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筆者の自宅からクルマで5分ほどのところに小田急電鉄の代々木上原駅があり、コインパーキングにはよくお世話になっている。そして最近、このあたりでロック板のないコインパーキングが増えていることに気がついた。体感では、およそ半数以上がロック板のないタイプだ。 「ロック板のないコインパーキングって、乗り逃げされたりしないの?」などと、ココロの汚れた私はすぐに心配になってしまうが、不正利用が多ければロック板のないコインパーキングがこんなに増えたりしないはず。そこで、その仕組みと不正利用率について調べてみた。 文/柳川洋 写真/柳川洋、フォッケウルフ 【画像ギャラリー】ロック板のないコインパーキングが増えた理由とは?
トヨタ オーリス…今回の企画のきっかけともなったオーリスは「常識に尻を向けろ」のCMで、個性的なリアスタイルを印象づけた。清水氏も高評価のオシリである 後ろ姿の美しいクルマはスバラシイ。運転中は、フロントフェイスよりテールの方がはるかにじっくり眺められる。よって、抜かれた時の後ろ姿こそが「顔」とすら言える。つってもまあ、やっぱ顔はフロントフェイスなわけですが、抜かれた時の姿が美しいと、前に回って顔を確認したくなるのは、クルマも人も同じだすね。 では、後を引くリアビューを持つデザインはどんなデザインかというとですね、まあそれは「いいデザイン」としか言いようがないわけですが、それでも「いいな」と思うパターンのようなものは、いくつか挙げることができる。 ■噴射口型リアデザイン リアがまるでロケットやジェット機の噴射口のように感じるデザイン。ロケットやジェット機は速さの象徴であるため、クルマも速そ
クルマと道路は切っても切り離せないもの。交通ジャーナリストの清水草一が、毎回、道路についてわかりやすく解説する当コーナー。今回は、地味ながら疑問を残す謎多き高速道路、播磨道について解説する! 文/清水草一、写真/フォッケウルフ ■地味な高速道路日本一を選定する 数え方にもよるが、日本には95本の高速道路があり、さまざまなランキングが成立する。たとえば日本一長い高速道路は東北自動車道(680km)で、日本一短いのは新空港自動車道(3.9km)。高速道路の最高点があるのは東海北陸道(標高1085m)となっている。 では、日本一地味な高速道路はどれだろう。 「地味」というのは主観的であいまいな指標だが、「秘境駅」のランキングがあるのだから、地味な高速道路のベスト3を独断で作ってもいいだろう。 ちなみに高速道路には、A級の「高速自動車国道」とB級の「自動車専用道路」があり、A級B級混在の路線もある
今でこそパンク修理キットを装備するのが当たり前になりつつあるが、少し前までは当然のようにスペアタイヤが標準装備であった。車種によって取付位置もさまざまだったが、個人的に斬新だったのが初代オデッセイだ。だって3列目シートの横にドーン!! と設置。なんでこんな場所に……!?!?!? 文:小鮒康一/写真:ベストカーWeb編集部
新規開発した3気筒エンジンで燃費が大幅向上。2WD(CVT)が24.5km/L、5速MTは25.4km/L、純ガソリンエンジンのXG(CVT)も23.4km/Lと優秀。乗り心地も安っぽさを感じさせない 最近フルモデルチェンジや改良を受けたコンパクトカーの中で、最も注目される車種が2023年12月に一新されたスイフトだ。 5ナンバーサイズを守りながら外観の存在感を強め、インパネなどの内装も上質になった。車内の広さは先代型と同程度だが、前席は座り心地が向上して、長距離を移動する時の快適性も高まった。 エンジンは新開発の直列3気筒1.2Lを搭載する。先代型の4気筒に比べてノイズは少し気になるが、マイルドハイブリッドのWLTCモード燃費は、2WDのAT(CVT)が24.5km/L、5速MTは25.4km/Lに達する。先代型のマイルドハイブリッドから新型に乗り換えると、燃料代を約14%節約できる。
マツダは欧州で新型3列シートSUVのCX-80を公開したが、その動きは止まらない!! 中国北京で開催されている北京ショー2024で、どう考えてもマツダ6の後継でいいじゃないか、と思えるサルーン、MAZDA EZ-6を世界初公開したが、それだけではなかった!! これまで存在をまったくスクープされていなかったブランニューSUVのデザインコンセプトモデルのMAZDA創(ARATA)も世界初公開!! 文:ベストカーWeb編集部/写真:MAZDA ■久々に復活した漢字名称で原点回帰 マツダが出資する中国の現地法人である長安マツダ汽車有限公司は、新型電動車のコンセプトモデル『MAZDA創ARATA(マツダ・アラタ)』を北京モーターショー2024で世界初公開した。 同時に公開されたMAZDA EZ-6が名前のとおりMAZDA6後継と思われるセダンモデルなのに対し、MAZDA創(ARATA)は今人気のSU
トヨタは2024年4月25日、北京モーターショーでBEV専用モデルのbZシリーズに新たな2台「bZ3C」と「bZ3X」を追加し、ワールドプレミアした。現地情報をお届けしよう! 文、写真/ベストカーWeb編集部・渡邊龍生 そもそもこの2台、2023年4月の上海モーターショーで公開された2台のコンセプトカー、各々クロスオーバーモデルの「bZスポーツクロスオーバーコンセプト」とSUVタイプとなる「bZフレックススペースコンセプト」の市販モデルだ。 ちなみにbZスポーツクロスオーバーコンセプトはBYDとの合弁会社との共同開発で、フレックススペースコンセプトのほうは広州汽車(GAC)などと共同開発していた。 この2台はトヨタが2026年までに発売予定としている10車種のうちの2台であり、2024年中に発売予定だと2023年の上海モーターショーではアナウンスされていた。 bZスポーツクロスオーバーコン
車両盗難事件が後を絶たない今、盗難機の世界で最新最恐のツールと言われているのがGAME BOY。前回の記事でその詳細をお伝えしたが、今回はGAME BOYの防犯対策についてレポートしよう。 文/加藤久美子、写真/加藤久美子、AdobeStock(トビラ写真:cherryandbees@AdobeStock) 2024年4月12日にベストカーWebで公開したGAME BOYは史上最恐といわれる自動車窃盗ツールである。記事公開以降、4月16日にはフジテレビ『イット』『めざまし8』で、同18日にはTBS『ひるおび』、同21日には同局『サンデージャポン』などで紹介され、筆者も各々解説やコメントをした。警視庁もGAME BOYについての情報収集を始めているようだ。 ※前回の記事はこちら なぜGAME BOYが最恐といわれるのか? それはリレーアタックやCANインベーダーと違って、「その場」でスペアキ
うおおおお!! マツダ6の後継が中国で爆誕!? 新型セダン[EZ6]超絶カッコいいやん!! 丸テールに内装もハンパない【北京ショー】
CVT、ブレンボ、軽の64ps規制、電動スライドドア、カーナビ……今や当たり前になったクルマ界のトレンド11つの元祖を探ってみた(本稿は「ベストカー」2013年3月10日号に掲載した記事の再録版となります) TEXT/渡辺陽一郎 ●元祖は?……電動スライドドアは、電車などには古くから採用されていたが、乗用車に使われるようになったのは、1989年に登場した4代目ハイエースワゴンあたりからだ。スライドドアは開閉時にドアパネルが外側に張り出さず、乗降性がいい。その半面、横開き式に対して操作に力を要する。そこで乗用車には電動式が採用されることになったのだ。 ●現在の流行りっぷり……1990年代の中盤になると、ミニバンの新型車が続々と登場。全高が1700mmを超える背の高い車種では、電動式のスライドドアが常識になっている。 軽自動車では、2006年に登場した現行eKシリーズが左後部に電動スライドドア
うう、なぜにないのよ!! 現行型フリードに乗るたびに思う謎と素朴な疑問。それが例のセンタータンクレイアウト採用バナシである。 最近もうすぐ出そうなホンダの絶対売れ筋商品、新型フリードへの期待を書きまくってきた小沢。今やトヨタとホンダにだけあり、あっても全然不思議じゃないスズキや日産にはない全長4.2m台コンパクトミニバンだけに人気集中。 今まではあるべき室内の広さや使い勝手について語ってきたわけだが、そもそも一番不思議だったのがホンダ自慢のセンタータンクレイアウトが非採用だという事実だ。
近年、スポーツカー人気が凄まじい。絶版モノはもちろん、現行車も、「最後の……」という但し書きによって奪い合いになっている。でもロードスターは、そういうお祭り騒ぎから一歩引いて、そっと静かに世界一の存在に登り詰めていた!! ※本稿は2024年3月のものです 文/清水草一、写真/ベストカー編集部、MAZDA 初出:『ベストカー』2024年4月26日号 初代ロードスターが歴史的な傑作だったことに、異論はないだろう。2代目、3代目は、そのコンセプトを忠実に引き継いだものの、傑作度では初代に遠く及ばなかったことに関しても、だいたい異論はないと思う。 しかし現在の4代目ロードスターが、いつのまにか原点だった初代をはるかに超え、世界一になっていることに気付いている人は、あまり多くはないのではないか!? いったいなぜ現行ロードスターは、世界一になったのか。それは、ロードスターが35年間原点から一歩も動かず
2024年4月20日、スーパー耐久が宮城県スポーツランドSUGOで開幕。そこでスーパー耐久機構から記者会見があるというお知らせが来ていた。会見場にはなんとモリゾウさんの姿があったぞ。いったいなにが始まるのよ? 文/写真:ベストカーWeb編集長 塩川雅人 スーパー耐久機構(STO)事務局長の桑山晴美氏とモリゾウさん(トヨタ自動車豊田章男会長)の2ショットはちょっと新鮮な雰囲気が漂っていた。いったいなにが始まるのだろう、メディアにも緊張感が走る。 まず発表があったのがスーパー耐久機構は「スーパー耐久未来機構(STMO)」と改称し、一般社団法人となるということ。 2018年からスーパー耐久に参戦してきたモリゾウさんだが、スーパー耐久への熱の入れ方はかなりのもの。それはモータースポーツへの情熱はもちろんのこと、開発車両をメインとしたST-Qクラスの設定など「いいクルマ作り」を行うためでもあった。
5代目シビックといえば「スポーツシビック」の呼称で知られ、トップグレードの「SiR」ばかりが注目されたが、セカンドグレードの「VTi」も走りのいいモデルだった。当時を振り返ってみたい。 文/ベストカーWeb編集部・渡邊龍生、写真/ホンダ、ベストカー編集部 1991年にFMCを受けて登場した5代目シビック(EG型)。通称スポーツシビックは3ドアハッチバックと「フェリオ」のサブネームが与えられたセダンの2種類が選べた。 トップグレードは1.6LDOHCのB16A型VTECを搭載したSiR。先代4代目グランドシビック後期型から搭載されたこのユニットは、先代型の最高出力160psから10psアップの170psを絞り出していた。 当時のテンロクスポーツでは、AE101型カローラレビン/スプリンタートレノが搭載する4A-GEが大幅パワーアップで160ps(先代AE92型は140ps)となり、EF型シビ
4月17日岩手県金ケ崎町にあるトヨタ自動車東日本の岩手工場で「新型LBX~東北と走る~」と題した記念式典が開催された。岩手県の達増(たっそ)拓也知事や豊田の豊田章男会長、岩手県出身で開発ドライバーの佐々木雅弘氏が出席するなか、従業員ひとりひとりが東日本大震災後に生まれたトヨタ自動車東日本の歩みを振り返りながら、LBXを生産することで新たな未来を切り開く決意を確認しあった。 文/ベストカーWeb編集部 写真/トヨタ、ベストカーWeb編集部 トヨタ自動車東日本の設立は2012年7月。東日本大震災の復興を寄付といった一過性のものではなく、「東北に根付き、税金を払うことで地元に貢献したい」という豊田章男社長(当時)の決断による。豊田章男社長は何度も「東北のモノづくりを復興させ、明るい笑顔を取り戻したい」と口にし、何度も東北地方を訪れてきた。 その想いは少しずつ実を結び、震災前に比べてトヨタ自動車東
パワーアップの効果はもちろんだが、6MTモデルのシフトフィールが段違いによくなり、ワインディングを走ればその違いは歴然。ちなみにサーキットモードではアンチラグ制御が楽しめる 新型GRヤリスの進化についてはプロトタイプ試乗などで発信され、大きな期待が集まっているが、気になる価格はトップグレードのRZハイパフォーマンスの6MTが498万円、DAT(8AT)が533万円になった。 6MT比較でMC前に比べると42万円アップだが、304ps(224kW)、40.8kgm(400Nm)にパワーアップしたエンジンや操作フィールが格段に上がったトランスミッションは大きな進化。 大幅に向上したボディ剛性や冷却性能にこだわったエクステリア、ボディと締結するボルトを1本から3本にし、アライメントの変化を抑えたサスペンション、一新されたコックピット周りなど、総合力は125%アップといった印象で、コストパフォーマ
元々はデミオの名前で販売されており、現行型は2014年9月にデビューした。2019年の大幅改良で海外と同じマツダ2に改名となり、と同時に運動性能向上と内装の質感向上で商品力を高めてきた。 ※本稿は2024年3月のものです 文/渡辺陽一郎、写真/ベストカー編集部、MAZDA 初出:『ベストカー』2024年4月26日号 マツダ2は2014年に最終型のデミオとして発売された。その後、2019年の改良で車名を海外と同じマツダ2に変更している。 今のマツダはユニットやパーツの共通化を進めており、サイズが違っても、プラットフォームなどは同じ考え方に基づいて開発される。したがって特定の車種が新技術を採用すると、それを時間を置かず他車にも搭載できる。 そこでマツダ2もほぼ毎年改良を行い、ディーゼルエンジンの刷新、Gベクタリングコントロールの採用と進化、内外装のデザイン刷新、魅力的な特別仕様車の追加、グレー
スイフトは2024年でもMT車をラインナップしているし、これってもしかするとクルマ好きにも非常に魅力的なのでは??? ということで、編集部が「ガチのクルマ好き」におすすめの1台を仕立てました。うーん、やっぱり安いぞ!! 文:ベストカーWeb編集部/写真:スズキ まずクルマ好きに向けたスイフトを選ぶとなると、やっぱり3ペダルMTを選びたい。もちろんCVTモデルでも走りはいいので、トランスミッションの好みは各自で変えて記事を読んでほしい。 MTモデルを選ぶとなるとグレードはハイブリッドMXのみ。ガソリンモデルではなくマイルドハイブリッドモデルにMTを設けてくるあたりが、スズキがきちんと3ペダルMTの価値観を認めてくれている証拠だ。 ハイブリッドMXは196万6800円。この時点で諸費用込みで203万3525円。値引きなど考えれば200万円切りも夢ではないところ。うーん、安い。
WR-Vの純正リアカメラは、純正ナビにしか接続できない。だが、データシステムの「RCAシリーズ」は、純正リアカメラの映像を市販ナビやモニターに表示することができる。純正のビュー切り替えが活かせるRCH119Hとビューが固定されるRCA118Hの2タイプをラインナップする。 ●適合車種/型式/年式/品番・価格 ホンダ・WR-V(ナビ装着用スペシャルパッケージ装着車)/DG5/RCH119H(ビュー切 り替え対応)9878円(税込)、RCA118H(ビュー切り替え無し)6578円(税込) リンク先:リアカメラアダプター商品ページ
■なぜゴルフに追いつけない? (「なぜ日本車はゴルフ(VW)に追いつけないのか?」という読者からの疑問に答えて) * * * 今年最も注目される輸入車はゴルフVIIで4月にも導入予定。100kgの軽量化に成功したMQBと呼ばれるプラットフォームや1.4Lの気筒休止エンジン、衝突軽減ブレーキなど過去のどのゴルフ以上に注目度は高い 日本のクルマがVWゴルフに追いつけない理由のひとつが日本の自動車会社の体質にあると思います。例えばトヨタ自動車がVWゴルフのよさに気づいてしまって、それ以上を求めないのでしょう。みずからがオリジナルでVWゴルフ以上のクルマを求めていないのです。 何よりトヨタはVWを競争相手に思っていないのでしょう。フィットやノートといった国内マーケットの強力なライバルに対しては、それ以上のクルマを、と考えているのでしょう。 外国マーケットであってもドイツ以外も多く、北米その
ベストカー編集部が作成したトヨタ ランドクルーザーFJの予想CG。IMV0のラダーフレームをベースとして採用。車体サイズはカローラクロスに近い 2024年5月にもランドクルーザー250が販売を開始するが、さらにランクルはファミリーを拡大していく。 250は300と比べればコンパクトとはいえ、300と同じGA-Fプラットフォームを使うためホイールベースは2850mmで、全長は4925mm、全幅は1980mmあり、やはり大きい。 ランクルの堅牢さを求めるものの、サイズ的に購入を断念していたファン待望の「ランクルミニ」が2025年登場を計画するランドクルーザーFJだ。 IMV0のラダーフレームをベースとすることでホイールベースは2750mmへと短縮し、全長4500mm、全幅1830mmとひと回り以上コンパクト。ハリアーよりも小さく、カローラクロス(4490×1825×1620mm)に近いサイズ感
スカイツリーが本当の意味で東京の新名所となるかは、ちょうど東京タワーがそうだったように、下町の由緒ある地名や名所と上手に折り合っていくことが重要と徳さんは語る(Photo by 神崎拓也@Adobestock) 新しい年が始まり、1カ月がたった。 ライトアップされている東京の新名所になっている東京スカイツリーが大人気らしい。634mもあって地上350mの展望デッキに行けるというが、私は行ったことがない。 私にとって“トウキョウタワー”があれば充分なのだ。第一場所がいい。東京のまん中、皇居にも近い芝公園にある。スカイツリーは下町だ。もちろん下町が嫌いじゃないが、緑の中の芝公園とは比べ物にならないと思っている。 まあ、人間は高いところが好きだから「登りたいならどうぞ」というところだ。 ところでその東京タワーは私が大学1年生の時にできた。当時、毎日少しずつ高くなっていく東京タワーはいやでも目に入
一気に暖かくなった日本だが、今シーズンの冬は暖冬と当初騒がれながらも突発的な大雪に見舞われることがあった。今年1月には名神高速で大雪のため立ち往生があったことも記憶に新しい。そんなシチュエーションで役立つアイテム「SNOWKEL(スノーケル)」がマフラーメーカーのFUJITSUBOから今年1月に登場した。来シーズンの大雪に備えてクルマに1本積んでおきたいアイテムだ。 文:西川昇吾、写真:西川昇吾・藤壺技研工業株式会社 「SNOWKEL(スノーケル)」は大雪の停車時に、車内での一酸化炭素中毒を防いでくれるアイテムだ。煙突のような形状となっていて、これをマフラーのテールエンドに装着することで、雪が積もって車体下部が覆われてしまっても排気が可能となる。こうすることで車内に一酸化炭素を取り込むことを防ぐようになっている。 大雪時の一酸化炭素中毒というのは、排気ガスが行き場を失って車体下部に留まって
つい最近、自民党の三原じゅん子参院議員が愛車のランクル200を盗まれたが、盗難機の世界で最新最恐のツールが生み出されている。それがゲームボーイだ。詳細を自動車生活ジャーナリストの加藤久美子が詳細をレポートする! 文/加藤久美子、写真/ベストカー編集部、加藤久美子、AdobeStock(トビラ写真:naka@AdobeStock) 近年、自動車盗難の最も多い手口は「CANインベーダー」である。かつては、「リレーアタック」が主流であったが、リレーアタックはクルマのスマートキーから発生する電波を遮断すれば防げるため、鍵を金属製の箱に入れるなどして比較的簡単に対策ができることからだいぶ減っている。 自動車メーカー側でもスマートキーの電波を弱くするなど電波を増幅させにくくする手段をとっている。 リレーアタックが減ってきた一方、4~5年前から増えているのがCANインベーダーという手口である。特殊な機器
群馬県で痛ましい踏切事故が起きた。クルマに乗っていても踏切でのアクシデントには気を付けたいが、日本にはまだ遮断機も警報機もない踏切がなんと2400か所もあるという。対策は進んでいるのだろうか? 文/ベストカーWeb編集部、写真/Adobestock(トビラ写真=ほじん@Adobestock)、JR西日本、全国連続立体交差事業促進協議会 普段何気なく利用している踏切だが、設置されている設備などによって4つに分けられるという。 ・第1種踏切 自動遮断機が設置されているか踏切保安係が配置されている ・第2種踏切 一定時間を限り踏切保安係が遮断機を操作する ・第3種踏切 踏切警報機と踏切警票が付いている ・第4種踏切 踏切警票だけの踏切で、列車の接近を知らせる装置はない 2024年春時点で第2種踏切は消滅してゼロなのだが、もっとも危険と思える第4種踏切はいまだに2408か所(全踏切の7.4%)も存
やっぱりクルマは安いのが正義だった!? 2023年12月21日に発表され、2024年3月22日から発売されたホンダのコンパクトSUV、WR-V。209万8800円からという価格の安さ、ガソリンのみ、インド生産という、3つのキーワードで売り出した。はたして売れるのか、不安要素も聞かれたが蓋を開けてみれば販売絶好調。なぜ売れたのか? 同門SUVのヴェゼルとの棲み分けはうまくいっているのか? 文/ベストカーWeb編集部、写真/ベストカーWeb編集部、ホンダ 2023年年末からディーラーで受注を開始し、2024年3月22日に正式発売されたホンダWR-V。いまどき、ハイブリッドがなくガソリンエンジンのみ、インド生産ということもあり、価格も最も安いグレードのXが209万8800円、最も高いグレードのZ+でも248万9300円と、250万円以下という激安ぶりが話題になった。 そこで、発売から1カ月余りが
2024年度のマツダには、長らく待たれていたニューフェイスが登場する。CX-8の後継車となる3列シートSUV、マツダのニューフラッグシップとなるCX-80だ。さらにもしかしたらもう一台、ロードスターの2Lエンジン版も登場する!? ※本稿は2024年3月のものです 文/ベストカー編集部、写真/MAZDA 初出:『ベストカー』2024年4月10日号 マツダには2024年、超大物ルーキーが加入する。マツダの顔となることが義務付けられているCX-80である。 直6エンジン+FRプラットフォームの新開発ラージ商品群第2弾。2列シートSUVのCX-60のサイズアップ版で、CX-80は3列シートとなる。 日本仕様の搭載エンジンは明らかにされていないが、CX-60と同じになる可能性が高い。直4、2.5LのガソリンとそのPHEV、直6、3.3Lディーゼルターボと、そのマイルドハイブリッドだ。 CX-60をは
ジャパンモビリティショー2023で公開されたマツダ アイコニックSP。全長4.2m以内にこだわり、4180mmを実現したデザイン。小さいのに存在感は圧倒的 マツダの経営陣がアイコニックSPの市販化に言及。ジャパンモビリティショーでの大反響に「ショーモデルで終わらせるわけにはいかない」との思いを強くしているという。 報道ではロータリーを発電専用に使うPHEVとされているが、スクープ班の取材では「ロータリーエンジンを使うこと以外は未定」と聞いている。マツダは2022年1月に駆動用3ローターエンジン+HEVの特許を出願しており、そちらの可能性もゼロではなく、カーボンニュートラル燃料の使用もありうる。 全長4180mmのコンパクトサイズながら、圧倒的な美しさを誇るFRロータリースポーツ。2026年の正式デビューが期待されている。 【画像ギャラリー】こいつはセクシーすぎる!! ジャパンモビリティショ
最後に先進安全だ。そもそも現行シエンタはヤリス譲りとなる交差点右左折時に横断歩道歩行者を見たり、対向直進車に対応したりする被害軽減ブレーキを備えていた。 ただし、兄貴分のノア/ヴォクシーが備えた左右ナナメ後ろから来る自転車などで反応する「安心降車アシスト」などはコンパクトで必要ないという判断で付けなかった。 このあたり、ファミリー層は女性ドライバーが多いことからもかつてない安全を求めている。新型フリードはホンダセンシングならではの機能が欲しいし、価格は張るかもしれないがアコードが搭載したホンダセンシング360の一部の要素でも付け加えて欲しい。 あとは国内メーカーでは初めて先鞭を付けた車載グーグルアシスタントだ。言うまでもなく「車内のスマホ化」は待たれている。特にファミリーユーザーは、グーグルスマホからシームレスに使える新世代車内UXを求めているはず。 ここに上げただけでも新型フリードに期待
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