今週、8日に両国国技館で行われたボクシング・WBC世界バンタム級タイトルマッチ。 王者・山中慎介が、3度目の防衛戦としてランキング1位マルコム・ツニャカオ(フィリピン)を迎えた一戦。 初回から、両者、激しい攻防を見せ、過去2度の防衛戦でダルチニャン、ロハスと強豪に完勝した山中にとっても、決して易しい相手ではないと思わせた序盤。 しかし、そんなスリリングな攻防が続いた3R。山中の左がツニャカオの顔面を打ち抜く。 たまらずダウンし、「喰らってしまったか」といった表情を見せるツニャカオ。ここは立ち上がったものの、ラスト10秒という状況で、さらに山中の猛攻を受け、2度目のダウン。それでも意識はハッキリしていたため、ゴングが鳴り、KOを免れる。 ハイレベルな相手に対し、3Rという早い段階でダウンを奪う山中のボクシング力に改めて驚かされた試合前半。 その後も、相手の間合いを見切るようなディフェンスも含