サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
ブックレビュー
kogenekos.hatenablog.com
私たちは、私たち自身を取り囲む環境について本当によく知っているだろうか。 例えばなぜ私たちは見知らぬ環境に体を運びたがる(=旅行したがる)のだろうか。 よく出来た映画を観ればその土地については十分知ったかのような気持ちになるし、将来的にはVRなどによってまだ現実にはない空間ですら体験し、知ることができるようになるかもしれない。 しかしそれだけではある環境について(本当の意味で)知るためには十分ではない気もする。 実際に直接訪れることの優位性は、果たしてどこにあるのだろうか。 このような疑問は長年私の頭を悩ませていたが、イーフー・トゥアンによる『空間の経験 身体から都市へ』を読んである程度それを構造化することができた。 トゥアンによると人間の外的環境は空間と場所という二通りの解釈ができるという。 空間は自由や開放感、場所は安心感や停止の象徴。 空間は場所よりも抽象性を帯びていて、人間の身体に
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『kogenekos.hatenablog.com』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く