サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
セキュリティ
kanamori.cs.tsukuba.ac.jp
技術概要: 再照明 (relighting) とは? ある照明環境下で撮影された被写体が、別の照明環境下でどのような陰影になるかを再現する技術。陰影の計算には、被写体の形や色、光 (の色、強さ、方向) の情報が必要になる。CG を使った映画やゲームではこれらの 3 つの情報が予め用意されているので再照明は比較的容易だが、写真一枚で実現しようとすると、その写真から被写体の形、色、それを照らす光を推定する必要がある。この推定処理は、通常の描画処理 (レンダリング; rendering) とは逆の処理を行う (3 つの入力から絵を描くのとは逆に、絵から 3 つの入力を推定する) ということから、逆レンダリング (inverse rendering) と呼ばれる。 技術的貢献 人物の着衣全身画像を対象とした世界で初めての再照明の実現。 逆レンダリングにおいて、光が遮蔽される効果を考慮。 照明の定式
金森 由博 (kanamori<AT>cs.tsukuba.ac.jp) 2017/1/26, ver. 1 はじめに 主に CG やその周辺の情報系の学生を対象として、卒論・修論などの学位審査や学会発表の際によくある質問を挙げてみました。事前に質問を想定して準備し、よりよい発表の助けとなれば嬉しいです。また、学会発表などで座長さんが質問内容を考えるヒントとしても使えるかもしれません。 なお、ここに挙げているのはあくまでも「よくある質問」であり、研究の基本的な事項を確認する質問が多いです。発表を通じて聴衆の理解が深まれば、研究内容に応じた、より踏み込んだ質問が出てくるはずです。 根本に関わる質問 ※下記質問の 4 を除き、以下の質問を受けるということは、研究の根本的な内容がちゃんと伝わっていなかった可能性が高い。発表内容に改善が必要。 「新規性 (オリジナリティ, 学術的貢献) は?」「提
Real-Time Screen-Space Liquid Rendering with Complex Refractions Abstract: Particle-based liquid is often rendered only with single refraction in real-time applications, which deteriorates the reality of liquid. We present a screen-space method for rendering particle-based liquids with up to four refractionsin real time. Our method separates liquid particles into splashes and aggregations (i.e.,li
金森 由博 (kanamori<AT>cs.tsukuba.ac.jp) 2023/8/9, ver. 1.3 2016/1/30, ver. 1.2 2014/6/13, ver. 1.1 2012/12/10, ver. 1 はじめに 論文は一定の型に従って書かれています。ここでいう「型」とは「どこにどんなことが書いてある」という論文の構造のことです。この構造に慣れれば、論文を読むときには読解しやすくなります。また自分が論文を書くときには、型通りに書くことで読者が安心して読める論文になります。書き方がわかれば自ずと読めるようになるはず、という考えのもと、ここでは書き方を中心に説明します。この文書では CG 分野を想定して論文の定型について紹介しますが、他の分野でも通用するはずです。 論文を書く上での細かい注意事項については、拙著「論文執筆のためのチェックリスト」を参照してください。 論
金森 由博 (kanamori<AT>cs.tsukuba.ac.jp) 2012/7/12, ver. 1 はじめに 研究成果を発表するときのスライド作りのガイドラインをまとめました。これは CG 分野の学会での発表を想定した基本の型です。あくまでも金森のスタイルなので、基本的には指導の先生の方針に従ってください。 スライドの基本構成 典型的なスライドの構成は次の通り。 研究の背景 関連研究 提案手法 結果 まとめと今後の課題 発表資料の構成はテンプレ (お約束) に従った方が聴衆に安心して聞いてもらえる (論文も同様)。内容自体には独創性を発揮しても、構成はテンプレに従うのがよい。 1. 研究の背景 世の中や研究分野において、自分が取り組んだ研究にまつわる事情を説明。 聴衆がどういう人なのか (専門家なのか素人なのか、何に興味があるのか、など) を踏まえて、できるだけ聴衆がとっつきやす
実施場所 春日エリア・7C202 (実習室 III) 担当教員 金森由博 (kanamori@cs, 内線 5388, 総B925) ※メールアドレスは上記 "@cs" に続けて、".tsukuba.ac.jp" としてください。 最終課題 これまで実装した機能を使って、できるだけ凝った画像をレンダリングしてください。レンダリングした画像は下記のレポートに含めてください。 情報メディア実験のレポート 提出物 レポート (※形式は PDF, Word, HTML など、結果画像を入れてほしいのでプレーンテキストは不可) ソースコード 提出方法 レポートはメールに添付か、ソースコードと同じ要領で提出 ソースコードは、コンパイルに必要な全ファイルを zip 形式などに圧縮し、Web 経由でアクセスできる場所に置いて、その URL をメール (※ソースコードはファイルサイズが大きくなりそうなので、
研究生活のヒント 研究生活のヒント 2011/05/10 金森 由博 ※この資料は金森が、東大・西田研究室を卒業する際に 後輩に向けて作成した資料が元になっています 後輩に向けて作成した資料が元になっています。 1 日常的なこと (1/2) 日常的なこと (1/2) • 研究室で過ごす時間をできるだけ増やす – 一人でずっと悩んで解決しないことが – 人でずっと悩んで解決しないことが、 先輩に聞くと一瞬で解決することが結構ある – 自分の家よりも集中を乱すものが少ない 自分の家よりも集中を乱すものが少ない – 他のがんばっている学生の姿が刺激になる 他の学生や教員と研究のディスカッションができる – 他の学生や教員と研究のディスカッションができる • その日すべきことを紙に書き出す 成功指南書にはだいたい必ずそう書いてある – 成功指南書にはだいたい必ずそう書いてある • 優先度の高いこと
金森 由博 (kanamori<AT>cs.tsukuba.ac.jp) 2011/4/7, ver. 1 2013/4/16, ver. 1.1 はじめに 研究室で行われる、PowerPoint を使った論文紹介の際に、押さえておくべき項目をガイドラインとしてまとめました。自分が論文を書くときに押さえておくべき項目でもあります。 スライドで説明すべき事柄 なぜその論文を紹介しようと考えたか? 自分の興味のある研究テーマとどう関係するか? 論文のタイトル、著者名、発表された年、学会名・ジャーナル名。 その研究の目的は何か? 研究の背景となる事柄は何か? 関連研究のうち、その論文の研究と最も関連する 2, 3 本の論文はどれか? またそれらは、その論文の研究と何が関連していて何が違うのか? その研究の前提となる条件は何か? 入力は何か? 出力は何か? 手法の計算手順はどうなっているか? なぜ
金森 由博 博士(情報理工学), 准教授 筑波大学 理工情報生命学術院 システム情報工学研究群 (旧: システム情報工学研究科) 情報理工学位プログラム (旧: コンピュータサイエンス専攻) (情報メディア創成学類) Google Scholar ※研究室の情報については「計算幾何学とグラフィックス研究室 (CGG)」(旧: 非数値アルゴリズム研究室) をご覧ください。 筑波大の住所: 〒305-8573 茨城県つくば市天王台 1-1-1 [map] [バス情報] 居室: 第三エリア F 棟 828 号室 (Phone/Fax: 029-853-5724) 研究室 1: 総合研究棟 B 棟 1125 号室 (Phone/Fax: 029-853-5600, 内線 8473) 研究室 2: 総合研究棟 B 棟 925 号室 (Phone/Fax: 029-853-5388) E-mail:
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『Yoshihiro Kanamori's homepage』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く