サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
大谷翔平
blog.goo.ne.jp/sachiko-lale
4月3日 トルコ男性と結婚しているロシア人妻たちが、両国が国交正常化した後、トルコに帰ってきました。2015年11月24日、トルコ=シリア国境近くで、ロシアのジェット機がトルコ軍のF16機に撃墜された後、トルコに住んでいた多くのロシア人がトルコを去りました。 地中海地方アンタリヤ県には、約6万人のロシア人が住んでいますが、その大半は女性です。約4万人のロシア人女性がトルコ男性と結婚し、約8万人の子供たちがいます。 ロシア芸術文化協会の会長イリーナ・バルジュさんは、トルコとロシアの危機は観光産業に影響を与えただけでなく、トルコ男性とロシア女性の結婚生活にも大きな影響を与えたと言っています。「国交が正常化した後、結婚生活も正常化しました。女性たちは夫たちのもとへ帰りはじめました」と、バルジュさんは言いました。 ロシア危機当時は、約2000人のロシア女性が、子供を連れ、夫と別れて帰国しました。ア
10月27日 フランスのフランソワ・オランド大統領がEU諸国に、シリア難民が逃げ込んでいる近隣諸国への支援を強化するよう促しました。 「難民がキャンプを出てヨーロッパに大流入してくるのを防ぐために支援するべきだ」とオランド大統領は10月25日、ブリュッセルでの難民に関するサミットの後で語りました。 「難民を受け入れつづけているトルコ、ヨルダン、レバノンにもっと支援を提供する必要がある」とオランド大統領は言いました。 「われわれは早急に準備し行動しなければならない」と、オランド大統領はリベラシオン紙に語り、シリア難民がヨーロッパに大流入する可能性を指摘しました。 「イタリアのラムペドゥサ島の沖合で地中海に沈んだ2隻のボートのような悲劇をくり返さないために」とオランド大統領は語り、これはリビアの状況より先にすべき問題だと言いました。 2011年3月、シリアで内戦が始まってから、200万以上の難
7月9日 イスタンブルのエミニョニュ広場での目撃者たちの話によると、7日、広場で物乞いしていたシリア難民を市警察が捕まえ、アジア側へ無料バス・ツアーをさせ、数時間後、アジア側カドキョイの警察が彼らをエミニョニュに送り返してきたそうです。エミニョニュで働く人たちは、市警察が物乞いの難民たちをアジア側へ連れて行くのをいつも見ていると言っています。 警官の1人は「いつもこれをやってるんです。難民は“通行人の邪魔”になりますからね」と言いました。ある事情通は、「イスタンブルのアジア側の郊外トゥスラに難民キャンプがあるのですが、彼らはいろいろな理由でキャンプに住みたがらないのです」と言っています。 トルコに不法入国しているシリア難民は100万人を超えました。彼らの多くはシリア内戦の犠牲者ですが、よりよい暮らしを求めて、トルコ=シリア国境にある難民キャンプを出ていく人が多いそうです。 しかし、フルタイ
7月11日 内戦を逃れてトルコに逃げ込んでくるシリア難民のために、2万人を収容するテント・キャンプが、南部ガジアンテプ県イスラヒエ地区に新たに設営されます。トルコ政府は難民を“客人”と呼び、彼らの移住にオープンドア政策を取っていますが、シリア内戦は収まる気配もなく、この4年間、トルコに住むシリア難民数は増えつづけています。 ガジアンテプ県は無限に増えつづけるシリア人の対応に苦闘しています。同県の3万3000人以上のシリア人は、3つのテント・キャンプと、コンテナを住居に改造した“コンテナ都市”に住んでいますが、今度、イスラヒエ地区に9700人を収容できるキャンプ建設が計画されています。 ガジアンテプのファトゥマ・シャヒン市長は「22万人のシリア国籍者がわが県に住んでいますが、これはあくまで公的数字です。実際は40万人はいるでしょう」と言っています。シリア内戦によりシリア人難民の流出は、とりわ
7月6日 トルコを訪れるアラブ人ツーリストが増えているため、サービス業、とくに観光分野で働くシリア人難民たちがめだってきました。トルコ国内に100万人余も流入しているシリア人たちはアラブ語が話せます。 たとえば、イスタンブルの観光スポットのひとつ、オルタキョイの小さな商店でもシリア人を雇っています。「この辺りで働いているシリア人は250人くらいいるでしょう」と商店主たちは言っています。 内戦を逃れてきたシリア人たちですが、南部のキャンプにいたら、お金を稼ぐこともできないと考え、トルコ全土に散っています。シリアからの移民はほとんどと住民登録も居住許可もなく、収入のために、製造業や小さな工場、農業で働きはじめます。 一方、イスタンブルには、今年は5月までに、71万2000人のアラブ人ツーリストが訪れています。娯楽の中心タクシムには、アラブ語のメニューや商店の看板が増えてきました。不動産会社もア
3月28日 メフメット・アリ・タラット前トルコ・キプロス大統領が、キプロス問題決着のための会議に出席中、ギリシャ・キプロスの極右グループに襲われました。 「愛国人民フロント」(ELAM)の何百人ものメンバーが、ギリシャ・キプロスのリマソル市の会議室を襲撃し、タラット前大統領に卵やオレンジや、火のついたものを投げつけました。「愛国人民フロント」はナショナリズムを掲げ、トルコ・キプロス人と島への移住に反対しています。 集団と会議室の聴衆の間で混乱が起こり、警察が集団を追い払いました。 襲撃後、タラット前大統領と随行団は、警察に警備されて、トルコ・キプロスに戻りました。警察は襲撃者を鎮める力がなかったと、タラット前大統領は言いました。 ニコス・アナスタシアディス・ギリシャ・キプロス大統領は、タラット前大統領に電話で謝罪しました。ギリシャ・キプロスのフリストス・スティリアニディス報道官もこの襲撃を
10月19日 トルコで話されている言語は36種とされているが、これは1965年の公式データだから、近く改めて調査しなおすべきだと、「言語学協会」のナディル・エルギン・ウズン会長は言っています。 最近の言語に関するデータはありませんが、マイノリティの言語の扱いはどうあるべきかという議論は、いまもトルコ社会で熱くつづいています。 話されている言語は36種といっても、これらの言語を、だれが、どこで話しているかという正確な新しいデータはないと、ウズン会長は言っています。 現在、トルコ語に次いで多く話されているのはクルド語です。世界の言語を地理的に分類し、調査研究しているNPO「SILインタナショナル」によると、2009年の調査ではほぼ1500万人がクルド語を話しているそうです。クルド語を話しているのは主として、ハッカリ、シルマクなど東部の県。 クルド語の次は、南東および中央アナトリアで150万の人
5月27日 ディズニーランドに触発されたようなテーマパークがイスタンブールにできました。パークの広さは60万平米。 イスタンブール最大のエンタテイメント・パーク「ヴィアランド」の開会式にはエルドアン首相も出席しました。 「ヴィアランド・イスタンブール」は金角湾岸のエユップにつくられた大きなショッピングセンターで、100万平米のエリアに公園、アクアパーク、テーマパークがあります。 このプロジェクトは2011年9月に始まり、建設のために4000人が働きました。 エルドアン首相は「私がイスタンブール市長をしていた1994~1998年は、この辺りは石切り場でした。ボスフォラスにつながる金角湾は、海の動物の生息地という特性を失いましたが、いままた、自然を取り戻す努力をしています」と語りました。 「これは私にとって“愛のビジネス”です。10年前、ここが娯楽センターになるとはだれが思ったでしょう。ここに
8月9日 トルコ・ファンの方なら、17世紀の旅行家エヴリヤ・チェレビ(Evlya Celebi)をご存じですよね。エヴリヤ・チェレビは社会学者で、戦争リポーターで、歴史家で、グルメなシェフで、旅行作家でした。 40年間で250以上の都市を旅し、「セヤハトナーメ」という10巻の書物にまとめました。 オスマン史の研究家で、「オスマンの夢:オスマン帝国史」という著作もある英国人作家キャロライン・フィンケルさんは、5人の仲間とともに馬に乗って、エヴリヤ・チェレビのメッカ巡礼の足跡をたどる旅をしました。 今度の旅で、フィンケルさんとその仲間は、トルコ北部のヘルセク村からイズニク、キュタヒヤとまわり、6週間かけてメッカへ旅したそうです。 「エヴリヤ・チェレビはとても興味深い人物なのに、イスタンブールでは彼を知らない人が少なくなかった。ところが、村人たちはみんな、自分の村に彼が来たことを誇りに思っている
2020年オリンピックのハサン・アラット委員長は委員会のウエブサイトで「このロゴは、アジアとヨーロッパを結ぶオリンピック開催の夢の実現に役立つでしょう」といっています。 先月、国際オリンピック委員会(IOC)はイスタンブール、東京、マドリードを2020年オリンピックとパラリンピックの候補地に選びました。 主催国は2013年9月、ブエノスアイレスで発表されます。
12月23日 トルコによるアルメニア人“大量虐殺”を否定することを犯罪とするという法案が、ついにフランス議会を通過。怒ったトルコ政府はついに駐仏トルコ大使を召還しました。 第1次世界大戦中、150万人のアルメニア人がオスマン軍によって大量虐殺されたとアルメニアが100年間、主張しつづけているのは、皆さん、ご存知のとおり。トルコは大量虐殺を否定し、アナトリアに侵攻してきたロシア軍に味方したアルメニア人約50万人が戦いの中で死んだのだと主張しています。 これはトルコとアルメニアの問題なのに、フランス議会はなんと、アルメニア人が主張する大量虐殺を否定することを犯罪とするという奇妙な法案を票決したのです。 え~、なんでえ? フランス関係ないじゃん、と言いたいところですが、フランスには約50万人のアルメニア系市民がいて、それがフランスの政治に強い影響力を持っているんですね。彼ら、有力なサルコジ支持者
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『blog.goo.ne.jp』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く