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京都の大学院生改め一研究員改め一大学教員が贈る、夢の未来への軌跡。 人工多能性幹細胞(iPS細胞)や胚性幹細胞(ES細胞)などの万能細胞、クローン、生殖補助医療技術 についてのトピック紹介・論文解説。 STAP細胞に関する最近のメディア、一部ネットの動きについてちょっと苦言を。。 特にマスメディアの皆さん、異常に小保方さんのことをもてはやして科学的に関係のないことまで調べて祭り上げたのは誰ですか? 反省して欲しいと思います。 少なくとも科学者側の人間であれば、最初から捏造だろみたいな色眼鏡をかけた状態で判断するのはいかがなものかと思います。 論文をちゃんと読まない状態で批判している人が多すぎませんか。 TCR関連で批判している皆さん、STAP細胞とSTAP幹細胞の違いをきちんと理解していますか?、大半の実験がT細胞からではなくCD45陽性細胞から出発していることを承知のうえで批判しています
京都の大学院生改め一研究員改め一大学教員が贈る、夢の未来への軌跡。 人工多能性幹細胞(iPS細胞)や胚性幹細胞(ES細胞)などの万能細胞、クローン、生殖補助医療技術 についてのトピック紹介・論文解説。 理研CDBの小保方晴子先生、ハーバード大学のCharles A. Vacantiらのグループにより体細胞を酸処理してストレスに晒すことで多能性を獲得するようにリプログラミングしたという論文が発表されました。 Nature 505, 641–647 (30 January 2014) doi:10.1038/nature12968 Received 10 March 2013 Accepted 20 December 2013 Published online 29 January 2014 Stimulus-triggered fate conversion of somatic cells
京都の大学院生改め一研究員改め一大学教員が贈る、夢の未来への軌跡。 人工多能性幹細胞(iPS細胞)や胚性幹細胞(ES細胞)などの万能細胞、クローン、生殖補助医療技術 についてのトピック紹介・論文解説。 京都大iPS細胞研究センター長の山中伸弥教授は、iPS細胞の特許に関する会見で「研究費を減らし、若い研究者や学生から希望を奪わないようにしてほしい」と訴えた。 iPS細胞研究の草創期を支えた「戦略的創造研究推進事業」などが削減対象となっていることを挙げ「これらの研究費がなければ、iPS細胞は生まれていなかった」と若手研究者支援の必要性を強調した。 「小さな支援を多くの研究者にすることでiPS細胞のような技術が生まれ、日本の発展につながる。10年後の日本がどうなるのか心を痛めている。日本が科学の後進国にならないように」と注文した。 (京都新聞) http://www.kyoto-np.co.j
京都の大学院生改め一研究員改め一大学教員が贈る、夢の未来への軌跡。 人工多能性幹細胞(iPS細胞)や胚性幹細胞(ES細胞)などの万能細胞、クローン、生殖補助医療技術 についてのトピック紹介・論文解説。 ES細胞とiPS細胞の違いに関して、非常に質問が多いので、自分なりにまとめてみることにしました。 ES細胞(胚性幹細胞)とiPS細胞(人工多能性幹細胞)はどちらも「多能性幹細胞(Pluripotent Stem Cells)」の一種であり、無限の増殖能を持ち、生殖細胞を含む体を構成する全ての細胞に分化することができる培養細胞株です。 (幹細胞および多能性に関しての詳しい説明は「幹細胞って何? 」「多能性 」をご参照下さい。) この分化能力のため、報道や講演などでは「万能細胞」と呼ばれることも多いです。 この呼び名に関して一つ気をつけないといけないことは、万能細胞というのは、あくまでもそれが持
京都の大学院生改め一研究員改め一大学教員が贈る、夢の未来への軌跡。 人工多能性幹細胞(iPS細胞)や胚性幹細胞(ES細胞)などの万能細胞、クローン、生殖補助医療技術 についてのトピック紹介・論文解説。 今回は非常に質問の多い「テロメア」についてのお話です。 まずiPS細胞とテロメア長の質問が多いのですが、これは 「再生医療に関する3つの誤解 」 をご覧下さい。 『ちなみにこの話と関連していて、よくブログ等で誤解されている意見として、「でも、細胞ってテロメアがどうとかで有限回数しか分裂できないし、結局のところ使えないんじゃないの?」というものがありますね。 しかし、ES細胞やiPS細胞などの多能性幹細胞では、ガン細胞において発現している「テロメラーゼ」という遺伝子が発現していて、テロメアを伸張させる能力が備わっているため、不死化されており、寿命はありません。 言い方を変えると、ES細胞やiP
京都の大学院生改め一研究員改め一大学教員が贈る、夢の未来への軌跡。 人工多能性幹細胞(iPS細胞)や胚性幹細胞(ES細胞)などの万能細胞、クローン、生殖補助医療技術 についてのトピック紹介・論文解説。 ※iPS細胞とES細胞の一般的な違いに関しては、「ES細胞とiPS細胞の違い 」をご覧下さい。※ 今回はお待ちかね。iPS細胞に関してです。 とりあえず、京都大学の山中伸弥教授によるiPS細胞の第1報、マウスiPS細胞の樹立について説明したいと思います。。 iPS細胞というのはinduced Pluripotent Stem Cellの略で、報道や講演では「人工多能性幹細胞」と訳されていますが、正確に訳すと「誘導多能性幹細胞」となります。 山中先生はもともと、うちらの分野ではすごく有名な先生の一人でした。 理化学研究所がウェブ上に公開している、組織・細胞特異的に発現しているExpressed
京都の大学院生改め一研究員改め一大学教員が贈る、夢の未来への軌跡。 人工多能性幹細胞(iPS細胞)や胚性幹細胞(ES細胞)などの万能細胞、クローン、生殖補助医療技術 についてのトピック紹介・論文解説。 新型万能細胞(iPS細胞)を開発した山中伸弥・京都大教授のグループが、同じ万能細胞のヒト胚(はい)性幹細胞(ES細胞)を用いた研究を国内でも始めることが分かった。 グループの高橋和利助教が13日、川崎市で開かれたシンポジウムで明らかにした。 ヒトES細胞をめぐっては、オバマ米大統領が9日、難病治療に役立つとして、前政権が制限していた研究助成を解禁する大統領令に署名、米国での研究が一気に進むと予想されている。山中教授も本格的に参入することで、万能細胞を用いた再生医療の実現に大きく弾みがつきそうだ。 iPS細胞の作製や培養は、ES細胞の研究成果を利用しており、研究推進には、ES細胞との比較が欠か
京都の大学院生改め一研究員改め一大学教員が贈る、夢の未来への軌跡。 人工多能性幹細胞(iPS細胞)や胚性幹細胞(ES細胞)などの万能細胞、クローン、生殖補助医療技術 についてのトピック紹介・論文解説。 うぇるかむ! 今話題になっている、人工多能性幹細胞(iPS細胞)や胚性幹細胞(ES細胞)などの万能細胞、クローン、生殖補助医療技術などの話をしていきたいと思います。 このブログの趣旨は、今この分野でとてつもないスピードで進展している研究について説明し、専門分野以外の方々にも興味を持っていただくことです。よって質問は大歓迎です! ここさえ見ていれば再生医療のトピックスが分かるようなデータベースになることを目指しています。 一つ一つ説明するととてつもない時間がかかりますので専門用語が多いのには多少目をつぶって下さいm(__)m 代わりに質問で対応できればと思っております。 はじめに 専門用語解説
京都の大学院生改め一研究員改め一大学教員が贈る、夢の未来への軌跡。 人工多能性幹細胞(iPS細胞)や胚性幹細胞(ES細胞)などの万能細胞、クローン、生殖補助医療技術 についてのトピック紹介・論文解説。 今回はES細胞が持つ能力、「多能性」(pluripotency)についてです。 幹細胞が持つ分化能は大きく分けて4種類に分類されます。 「全能性」(totipotency) 「多能性」(pluripotency) 「多能性」(multipotency) 「単能性」(unipotency) です。あれ?真ん中二つは同じだろ?と思われると思いますが、pluripotencyとmultipotencyは意味は違うのですが、日本語訳は同じなのです。。 pluripotencyという言葉は報道においては、「万能性」と表現されていますが、研究者の間で万能性と表現することはほとんどありません。一般の方向け
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