9月に公開される『アルビン/歌うシマリス3兄弟』は、日本ではマイナーだがアメリカでは誰でも知っているリス・キャラ、チップマンクスを映画化したファンタジー・コメディー。アニメ化されているので見たこともある人はいると思うが、今回は実写に合成させれCGアニメのシマリス3兄弟が歌い踊る。作曲家デビッド・セビルが、伐採されたツリーから逃げ出したシマリス3匹チップマンクスの歌の才能に注目し、彼らをスターに育て上げると同時に家族的な絆を育むのだが、レコード会社の強欲な重役が彼らの間に介入する…という話。セビルは実在のミュージシャンで、1950年代にチップマンクスを生み出した人物だが、ここでは売れない三流コンポーザーという設定。 チップマンクスの歌は録音したテープを早回してピッチを上げ、愛らしくもカン高い声に仕立て上げた、いわば元祖”帰ってきたヨッパライ”というべきもの。今回は中心メンバー、アルビンの声を