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日本で生活をしている日本人の現状を知ろう 下図は、総務省の「家計調査報告」からのものです。 ここから何を見るべきか?何に気づくべきか?何を考えるべきか? 私は金融業界、とりわけ投資をすすめる業界やFP資格保有者らがいつも言っている次のことを疑ったほうがいいと思っています。 それは 今の現役世代は、親(いまの高齢者)世代と同じように”働いて、それを預金へ”ばかりではいけない。 老後資金作りのために、はやくから少額からでも積立投資をしていかないといけない。 30年の長期積立投資で、積立元本の2倍(5%複利)や3倍(7%複利)になる。 お金に働いてもらいましょう。 老後には、自己資金で3千万円、4千万円、5千万円といった金額が必要。 このようなことです。 ほとんどが間違った知識、加工された情報でのミスリードのオンパレードであり、ポジション・トークです。 今回のコラム記事では、総務省データより私の
宗教家や詐欺師というのは、騙すのではなく信じ込ませるということに長けています。 そして、情報というのは操作することによって、人々を”洗脳”していきます。 積立投資の話でよくでてくる情報があります。 複利効果 下がっても口数たくさん買える ウソではないのでしょうが、「それがなに?」っていつも思います。 重要なのは 平均買付単価(個別元本) 投資対象の基準価額 です。 この2つがあってこそ、上の2つについては”結果”として語ることができます。 投資において、結果よりも先に「複利効果がある」というのはどうにも不自然・不誠実です。 「複利」も「口数」も結果がでた後に、「複利効果が働いた結果」や「多くの口数があった結果」というように説明するものだと思います。 複利にはマイナスの複利もありますし、マイナスな状態(投資対象の基準価額<平均買付単価)で多くの口数を保有していると損失が拡大します。 複利の説
だとずっと言ってきています。 それは、お客様に対してはもちろん、そこで働いている人たちに対してもです。 冷徹な部分のひとつ、 金融業界がお客様に”投資をすすめる”様々な説明や情報提供について、仕事に対する姿勢を疑うようなミスリードが多すぎます。 今回のブログ、 巷間ずっと「真実」かのように言われ続けていることについて斬りたいと思います。それは、 という話についてです。 この話で最もおかしいのは 「そもそも投資するしないをアメリカ基準に合わせないといけない根拠はなに?」 です。 日本人よりも投資をしているアメリカ人のほうが裕福なの? 違うでしょう? (証券会社やアメリカの投資運用会社を儲けさせたいというのが根拠では?) 他にもおかしいところがあります。 「金融資産」だけを「資産」と考え、「金融資産」だけを「リスク資産」とするのはおかしい話です。 実は、アメリカと比較した場合「住宅」については
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