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猫
hanadekameganet.hatenablog.com
会社の先輩が亡くなった。 俺より5歳ほど年上だったからまだ四十半ばくらいだったと思う。 数年闘病し、症状が快方に向かっていると言う噂を聞き始めた矢先だった。 子供が3人いて、末っ子はまだ幼稚園だと聞いた。 会社でお別れの会があり、訪れるとたくさんの社員がいた。 献花をし、簡易的な祭壇の上に置かれた写真に向かって手を合わせる。 ここ数年、テレワークのみで仕事をしていた彼とは画面越しでしか会うことが出来なかった。 年齢の割に童顔で、いつも洒落た着こなしをしていた。髪の毛も長く伸ばした上にゆるいウェーブがかったパーマをかけていて、若い頃はさぞモテたんだろうな、と思わせるような人だった。 見た目に違わずチャラく、いつもすれ違う時には軽い調子で声をかけてくれた。それなのに真面目で細かいところにも気がつく人で、人のことを悪く言うところを見なかった。 そんなことを思い出しながら手を合わせていたら、直接仕
そうだよな、本当そうだよと思う。 頭の良い人、先が考えられる人ほど 子供を持つことの怖さと無謀さばかり見えて とても今ある自分の人生を子育てという数十年がかりの一大プロジェクトに取り組む気になんてならないだろう。 自分が食うだけで精一杯なのか、 自分の遊ぶ金失ってまで子供作ることにメリット感じないなのか、度合いや程度に差はあれど、独身の人の気持ちはよくわかる。 時間も金も体力も精神も、すべて捧げてそれでも足りない。だってそういうものだもの。 頑張らなくていいんだよ。 的な風潮、論調もあるだろう。 そんな、介護じゃ無いんだから。 いや、介護だよ。 子育てって介護と似てるよ。ほとんどイコール。子育て終わる頃に今度は親の介護、本当自分の人生は人のお世話で終わるのかってよくある話。 昔学生の時女性の労働力は生涯で子育てと介護で2回時間取られるからM字型のカーブを描いている、って話聞かされて普通にふ
俺は親になれば自分が何者かになれると思っていた。 はっきり言って、そうだと思う。 無理矢理親を演じ続けて、 病気になって演技も出来なくなって、 子供の前でも親ができなくなってしまった。 抑え込んでいたものがいっきにあふれ出し、 今はいつ栓をするか、蓋を閉じるか、自分でもわからない。 舐めていたんだと思う。 親になることも、子供を育てることも。 よい父親のふりをすることで、世間に自分が、立派な社会人、夫、父親であるとアピールして一人前の扱いをされたかっただけだ。 そんな男の自己満足に、俺の家族は付き合わされているのかと思うと本当に気が滅入る。 こんなもの、暴力自体は存在しなくても、最大級の侮辱であり虐待ではないか。
テレワーク。 昼休みの時間を前後にほんの少しずつ長く取って家のすぐそばにある 24時間営業のジムへ行く。 平日昼前のジムには誰もいない。 ほぼ貸切状態の事務でNetflixの韓国ドラマ「未成年裁判」を見ながら 無心にマシンのペダルを漕ぐ。 キム・ヘスという女優さんは日本でもリメイクされた「シグナル」というドラマで最初に見た女優さんで、年齢不詳というか、実年齢よりかなりお若く見える女優さん。 弛まぬお顔のメンテナンスの賜物という感じ。俺はこのドラマとシグナルしか知らないので、またこの人過去のある笑わない強い女やってんな、と思った。日本だと誰だろう。篠原涼子、天海祐季。シグナルのリメイク版では吉瀬美智子だった。顔はあ〜という感じ。 家に戻ってうどんを作る。 冷凍してあるしめじとえのき、油揚げを入れて、残っていた白だし、ごま、刻んだネギを入れて麺を入れて煮るだけ。 今日は冬に戻った様に寒かったの
有給を取ってこれを書いている。 ここは浅草のドーミーイン。 初めてのサウナに入って俺は今多幸感に包まれている。 朝 精神科に行く。 ここ最近気分は安定していること、有給を取って映画でも見に行こうと思っていることを話す。 すると映画について食いついてくる。 どんな映画を見るか、ということは影響してくるらしい。 好きな映画を問われ思いつかず、「バックトゥザフューチャーとか好きです」というと 「あれは名作ですよね」と思わぬ賛同をもらい動揺してしまう。 そのまま銀座へ。 今日は銀座にあるシネスイッチという映画館で映画を観る予定なので、 銀座でランチを食べるつもりなのだ。 ところが食べようと思っていた「数寄屋バーグ」が定休日。 ネットで調べたら情報が古くて年中無休となっている。 コロナ以降変わったのだろう。 仕方ないので少し歩いて「石松亭」へ。 出版関係っぽい業界人が大将と昼間から常連トークしている
この時間まで仕事をしてしまった。 こんなに仕事をしてはいけない。 自分で恐る恐る仕事をしている。 調子に乗ってアクセルを踏みすぎるとどこかで俺はどうにかなってしまう。 しかし、会社に行けば、普通の人なように振る舞ってしまう。 俺のことを普通ではないと知っているはずの上司が、涼しい顔で仕事を次々依頼してくる。 こいつ、サイコパスなのか? 狂ってるのは俺じゃ無くて、こいつなんじゃないのか? こんなことを繰り返していたらほんの少しだけ休んで落ち着いた俺の精神はあっという間に壊れてしまう。 今日から抗うつ薬を飲む。 怖くて処方されてからずっと飲めなかった。これ以上は後送りにできない。 飲んだら俺は俺でなくなってしまうのではないか。飲んだら、もう今までの俺には戻れないのではないか。 怖い。誰か。
会社を休んで人間ドックに来た。 たった一年で5キロ太っていたことがわかる。 怖くてこの一年間ロクに体重計にも乗らなかったからだ。今日から気合い入れてダイエットしよう。 俺の受けているドックの病院は食事券二千円分をくれるのでそれを使って近くの提携ホテルに入ってるレストランで普段だったら買えないような豪華なランチを奮発した。 何万円もするコースのある中華料理店でアラカルトから五目つゆそばと春巻きを頼んだ。上手い。具が多い。 今日で贅沢は最後だから、と自分に言い聞かせて食べる。お腹いっぱい。 外に出ると空が綺麗に晴れて澄み切っている。 それを見ているとまるで自分が正常になったような気がするが、きっと気のせいなのだろう。
こんにちは、hanadekameganetです。 資格試験の勉強をするために、ユーキャンに入りました。 というか入ったのは実は1年以上前なんですが。 そして、受験する予定だった資格の受験日は既に過ぎてしまったのですが。 you canかもしれませんがi can'tでした。 受講料、実に数万円。 もう、ね。馬鹿かと。思うんですけども、そのときは本気だったんです。それは信じて頂きたいと思うのです。 で、そのテキスト類、置き場所が無いんでパソコンラックの一番上の本棚の本の上に平積みにして無理矢理積んでおりまして、ほとんど耐震用突っ張り棒なのかテキストなのかわからない状態になっているわけですが そのテキスト類が先日落下するという大事件が起きまして。 幸い被害はなく、コトなきを得たんですが、子供とかもいるので場所を移そうと考えまして、そのときふと、テキスト類のすぐ下で窮屈そうにしている書物たちに目が
俺の家は低層階であり、かつこの辺り一帯が海抜0メートル地帯なので、 雨が降った後は下水が上がって排水溝からドブの匂いが上がってくる。 風呂上がりに妻になんかくせえな、と言われて俺は気がついた。 生まれ育った家に出戻りで暮らしている。 子供の頃からこの環境に慣れていたから、気が付きにくいのかもしれない。 もしかしたら会社でドブくせえジジイだと若い女性社員からは思われていたのかもしれない。 恥ずかしさ、惨めさに襲われる。 半地下、というワードが頭をよぎる。 映画のパラサイトで雨の日にトイレから下水が吹き出して慌てるシーンを思い出して暗い気持ちになる。 家中臭い。気が滅入る。 気圧のせいですよ。 そんなふうに若者のようにどうにもならない外的要因のせいにしてしまいたい。 風呂に入るとまた臭い。 ここも排水溝があるからしょうがない、匂いがあがってきてしまうのだろう。 それにしても、臭い。 完全に公衆
いまAmazonで買い物するとこんなチラシ入ってくるんすよ。 目の前の子供食わせるのも精一杯だわ。 大体Amazonで最安値の、明らかに中国人が自動翻訳で説明文書いてるようなスマホのケーブル買う奴にこんなチラシ入れてくんじゃねーよ。ジェフ・ベゾス。なあ。ベゾス。セグメントだろセグメント。ベゾス。 俺の子供の親に、どっかの先進国の金持ちなってくんねーかな。 そっちの方が幸せなんじゃねーか。 もはや、彼らと俺たち、生活の苦しさというレベルでは、たいして変わらないんじゃないかと思うのは、おれの思い過ごしじゃない。 俺たちは、豊かだと錯覚させられた貧しい国、精神の戦場で生きている。 日本は今も、戦時中だろ。
Netflixで韓国ドラマをよく見てるんだけど、字幕が「おなかすいた」となってるときに 「ぺごぱあ」 といってるのを聞いて、あ、本当に使うんだ、と思って嬉しかった。 という報告です。 ここ最近ラランドのサーヤ、Aマッソ、ヒコロヒーあたりの女性芸人の台頭が嬉しい。 ちょっと前に友近とゆりやんが一緒にYouTubeやってて、こういう女性芸人がたくさんいると状況が変わるだろうな、 となんとなく思っていたら、そんなに時間もかからず芸人界が変わっていきそうな気がする。 友近とゆりやんの番組はとても面白いのだけど、意地の悪い言い方をすると 「この面白さ、どうせ私たちにしかわからないのだろう」 という、半ば諦めに近い閉じたコミュニティの面白さで、あまり外に向かっていない感じがしてたので いわゆる第7世代の芸人さんたちが男性芸人と同じ場でしっかりと主張をしているのがとてもよかった。 特に友近は自分があまり
ここ数日急に寒くなった。 とても寒い。 せっかくMacBook Airを買って気分一新、ブログを書こうと思ったのに、 MacBook Airは全身アルミだからなのか、さて、書こうかと起動させると 手首のあたりを載せる部分がキンキンに冷えていて、文字を打ちながらどんどん体が冷えてくる。 ファンがないので過熱してしまうこともないのだが、 あったかくなることもないので、いつでも冷え冷えのようだ。 クールである。 今日は事件があった。 息子がやけどをしてしまったのだ。 しかも原因はほぼ俺。 妻が仕事だったので、たまにはパパがチャーハンでもつくってやっか〜などといい父親ぶったのがいけなかった。 チャーハンはいい感じで出来上がり、息子に渡す。 息子がチャーハンをダイニングテーブルに置き、 俺は同時に作っていた丸鶏ガラスープを溶かして刻んだネギを入れただけのなんちゃって中華スープを温め直し、 カップによ
いいことと悪いことは同じくらいのレベルで同じくらいの量起きると俺は信じ込んでいるので、ここ数ヶ月俺の身にめちゃくちゃ起きている変化(自分としては極めて「よい」変化)を目の当たりにして「はてこれからどれほどひどいことが起きるのだろうか…」と怖くて仕方がない。というか、あくまで俺の個人的な感想としてはポジティブではあるが、周囲の人から見たらここ数が月の俺の状況というのはむしろネガティブなものであったかもしれない。客観的に考えると、実際そうなのだ。だから、もう起きてしまった悪いことの等価交換として、俺の内面の中での「よかった」という実感が手に入れられた、ということなのだろうか…。この辺りは考えても考えてもわからない。答えはないし、見つからない。いぜれにせよ、そのうちわかることだ。
下書きリストにこういうタイトルだけ保存されていたが、なんのことを当時俺が書こうとしていたのか全く覚えていない。とにかく何かにムカついていたんだろう、ということだけはわかる。こんな風に原因さえ特定できない程度の怒りだったのだろう。俺は怒りを覚えやすくわすれやすい、実に無駄の多い人生だ。忘れる程度なら最初から怒らなければいいのに。それでも頭に来るのだから仕方がない。最近はまた通勤途中の電車の中で本を読み始めているのだが、文庫本でも満員電車の中で活字を読むのは結構難しい。スマートフォンがいかに狭い場所で効率的に文字を読むという行為に限っていえば効率がいいのか思い知らされる。片手で持てるし指先のわずかなアクションで読み進めることもページをめくることもできる。印刷された紙をめくったり広い面積に印刷された文章を読むには両手で本を広げたり首左右に動かしたりする必要もある。読書とはそもそも満員電車では向い
少し遅いが、俺の実家で新年会をやった。 招かれたのは俺の家族と、姉の家族。 それぞれの配偶者と子供が二人ずつなので総勢10名。 わいわいがやがやと大人も子供もそれなりにやかましく、楽しい新年会だった。 寿司屋でビールを飲み、父親がもったいぶってお年玉を孫たちに配る。 続けざまに「お父さんお母さんにもあります!」と鼻の穴を膨らまして言い放ち、こういうことについては特に恥とも思わない俺は頭を下げてしっかりと 「ありがとうございます」と言った上でその「お年玉」と父らしい角ばった字で書かれたポチ袋を頂戴した。 子供達は文字どおり飛んだり跳ねたりして騒ぎまくり、大人たちは2時間もすると静かになった。 後半は惰性のように時間を過ごし、会話もほとんどなくなったところでお開きとなった。 中学生くらいから親族で集まるという行為は、多くの人にとって多かれ少なかれ苦手なものになると思うけど 俺はとにかく苦痛で仕
ポコニャンをご存知だろうか。 アニメで見たことがある人もいらっしゃるかと思う。 90年代初頭にNHKで放送されていた。私も小学生の頃何度か見た記憶がある。 原作は藤子・F・不二雄の漫画である。 ドラえもんなどと比べるとやや年下、幼児向けの雑誌に連載されていた作品らしく 作品世界や全体の雰囲気は非常にドラえもんに似ていながら、独自の世界観がある。 ひょんなことからそのポコニャンに突然惹かれてしまった。 そもそもはだいぶ前、まだ妻と結婚する前だからもう7、8年前になるが 川崎市の藤子・F・不二雄ミュージアムに行った際、そこに置かれていた原画を見たら ポコニャンが無表情に「ポコニャン」と言っているだけのコマの原稿が展示されており、 それがやけに面白かったので、しばらく妻と無表情に「ポコニャン」という遊びが流行った。 ただ、それっきり私の中のポコニャンは消えていたはずだった。 それがつい先週、 「
あんまり人に言ってないんですけどね。 続けてることがあるんですよ。 そこではここで、クエスチョン。 見たことありそうでないもの、なんだと思います? 坂東さん、スーパーひとしくんですね。 自信がおありで?なるほど、わかりました。それでは正解です!ふしぎ、発見! 正解は「デアゴスティーニで最後まで揃えて完成させた人」です! 坂東さん残念!スーパーひとしくん、没シュートです!♪テレッテレッぼわわ~んじゃないんだようるせえな。 そう、俺はデアゴスティーニで昨年から刊行されている「週刊ムーミンハウスをつくる」を定期購読しているのである。 一号あたり大体一つの家具とハウスの一部みたいなのが付いていて、それを少しずつ組み上げていくと、いつのまにか大きなハウスが完成する、という仕組みなわけ。 ここで疑問になるのは、 「ムーミン、そんなに好きなの?」 という部分かと思う。 わかってるわかってる、焦らない焦ら
娘がよく踊る。 正確には歌って踊る。 多かれ少なかれこどもにはよくあることだと思うのだけれど、息子には見られなかった現象である。 性格によるものなのか、あるいは女の子の方がダンスが好きなのか。 ちなみに歌も自分で作る。 歌と踊りを自分で作っているのである。 3歳のシンガーソングライター兼ダンサー。 ただ、正直何を歌っているのか全く聞き取れない。 3歳なので話せる言語も限られているわけだが、それでもある程度会話ができるようになったにも関わらず 自作ソングの歌詞だけはなぜか言葉になっていない。 もちろんその場で即興で歌うなんて芸当は、フリースタイルのラッパーでも無い限り大人だって言葉がすぐに出てくるものでは無いのだから、3歳の子供に求めるべくもないのだが 「あーうぇーおー、やーいーうーいーよー」 みたいな感じで危うい音程の前衛的な楽曲が量産されていく過程は親からすると楽しい。 しかも歌の最後だ
子供がユーチューブで動画を見過ぎている。 楽しんでみちゃう気持ちもわかるし、実際見ててくれると自分もその間だらだらできるという理由も多いのだけど なんやかんやで結構見せてしまっている。 ここ最近はさすがにちょっと寝ても覚めても「スマホ!」「動画!」と言っているので、少しちゃんと言わなきゃいけないのかな、 ともやもやしていたところ、トミカをストップモーションで撮影した一般の人が作ったカーチェイス風動画を食い入るように見つめていた。 丁寧につくられていて、トミカながらなかなか見ていて惹きつけられるものがあったので、息子に 「すごいねこれ」 と声をかけると 「これで勉強してるの」 と言う。 「動きをよく見て、真似してるの」 と画面から目を離さずに言うのだ。 最近の息子はトミカで街をつくり、そこを大体一台の暴走車(私が担当する)を走らせ、彼が警察や消防、救急から戦車部隊まで出動させて 街中を総動員
突然だが、皆さんはレシートをどうしているだろうか。 気がつくと財布がレシートでいっぱい、という人は、ひと昔前に比べるとだいぶ少なくなったのではないかと思う。 そもそも、なんとなくちょっと前まで「もらうのが当たり前」だった存在だったのに お店側の方から積極的に「レシートいらなければここに捨ててください」というゴミ箱まで設けたりして、 今やレシートは「捨てても当然のもの」にいつのまにかなってしまった。 お店によっては「レシートはご利用ですか?」と事前に聞いてくれて、いらないと答えるとレシートは出ているのだが お店の人の方で処理してくれたりする。 一番困るのはレシートを出したり出さなかったりする場合である。 私がいつも利用するコンビニがあるのだが、私のことを「この人はレシートいらない人だ」と覚えているのか 誰に対してもその対応をしているのかはわからないが、何も聞かずにおつりだけ渡してレシートを出
土曜日の午前中にジムに行く。 主にエアロバイクに乗って、無理のない程度の負荷とスピードでゆっくりと漕ぐのがメインの運動である。 運動と言えるか怪しいものだが、基本は脚のリハビリがメインなので、これで十分だと思っている。 大体1回に60分程度続けるのだが、ひたすら漕ぎ続ける1時間というのは体力的にどうこう以前に、非常に退屈である。 そんなときのために、ジムの有酸素運動系マシンは、すべてテレビが備え付けられている。 土曜日の午前中、エアロバイクをゆったりと漕ぎながら見るのにもっとも適した番組とは何か。 それが、「ぶらり途中下車の旅」である。 以前からこうした番組が放送されていることは知っていた。 しかし、正直なところいつ放送されているのか、どんな人が出ているのか、どんな内容なのか、そこまで真剣に考えたことはなかった。 自分の生活スタイル、趣味嗜好、そういったものとは重ならない、「自分とは関係の
それにつけてもデアゴスティーニである。 みなさんご存知デアゴスティーニが新しい雑誌を創刊している。 その名も「週刊ムーミンハウスをつくる」 deagostini.jp これがまた、気になるのである。 私は熱烈なムーミンファンというわけではない。 だが、妻とともに錦糸町のムーミンショップPEIKKOに行った際、胸が躍ったのは事実だ。 そのままの勢いで、使うあてもなくコースターやかわいい缶入りのチョコクランチを買ってしまった。 チョコクランチは確か1000円くらいしていて、これはディズニーランドと同じ感覚だ、と思った記憶がある。 そして、その店にあったムーミンワールドへ行くフィンランドツアーのチラシに心惹かれたことも確かである。 お値段お一人様約50万円と、価格は全くかわいくなかったが、気になったのは事実である。 www.nordic.co.jp つまり、ムーミンに惹かれる素養はあったわけだ。
あまり褒められた話ではないのだが、子供にスマホを渡してしまうことがある。 これはもう、ね。 いや認めます。 心が折れる瞬間って、あるじゃないですか。 まあ、いつも折れてるっていうか、しょっちゅう折れるし、そもそも折れるほど普段からぱきっとまっすぐ伸びてた? むしろ最初からぐんにゃり垂れ下がってない?心。 という気もするが、子供たちの底抜けの体力に追いつかず、それでも「ねえねえねえねえねえあそぼあそぼあそぼあそぼうよ〜!!!!」というのが 数時間続くともう「これ…」とスマホを渡してしまう時もあるじゃないですか。あるんですよ。 で、彼らが何をしているのかというと少し前までは子供用にダウンロードした無料のアプリゲームだったが、 今は主に動画、ユーチューブである。 息子のお気に入りはゲーム実況。 私はゲームを子供の頃からほとんどしたことがないので、今でもあまりゲームをしない。 家にゲーム機もなく、
妻から娘の最近の言い間違いを聞いた。 「お子様ランチ」を 「おしくらまんじゅう」 「ハンバーグ」を 「はんぶんこ」 と言っているらしい。 なんとなく通じるけども。 そして意味合い的には食べ物だけれども。 「おしくらまんじゅう」というまんじゅうは3つくらいがくっついて1つになっていそうである。 また、依然として息子の言い間違いも続いており、 頑なに「テレビ」を「テベリ」というのである。 もう言えるんじゃないの?とわざと言ってる疑惑もあったが、どうにも発音の発展途上らしく、 ろれつの回らない感じで「テベリ」と言っているので、これは本当らしい。 今日はオリーブオイルのことを見てぶどうジュースだと勘違いしていたので 「これはオリーブオイル」 と教えたら「おいーぶほいる」と怪しい発音だったので、やはり初めて聞く単語を聞いてすぐに発音する、というのは 英語の学習と同じようなもので、すぐにマスターするの
職場のトイレの個室がいつも塞がっている。 私の職場の男子トイレは個室が2つ、小便器は3つという、オフィスのフロアの広さ、及びそこに詰め込まれた人員の数から考えるに 建築には素人ながら物申したくなるほどのトイレ的には劣悪な環境であり、「働き方改革」とか言う前にとりあえずトイレ改革から迅速に進めてほしいところなのである。 当然ながら大をするための競争は熾烈を極める。 特に朝、出社直後に男たちの戦いは始まる。 朝食を食べ、さあ仕事を始めようという前のひと時。 戦士たちはトイレで1日のスタートを気持ちよく切るべく気張ろうと集ってくるわけなのだが、そこにある個室はたったの2つ。 個室争いに敗れた戦士たちはあてどなく切ない表情でウロウロとトイレをさまよい人知れず消えていく。 もうそこまで来ている便意を誤魔化しつつとりあえずオフィスにいったん戻らざるをえないわけだ。 朝方、個室争いに敗れた切ない表情の戦
日常の中にルーティンがいっぱいある。 生きている限り色々やらないといけないことがあるわけだけど、これが時々 「なんでこんなにいろんなことやらなきゃいけないんだ」 と頭にくることがある。 特に朝、そう思うことが多いのだけどこの間冷静に自分が朝起きてから何をやっているかを頭の中で一つ一つ出してみたら 起床 ↓ 朝食(ここ数年ヨーグルトとヤクルト) ↓ 薬を飲む(持病) ↓ トイレ(ここで大体うんちをする) ↓ 手を洗う ↓ 顔を洗う ↓ 歯を磨く ↓ メガネをコンタクトに変える ↓ 髭を剃る ↓ 寝癖を直すために水をつけてドライヤーで乾かす ↓ いったん洗面所からリビングに戻ってヨガマットを敷いてストレッチする(これも足のを怪我をしてから毎日やっている) ↓ ここで着替え ↓ 洗面所に戻って髪の毛にワックスをつけ、ケープで固めて終了 ↓ リビングに戻ってコーヒーを飲む ↓ 一息ついて出発 これ
エレベーターに乗るといつも気になるのが 「誰がボタン係をやるべきか?」 という点である。 乗った時の順番、もしくは乗った後のポジショニングによって 「そのエレベーターが最上階(もしくは最下階)に着くまでの間、人が乗ったり降りたりするのをアシストするボランティアのボタンを押す係」 という役割を果たさないといけない可能性がある。 エレベーターに乗り込む際が緊張のピークである。 空いてる時ならばなんとなく最初に乗った人がボタンの近くに立つのが暗黙のルールみたいになっていることが多いのだが、 自分の手前に一人いて、その人がボタンの前ではない反対側に立ったとき、もしくはいきなり奥まで進んでしまった場合、 「今回は俺か…!」 とボタンの前に立つ覚悟を決めなくてはならない。 ややこしいことにうちの会社のエレベーターは左右両方にボタンが付いているためにボタン係が二人同時に存在することになる。ワンマン運転に
二度寝を毎日している。 とは言え、私も会社員なので、寝坊をするわけにはいかない。 意図的にしているのだ。 これを「意図的二度寝」「二度寝プレイ」「擬似二度寝」などと自分では名付けようと思っている。 どれを使っても構わない。 これ、やっている人はきっと多いと思うのだけど、要は自分が本当に起きなくてはいけない時間よりもちょっとだけ早いタイミングでアラームが鳴るようにセットをしておく、という小技である。 私はだいたい30分ほど早めに設定しており、これをすることによって 「あ、アラーム鳴ってる!…ってまだあと30分あるんだった。もうちょっとだけ寝ようっと」 というあの「至福の二度寝感」が味わえる、今風に言うところのライフハック、私の世代で言うところの伊藤家、一般的に言うところのおばあちゃんの知恵袋というわけだ。 もちろん毎日のことなので最近ではアラームがなったところで 「はいはい、あと30分ね」
全国の会社員の皆様が抱える問題だと思うのだけど、 旅行なり、出張なりに行ったら自分の所属する部署の人のためのお土産を買うのが悩ましい。 そもそも、誰にまで配ったらいいのか、とか考えだすともうきりがない。 とりあえず部の人全員分買ってきゃいいか、なんて思ってお土産やさんに行くと 「あれ、うちの部って全部で何人いたっけ…」 となり、頭の中で一人、二人…と数えだし、微妙に間違いはあるといけないからと大目に買うはめになる。 そうなると結構な数になるのでたくさん入っているものを箱買いすることになるのだけど、お菓子の入っている数というのは、ものによっても違っており、例えば25人いる部署にいる場合に「これだ!」と思ったお菓子が24個入りだったりするときには「ムキーッ」となる。 お菓子もお菓子で一人に一つずつ配れるものがよいだろうと私は思っているので、個別包装になっているものを優先的に選んでいる。 時々大
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