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GPT-4o
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前野洋介さん 本稿はKDDIが運営するサイト「MUGENLABO Magazine」に掲載された記事(リンク先調整中)からの転載 ROMS代表の前野氏は大学時代から起業に強い関心を持ち、三井物産での14年間の勤務を経て、2019年にROMSを設立しました。三井物産時代には、M&Aやスタートアップ投資、新規事業開発に携わり、アメリカでの6年間の駐在経験もあります。その後、ファーストリテイリングに転職し、ユニクロのセルフレジで用いられている非接触のRFID技術の導入を担当しました。 中小規模の製造業者や物流業者などは人手不足に悩んでいますが、大型の自動化システムを導入するのは困難です。ROMSは、狭いスペースにフィットする小型の自動化ソリューションを提供することで、この課題に取り組んでいます。ROMSが提供するのは、自動倉庫やロボットピッキングシステムなどの自動化ソリューションです。 同社の強
Image credit: Jolly Good 医療 VR プラットフォーム「JOLLYGOOD+」を開発・提供するジョリーグッドは9日、エクサウィザーズ(東証:4259) 傘下の ExaMD と業務提携し、AI とゲーム技術を活用したヘルスケアプラットフォーム「バーチャルファミリー」の共同開発を行うと発表した。今回の提携により、両社は在宅医療の市場に対応するサービスを提供し、認知症を含む健康リスクの早期発見と予防を目指すとしている。 バーチャルファミリーは、仮想空間での対話やゲームを通じて、自然な形で利用者の音声や行動等の様々な健康・生活データを収集。これらの健康・生活データを ExaMD の提供するAI技術で解析し、認知症等の潜在的な健康問題を早期に発見することを可能にする。対象は1人暮らしの方から高齢者、ファミリー層まで幅広く想定しているという。 ジョリーグッドと ExaMD は、
夢だけを語り、スタートアップした二人はどのようにして成長の切符を手にしたのか。連続起業家だからできたことは何か、逆境でスタートアップすることの意義や落とし穴はどこにあるのか。 ショックレー半導体研究所から独立した八人はFairchild Semiconductor International(フェアチャイルド・セミコンダクター)を設立し、シリコンバレーの礎を築いたと言われています。出身者たちはやがてIntelやAMD、Appleのような企業を生み出し、Kleiner Perkins、Sequoia CapitalのようなVCも誕生しました。 反逆者は常にイノベーションの先頭に立つーー。世界がコロナ禍という未曾有の出来事に混乱する中、敢えてこの時期を「再出発の時」とした起業家がいます。 しかも二人がスタートアップのテーマにしたのは「旅」。ひとりは新しいデジタル時代のトラベルエージェンシー、そ
本日、OpenAIの最高技術責任者(CTO)であるMira Murati(ミラ・ムラティ)氏は、Spring Updatesイベントで、新しい強力なマルチモーダル基礎大規模言語モデル(LLM)であるGPT-4o(GPT-4 Omniの略)を発表した。これは今後数週間で全ての無料ChatGPTユーザーに提供され、MacOS用のChatGPTデスクトップアプリ(後にWindows向けも)も発表された。これにより、ユーザーはウェブやモバイルアプリ外でもアクセス可能になる。 「GPT-4oは音声、テキスト、ビジョンを統合して推論する」とMurati氏は述べた。これは、ChatGPTスマートフォンアプリでユーザーが撮影したリアルタイム動画を受け入れ分析する機能も含まれるが、この機能はまだ一般公開されていない。 「まるで魔法のよう。素晴らしいことですが、私たちはその神秘性を取り除き、みなさんにそれを試
本稿はアクセンチュア・ベンチャーズが配信するポッドキャストからの転載。音声内容をテキストにまとめて掲載いたします アクセンチュア・ベンチャーズ (ACV)がスタートアップと手を取り合い、これまでにないオープンイノベーションのヒントを探るポッドキャスト・シリーズです。旬のスタートアップをゲストにお招きし、カジュアルなトークから未来を一緒に発見する場を創っていきます。 今回は可愛らしいタコのキャラクターが特徴的なオクトパスエナジーの日本法人の代表である中村肇さんをゲストにお送りします。オクトパスエナジーは、再生可能エネルギー100%の電力提供と独自開発のITシステムを武器に、英国で急成長を遂げ、現在世界9か国に展開するエネルギー小売会社です。 日本では2021年に東京ガスとの合弁会社「TGオクトパスエナジー」を設立し、日本の電力自由化と再エネ普及の流れに革新をもたらそうとしています。インタビュ
Image credit: Espresso AI シリコンバレーの AI スタートアップ Espresso AI は、現在企業コンピューティングにおけるおそらく最大の課題であるクラウドコストの高騰抑制に AI の力を導入するため、1,100万米ドル以上のシード資金を調達した。この資金調達には、Daniel Gross(ダニエル・グロス)氏と Nat Friedman(ナット・フリードマン)氏がリードしたシードラウンドと、FirstMark の Matt Turck 氏がリードしたプレシードラウンドがあり、業界のリーダーたちも参加している。 7日にステルス状態から抜け出した同社は、高度な言語モデルと機械学習を使ってコードを自動的に最適化し、クラウドの計算コストを最大80%削減する技術を開発した。最初の製品は、人気のクラウド・データウェアハウス・プラットフォーム「Snowflake」の SQ
サンプルコードのライブプレビューを表示する「GitHub Copilot Workspace」 Image credit: GitHub GitHub は、AI ネイティブの開発者環境「Copilot Workspace」を公開した。自然言語を使用することで、開発者はブレーンストーミング、計画、ビルド、テスト、コードの実行を以前よりも迅速かつ簡単に行うことができる。2023年のユーザカンファレンスで初めて予告された GitHub Copilot Workspace は、現在テクニカルプレビューで利用可能で、興味のある開発者はウェイティングリストに登録できる。 Copilot と Copilot Workspace の比較 しかし、GitHub は2021年にコーディングアシスタントを発表している。では、Copilot と Copilot Workspace の違いは何だろうか?同社の Gi
Image credit: Weverse 世界的金融機関 Goldman Sachs はかつて、20%のファンがアーティストとの深い交流のために2倍の購読料を支払うことをいとわないとすれば、これらのファンは「スーパーファン」に分類され、2030年までに、これらのファンがもたらす「スーパーファンエコノミー」は年間40億米ドルのビジネスチャンスを生み出すことができると仮定した。 最近、世界的に有名な音楽会社 Universal Music は、韓国 HYBE と10年契約を締結したと発表した。世界のほとんどの地域でHYBE のアーティストの独占音楽販売代理店となることに加え、同社はスーパーファンプラットフォーム「Weverse」への投資を増やすというものだ。 Weverse は、スーパーファンエコノミーの原動力である。 HYBE は BTS や SEVENTEEN を擁する、韓国の4大芸能事
Image credit: Run.ai AI の基幹企業である NVIDIA は戦略的な買収合戦を続けているが、4月24日、AI チップの効率を高めるイスラエルのスタートアップを買収する意向を発表した。 このチップメーカーは、グラフィックス処理ユニット (GPU) 上の AI アプリとワークロードを最適化するのに役立つ Kubernetes ベースのソフトウェアプロバイダ Run:ai を買収する最終合意に達した。 金額はまだ公表されていないが、この件に詳しい情報筋は TechCrunch に、7億米ドル近くになるだろうと語った。これまでの議論では、その価格タグはより高額の10億米ドルとされていた。 この取引は、NVIDIA が AI スタックのますます多くの部分を支配するようになった一連の戦術的な動きと投資の最新のものである。 To help customers make more e
Credit: Washed Out/YouTube OpenAI は今年初め、リアルで高解像度の滑らかな動画を1クリップ60秒まで作成できる新 AI モデル「Sora」を披露し、テック界やメディア・アート界の多くの人々を驚かせた。 OpenAI は2月時点で、Soraを「危害やリスクのある重要なエリアを評価するレッドチーマー(セキュリティを検証する人々)」、ビジュアルアーティスト、デザイナー、映画制作者の選ばれた少人数に公開すると発表していた。しかし、だからといって、最初のユーザたちが Sora を使って新しいプロジェクトを作り、発表するのを止めることはできない。 現在、OpenAI の厳選された Sora アーリーアクセスユーザの一人で、脚本家兼ディレクターの Paul Trillo(ポール・トリロ)氏は、3月に世界で最初にこのモデルで作られたサードパーティの動画のデモを行ったが、「O
Image credit: Nippy このスタートアップは、配達員に無料でトイレとコーヒーを提供する。 Fredy Ivan Alba Trejo 氏はフードデリバリの配達員だが、ある問題を抱えていた。 多くのレストランやショッピングセンターでは、フードデリバリの配達員が店内の施設を利用したり、リュックやヘルメットを店内に持ち込んだりすることを許可していない。荷物を店外に置いておくことを義務付けているのだ。 これでは、私たちの所有物が盗まれる危険性がありました。(Trejo 氏) アルゼンチンのスタートアップ Nippy は、アプリをダウンロードすると、スペースがない配達員などのギグワーカーのために、清潔なトイレと無料のコーヒーが飲める休憩所を設置することでこの問題を解決した。 Nippy は現在、アルゼンチン、メキシコ、ドミニカ共和国に休憩所を設置し、合計約43万人の会員がいる。 無料
Amazon Web Services(AWS)の仕事に特化した生成 AI アシスタント「Amazon Q」が一般提供開始された。エンタープライズが大規模言語モデル(LLM)を活用し、ワークフローでナレッジ検索、会話、ソフトウェア開発などさまざまなユースケースを推進するためだ。 Microsoft Copilot の答えとして設計された Q は、OpenAI の ChatGPT のように会話形式で動作し、企業ユーザの業務を遂行するために必要な回答を提供する。 Amazon は YouTube アカウントで、Q を「ソフトウェア開発と企業の内部データのナビゲーションに最も適した 生成 AI 搭載のアシスタント」と説明し、Q が実行できるタスクの一部を示す動画を投稿したが、他の主要な LLM と比較したパフォーマンスを示すベンチマークはまだ発表していない。 これは、ソフトウェア開発の取り組み全
Image credit: Airchat サウンドエコノミーに特化した、新たなソーシャルメディアアプリが人気を集めている。オーディオ SNS アプリ「Clubhouse」に続き、「Airchat」というソーシャルメディアアプリが欧米を席巻している。2023年にローンチ予定のAirchatは13日、アプリの新バージョンをローンチした。現在このアプリには、OpenAI の Sam Altman(サム・アルトマン)氏、Uber や Facebook のエンジェル投資家 Gary Vaynerchuk 氏、ソーシャルメディア報道を専門とするベテラン Taylor Lorenz 氏といった著名人が参加している。 Airchat も Clubhouse 同様に招待制で、招待リンクを受け取った人だけが参加できる。新バージョンのアプリがローンチされてから2日も経たないにもかかわらず、Airchat は1
Photo by Toa Heftiba via Unsplash OpenAI は4月29日、「ChatGPT」で利用可能なジャーナリスティックコンテンツを拡大するために、イギリスのニュース日刊紙「Financial Times」と戦略的パートナーシップを締結したと発表した。 この提携により、Financial Times の記事は、ChatGPT 上の関連するクエリに対して、必要な要約、引用、リンクとともに表示されるようになる。FT サイトからのすべての情報は、正当に帰属すると、両社はプレスリリースで指摘した。 このパートナーシップとライセンス契約は、チャットボットで利用可能なコンテンツの質を高めるために出版社と協力するという、OpenAI のもう一つの重要な動きを示している。AI 分野の他のプレーヤーも、トレーニングデータセットを強化し、パフォーマンスの向上を実現するために同様の動き
Credit: Dropzone AI AI セキュリティ開発を行う Dropzone AI は4月25日、シリーズAラウンドで1,685万米ドルを調達したことを発表した。このラウンドは Theory Ventures がリードし、Decibel Partners、Pioneer Square Ventures、In-Q-Tel などの既存の機関投資家も参加した。 2023年に Edward Wu 氏によって設立された Dropzone AI は、サイバーセキュリティの脅威を検出する際に人間を支援するために設計された、事前トレーニング済みの自律型 AI セキュリティエージェントを提供している。人材不足は、サイバー攻撃が多発している理由の1つである。世界では、デジタルインフラストラクチャとコンピュータシステムを適切に守るために、約400万人の労働者が必要であると推定されている。Dropzon
xCura CEO 新嶋祐一朗氏 本稿はベンチャーキャピタル、サイバーエージェント・キャピタルが運営するサイトに掲載された記事からの転載。毎月第2水曜日に開催される Monthly Pitch へのピッチ登壇をご希望の起業家の方、オーディエンス参加をご希望の起業家の方の応募はこちらから 「MonthlyPitch アルムナイ」では、これまでにMonthlyPitch にピッチ登壇し、それを機に成長・発展したスタートアップの最新の動向をお伝えします。 私たち人間が日常生活を送る上で、「痛み」は避けられるものではありません。けがをした際の身体の痛み、病気の痛み、そして人生の厳しさから来る実存的な痛みも存在します。多様な形で私たちの生活に関わってくる「痛み」。これを上手く緩和し、コントロールすることは、質の高い生活を送る上で欠かせない重要な課題です。 痛みの治療は、これまでも医療現場で常に取り組
出演者の背景のポスター、机上に置かれたように見える清涼飲料水の缶は、いずれもバーチャルプロダクトリプレイスメントだ。 Image credit: Rembrand YouTube でトーク番組の動画を見ていたとしよう。話しているクリエイターの背後の壁に商品のポスターが静かに表示されても、細かいディテールは気になるにせよ、そのポスターは画面に溶け込み、動画を楽しむのを邪魔することはない。 これが広告における AI の魔法だ。 アジア系アメリカ人ポッドキャスター「AsianBossGirl」 の YouTube で、背景に AI が生成した商品ポスターが確認できる。 Rembrand は AI を使ってバーチャルプロダクトを自動生成し、動画にシームレスに差し込むことで、視聴者が気づかないうちにブランドのメッセージを届けることを可能にする。同時に、Rembrand は商業プラットフォームを使って
Image credit: Abridge Forbes は11日、Sequoia Capital と Meritech Capital が選んだ AI スタートアップのトップ50ランキングを発表した。Microsoft が支援する OpenAI、Amazon が支援する Anthropic をはじめ、ランキングには、さまざまな分野の AI スタートアップが含まれている。 注目の新チームの一つ Abridge は、音声認識と AI によるコンテンツの要約を医療分野にもたらし、AI による音声認識と整理によって、医師がカルテをまとめる時間を短縮する。 2018年の創業以来、Aridge が開発したシステムは1万人以上の臨床医に利用され、同社の評価額は8億5,000万米ドルに達している。 既存の電子カルテシステムは問題の解決にならない Image credit: Abridge アメリカ国立医
William Shatner 氏が X に投稿した新音楽アルバムのジャケット シールドを上げろ、カーク船長! スタートレックのオリジナル TV シリーズと関連映画で船長 James T. Kirk 氏を演じたことで知られる93歳の俳優 William Shatner(ウィリアム・シャトナー)氏が今週、X(旧 Twitter)で最新音楽アルバム「Where Will the Animals Sleep」のジャケットを公開し、ファンから非難を浴びた。 You can pre-order my new children's album on Amazon: https://t.co/CFiRzv8Lpw pic.twitter.com/jfvJfopdKX — William Shatner (@WilliamShatner) April 21, 2024 Shatner 氏は21日、ジャング
Image credit: Perplexity AI を活用した検索の時代が到来しつつある中、それを完全にゼロから構築している若いスタートアップ Perplexity はその恩恵を享受している。Aravind Srinivas 氏率いる同社は23日、Y Combinator の元 AI 責任者 Daniel Gross 氏がリードしたラウンドで6,270万米ドルの追加資金を調達したと発表した。わずか数カ月前、同社はシリーズ B ラウンドで7,400万米ドルを調達したばかりだった。 昨今、AI 企業がユニコーンになるのは驚くべきことではないが、興味深いのは、Perplexity が1年あまりで、しかも検索という Google が支配する分野でそれを成し遂げたことだ。Perplexity は、日本とドイツでの新たなパートナーシップによるグローバル展開と、AI を活用したナレッジディスカバリを
Open Network Lab の「Seed Accelerator Program」第28期デモデイでピッチする飯野航平氏 Image credit: Masaru Ikeda メタバース空間でのメンタルヘルスケアサービス「MentaRest」を提供する MentaRest は24日、シードラウンドの 1st クローズで1億円を調達したと発表した。このラウンドに参加したのは、Earthshot ファンド(DG インキュベーションが運営)と名前非開示の投資家複数。調達した資金は、プロダクトの開発と拡張、効果検証の強化に充てられる予定だ。 MentaRest は2021年9月、飯野航平氏により創業。飯野氏は以前、GMO グループで新規営業トップの成績を修めるも、働きすぎによりメンタルダウンを経験。この時の経験をもとに、MentaRest を創業した。MentaRest は、アバターカウンセ
BRIDGE では今年から活動的なスタートアップを発見するための新しいコンテンツとして「BRIDGE HOT 100」を開始いたします。時価総額だけではない「事業活動」に注目したチャートで、これから毎月発表してまいります。対象となる企業は、信頼できる投資企業から許諾を得て開示されているポートフォリオ企業から選び、3カ月間のプレス発表の数と、過去、本誌で取材・掲載した累計の記事数を中心に集計いたします。(BRIDGE HOT 100のコンセプトはこちらの記事を参照ください) 4月のチャートインは96社 ということで、今年から開始したHOT 100、4月のチャートを公開します。1月1日から3月31日までの集計期間中に今回は2回以上プレス発表されている企業を対象としました。情報提供のご協力をいただいているベンチャーキャピタルはジェネシア・ベンチャーズ、サイバーエージェント・キャピタル、KDDI
脳インプラントでうつ病を治療し、結果が iPhone に返される? Image Credit: Inner Cosmos 人間の脳に治療デバイスを埋め込む神経技術企業 Inner Cosmos は、同社の神経刺激技術がうつ病の治療に使用できると述べた。 Inner Cosmos の CEO Meron Gribetz 氏は、筆者のインタビューに答え、「ヒトを対象とした臨床試験の初期段階から有望な結果が得られており、治療抵抗性うつ病の治療において重要な一歩を踏み出した」と述べた。 ミズーリ州セントルイスにあるワシントン大学医学部と共同で実施されたこの試験では、Inner Cosmos の新しい神経デバイスの安全性と有効性に関して有望な結果が得られた、と Gribetz CEO は語った。今のところ、数人がこの装置を使用しており、一人はその恩恵を受けている。 この装置は頭蓋骨に埋め込む小さなチ
生成 AI が文章を書き始め、ディープフェイクがあたかも現実であるかのような映像や画像を生み出す時代。どの情報が事実で、どの情報が捏造されたものかを見極めるのは、少々、骨の折れる作業になる。社会的に影響が大きい情報については、本当に事実かどうかを確かめる作業——ファクトチェック——をしてくれる NPO なども存在するが、基本的には、情報源や一次情報の確かさを一つ一つ調べていくという人海戦術に依存していて、そうした作業の煩雑さゆえ、多くの案件を確かめるということはできない。 テックジャーナリストでもある土橋克寿氏が2018年に創業したスタートアップのクロフィーは先ごろ、ファクトチェックの一連の操作を生成 AI を使って自動化するサービス「FactHunt」をローンチした。このサービスは、入力されたテキストの内容が事実か否かを判定し、根拠となる情報源の抜粋と判定理由を示すことができるソリューシ
Credit: Mentee Robotics Mobileye と AI21 Labs の創設者 Amnon Shashua 氏が共同創業したイスラエル拠点の Mentee Robotics が17日、2年に渡る開発作業の成果を明らかにした。それは Menteebot と名付けられたヒューマノイドロボットである。 Menteebot はプロトタイプの段階ではあるが、家庭や倉庫での利用を想定して設計されており、OpenAI の ChatGPT などで普及した大規模言語モデル(LLM)に基づく Transformer を含む AI 技術が、全ての動作レイヤーに渡って活用されている。 同社はこれを、エンドツーエンドでの複雑なタスク遂行が可能な「AI ファースト」のロボットと位置付けている。業界の他プレイヤーは既存製品への AI 活用に取り組んできたのに対し、Mentee Robotics は当
アイスタイル代表取締役会長 CEO 吉松 徹郎氏 3月の終わり、年度末の気忙しい時期に都内でちょっと趣向の変わったイベントがあったので参加してきた。テーマは「アルムナイ」だ。 麻布十番にほど近い「アクセンチュア・イノベーション・ハブ東京」には数多くの「元」アクセンチュアメンバーたちが多数集まっていた。そこに流れたのは、起業家として巣立っていったアルムナイたちの経験をシェアするという時間だった。今回、特別にクローズドのミートアップに参加させてもらったので、その内容を一部シェアしてみたい。 ネット黎明期を駆け抜けたアイスタイル アルムナイとしてステージのトップバッターを務めたのがアイスタイルの吉松徹郎氏だ。吉松氏がアクセンチュアに在籍したのは1996年。まだ社名がアンダーセン・コンサルティングだった頃で、ここからアイスタイルを創業するまでの3年間、行政関連のプロジェクトなどを手掛けた。 時はイ
津崎桂一さん 本稿はベンチャーキャピタル、サイバーエージェント・キャピタルが運営するサイトに掲載された記事からの転載。毎月第2水曜日に開催される Monthly Pitch へのピッチ登壇をご希望の起業家の方、オーディエンス参加をご希望の起業家の方の応募はこちらから サービス概要:SEIMEIは、持病のある方向けに「持病保険診断」を、保険代理店向けに検索ツール「ソリシター君」を提供しています。持病保険診断は潜在的な保険見込客が持病に関する簡単なアンケートに回答するサービス。匿名で利用でき、1分足らずで回答可能です。そこで得られた結果を元に、保険代理店の営業パーソンがソリシター君を使い、複数保険会社の医的引受目安(健康状態によって保険に加入できるかどうかの引受基準)を効率的に検索するというわけです。 Monthly Pitch編集部はココに注目:生命保険を16年間販売してきた実績をもつSEI
Image credit: Medmain デジタル病理支援 AI システム「PidPort」を開発・提供するメドメインは18日、シリーズ A ラウンドの 2nd クローズで、8.5億円を調達したと発表した。このラウンドには、PSP、ミガロホールディングス(東証:5535)、ニコン(東証:7731)、エンジェルナビ・グループ、個人投資家の福山太郎氏が参加した。 これはメドメインにとって、2022年7月の調達(シリーズ A ラウンドの 1st クローズの推定)に続くものだ。PSP は今回、2022年7月に続くフォローオンでの参加。同社の累積調達額は20.5億円に達した。調達した資金は、病理 AI の開発とその製品化に向けた医療機器承認申請、デジタル病理化のための設備投資、営業体制の強化に向けた投資に充てられる。 同社は病理診断における人手不足や過剰な労働負荷の課題解決を目指し、独自の転移学習
Image credit: Pickpik 発表から数ヵ月経ち、アーティストが自分の作品を学習しようとする AI モデルに「毒」を盛ることができる新しいフリーソフトウェア・ツール「Nightshade」がついに利用可能になった。 シカゴ大学 教授 Ben Zhao 氏率いる「Glaze Project」のコンピュータ科学者たちによって開発されたこのツールは、基本的に AI で AI に対抗することで機能する。このツールは、人気のあるオープンソースの機械学習フレームワーク PyTorch を利用して、指定された画像に何が写っているかを識別し、画像をピクセルレベルで微妙に変更するタグを適用する。 今日がその日です。Nightshade v1.0の準備が整いました。パフォーマンス・チューニングも終わり、UIの修正も終わりました。 Nightshade v1.0は nightshare.cs.uc
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