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例えば日本で食事をしたとき。同席した人が、自分より若かったり部下だったり女性だったら、おごるもしくは多く支払うことが一般的ですよね。しかしその「常識」が嫌がられる国もあるんですね。 半年前の苦い経験をシェアします デートというほどでもないんですけど、クラブで知り合ったスウェーデン人女性とストックホルムでご飯にいったんですね。ヒップ街にある別にそんな高くも安くもない普通のレストランに。で、まあ普通においしい食事をいただきまして。お酒を少々いただきまして。いい感じだったわけですよ。 それで、お会計をお願いして、カードで一括払いをお願いしたのでした。すると彼女は、「会計は別々でお願いします」と。「いや俺払うよ」とよくある展開でやりとりをしても、「いや大丈夫だから本当にやめて。」とガチな様子。 これ以上やりとりをしても仕方がないので支払いは別々にして、店を出ました。 その後、街を歩いて駅に向かう途
こちらのクラウドファンディングをした際に、毎週YouTubeのライブ配信をしていました。 このライブ配信は、通常のライブ配信とは異なり「事前に配信URL」をつくっておき、配信時にはそのURLに飛ぶだけで視聴が可能なようにしました。 YouTube配信URLを事前につくるメリット こうすることで以下のようなメリットがあります。 ・配信開始直前になってURLを探す手間がなくなる ・申し込んだイベントページに記載しているURLに飛ぶだけでライブ配信を視聴できる 細かいことですが、イベントを主催したり参加することが多い人にとってはこの設定はとても便利なのです。 なぜGoogle MeetではなくZoomでYouTube配信の方がいいのか YouTubeライブ配信による視聴は、視聴人数の制限がないことがいいのです。なお2020年10月時点では、Google MeetはYouTubeでのライブ配信はで
ゲストは、スウェーデン大使館の広報部のスヴェン・エストベリ氏と「変えよう選挙制度」会主宰の田中久雄さん。ぼくはこの日は、スヴェン氏の通訳として登壇したのですが、氏の発表後にスウェーデンの若者政策・若者参加という視点でちょっとだけコメントをさせていただきました。 大使館員のスヴェン氏からは、「スウェーデンの選挙」についての報告をしていただきました。許可を得たのでブログ上にて講演内容を共有します。当日使用した、スライドと一緒にどうぞ。 87%の投票率を誇るスウェーデンの選挙 9月9日、スウェーデンの人々は、新たなる国会、20の県議会、そして290の市議会の投票のために投票所へ足を運びました。スウェーデンでは、選挙は4年に一度、9月の第二週の日曜日に開催されます。選挙日までに18歳になったすべてのスウェーデン市民が、選挙で票を投じることが可能です。外国人でも永住権があれば、市の選挙で投票をするこ
第1章 若者の国、スウェーデン 1 北欧最大の国、スウェーデン 2 スウェーデンの若者のリアル 3 社会を変えるスウェーデンの若者 4 スウェーデンの若者の投票率はなんと85% 第2章 若者団体 1 スウェーデンの若者の7割が参画する「若者団体」 2 社会に変化をもたらす若者協議会と全国若者協議会 3 13歳から参加できる「政党青年部」 4 趣味でつながる若者団体の運営は、民主主義の実践の機会 5 若者団体への助成金交付と民主主義の実現 第3章 教育政策と学校 1 スウェーデンの教育政策と学校 2 「給食のじゃがいもが硬い!」 が育む民主主義? 3 先生のいいなりはゴメン!生徒の権利を守る「生徒組合」 4 中・高生が投票するスウェーデンの模擬選挙「学校選挙」の秘訣 5 学校の使命は「民主主義を教えること」 第4章 ユースセンター 1 スウェーデンにおける若者の余暇政策と実践 2 ユースセン
スウェーデンで解雇になった知り合いのほとんどが大学や専門学校で新しい分野の勉強を始めてる。旅行業やってた友人はデータサイエンスを学んでるとか。2年後にはプログラム終えて職につくプラン。なお学費はかからず、返済不要の給付金も国からもらえる。こうしてこの国は再び持ち直す。 — 両角達平🇸🇪若者政策の研究員 (@tppay) November 26, 2020 コロナで解雇になったスウェーデンの友人の今 スウェーデンで解雇になった知り合いのほとんどが、大学や専門学校で新しい分野の勉強を始めています。旅行業をやっていた友人は、現在はデータサイエンスを学んでいました。2年後にはプログラム終えて職につく予定です。なお学費はかからず、返済不要の給付金も国からもらえるようになっています。こうしてこの国は再び持ち直すのです。 ※解雇になった友人は、スウェーデン生まれではない、東ヨーロッパ出身の30代半ば
グレタだけじゃない?政治に参加するスウェーデンの若者 スウェーデンは、選挙の投票率が高いことで有名です。2018年の総選挙では、約87%を記録しました。多くの先進国では、若い世代ほど投票率が低くなる傾向にありますが、スウェーデンの若い世代の投票率は約85%と、全世代の投票率とほとんど解離がありません。 また、スウェーデンの若者は、社会への意識や関心が高いことも様々な統計からも明らかになっています。 日本と比較してみましょう。内閣府の子ども・若者白書(平成26年)によると、「社会をよりよくするため、私は社会における問題に関与したい」という質問に対して、「そう思う」「どちらかといえばそう思う」と答えた満13~29歳の若者の割合は、日本は44.3%に対してスウェーデンは52.9%という結果です。最高は調査対象7カ国中でドイツで76.2%で、日本の若者が最低です。「社会現象が変えられるかもしれない
と、とにかくいろいろ心配だったんです。 というわけで今回は、海外へ初めて旅をする人が準備をするためにチェックすべしリストを作りました。この30のチェックリストをクリアするだけで無事、飛行機に乗って海外にいくことができます! このリストを片手に旅の準備をすればもう失敗することはありません。 出発1〜3ヶ月前の準備:パスポート、ビザ、航空券手配 それではいきましょう。まずは出発1~3か月間にやるべしことをまとめました。 □行き先、滞在日数、現地での予定を大まかに決める □滞在日程の候補を3つほどだす まずは旅先を決めないことには海外へ行くことができません。一人で旅をするにせよグループで旅をするにせよ、最低でも2か月前を目安に航空券を抑えられうように日程調整をしましょう。 □同時にクレジットカードを作る 最近ではほとんどの航空券予約サイトでクレジットカードを使うことができます。さらに日本で作った
本日は、朝から衆議院議員議員会館で「若者政策推進議連」の第15回総会にて「若者の社会参画」について講演をしてきました。 せっかくなので、LinkedInに講演で使ったスライドを共有します。 以下からPDFでもダウンロードできるようにしました。 「若者の政治参加」を抱擁する、そもそもの若者の社会参画とはなんぞや、若者政策とはなんぞやという話しを、スウェーデンやEUの若者政策をかい摘みながら、させていただきました。 せっかくなのでスライドの一部をシェアします。(全54枚からの一部だけ😅) pic.twitter.com/hxplEn6f5N — 両角達平🇸🇪北欧の若者政策の研究者 (@tppay) February 5, 2020 参加いただいた若者や議員からは以下のような反応がありました。 【第15回若者政策推進議員連盟】 両角達平さん@tppay を講師に呼んで、「若者の社会参画」に
こちらの投稿は、日本シティズンシップ教育フォーラム(JCEF)の機関誌への寄稿記事になります。転載の許可をいただいたので、ブログにて本文を掲載します。紙媒体での購読はJ-CEF NEWS no.14からどうぞ。 これまでの連載では、ヨーロッパにおける分断社会の到来、スウェーデンの若者会、そして特集記事ではスウェーデンの生徒会活動について紹介した。今回は角度を変えてスウェーデンの民主主義の根幹をなす「スタディーサークル」の取り組みについて紹介したい。 2017年6月、スタディーサークルの元締めの一つである学習促進協会 (Studie främjanet:以下SF)を訪問しコーディネーターのアンネさんにお話しを伺った。 スタディーサークルとは何か? 左から筆者とSFのコーディネーターのアンネさんと津富宏教授(静岡県立大学) スタディーサークルとはスウェーデン語でStudiecirklar (英
専業フリーランスをしていたときに知り合った情報発信のプロである「るってい」とYouTubeで対談しました。 テーマは、「スウェーデンの高い若者の投票率」です。 YouTubeっぽさでテンポがとても良く飽きずに観れます。 動画ではスウェーデンの若者の投票率が高い理由のほんの一部しか語っていません。さらなる理由が知りたい方は以下のカテゴリーの記事を参考にしてみてください。 カテゴリー
という人は、受験する可能性のある大学の候補をあげて、それぞれ付近のホテルを予約しておくのがおすすめです。 キャンセル料は基本1週間ぐらい前から発生します。とりあえず複数予約しておいて、受験大学が決まったら不要な予約をキャンセルすれば大丈夫です。 大学の受験日が近づいてもホテルは予約できる 冬になると、大学へのアクセスが良いホテルは満室になっていることが多いです。交通の便が悪いホテルは空いているかもしれませんが、本番でベストを尽くすためにはホテルを慎重に選ぶ必要があります。 予約できるホテルが無くても不安に思う必要はありません。なぜならセンター試験の後、どのホテルでも予約をキャンセルする人がでてくるからです。 センター試験の成績によって志望校を変更し、ホテルの予約をキャンセルする受験生はたくさんいます。
Netflixのブラック・ミラーの「ランク社会」を観ました。Uberのような評価経済をSNSに適用させて、SNS投稿のみならず、リアルでのコミュニケーションを含む人のあらゆる行動を、他者が5段階評価でランクづけできるというディストピアが描かれています。 目に埋め込まれたチップで誰が何ランクかすぐにわかるようになっており、何か交流があればすぐにスマホを取り出して、5段階で評価し合うようになっています。ランクが高い人にしか乗れない飛行機やマンションがあり、高ランクを求めて人々は振る舞います。ランクを上げるコツは、高ランクの人からの高評価を得ることなので、人々は常にマナーや挨拶、身だしなみに気を使います。 終いには、ポイントでしか人をみなくなった人々は「友情」すらも利用するようになってしまいます。親友もランクが低くなればたちまち縁が切られる。そのディストピアの果てに主人公がみたものは…って感じで
「(スウェーデンでは)そもそも専業主婦という概念からして存在せず、仕事をしていない人は性別や子供の有無に関係なく、“失業者”という肩書きになってしまう。」 スウェーデンでは社会保障(ケア)を会社や家族をベースでするのではなく、個人をベースにしているからこれが可能になるのです。 同記事にはまたこのような記述があります。 「自治体には四ヶ月以内にその子のために保育園を確保する義務があるのだ。つまり待機児童は存在しない」 日本でもこうあるべしではないでしょうか。不足していれば建てるって、本当にそういうことだと思う。すべての人に社会参加の権利があるので、子育てをワンオペですることを前提にしていてはいけないのです。 さらにスウェーデンでは失業者ほど、保育園に預けやすくなるとのことです。その根拠も以下の通り。 「学校庁のホームページにはこのように規定されている。失業中および育児休業中の親を持つ子供も、
クラウドソーシングのおかげで様々な業務が、柔軟に外注できるようになりました。 日本では、ランサーズやクラウドワークスが最も有名で、利用者数がこれまでになく増加しているようです。Web制作、ソフトウェア開発、ライティング、データ入力、会計や法務に翻訳まで何でも、これらのプラットフォームに外注が可能です。英語のインタビューの文字起こしや記事作成などにも使えます。 参考記事
その他、アンケートや投票を実施することもできるらしく、会議の規模や形態(匿名可能にするかどうかなど)によって、様々な設定を会議の運営者が決めることができるのです。今まで100 回以上の会議に利用されおり、10 人規模から 16,000 人規模の会議に用いられています。実際に、スウェーデンの環境緑の党が利用したときには、2000人が参加し、細かく分かれた1万5千の提案が議題としてわりあてられ、さらに小グループで各々のテーマを検討するにいたったとのことです。*社会民主党も導入を決めたようです。 ネットを活用したメリットととして、 ・時間や場所の制約がないこと ・小規模でも効果的な議論ができること があげられますが、一方で利用者は、VoteITのソフトウェアが議論を自動で進めてくれると期待するので、ルールを守った議論をするのが当初は、難しかったそうです。 なので、あえてインターフェー
こちらの投稿は、日本シティズンシップ教育フォーラム(JCEF)の機関誌への寄稿記事になります。許可をいただいたのでブログにて本文を編集したものを掲載します。紙媒体での購読はJ-CEF NEWS no.15からどうぞ。 18歳選挙権実現も止まらぬシルバーデモクラシー 18歳選挙権が実現されてからの初めての参議院選挙が2017年の10月に実施された。野党再編に困惑しながらも、教育現場では様々な方法でシティズンシップ教育を実施している様子が各方面でみられた。だが盛り上がりに反して今回の選挙投票率は、53.68%と戦後2番目の低投票率であった。さらに10代の投票率は、18歳の投票率が50.74%、19歳は32.34%と大差が開く結果となった。2016年の衆議院選挙と比較して18歳の投票率は51.28%であったので、0.54%の減少。19歳の投票率 は、42.3%であったので、今年は9.96%と約1
というわけで全文を訳して掲載します。なお、下訳をしてくれたのはフランス在住の宮寺隆幸くんとハンリ・マーレンさんです。 それでは以下からどうぞ。 私の名前は、グレタ・トゥーンベリ。16歳です。スウェーデンからきました。未来の世代を代表して話します。あなたたちの多くは、ただの子どもだから、私たちの声を聞きたくないでしょう。しかし私たちは、気候変動枠組条約のメッセージを繰り返しているだけなのです。 あなたたちの多くは私たちが学校に行かず、大事な授業を受けないことを心配しているでしょう。しかし、あなたたちが科学に耳を傾け、私たちに「未来」をあたえてくれたらすぐに学校に戻ります。これは本当に求めすぎといえるでしょうか。 2030年に私は26歳になります。私の妹ベアタは23歳になります。多くのあなたたちの孫や子どもと同じです。いい年齢だといわれます。まだこれから先に人生があるからです。しかし私は、この
ものすごい本を読んだのでシェアします。 イタリア5つ星運動のマニフェストの参考文献のひとつにもなったこちらの本。 幸せのマニフェスト(Stefano Bartolini, 訳・解説 中野佳祐)です。 静岡県立大学の津富宏教授から教えていただきました。すばらしい本の紹介をありがとうございます。 「幸せ」という文字がタイトルにある本に何かしらの「怪しさ」を抱いてしまう気持ちはわかりますが、それもこの本を開くまででしょう。 なぜならこの本は社会の幸福度についてあらゆるデータを提示して論証しているからです。 例えばこんなデータが最初に出てきます。 収入が増えても幸せにならないアメリカ人 1972年から2004年までのアメリカ人の給与水準と平均労働満足度の推移です。 給料が上がっても、仕事で得られる満足度は上がらないと解釈できるデータです。「所得が増えても幸福度は上がらない」とよくいわれることですが
しんさん!先日はありがとうございました!お会いできてよかったです。 ちょっと業界のプロにぜひコメントいただきたいことがあります。ズバリ、最安の格安航空券とホテルを予約する方法です。というのも僕も記事にまとめていまして。 よかったらこれらの記事にプロからのアドバイスとしてコメントいただけませんか この記事は、長年海外にいる中で英語のブログ記事など読みまくって調べまくって完成させた記事です。 実際に僕もいつもこの方法で予約をしています。ある程度自信はありましたが、せっかくなので業界のプロにコメントしてもらったらどうかなと思ったのです。 もしかしたらもっと安く予約する方法があるかもしれないし….。 すると、しんさん、快く引き受けてくださったのです! ありがたや!
スウェーデンは様々な指標において高度な民主主義を実現していることで知られています。それは高い投票率にもあらわれています。そんなスウェーデンの民主主義をさらに大きく前進させようとしている取り組みがあります。 それがインターネットを活用した民主主義の試みです。こちらの記事では、スウェーデンの直接民主党と組織の意思決定のウェブプラットフォームであるVote ITを紹介しました。そして今回は、静岡でユースワーク活動をする学生サークルYECさんと5年ぶりに訪れ、直接民主党の今をうかがいました。 インタビューに答えてくれたのは直接民主党のトーマス(Thomas Larsson)とティム(Tim Olsson)です。
アメリカ、イギリスも確かに学費が高いですが、民間の給付型奨学金が多いので経済的にも困難でも進学がしやすくなっています。対して日本はそれすらも少ない状況なので大学進学が大変なのです。いわんや海外留学をやです。 今回は、日本人が海外留学で志願できる奨学金サイトをまとめます。後日、発見した奨学金情報もここに追加していきます。国内、全世界、アメリカ、カナダ、ヨーロッパの順に紹介します。そのサイト数なんと46に及びます。
こちらは『富山は日本のスウェーデン』(井手英策)で紹介されていた、2010年の朝日新聞のスウェーデンの小学校教員からの投書であり、当時、注目を集めたという。さてこの投書のスウェーデンへの「価値づけ」はどこからきているのでしょうか? 北欧礼賛への反発 もちろんそれは、当時の日本でのスウェーデンを持ち上げる風潮でしょう。「約束の地」と日本で賞賛されていた国への、一面的な価値づけに現地の人が違和感を持ったことによる反発とみることができます。北欧を無条件に褒め称える「北欧礼賛主義」と、それに反対するアンチ北欧礼賛主義の構図が見え隠れします。 人間の本能からみる北欧礼賛への反発 一連の応酬はハンス・ロスリングのFactfullnessで紹介している、人間の事実の認識を歪める「本能」に依拠しているのでは?と考えることもできます。 例えば、同書で紹介している10種類の人間の本能のいくつかを、北欧礼賛主義
ちなみにこれは1日(実働4時間)の報酬です。通訳の報酬は拘束時間と通訳方法(同時通訳、逐次通訳、アテンドなど)、 によって変動します。また専門性が高くなればなるほど料金も上がっていきます。 もちろん、別途交通費(日本から同行する場合は往復の航空券、現地交通費)、宿泊費、可能であれば食費も別途支払うことになります。 さらに観光や視察の訪問先のコーディネートも任された場合は、さらにコーディネート料はもらってもいいと思います。コーディネートにかかる時間と自分に相応な時給をもらうといいでしょう。僕の通訳の仕事を受ける時の報酬の決め方は、以下のnoteでまとめたのでよかったら参考にしてみてください。 >>フリーランスの仕事の報酬はどう決めるか? 海外視察コーディネート・通訳の場合 これから海外視察やガイドを、現地の方やフリーランスの方にお願いしたい方は、参考にしてみてください。また通訳をする側も、足
香港の「午後の紅茶」 長らくイギリスの植民地であった香港には現在でもアフタヌーンティーを楽しめるお店が多くあります。もともとはイギリスの上流階級の女性の社交場として広まった習慣ですが、現在ではだれでも楽しめる気軽な雰囲気の午後のひと時です。 ここ香港ではホテルやレストランでアフタヌーンティーを楽しむことができます。香港ホテル界の帝王ペニンシュラホテルのグラウンドフロアでも午後の時間帯にアフタヌーンティーを楽しむことができます。ピークの時間帯によっては1時間程度待たなくてはなりませんが、生演奏の音楽聞きながら過ごす優雅なひと時は格別です。 ペニンシュラホテルのアフタヌーンティー
最近、いろいろな国、地域の方と会話するときに、どうしても英語を使う。 なにしろ世界には本来数千の言語があって、それをすべて知ることができないので、共通言語として英語を使う。 そんなときに感じるのは、母語が英語じゃない人が一生懸命に話す英語って、素敵だなということだ。 だって、そこには人生の元手がかか... そんなときに感じるのは、母語が英語じゃない人が一生懸命に話す英語って、素敵だなということだ。だって、そこには人生の元手がかかっているというか、努力と汗の結晶があるからだ。一方、ネイティヴの人が話す英語はきれいで心地よいが、ネイティヴじゃない人が話す一生懸命の英語ほどの付加価値が感じられない。その人たちにとって、英語喋れるの当たり前だろう、という感じがどうしても生まれるからだ。| 「非ネイティヴの英語>>>ネイティヴの英語」という逆転の価値観 英語を母語としない人の話す英語である「非
2014年3月、休学を含めた6年間お世話になった静岡県立大学国際関係学部を卒業しました。卒業論文では、スウェーデン留学時におこなったインタビュー調査を元にした、スウェーデン・ヨーロッパの若者参加について扱いました。 せっかくなのでここで公開したいと思います。またPDF版は以下からダウンロードできるようにしました。引用する際はぜひ執筆者情報を明記するようお願いします。 欧州・スウェーデンにおける若者参加.2014年.両角達平 静岡県立大学国際関係学部国際言語文化学科アジアコース 2013年度卒業論文 両角達平 はじめに 2009年筆者は、若者の社会参加を活性化させることを目的としたYEC(若者エンパワメント委員会)という学生NPOを本大学、津富宏教授とともに立ち上げた。本団体は、大学生が構成員のほとんどを占めるので、「若者による若者のため」を重要なコンセプトに添えた。啓発とYEC自身の勉強会
生涯学習社会、スウェーデンを支えるスタディーサークル とは? スウェーデンがヨーロッパの中でも突出していることの一つに、高い生涯学習への参加率があげられる。 Eurostatによると、スウェーデンの25歳から64歳の成人のうち、過去4週間以内に何かしらの教育や職業訓練をした人の割合は30.1%であり、調査に参加したEU加盟国の中でトップなのである。 何が、スウェーデンを生涯学習社会足らしめているのだろうか? 大学まで学費が基本的に無償であることが、経済的な参加の障壁を下げていることはもちろん、デンマーク発祥の市民大学・民衆大学と呼ばれるフォルクフーグスコーラ、移民のためのスウェーデン語学校などの多様な市民の受け皿となる教育現場を提供できていることも、その理由のひとつであることは間違いない。 スウェーデン各地へ視察すると避けては通れないキーワードのひとつが、「デモクラシー(民主主義)」である
「教室で何をどう教えるかということに教育学者は関心を持つけれど、その外側の大きな問題を解決しないと、教員がこれ以上持たなくなっているということ」 https://www.kyobun.co.jp/news/20181204_02/ 社会福祉やNPOの現場の「支援疲れ」も同じことかもしれません。特に想いが強い人に顕著ではないでしょうか。 教員、支援者の持続可能性を高めないと、結局「できる先生」や「熱い支援者」という個人の力に依存してしまいます。そうするとその人達がいなくなったときにどうするのかという問題が起きます。だから、「普通」の先生が、長く深く(リカレント教育受けれるなど)続けられるような職場環境作りが大事なのです。 誰しもが熱い先生でもない(そういう人が嫌いという生徒もいる)ので、教員の多様性が高まれば、当然、働き方も・生き方も多様化します。すべての人が同じ熱量で、同じ力量で同じマイン
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