女』(日刊サイゾー2019/8/22掲載) 毎年この時期になると、たびたび報じられる「クマ出没」のニュース。今年も北海道や秋田県を中心とした日本各地でクマが出没したことが大きなニュースになっていますね。しかも今年は特に出没回数が多くて、人が襲われる被害も出ています。地元の人にとっては、シャレにならない事態ですよね。 今回ご紹介するのは、現在「くらげバンチ」で連載中の、クマ狩りハンターのマンガ「クマ撃ちの女」です。どストレートなタイトルからもわかる通り、主人公は女猟師、いわゆる「狩りガール」なのですが、クマを撃つことに対する異常なまでの執着心とストイックさがすごすぎて、ただならぬテンションになっています。タイトルからして「クマうちっ!」とかじゃなくて「クマ撃ちの”女”」ですから、ガーリーさとかゆるふわさみたいなものはハナから排除さ
キレてないですよ! っていう長州小力のフレーズ、懐かしいですね。でも大体そういう事を言う人に限って、めっちゃキレるのでタチが悪いんですよね・・・。本日はそんなキレまくる人をどうにかしたいと思っている人にはピッタリの作品をご紹介いたします。「キレる私をやめたい ~夫をグーで殴る妻をやめるまで~」。夫をグーで殴るって・・・いきなり不穏なサブタイトルじゃないですか。 ネットミームと化したシーン まずご紹介しておきたいのが、Twitterのタイムラインで定期的に見かける一節、通称「エイコは110番していた」のシーンです。見たことある人も多いと思うのですが、「あ・・・ありのまま、今 起こった事を話すぜ!キレ散らかしている妻を止めようと思ったら逆に俺が通報されていた」的な、ポルナレフもびっくりな理不尽展開で、誰もが衝撃を受けたのではないでしょうか。 そんな悲報も悲報、ひとつなぎの大悲報といった趣のワン
勝新パンツ事件、宜保愛子ブーム……ザ・広告業界マンガ『気まぐれコンセプト』で平成を振り返る(日刊サイゾー2019/4/22掲載) 元号が「令和」になって5年が経ち、「平成レトロ」なんて言葉も言われるようになりました。おいおい、平成がレトロだったら昭和生まれはどんな扱いなんだよ?レトロ+老害でレト老害?みたいな状況です。しかも、来年はお札までリニューアルされるとかでいろいろと感慨深いです。ちなみに平成に結婚できなかった人は「平成JUMP」とか言うんでしたっけ?ジャ●ーさんもうまいこと考えたもんだ。(違う) そんな昭和&平成経験者の僕らにとってありがちなのが、昭和と平成にそれぞれ起こったイベントの記憶があやふやになっていることです。バブルとか万博って昭和だっけ? 平成だっけ? みたいな。今回は、そのあたりをスッキリさせましょう。平成を振り返るのに最適なマンガ『気まぐれコンセプト完全版』から、「
「ゲームセンターあらし、意外とゲーセンに行ってない説!」 みなさん、テレビゲームやってますか?現在圧倒的に品薄なPS5やら、新型Nintendo Switchの状況をみるとまだまだ据え置き型のゲーム機の需要って凄いんだなと思わずにいられませんが、J君をはじめとするOVER40な老兵からしますと、コントローラのボタンが多すぎるんですよ。LボタンとかRボタンまでならまだしも、なんなんすかZRとZLとかRスティックとかって。そんなところにあっても押せないっつの。関係ないけど昔L⇔Rってバンドがいましたね。 本日はそんな十字キーにAボタンBボタンまでしか対応できない、悲しき僕ら昭和レトロゲーマーの精神的支柱となっていたカリスマ的マンガをご紹介します。そう、当サイトで紹介してそうで実は紹介していなかった「ゲームセンターあらし」をサイト開設20年目にしてはじめて紹介します。 ■コロコロの黎明期を支えた
文部省推薦のゲーム戦士が登場! こんにちは、昭和のおっさん大歓喜、平成キッズをおいてけぼりにすることでおなじみ当サイトがお送りする「ゲームセンターあらし」レビュー後編であります。前回はレジェンドゲームマンガ「ゲームセンターあらし」の概要を紹介しましたが、後編では更にディープに、作品のヤバい部分ばかりを煮詰めてご紹介していきたいと思います。 ■舞台装置に金かけすぎ、超豪快なゲーム対決シーン 「ゲームセンターあらし」といえばその豪快過ぎる舞台装置が見逃せないポイントとなっています。たかだか小学生のインベーダーゲーム大会なのに、どう見ても億単位の金が動いているとしか思えません。 当然のように超満員 球場のスコアボードにゲームを表示させるのは序の口として・・・ かえって見ずらいだろ 洋上の巨大タンカーに設置されたスクリーンとか・・・ オリンピックより入ってないか? 国立競技場一面に映し出されるスペ
名字が轟(とどろき)だからロッキー! こんにちは、不定期にファミコンやレトロゲームのネタを紹介している当サイトですが「ゲームセンターあらし」や「ファミ魂ウルフ」のレビューはすでにご覧になっていただけましたでしょうか?今回はなんと、今まで紹介してそうでしてなかった、とっておきの大物ファミ漫をご紹介します。 その作品の名は「ファミコンロッキー」、いわずと知れたファミコン漫画界の超ビッグネームでありファミコン漫画の代名詞的存在であります。それでいて、現在は単行本が入手困難なため、内容をすっかり忘れている人も多いはず・・・ということで改めてこの「ファミコンロッキー」がどんな作品だったかをご紹介したいと思います。 「ファミコンロッキー」はあさいもとゆき先生の作品で、月刊コロコロコミック誌上で1985年から1987年まで連載されていました。Wikipediaによると「小学五年生」でも連載されていたよう
究極のチャラ男マンガ『Bバージン』は、なぜ非モテのバイブルだったのか?(日刊サイゾー2015/5/20掲載) ジュリアナ東京、ワンレン、ボディコン、ヤンエグ、アッシー君、オヤジギャル等々……今はすでに死語になってしまったバブル時代を象徴するキーワードの数々、今の日本では想像できないほどに、あらゆる事象がアホみたいに盛り上がっていた時代でした。 そんなバブル時代の影響を色濃く受けた、『Bバージン』という作品をご存じでしょうか?「週刊ヤングサンデー」(小学館)で1991~97年まで連載されていた、山田玲司先生の代表作です。 今でこそクールジャパンで、アニメオタク・マンガオタク・アイドルオタクなど、自分のオタク属性をカミングアウトしても一定の理解を得られる世の中ですが、90年代はまだ今ほどオタクに市民権はなく、オタクを実生活でカミングアウトすることは、モテるためには絶対的禁忌とされていました。そ
皆さんは「蒙古タンメン中本」を知っていますか?東京をはじめとした関東近郊にしかお店がないですが、セブンイレブンでコラボラーメンを出していたりもするので、おそらく激辛系のラーメン店としては日本で一番知名度があるのではないでしょうか。 J君もそんな蒙古タンメン中本にハマってかれこれ15年近く通い続けているのですが、一番通っていたときは週3は行っていたでしょうか・・・。現在はコロナ禍でなかなか外食もしづらいご時世ですが、それでも月一回ぐらいは行かないと禁断症状がでてしまいます。そんな恐るべき激辛ジャンキー達を量産し続ける蒙古タンメン中本のマンガが実はあるんです。その名も「実録 蒙古タンメン中本物語」。本日はこの漫画をご紹介しつつ、過去に食べた中本の写真をダラダラと貼り付けるという非常に生産性のない記事となっております。 ふんどし村が気になる 「実録 蒙古タンメン中本物語」は、「実録」というタイト
皆さんは『プラレス3四郎』というマンガをご存知でしょうか。週刊少年チャンピオンで1982年から1985年まで連載されたロボットバトルマンガで、1983年からはアニメにもなりましたので印象に残っている人も多いかもしれません。 当時ガンプラブームの真っ只中、なけなしのお小遣いで近所のプラモ屋で抱き合わせ販売されていたホワイトベースと量産型ザクのガンプラセット購入するほどガンプラにゾッコンだったJ君は、モビルスーツ的なイカついロボではなく、アンドロイド的でツルッとした質感のロボの『プラレス3四郎』にはあまり興味を持てなかったのですが、大人になって改めて読むとやはりコイツはすげえマンガだぜ!と感じたので紹介したい次第です。なんてったって、ポロリもあるしね!! 『プラレス3四郎』は作画・神矢みのる先生、原作・牛次郎先生の作品。主人公・素形3四郎が、プラモの中にパソコンでロボットのように遠隔操作できる
皆様は「スーパーくいしん坊」をご存知でしょうか? 原作(原案):牛次郎先生、画:ビッグ錠先生というコンビで生み出されたグルメ漫画で、1982年から1987年にかけて「月刊少年マガジン」で連載されていました。「包丁人味平」「一本包丁満太郎」と並ぶビッグ錠3大グルメマンガの一つでもあります。 実は「美味しんぼ」や「クッキングパパ」よりも古いグルメマンガであり、その非日常感あふれるド級メニューの数々はゆでたまご先生の「グルマンくん」と双璧をなす存在と言えるでしょう。 当サイトでは2007年頃にレビューしていたこの作品ですが、何やらこの化石のようなレビュー記事に最近またアクセスが増えだしており、一体「スーパーくいしん坊」界隈に何が起こっているのか・・・?と調べましたところ、どうやらYouTubeであのヤバいレシピにチャレンジしている猛者がいるようなのです。 というわけで、「スーパーくいしん坊」に再
国際結婚というと、皆さんがすぐに思い浮かべるのは千昌夫とジェーン・シェパード夫人、梅宮辰夫とクラウディア夫人、川崎麻世とカイヤ夫人、後藤久美子とジャン・アレジ等の華々しい結婚ではないでしょうか。えっ、どれも古いって? 今回ご紹介する『愛しのアイリーン』は、1995~96年まで「ビッグコミックスピリッツ」(小学館)に連載されていた新井英樹先生による作品で、国際結婚がテーマです。しかし、国際結婚といっても、いま挙げたような華やかな事例とはちょっと違い、フィリピン人女性との国際結婚がテーマとなっています。 80~90年代まで、日本人男性がフィリピンに行って嫁探しをし、フィリピン人女性は出稼ぎ感覚で日本に嫁ぐ……そういったスタイルの国際結婚が社会現象になっていました。「ジャパゆきさん」という言葉がはやったり、フィリピン人女優のルビー・モレノが活躍したりしました。『愛しのアイリーン』は、そんな社会情
東京オリンピックがおわりまして、メダル数が史上最高だったし、「ゴン攻め」「ビッタビタ」という謎流行語も生まれる明るいニュースもありましたが、コロナ禍で激しく税金使い倒してこれから日本経済どうやって立て直していくんでしょう?というのも気になるところですよね。 先が見えない時は、ぶっ飛んだ漫画からヒントを得てみるというのが良いかもしれません。今回は中学生がゴン攻めしまくりのアイデアでビジネスを成功させる、ビジネス立て直しマンガ「サクセス・ボーイ」をご紹介いたします。例の男性用整髪料とは全然関係ない感じでお送りします。 あまり皆さんには馴染みがないかもしれませんが、世の中には「ビジネス立て直しマンガ」というジャンルがあるんですね。突如現れた、どこの馬の骨だか分からない主人公が、とんでもないアイデアで潰れそうな会社やお店をバキバキと再興させていくというストーリーのマンガです。 当サイトでご紹介した
「俺の食事に密はない」 by井之頭五郎 緊急事態宣言が解除されたと思ったら今度はマンボウになりました。と思ったらやっぱり緊急事態宣言すんのかい。せんのかい、宣言すんのかい! まるで吉本新喜劇のように緊急事態宣言のドタバタ劇が続く今日このごろですが、とにかくお酒はダメ、という相変わらず飲食店には厳しい環境です。そんな中「孤独のグルメ」で貫かれるゴローちゃんのニューノーマル対応型のグルメスタイルが注目されていますね。なにしろ常に一人だし、黙食だし、そもそもお酒にいたっては飲めません。 もはや井之頭五郎か未成年か、というぐらい酒の飲めない人の代名詞となっている感があるゴローちゃんですが、実は「孤独のグルメ」ほど下戸にまつわるセリフが大量にあるマンガもそうそうありません。というわけで今回はお酒の飲めない井之頭五郎にスポットを当てた、「孤独のグルメ 下戸の憂鬱」特集をしたいと思います。 いよいよシー
[資料]孤独のグルメの人物相関図です。 こちらのイベントで使ったものなので一応久住先生とSPA!編集部公認・・・だと思う。 ■■■ 出典) 「孤独のグルメ」 「孤独のグルメ2」 久住昌之/谷口ジロー/扶桑社
そんなに玉ねぎ食べてインカ帝国!? 「孤独のグルメ」 ペルー料理編ダメダメこれは黄色じゃない、金色!こんにちはJ君です。3月2日発売のSPAに「孤独のグルメ」の新作が掲載されました。前作の静岡おでん編より実に8ヶ月ぶりとなります。新作を待ちこがれていたファンは多かったことでしょう。もちろんJ君もその一人なのですが、このペースだと新作が単行本になる頃には自分は一体何歳になってるんだろう・・・なんてこ...
“ニルヴァーナ・トリップ”からバトルまで 読み手を選ぶ、異色のサウナマンガ『フィンランド・サガ』(日刊サイゾー2015/11/23掲載) 「いつだってそう、真実はサウナでつぶやかれる」 今年もいよいよ、さむ~い冬がやって来ます。この季節、温泉や銭湯もいいですけど、体を芯から温めるんだったら、なんといってもサウナじゃないでしょうか。 スーパー銭湯や健康ランドには、必ずといっていいほどサウナが常設されています。それほどまでに、サウナ人口は多いのです。しかし「サウナなんか使ったことない」「熱いし、息苦しいし、いったい誰が得するんだよ、あんなもの」と思っている人もまた、結構多いのではないでしょうか。 今回はそんな、ハマる人とハマらない人がくっきりと分かれてしまう「サウナ」をテーマにしたマンガをご紹介します。 みなさんは、『サ道』(パルコ)という本をご存じでしょうか? 漫画家であり、「コップのフチ子
「タコ・・・ノータコ、タコハダメデス」 こんにちは、銀だこが好きっていうと大阪の人に怒られるらしいので黙っているJ君です。 当サイトで過去に何度も紹介してきた「孤独のグルメ」の原作マンガ。2017年に谷口ジロー先生が亡くなられて未完の名作となりましたが、そのスピリットは松重豊さん主演の「孤独のグルメ」ドラマ版に引き継がれており、シーズン9も2021年7月から始まります。楽しみですね。 ところで、原作マンガ「孤独のグルメ」は「月刊PANJA」で1994年から1996年まで連載されていたものと、「SPA!」に2008年から2015年まで不定期連載された「孤独のグルメ2」が存在しますが、今回は皆さんの馴染み深い最初の原作「孤独のグルメ」から、「月刊PANJA」掲載時と単行本で違っているセリフのビフォー・アフターを比較してみようという、重箱の隅をつつくようなマニア向け企画です。 特に有名なセリフで
突然の”三国志談義”にもスマートに対応! サクッとわかる『三国志』入門講座(2018/11/21日刊サイゾー掲載) 日本人が大好きな歴史マンガの代表作といえば、なんといって横山光輝先生の『三国志』、通称“横山三国志”ですよね。『三国志』こそニッポンのビジネスマンの嗜み、とばかりに日経新聞が“横山三国志”をネタにしたCMを展開したりしており、知っている人には笑えるが、知らない人にはなんのことやら、という状況になっております。 僕自身の経験でいえば、飲み屋で同僚たちが急に熱い三国志談義を始めて、『三国志』を知らない僕は置いてけぼり。一人でエイヒレをつまみながらハイボールをひたすら飲むという状況に陥ったり、いきなり孔明のLINEスタンプを送りつけられて困惑するなどの経験をしています。こういった“三国志デバイド”な悲劇をこれ以上生まないためにも、今回は誰でも簡単に『三国志』を理解できるようになるた
ガウガウガウッ!!(リーチ一発ドラドラ!!) こんにちは、J君です。久しぶりの更新ですが今回ご紹介するのは麻雀マンガです。J君は麻雀をやらないのでルールもよく分かっておりません、それなのになぜ今あえて麻雀マンガを紹介するのか?理由は単純明快。どうしても紹介したいマンガがたまたま麻雀マンガだったからに他なりません。 以前当サイトでは、船を麻雀牌に見立てて海の上で麻雀をするという無駄にスケールのでかい麻雀マンガ「海雀王」をご紹介したことがありましたが、今回ご紹介する「無法者」はなんと、犬が・・・つまりワンちゃんが麻雀をして、強豪プロ雀士を次々打ち破っていくという、想像の斜め上を行く作品です。犬でも麻雀できるというのにJ君は・・・と落ち込んだりもしたけれど、それはそれとして作品をご紹介してまいりましょう。 上・中・下巻の3巻構成 「無法者」は来賀友志先生(原作)、沢本英二郎先生(作画)による作品
「そんな偶然あるわけねーだろ!」突っ込まずにはいられない、伝説の超ご都合主義ラブコメ『くおん…』(2015/1/4日刊サイゾー掲載) 「週刊少年ジャンプ」(集英社)の黄金期といえば諸説ありますが、一般的には1984年に発行部数が400万部を突破してから94年ごろまでといわれています。当時のヒット作の多くは、いわゆるジャンプ三原則といわれる「友情・努力・勝利」の方程式に則ったものが多く、このルールに反する作品は比較的短命になる傾向にありました。 このルールを適用しづらいラブコメは、ジャンプにおいて最も生き残ることが難しいカテゴリーだったのです。『きまぐれオレンジ☆ロード』は、ジャンプのラブコメの中では大ヒット作といえますが、主人公が超能力を使える+ちょっとエッチ、という、ある意味“ジャンプらしいギミック”が際立つラブコメ作品であったこともまた事実です。 そして時は86年。『北斗の拳』『ドラゴ
アキラ0%な少女マンガ! 大友克洋先生といえば、代表作「AKIRA」や「童夢」を始めとしたサイバーパンクなSF作品で国内外の多くの漫画家・アニメーター、そしてアーティスト達に多大な影響を与えた大先生であることは、今更自分が語るまでもないことなのですが、もしかしたらそんな偉大なる大御所先生の黒歴史に触れることになるのかもしれません。 実はあのサイバーでパンクでSFな、時にはハードボイルドな作風で知られる大友先生が描いていた幻の少女漫画が存在するのです。もちろんAKIRAを女装させたような作品なんかではなく、純然たるガチ少女漫画。その名も「危ない!生徒会長」です。 SOS大東京探検隊(1996 講談社) 「危ない!生徒会長」は大友克洋先生が1996年に出した短編集「SOS大東京探検隊」に掲載されています。「SOS大東京探検隊」自体も非常に見どころの多い短編集で、収録作品は 「SOS大東京探検隊
ユニバG イエァ!!(詳細後述) 幻の天然バナバを追い求め、四年間の歳月をかけ、前人未踏の密林を切り開き、遂に、薬事飲料「ユニバG」を誕生させた。(中略)私はここに誓う。アジア人民のため、この身が朽ち果てる迄、一命を持って、この身を捧げ尽くす・・・ そんな大神源太の兄貴の熱き思い、皆さんは受け止めることができますか?漢なら、きっとできるはず・・・お待たせしました。「ユニバG物語」後編・・・別名、「源様セクシー巨編」です。(前編はこちら) ユニバGの原料となる幻の天然バナバ葉を求めて過酷なジャングル探検が続く源様一行。次第に日も暮れ始めこの日の探検は終了。明日はさらに過酷な探検が待っているに違いない! フィリピンの夜明け そしてジャングルにも夜明けが来た。 こ、これは・・・ バーン! 何の構えだよ・・・ この人・・・なんで脱いでるんだ?? マッスル源太 呆気にとられているJ君をよそに謎の構え
ちょっぴり怖いタピオカ伝道師、その名は・・・タピ岡田 令和元年最大のトレンドと言えるのが「タピオカ」なのは皆様も御存知の通り。繁華街にはタピオカミルクティー専門店が次々登場し、行列ができています。東京タピオカランドなんてものまでできましたね。ちょっと前まではせいぜい中華デザートぐらいの出番しかなくて、ココナッツミルクの中に沈んだカエルの卵みたいでキモいとか女子にいわれていたあのタピオカに、急にモテ期が到来しています。 というわけで、今回はタピオカ×ホラーで残暑を乗り切るための素晴らしい作品をご紹介したいと思います。トレンドの最先端を行くタピオカとホラーを融合させた歴史に名を残しそうなタピオカ少女マンガ、その名も「デリシャス☆タピオカ!」です。 ダークな雰囲気のちゃお 「デリシャス☆タピオカ」はハラミユウキ先生の作品で、2019年9月のちゃおの増刊号「ちゃおデラックスホラー夏号」 に掲載され
「埼玉県ってなに!?そんなところ知らない!」 国民的埼玉Disマンガ、「翔んで埼玉」がついに実写映画化してしまいましたね。しかも映画動員ランキングで初登場1位を飾るなどの大ヒット中だと・・・!?皆様の埼玉にかけるさまざまな思いが今まさに爆発している状況といえるのではないでしょうか。平成が終わるとともに、埼玉-東京間で通行手形が必要になる時代が本当に来てしまいそうです。 個人的にはそんな「翔んで埼玉」を煽った一人として多少の良心の呵責を感じておりまして、その罪滅ぼしと言ってはなんですが今回は、埼玉アゲアゲなマンガ「埼玉のひみつ」をご紹介したいと思います。「翔んで埼玉」が陰なら、「埼玉のひみつ」は陽、そんな関係性にあるような、老若男女が埼玉に住みたくなる素晴らしいマンガとなっています。 表紙を見て一目瞭然。いわゆる学研の学習マンガですね。対象読者は目をキラキラさせ、希望あふれる小学生の子どもた
平成最後のクリスマス、王子様は白馬ではなくバキュームカーに乗って現れる あれ?今日クリスマスだっけ?最近クリスマスって全然存在感なくない?ハロウィンなんて渋谷では「変態仮装行列」なんて言われてすごい勢いですが、逆にクリスマスはだんだん地味になってきている気がするんですよねー。なんか可愛そうー(棒読み)。 毎年、いかにして聖夜を汚してやろうかと、下品なテキストばかり上げてきた当サイトですが、いよいよそのツケが回ってきたらしく、LivedoorBlogでアダルトカテゴリに指定され、スマホでこのブログを見るとエッチな広告ばかり出てしまうようになってしまいました(泣)。そんな理由もあり今年のクリスマスは180度テーマを変えることにします。ズバリ、テーマは純愛。これからの時代は純愛だと思うんです。純愛が一番美しい。純愛イズナンバーワンですよ。そんなわけで今回は王子様が白馬ではなく、バキュームカーに乗
全254話! 甘酸っぱい青春が去来する、中高生ラブコメマンガのバイブル『BOYS BE…』(ボーイズビー)(2018/12/20日刊サイゾー掲載) 突然ですが、皆さんは大志を抱いてますか? 「Boys, be ambitious(少年よ大志を抱け)」というクラーク博士の有名な言葉がありますが、僕はせいぜい年末ジャンボを買うぐらいで、そんなに大志なんて抱けてないですが。 今回ご紹介するのは、その「Boys, be ambitious」にインスパイアされたマンガ『BOYS BE…』(ボーイズビー)です。ただし、「少年よ、大志とかどうでもいいから、彼女ぐらい作っとけ」って感じで、ラブに始まりコメに終わる、オールアバウトラブコメな内容となっています。 本作は原作・イタバシマサヒロ先生、作画・玉越博幸先生で、1991~96年まで、「週刊少年マガジン」(講談社)に連載されていました。単行本にして32巻
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