サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
円安とは
gep.hatenablog.jp
Google Chrome のMac版でも拡張機能(extensions)が使えるようになった。といっても、現在、普通に公開されているBeta版ではなく、開発者向けのバージョンで、の話である。 以下にあるサイトを順番に辿って行ったら行けた。 Chrome Dev Channel Updates for All Platforms, Adds Extension Support for Macs Google Chrome Releases: Dev Channel Update The Chromium Projects > Getting Involved > Early Access Release Channels 要するに、開発者向けのテストバージョンを使用する形になるので、当然、自己責任において使用しなければならない。 で、とりあえず入れてみたのは、Xmarks Bookmark
baya さんに頂いたかコメントを受けて、もう少し考えてみた。かなり間が空いてしまったけど。 「2国間/地域間の積み上げ」方式のどういう部分がだめなのか。 前にも書いたように、それが全部駄目だとは思わない。特に、今の様に、交渉がやたらと複雑化していて、まるで多次元方程式になっているかのような状況では、「出来るところからコツコツと」ということは、ひょっとしたら堅実なのかもしれない。 例えば、現状でも一部進んでいるREDD(森林減少・劣化からの排出量削減)についての協力などはそうだろう。協力が可能であるという具体的な事例を作り出すという役割を果たすと同時に、REDDのように比較的新しい分野にとっては、世界的なルールを作ってしまう前の知見や経験の蓄積という側面もあるだろう(そんなに時間的猶予がある訳ではないので、せいぜい、ルール作りの予行演習ぐらいにしかならないだろうが)。 REDDに限らず、最
最近、常時使うメモ管理ソフトをどれにするかで少し悩んでいる。 「メモ管理ソフト」というのは、私が勝手にそう呼んでいるだけで、別にそういう一般的な呼び方があるわけではない(と思う)。 日常的に、思いついたアイディアや、会議の議事録、セミナー/審議会等の傍聴時のメモ、本を読んだときの感想、気になったWeb上の記事等々、色々な「メモ」を一元的に管理するためのソフトである。 具体的には、標題に挙げたEvernoteとSOHO Notesの2つである。この他にも、Macで使えるものとしては、Yojimboが知られている。 Evernote は、かなり著名なソフトなので、知っている人も多いと思う。 このソフトの大きな特徴は、 通常のアプリケーションとしても、ウェブベース(ブラウザの中)でも、両方操作可能。 メモの保存場所はネット上のサーバであり(ローカルにも保存出来るが)、月のアップロード/ダウンロー
Climate Action Tracker さて、ちょっと間が空いてしまったが、前回の続きである。 今回は、Climate Action Tracker を取り上げる。 Climate Action Tracker は、ヨーロッパの著名な研究機関であるEcofysや、Nature に載ったカーボン・バジェットに関する論文で有名な研究者が参加するClimate Analytics、ドイツの研究機関のポツダム気候研究所(PIK)の研究者が集まって実施しているプロジェクトである。Project Catalyst と同様、政策決定者への情報提供をしている。 参加している研究者は、IPCCの報告書作成に関わった人も多く、"25%〜40%"で有名なBox13.7という表の作成に関わった人も含まれる。 彼らは、コペンハーゲン会議の期間中に、各国が出してきた目標の総合評価をしている。 Briefing
デンマーク・コペンハーゲンでの国連気候変動会議(COP15・COP/MOP5)が終わって、早くも2週間が過ぎ去り、もう年の瀬だ。 今年は色々なことがあったが、この会議に照準を合わせて色々やってきたので、それがあんな形で終わると、がっかりしてしまって、少し気が抜けてしまった。終わった後に、少なくとも簡単な感想ぐらいはこのブログに書いておこうと思ったのだけれど、気がつけば今日。 今回の会議の結果について、細かい内容は仕事の方で書くので、ざっくばらんな、個人的な感想だけつらつらと書いてみる。 総じて言うと、今回の会議の成果は、期待外れだったと言わざるを得ない。意味のない会議だったとまでは言わないが、今回の会議を「成功」と位置づけるのはやはりちと厳しい。 元々難しかった部分 会議が始まる前から、現状の交渉の状況からして、今回の会議でどのくらいの成果があげられるかについては疑問の声が挙がっていた。
ようやく、iPhone ソフトウェアのバージョン3.0が公開され、ダウンロードまではできるのだけれど、今日の5時半の段階では上のようなメッセージが出てアップデートができない。 後でまた試せ、というメッセージが出てくるので、しばらく時間をおいて試すものの、一向にできる気配なし。 アクセスが集中して、混みすぎてできない、ってことなのかもしれない。 <・・・しばらくの試行錯誤の後・・・> ここにあった情報を基に、iPhone 3.0のソフトウェアを「抽出中」と出ている時にインターネットの接続を切ると、アクティベーションサーバへの確認を無視して、そのままアップデートが行われた。 で、最後に再起動がかかったところで、再びネットに接続。 すると、「アクティベーションされました」のメッセージがiPhoneに。 で、アップデート完了。 でも、本当はやってはダメなはずなので、自己責任でやるしかない。
僅差での通過 今春からアメリカの国内政策議論の焦点だったワックスマン・マーキー法案(American Clean Energy Security Act of 2009: ACES)が下院を通過した*1。 Commitee on Energy and Commerce of the House of Representatives: House Passes Historic Waxman-Markey Clean Energy Bill Grist: One hurdle down for climate bill, 60 more to go NY Times: House Passes Bill to Address Threat of Climate Change 219対212という僅差であり、かつ、通過のために必要であった過半数(218)をわずか1つ上回るというギリギリのライン
地球温暖化の予測は「正しい」か?―不確かな未来に科学が挑む(DOJIN選書20) 作者: 江守正多出版社/メーカー: 化学同人発売日: 2008/11/20メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 2人 クリック: 18回この商品を含むブログ (20件) を見る 休日に本屋をぶらぶらと気ままに歩くのは私のストレス解消法の1つで、別に買う気はなくても色々と本屋を見て回るのは好きだ。 仕事柄、「環境」のコーナーがあると気になってついついじっくり見てしまうのだけれど、最近は、ずいぶんと温暖化のいわゆる「懐疑派」と呼ばれる方々の本が多いことに気が付く。「懐疑派」とそもそもひと括りにするのは乱暴で無理があるかもしれないが、その手の著作はけっこう色々とあって、それなりにまとまったものが多い。 これに対し、その批判の対象である「温暖化は起きていて、大事な問題である」と主張する主流派の人々が(このくくり方
同じようなタイミングでもう1つ重要な動きがあった。 イギリスのゴードン・ブラウン首相が、コペンハーゲンへ向けての方針を発表するスピーチを行った。 Number10.gov.uk: Government sets out “Road to Copenhagen” スピーチの大半は、これまでのEUの路線を踏襲する内容なので、実はそれほど新しい内容はない。 たとえば、世界全体が目指すべき方向性については以下のように述べている。 We cannot in good conscience plan for the world to exceed that limit. So our goal must be “no more than two degrees”. We know this means stabilising greenhouse gases at around 450 parts p
迫るアジア どうする日本の研究者 理系白書3 (講談社文庫) 作者: 毎日新聞科学環境部出版社/メーカー: 講談社発売日: 2009/01/15メディア: 文庫購入: 6人 クリック: 26回この商品を含むブログ (11件) を見る 温暖化対策の議論をしているとよく出会うのが「温暖化対策の鍵は技術革新だ」という議論である。 この議論は、しばしば短期に政策を導入しないことの言い訳に使われるので、なんとなく胡散臭さを感じてしまうことが、正直多い。 ただし、「技術」が果たす役割が温暖化対策において重要であることは異論はなく、温暖化対策に貢献する技術を如何に育んでいくかというのは、温暖化政策の中でも最も重要な課題の1つであろう。 しかし、「技術が大事だ」という議論の中では、「ではどうすればよいのか」という議論はあまり出てこない。日本で技術を育て、そして普及をはかるためには一体何が必要なのか。また、
昨晩、福田前総理の時に設置された「地球温暖化問題に関する懇談会」が開催され、排出量取引制度の試行的実施と日本の温室効果ガス削減に関する中期目標についてちょっとだけ議論がされたようだ。後者については、どうやら中期目標検討委員会というのが設置される模様。朝日とかの報道によれば、座長が福井俊彦前日銀総裁になるらしいが、それ以外の詳しいメンバーについては発表がない。 続いて、今朝は「地球温暖化対策推進本部」が開かれ、排出量取引制度の試行的実施の開始が正式に決まった。近日中には具体的に参加企業の募集が始まるらしい。 今回は、その試行的実施の内容について個人的に考えたところを書いてみたい。 まず、率直な感想として、評価が非常に難しい。 というのは、一方で、試行される制度の中身を見た場合、とても中途半端な感じなのだ。他方で、何はともあれ「やってみる」という感じで議論が一歩でも半歩でも前に進むきっかけにな
本当は前回のサミット評価の続きを書こうと思っていたのだけれど、それは明日に回して、今回は時事ネタをとりあげようと思う。やっぱりこういうのはそれが出た早い段階で、少し考えておくのがよいだろうし。 今朝の新聞各紙(朝日、読売、毎日、日経)で、先月発表された福田ビジョンを実行に移すための政府「低炭素社会づくり行動計画」の案が25日にあきらかになったという報道がされている。正式な閣議決定はどうやら29日らしい。 この行動計画については、以前から7月内に完成させるという話があって、最初聞いたときは「そんなに短い期間で一体何を作るんだ?」と正直本気なのか疑問に思っていた。それっきり、特に何も発表がなかったのでどうしたのかなあと思いつつも、G8にかまけて放ったらかしだったのだが・・・。 以下では、具体的に、どうやら柱となっているらしいいくつかの点について、メディアに出ている範囲で考えてみたことを書いてお
9日月曜日、福田総理がG8へ向けての方針、通称「福田ビジョン」を発表した。正式なタイトルは、“「低炭素社会・日本」をめざして”で、日本記者クラブにおいて、総理自身のスピーチという形で発表された。 いつだったか忘れたが、町村官房長官が日本の長期目標として、60〜80%を検討していると述べたことが報道されたあたりから、この「福田ビジョン」の発表が今月上旬になるという噂になり、その中身をめぐって、さながら福田ビジョン狂騒曲とでも言うべき報道合戦が繰り広げられていた。 このビジョンがなぜ重要なのかといえば、それは、このビジョンがG8へ向けての、議長国日本としての温暖化問題に対する実質的な方針表明になるからである。G8ではもちろん、温暖化・気候変動問題以外の問題も話し合われる(たとえば食糧危機)が、これが主要議題の1つであることは確かである。 スピーチの全文は上述の官邸ウェブサイトへのリンクから読め
最近、外にパソコンを持ち歩く機会が多くなってきたので、遅ればせながらではあるが、D02HWでモバイルに挑戦してみた。 MacBookはコストパフォーマンスに優れている良い機会だと思うのだが、いくつかデメリットもあって、そのうちの1つがPCカードスロットがないっていうことだった。モバイルをしようとすると、どうしてもPCカードが使えないというのはネックになってくる。でも、このD02HWはUSB接続で行けるので、MacBookにとっては救世主みたいな感じだ。しかも白いデザイン。 先日お店で登録してきたやつを、今日、試してみた。手順にしたがって、附属のユーティリティソフトをインストールしてみたのだが、このソフトの起動で既に問題が発生してしまった。起動することはするのだが、すぐに強制終了してしまうのだ。 入れ直したりしてもそうなので、なんだかなあと思って、ネットを検索したら、同じような症状に見舞われ
すごい久々の更新がこういう単なる情報整理なのもあれですが・・・・。 先週から、日本の気候・エネルギー政策に関する主要な計画・戦略について、パブコメが開始されました。 日本のパブコメ制度は、市民や業界団体からの意見を広く聞いて、そこから得られる知見を活かす制度としては機能しておらず、せいぜいが最終微調整することで「パブリックから意見を聞いた」という根拠を作るための制度に形骸化してしまっていますが、 それでも、たまに出てきた意見の数は話題になることもあり、出しておくことは大事だと思います。 いずれも、締切は10月4日です。環境省のやつは、締切が10月5日0時00分に設定してあるので、ぱっと見10月5日に見えますが、事実上4日です。 日本のNDC(国が決定する貢献)(案) パリ協定に基づく成長戦略としての長期戦略(案) 地球温暖化対策計画(案) 気候変動適応計画(骨子案) エネルギー基本計画(案
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『「地球環境政治」と「学」の間』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く