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円安とは
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▼このブログは、北京在住のayaziが綴るローカルグルメの食べ歩き日記です。 ▼「北京。おいしい生活。」から移転しました。(また中国からアクセスできなくなってしまいました……) ▼ayaziの本:「北京で『満福』普通がおいしい。本場の中華!」(東洋書店)、「『食』の中国語」(東洋書店)もどうぞよろしく! 名前:ayazi 一言:食い意地が張っていることにかけては 自信あり。 グルメ(美食家)ではなくて、 グルマン(食いしん坊)です。 食べて、撮って、書いて、 おいしいものを三度味わえる そんな私は食の果報者。
北京で一番本場の味の香港料理 在北京最正的港餐(zai4 bei3jing1 zui4 zheng4 de gang3can1) 【ところ:国貿/ねだん:記事参照】 以前アップした【一家一飯堂】潮州住家菜大展示(之二)にコメントをくださった みみさんが、潮州出身の方が 「咸魚蒸肉餅は国貿の中海広場地下1階にある龍記のものが本場の味」 と言っていたと教えてくださった。 「龍記は香港の大牌當式(大衆食堂)広東料理の店とのことで、 広東料理に混じって潮州料理も何品かあるらしい」 とのこと。 そうと聞いたからには行ってみねばなるまい! と意気込んで早数ヶ月。 なかなか機会がなかったのだが、ようやく訪問が実現した。 場所は牛タンとラーメンのお店「大無限」と同じ中海広場の地下一階。 大無限のすぐ隣というか、向かいにある。 (夜行ったので閑散としているけど、お昼はかなり賑わうとか) ところが…… コメン
香港料理 港式菜(gang3shi4cai4) 【ところ:東四十条/ねだん:記事参照】 ご近所の気軽に行ける香港、老坑記。 ▼過去記事はこちら。 ・【老坑記】港式菜 8人で食事会をやったので、その時頼んだ料理をざざっとご紹介。 (今回は写真の設定がおかしくなっていて写りが今ひとつ) 酸姜糖心皮蛋(suan1jiang1 tang2xin1 pi2dan4):22元 生姜甘酢漬けとピータン盛り合わせ これ、香港のヨンキーで食べてとてもおいしかったやつだ! 甘酸っぱい生姜とピータン、よく合います。 香辣脆花生(xiang1la4 cui4 hua1sheng1):18元 ピリカラ揚げ落花生 これは今ひとつかな。 なんというか、ちょっと干し草っぽい感じのピリカラパウダーがまぶされている。 「もっと唐辛子と山椒きかせてさ!バシッといこうよ、バシッと!」 などと思うのは、 四川料理に舌が毒されている
天津の庶民派海鮮料理 天津小海鮮(Tian1jin1 xiao3 hai3xian1) 【ところ:天津/ねだん:?】 気どらない庶民派海鮮料理の宴の主役は 「海紅蟹(hai3hong2xie4)」=おそらくイシガニと呼ばれる蟹! ワタリガニみたいだけど違うのかな? ワタリガニの中国語は梭子蟹(suo1zixie4)だしなあ。 *コメント欄で、ヒラツメガニかイシガニでは?という情報を寄せていただきました。 ・ヒラツメガニ ・イシガニ うーむ、どちらにも似ている…… ただ、殻がかなり固かったのでおそらくイシガニだったのではないかと思います。 Mikhaelaさん、おおたまさん、情報ありがとうございます!! (2012/12/20付記) この日私のところに回ってきたのは、公的(gong1de)=オス。 蟹みそはなくて、食べるのはもっぱら肉。 殻の中にみっちりついていて、ふっくら。 そいでもって甘
北京東部発祥ミートパイ 京東肉餅(jing1dong1 rou4bing3) 【ところ:潘家園/ねだん:16元】 美食家で知られたCCTVプロデューサーが「北京随一」と言う噂の肉餅の店。 骨董市で有名な潘家園の近くにある。 庶民的な店構えで拍子抜けするほど小さい。 でも大変な人気店で、 ご飯時を少し外した午後2時前に行ったのに席待ちのお客さんがいた。 北京名物(?)腹出し君を見ながら20分ほど待って、 ようやく席が空いた。 ぶらりと立ち寄るには3時すぎくらいじゃないとだめかも。 さて、肉餅はミートパイというとちょっと違うかもしれないけど、 生地と餡の層がいくつもできるのがパイっぽいのと ほかにどう呼んでいいか分からないので苦肉の策でこういう名前にしてみた。 普段はそのまま「肉餅(ロウビン)」と呼んでいる。 小麦粉生地に葱などの薬味を入れた牛肉(羊肉)の餡をのせ、 何度か折りたたんで扇のよう
北京風料理と雲南料理 京味菜雲南菜(jing1wei4cai4 yun2nan2cai4) 【ところ:平安里/ねだん:記事参照】 以前3人で偵察に来たこのお店。 その時心に誓った通り、今度は大人数で再訪してみた。 「大人数だからあれこれいっぱい頼めるぞ!」 と張り切ったはいいものの、 北京風料理と雲南料理が混在する不思議なメニュー構成で、 注文しているうちになんだかすっかり混乱してしまい、 最後はお店の人に助けてもらいながらなんとかオーダー。 はてさて、どんな食卓になりましたやら。 まずは北京っぽい料理から。 拌柳芽(ban4 liu3ya2):15元 柳の若芽の和えもの 春先、柳の木におばちゃんたちが群がって何かしているのを見かけたら この柳の若芽を摘んでいると思って間違いない。 ゆでて和えものにして食べるのだ。 柳の若芽を使った料理は春先しか食べられないと思っていたら、 今は冷凍して(
発酵させたケツギョの揚げ煮 黄山臭桂魚(huang2shan1 chou4 gui4yu2) 【ところ:朝陽門外/ねだん:138元】 最近北京のグルメの間で話題の安徽料理のお店。 長いこと朝陽門にあるオフィスに勤めていたのにちっとも知らなかった。 それもそのはず。 このお店、 「あらまあこんなところに?」 という裏路地にひっそりお店を構えているのだ。 地下鉄2号線「朝陽門」駅のA出口を出て、朝陽門外大街を東へ。 最初の角(小肥羊のある角)を左折して吉市口路を北上し、 1つ目の信号を越えて3本目、美恵大廈のすぐ南側にある胡同(潘家坡胡同)を右折。 (一応「徽菜館」って案内が出てる!) しばらく行くと左手(道の北側)に入り口が見えてくる。 でも看板には「商宇」の文字はなし。 この入り口の写真を見たことがあったから迷わなかったけど、 知らなかったら戸惑うかもしれない。 この路地を奥へと入っていく
芭夯風ウサギ鍋 芭夯湯鍋(ba1hang1tang1guo1) 【ところ:和平里/ねだん:記事参照】 長いこと更新を休んでしまってすみません! 【芭夯兔】芭夯兔腿に続く兎エントリー、 兎肉鍋、更新いたします! *** 鍋の種類は、高級キノコたっぷりの竹珍湯鍋(zhu2zhen1 tang1guo1)や キノコ入りの菌類湯鍋(jun1lei4 tang1 guo1)、 雑穀入りの(?)五糧湯鍋(wu3liang2 tang1guo1)、 ザーサイ入りの搾菜湯鍋(zha4cai4 tang1guo1)などがある。 お店の人にどの鍋を頼む人が多いかを聞くと、 竹珍か菌類だというので、 普通のキノコ鍋にしてキヌガサタケだけ足すことにした。 芭夯菌類湯鍋(ba1hang1tu4 jun1lei4 tang1 guo1):118元(中) キノコ入り兎スープ鍋 この鍋には最初から 芭夯兎里脊肉(ba1h
小吃博物館 小吃博物館(xiao3chi1 bo2wu4guan3) 【ところ:豊台区万豊路/ねだん:無料】 北京で発行されている日本語フリーマガジン『City Bros』で紹介されていて、 「むむ!?これは行かねば!」 と思い、有志を誘って行ってみた。 (というか、書いているテーマの関係上、 本当ならとっくに行ってないといけない場所なんだが……汗) とはいえ、これがなかなか行きにくいところにありまして。 家から地下鉄とバスを駆使してはるばる豊台区まで遠出となった。 この小吃博物館は 全国の小吃を集めた巨大フードコート「万豊小吃」の3階にある。 この入口を入って右手にエレベーターがあるので、 それに乗って3階へ。 「愛国主義教育基地」でありました。 さて、見学しますかね。 と思ったのだが…… 開館時間はお昼の時間帯(確か2時くらいまで)と 夕方の時間帯(4時くらいから)だけ。 私たちが着い
山西料理 山西菜(shan1xi1 cai4) 【ところ:安慧橋/ねだん:記事参照】 山西省出身の友人オススメの山西料理レストラン。 唐都は太原では広東料理の店らしいが、 北京には山西料理レストランとして進出した。 太原では広東料理レストランのほうが儲かって、 北京では山西料理レストランのほうが儲かるっていうことだろうな。 まずは汾酒で乾杯。 小汾酒(xiao3 fen2jiu3):33元 汾酒(小) 家郷拌菜(jia1xiang1 ban4cai4):18元 山西風和えもの モヤシ、ニンジン、ホウレンソウ、ジャガイモ、キクラゲ入りの具沢山和えもの。 ジャガイモが入ってるのがとても珍しい。 細切りジャガイモの和えものはあるけど、 こういう風に他の野菜と一緒に和えてあるのは初めてだ。 汾香驢肉(fen2xiang1 lv2rou4):38元 ロバ肉の前菜・汾酒風味 汾香と書いてあるのできっと
重慶風激辛鍋料理 重慶火鍋(Chong2qing4 huo3guo1) 【ところ:幸福村/ねだん:記事参照】 時々、食いしん坊仲間と「気になる店つぶし」をする。 いや、別に因縁をつけにいくわけではなくて、 気になる店に行って味見をしに行くってこと。 言うまでもないか。 このお店も、大人気と聞いていたのでずっと気になっていた。 なんでも王菲(フェイ・ウォン)お気に入りの店であり、 ほかにもスターが結構贔屓にしているんだとか。 新東路と春秀路の間にある幸福村中路から奥に入った分かりにくいところにあるのに、 いつ行っても席待ちの行列。 エイプリル・グルメの向かいにある傑座大廈のすぐ西の路地を入り、 (この電光掲示板のある角を北へ) ちょっと行ったところの左手。 (表示が出てます) 私たちは事前に予約をして行ったのだが、 6時半ですでに店の外にこれだけ席待ちの人がいた。 それもそのはず。 北京で本
甘粛料理 甘粛菜(Gan1su4cai4) 【ところ:広渠門/ねだん:記事参照】 前菜が出揃ったところで、 お次は甘粛省料理を代表するメイン料理の数々。 手抓羊肉(shou3zhua1 yang2rou4):256元(2斤分) 羊肉のボイル *日本語のメニュー名が旧ブログの時とは違ってるかも。 何しろ自分で確認できないもので……悪しからず。 これを食べるたびに、 肉自体が上質で新鮮であれば、 あれこれと調味料を使ったり複雑な調理法を駆使しなくても 十分おいしいのだということを実感する。 日本人が新鮮な海の幸を食べる時に抱く気持ちと同じものを感じる。 つけるのは奥にちょこっと写っているスパイスのみ。 またはニンニクを丸かじりしながら。 清水甘南牦牛排(qing1shui3 gan1nan2 mao2niu2pai2):168元 ヤクのスペアリブのスープ煮 ヤクの料理を1つ入れたくて店員さんに
湖南省西部の料理 湘西菜(Xiang1xi1cai4) 【ところ:金融街/ねだん:記事参照】 息切れしてしまってたどり着かなかった湘西料理の続き。 この地方の料理の代名詞的存在、干鍋もの。 ずらりと並んだ「干鍋なんとか」から選んだのは、 湘西名物の真っ黒なベーコンとウオスンの組み合わせ。 干鍋臘肉萵笋(gan1guo1 la4rou4 wo1sun3):68元 湖南ベーコンとウオスンの鉄鍋炒め (ベーコンとウオスンの見分けがほとんどつきませんが……) 干鍋ものって、炒めダレがそんなに辛くなくて、 しかも結構甘さの強い濃厚な醤油味のものが多い気がする。 湖南ベーコンの油と旨み、塩気がウオスンにしっかりまとわりついて、 単にウオスンだけを炒めたのでは出ない複雑な味わいだ。 シャキシャキした歯ごたえを楽しむというよりは、 ちょっとしんなりして甘みが出てきたウオスンを味わうという感じかな。 酸豆角
湖南省西部の料理 湘西菜(Xiang1xi1cai4) 【ところ:金融街/ねだん:記事参照】 北京のウォールストリート(?)金融街。 外からはまったく目につかないところにあるのに、 大人気だという駐京弁レストランに行ってきた。 場所はビジネス街に立ち並ぶ真新しいビルの中に なんだかそこだけ取り残されたようにして建つ湘西大廈というビルの10階。 そう、湘西、つまり湘西土家族苗族自治州の駐京弁レストランである。 *** 【行き方指南】 (湘西大廈に着いてからが分かりにくいので、少し解説を) 湘西大廈を見つけたら、 まずは1階左手にある「和天下」というお店の入口から中へ。 きれいなお姉さんたちに 「我要去駐京弁餐廳(Wo3 yao4 qu4 zhu4jing1ban4 can1ting1)」 と告げると、奥にあるエレベーターまで案内してくれる。 恐縮しながらエレベーターに乗り、10階へ。 エレベ
中華を食べつけていない人のための食卓 給平時不吃中餐的人点菜(gei3 ping2shi2 bu4chi1 zhong1can1 de ren2 dian3cai4) 【ところ:珠市口/ねだん:記事参照】 京味楼で注文のお手伝いをさせていただいた翌々日、 もう一度同じゲストの皆様と食事をご一緒する機会があった。 ▼「京味楼」での食事はこちらから。 ・【京味楼】給平時不吃中餐的人点菜 今回のお店は豊澤園。 これも先方のご希望に合わせてお勧めした中から 選んでいただいたレストランだ。 糟溜三白が食べたいというご要望があり、メインはこれに決定。 この日は3人の食卓だったので料理は心持ち少なめに注文した。 その少ない皿数の中で、 この店の名物料理や中国ならではの食材と 日本人にとって普段から馴染みのある味や名前の料理とを 両方織り込んで注文したかったのだが、 さて、結果はいかに。 水晶肘(shui
焼き魚の四川風激辛スープ煮 烤魚(kao3yu2) 【ところ:西四/ねだん:108.8元】 烤魚といえば焼き魚のことだが、 いつの頃からかこの料理を指すことが多くなった。 特に「重慶」とか「万州」とかがつくと間違いなくこっち。 最近では「巫山」っていうのもあるな。 重慶万州が発祥。 まず魚を調味料に漬け置いて下味をつけ、 次に(多くの場合炭火で)焼き、 平たい盆のような鍋で野菜などの具材と一緒にスープで煮込んである。 スープの種類はお店によって様々だけど、 花山椒とトウガラシがたっぷり入った四川風激辛スープがメイン。 2006年くらいから鬼街で流行り始め、 あっという間に北京中で大流行した。 この料理、実はずっと 「たいしておいしくないのになんでこんなに流行るんだろう?」 と思っていた。 だって、最初の炭火焼の段階で魚を焼きすぎていて 皮はパリッと、身はふっくら、なんて状態を通りすぎて炭直
昔ながらの北京風鉄網焼肉(之二) 老北京炙子烤肉(lao3 bei3 jing1 zhi4 zi kao3 rou4) 【ところ:美術館/ねだん:記事参照】 この日の焼肉の真打はこれ! 韮菜(jiu3cai4):8元 ニラ ニッ、ニラ?? と拍子抜けするかもしれないが、 これがことのほか、いや、主役を食ってしまうくらい美味だったのだ。 とは言え最初から焼いたニラがうまいなんてことを知っていたわけではない。 ナスとキノコ類を頼んだ後で、 「野菜はほかに何頼もうかな~っと」 と考えていたら、 お店のおばちゃんから 「ニラよ!ニラ頼みなさい!」 とお告げがあった。 その言いっぷりが余りにも確信に満ちていたので、 勢いに押されるようにして御託新を信じることにして 言われるがままにニラを注文。 おばちゃんよ、あなたは正しかった。 信じてついて行ってよかった!! このニラが甘いのなんのって! 考えてみ
韓国高級料理 韓国特級料理(han2guo2 te4ji2 liao4li3) 【ところ:麦子店/ねだん:記事参照】 おおたまさんから、 トリガイしゃぶしゃぶとカンジャンケジャンの宴にお誘いいただいた。 場所は麦子店にある高級韓国料理レストランの秘苑。 ここが日本語フリーペーパーに出した広告に まんまと(?)引っかかってしまったのである。 (そのあたりのことはおおたまさんのブログでどうぞ) ▼おおたまさんのブログ記事 ・北京「『秘苑』に於けるトリガイしゃぶしゃぶとカンジャンケジャンの宴」 「しゃぶしゃぶ」というネーミングにググッと引き寄せられての訪問だったのだが、 結果から言えばしゃぶしゃぶではなく普通の鍋だった。 鳥貝火鍋(niao3bei4 huo3guo1):564元(3人前) トリガイ鍋 中国語メニューではまぎれもなく「鳥貝火鍋」って書いてあるし。 自分でしゃぶしゃぶして食べるので
潮州家庭料理大集合 潮州住家菜大展示(Chao2zhou1 zhu4jia1cai4 da4 zhan3shi4) 【ところ:麦子店/ねだん:記事参照】 続いて野菜もの。 大地魚炒広東芥菜(da4di4yu2 chao3 guang3dong1 jie4cai4):48元 干し魚と広東芥欄の炒めもの 以前よく通っていた新城国際近くの潮州料理レストラン「潮汕小館」でも よく頼んでいた料理。 ▼新城国際近く「潮汕小館」の記事 ・【潮汕小館】潮州菜 (最近引越ししたというウワサも) 大地魚はエイヒレみたいな感じの干し魚。 これと芥蘭との組み合わせは潮州あたりでは定番ということかな? 芥蘭がコリコリした食感でいける。 野菜の炒めものに魚の干物を入れるって目から鱗の発想。 でもなかなか合います。 上湯西洋菜(shang4tang1 xi1yang2cai4):48元 クレソンの炒めもの・スープ仕立て
山西料理 山西菜(Shan1xi1cai4) 【ところ:珠市口西大街/ねだん:記事参照】 清明節の連休に天津行きを企てた。 天津にいる友人と会い、 シャコをたらふく食べてくる計画だったのだが、 北京南駅でその野望ははかなく砕け散った。 10時過ぎの時点で「1時過ぎの列車まで満席」とのアナウンス。 一緒に行くはずだった友人と、 「今日はもう無理だね……次の機会にしよう!」 とあっさり断念した。 さて、突然ぽっかり空いた一日をどうしよう? 馬連道までお茶を買いに行くという案も出たのだが、 「そういえば晋陽飯荘に行ったことないって言ってたよね? この時間ならまだ空いてるから、行ってみる?」 ということになった。 「天津でシャコ」が「山西料理の老舗」に化けた! さて、その晋陽飯荘は1959年開店の老舗。 北京で山西料理といえばすぐに名前の挙がる有名店だ。 北京で最初に山西料理を出した店で、「中華老
ホンオ・フェ&ホンオ・チム 老板魚(lao3ban3yu2) 【ところ:望京/ねだん:記事参照】 北京には望京という巨大コリアンタウンがあって、 韓国料理を食べるならココ!と言われている。 中でも望京新城というマンションは韓国人住民の多いところで、 そこに付属のレストラン街はほぼすべてが韓国料理店という 北京に居ながらにしてコリアングルメを満喫できるスポットだ。 先日、その望京新城にある済扶島という海鮮料理のお店に行ってきた。 中にはこんな小上がり(?)もあって、韓国気分が盛り上がる。 この日のお目当てはホンオ・フェとホンオ・チム。 ホンオは韓国語でガンギエイ、 フェは同じく韓国語で切り身、刺身という意味だそうだ。 チムは蒸すという意味。 発酵させたエイを切り身でそのまま食べる料理と 蒸して食べる料理ということだ。 おおたまさん訳によると、 ホンオはつまり「腐れエイ」。 そうなのだ。 今回
豪快立ち食いBBQ 武吃自烤(wu3chi1 zi4kao3) 【ところ:後海/ねだん:最低消費額3500元】 烤肉季で武吃自烤をするには、 最低でも3500元を払わなければならない。 この3500元をどうやってクリアーするか。 方法は2つある。 1つは焼肉以外にもいろいろ料理がセットになったコースを頼むこと。 しかしこれだと、 別に食べたくもない料理が山ほど出てきて 焼肉に十分な胃袋スペースを割くことができない。 そしてもう1つは単品注文。 3500元のボーダーラインをクリアーできる分だけ 焼肉を中心にして食べたいものを選んで注文する方法だ。 私たちが選んだのは後者。 主役はあくまで焼肉だ。 何しろ肉が食べたいし!! そこで、まずは武吃自烤用に準備されている3種類の肉を 5人前ずつ頼むことにした。 自烤肥牛(zi4kao3 fei2niu2)=牛肉:625元(125元*5) 自烤杜泊羊(
トウモロコシ蒸しパンの薄切り揚げ(干しエビとエビ味噌添え) 炸窩頭(zha2 wo1tou2) 【ところ:外館斜街/ねだん:18元】 鹵煮什錦火鍋には火焼が入っているわけだから、 わざわざ主食を別に注文する必要はまったくなかったのだが、 そんな理性的な判断を吹き飛ばしたのがまたもメニュー写真。 こんがり黄金色に香ばしく揚がった窩頭に、 蝦皮(xia1pi2)と蝦醤(xia1jiang4)~~~~? そんなのうまいに決まっている。 大人数なのをいいことに、これも注文!注文! そして一口カリッとかじって、 「ウオォォォォ~ッ!」 と心の中で雄たけびを上げた。 こっ、これはっ、たまらん…… 窩頭はトウモロコシの粉をこねて円錐形にしたものを蒸して作る主食。 トウモロコシの粉はモソモソしていて、 口の中の水分を奪い取ってしまうようなもっそり感があり、 それになんとなく貧乏臭くて好きではなかった。 窩
北京風モツ鍋 鹵煮什錦火鍋(lu3zhu3 shi2jin3 huo3guo1) 【ところ:外館斜街/ねだん:(確か)168元(大)】 鹵煮火焼といえば小腸陳。 なんてったって鹵煮火焼発祥のお店だ。 お店の中はこんな感じ。 いやあ、北京のおっさんワールド炸裂! ▼小腸陳についてはおおたまさんのブログ記事をどうぞ。 ・北京でホルモン!【鹵煮火焼編】③「小腸陳」 北京小吃を代表する鹵煮火焼の創始者の店だというのに ずっと訪ねる機会がなかったが、 このたびエイヤッと気合を入れてモツ好きさんに集合いただき、 モツモツの宴を開催した。 何しろ小腸陳はモツ料理の宝庫。 少人数で行ったのではとても食べたいモツ料理を網羅できない。 どうせなら大人数で行って、 思う存分モツ料理を食べまくりたかったのだ。 小腸陳の名物は鹵煮火焼なのだが、 ここには鹵煮火焼を大人数で楽しめる鹵煮什錦火鍋なる鍋ものがある。 ▼「
金宝街胡同の隠れ家雲南料理レストラン 金宝街小胡同里的雲南私房菜(Jin1bao3jie1 xiao3 hu2tong li3 de Yun2nan2 si1fang2cai4) 【ところ:金宝街/ねだん:128元(コース)】 2ヶ月ほど前に出来たばかりの雲南料理のお店、無禅居。 金宝街から細~い路地を入った突き当りにある、まさに隠れ家レストランだ。 胡同の中にある隠れ家雲南料理レストランというと、 大里や滇客滇来はじめすでに何店舗かあるので 正直なところ「今更?」という印象がある ▼これまでに行った隠れ家系雲南料理レストラン ・【大里】雲南菜 ・【滇客滇来】雲南菜 ・【滇客滇来】雲南菜(之二) それが行ってみてビックリ! かなり洗練された細やかな料理を出すお店だった。 「ああ、これね」というようなよくある雲南料理ではなく、 (それも一部あったけど) 目新しいものかなりあって新鮮だった。
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