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猫
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米国とアジア連合がアラスカで戦争中。そのときシベリア付近で苔や藻が大量発生して、列車や船が動けなくなった。原因は大気のオゾン層にあるらしい。この作品は今から百年近く前、1936(昭和11)年に発表されたものであるが、その後の太平洋戦争やら、オゾン層の問題やら、ほぼ的確に予想しているから、パルプ小説といえども決してあなどれない。(奥増夫)
氷は、小さい結晶が、勝手な向きをとって集まった塊であるといったが、金屬がまたそういうものなのである。われわれが普通知っている鐵でも、銅でも、亞鉛でも、皆小さい結晶が集まって出來ているものである。 金…
この間一人の客の話に、先日探偵小説家の年間作品集を通読して巻末に附録した井上靖氏の一作に及んで井上氏の表現力と他の探偵小説家のそれとの雲泥も啻ならぬ差違に唖然とした。井上氏のその作は同氏としてはむし…
公開中の作品 ヴェルダン (新字新仮名、作品ID:43093) ウォリクの城 (旧字旧仮名、作品ID:45635) エトナ (新字新仮名、作品ID:43094) 演出 (新字旧仮名、作品ID:43126) 処女の木とアブ・サルガ (新字新仮名、作品ID:43096) 桂離宮 (旧字旧仮名、作品ID:43226) キフホイザー (旧字旧仮名、作品ID:45636) 湖水めぐり (旧字旧仮名、作品ID:4664) 聖ロヨラ (旧字旧仮名、作品ID:45639) シェイクスピアの郷里 (新字新仮名、作品ID:43095) 西洋見学「はしがき」 (旧字旧仮名、作品ID:43097) 「草衣集」はしがき (旧字旧仮名、作品ID:43228) 「漱石のオセロ」はしがき (旧字旧仮名、作品ID:45253) 大戦脱出記 (旧字旧仮名、作品ID:45634) 闘牛 (新字新仮名、作品ID:43098) 七
小説家。本名は炳五(へいご)。新潟市西大畑町に生まれる。幼稚園の頃より不登校になり、餓鬼大将として悪戯のかぎりを尽くす。1926(大正15)年、求道への憧れが強まり、東洋大学印度哲学科に入学するも、過酷な修行の末、悟りを放棄する。1930(昭和5)年、友人らと同人雑誌「言葉」を創刊、翌年6月に発表した「風博士」を牧野信一に絶賛され、文壇の注目を浴びる。その後、「紫大納言」(1939年)などの佳作を発表する一方、世評的には不遇の時代が続いたが、1946(昭和21)年、戦後の本質を鋭く把握洞察した「堕落論」、「白痴」の発表により、一躍人気作家として表舞台に躍り出る。戦後世相を反映した小説やエッセイ、探偵小説、歴史研究など、多彩な執筆活動を展開する一方、国税局と争ったり、競輪の不正事件を告発したりと、実生活でも世間の注目を浴び続けた。1955(昭和30)年2月17日、脳溢血により急死。享年48歳
児童文学者、翻訳家。群馬県北甘楽郡生まれ。筆名は朝日壮吉等。1918(大正7)年、早稲田大学英文科卒業後、母校、立教中学の教師となる。早稲田在学中から山本有三に師事し、1919(大正8)年には、浜田広介、水谷まさるらと同人雑誌「基調」を創刊。「新青年」に、吉田夏村の筆名で探偵小説の翻訳を寄稿した時期を経て、1927(昭和2)年頃からは、朝日壮吉名で「少年倶楽部」等に児童文学作品を発表するようになる。1932(昭和7)年、明治大学教授に。戦後は、1946(昭和21)年に創刊された児童雑誌「銀河」(新潮社)の編集にたずさわる。代表作に、「サランガの冒険」「源太の冒険」「兄弟いとこものがたり」等。ラドヤード・キップリングの「海の子ハービ」、マーク・トウェイン「ハックルベリー=フィンの冒険」等の翻訳もある。(代) 「吉田甲子太郎」
この作品には、今日からみれば、不適切と受け取られる可能性のある表現がみられます。その旨をここに記載した上で、そのままの形で作品を公開します。(青空文庫)
2021年10月30日実施のオンラインイベント「鴨川を読む・書く」(主催・龍谷大学国際社会文化研究所×京都文学レジデンシー、ホスト・CAVA BOOKS、協賛・香老舗 松栄堂)の際、円城塔、澤西祐典、福永信の三名が競作した原稿。完成版が『京都文学レジデンシー トリヴィウム』に掲載された。(福永信)
2021年10月30日に行われたオンラインイベント「鴨川を読む・書く」(主催・龍谷大学国際社会文化研究所×京都文学レジデンシー、ホスト・CAVA BOOKS、協賛・香老舗 松栄堂)の際、円城塔、澤西祐典、福永信の三名が競作した原稿。完成版が『京都文学レジデンシー トリヴィウム』に掲載された。(円城塔)
公開中の作品 木乃伊の口紅 (旧字旧仮名、作品ID:5006) 作業中の作品 →作業中 作家別作品一覧:田村 俊子 あきらめ (旧字旧仮名、作品ID:43229) 生血 (旧字旧仮名、作品ID:50481) 悪寒 (旧字旧仮名、作品ID:51356) 女作者 (旧字旧仮名、作品ID:51357) 誓言 (旧字旧仮名、作品ID:50734) 嘲弄 (旧字旧仮名、作品ID:51358) 春の晩 (新字新仮名、作品ID:60481) 春の晩 (旧字旧仮名、作品ID:48362) 魔 (旧字旧仮名、作品ID:50632) 離魂 (旧字旧仮名、作品ID:50660) 関連サイト
1889(明治22)年3月1日、東京赤坂青山南町の大貫家別荘で生まれる。本名カノ。跡見女学校卒業後、与謝野晶子に師事し、「明星」や「スバル」に短歌を発表した。明治43年、上野美術学校の画学生岡本一平と結婚。翌年岡本太郎誕生。しかし、それぞれの強烈な個性が激突し、かの子の身内の不幸も重なって、結婚生活は破綻した。その結婚生活の地獄を乗り越えるため、夫婦で宗教遍歴をし、大乗仏教に辿り着く。1936年、芥川龍之介をモデルにした『鶴は病みき』によって文壇に登場。その後、『母子叙情』『金魚撩乱』『老妓抄』などを発表。1939年(昭和14)年2月18日、脳溢血にて死去。 「岡本かの子」
(※この文章は作品となることなく、断章、いわば草案的な形式のまま残された原文を翻訳しております。) 永劫の時、世に生まれては流れ、空想の余地などかの男の思考から引き抜かれたる、醜悪で厳めしい塔よ、高く…
青空文庫を1997年に始めた人達(通称「呼びかけ人」)の一人、富田倫生さんが2013年8月16日に亡くなってから今年で10年になります。富田さんは元々は編集プロダクション出身のライターでありジャーナリストでもありましたが、大病を患ってからは、電子出版に、のちには電子図書館に可能性を見いだそうとしてきました。 富田さんが仲間と共に青空文庫を始めようと決めるまでとその後について知るには、まずは「作家別作品リスト:富田倫生」にて公開している5作品を読むのがいちばんです。原著の順番に並べますと: 「青空のリスタート」(1992(平成4)年、ソフトバンク出版事業部) 「パソコン創世記」(1985(昭和60)年、旺文社→1994(平成6)年、ティビーエス・ブリタニカ(増補版)→1995(平成7)年、ボイジャー(エキスパンドブック版)) 「本の未来」(1997(平成9)年、アスキー) 「短く語る『本の未
底本には、以下の諸篇がおさめられています。 「01 凡例」新字新仮名 鵜月洋 「02 現代語訳 雨月物語」(新字新仮名) 上田秋成著、鵜月洋訳 「03 校注 雨月物語」(新字旧仮名) 上田秋成著、鵜月洋校注 「04 解説」(新字新仮名) 鵜月洋 なお、「02 現代語訳 雨月物語」には底本どおり「01 凡例」「03 校注 雨月物語」「04 解説」を納めています。 ※公開に至っていない場合は、リンクが機能しません。
ドイモイ後、ベトナムの文芸界はにわかに活気づき、夥しい数の小説が次々と発表されるようになりました。編訳者の加藤氏は現代ベトナムの素顔をさまざまな角度から活写した作品を鋭い眼力で選りすぐり、一冊の短編集にまとめ上げました。これらの作品から、ベトナム人が日々どんな生活をし、何を心の糧として生きているのかを読み取ることができるでしょう。(公益財団法人大同生命国際文化基金) 本書収録作品の作者は、著者登録されている人物(★)も含めて、以下の通りです。 ★マー・ヴァン・カーン:1936年ベトナム生まれ。ハノイを舞台に社会の現実を鋭く抉った作品を書き続けている。 ・マイ・グー:1928年ベトナム生まれ。軍隊作家として、抗仏・抗米の戦いに従軍した兵士や民衆の生活に取材した作品を精力的に書く。 ★ヴォーティ・ハーオ:1956年ベトナム生まれ。若手を代表する女流作家の一人。社会の底辺にある民衆の生活や若い女
新年あけましておめでとうございます。 「ハッピー・パブリック・ドメイン・デイ!」と言いづらくなって早5年、巷では青空文庫の活動が終了したかのように誤解している方もいらっしゃるようですが、もちろんみなさまのおかげで元気に続いております。 この1年は、20年にわたる保護延長期間を乗り越えようと、これからの継続的運営を視野に入れた上で、デジタルアーカイヴとしての安定化を目指し、新規データベースサーバの開発・導入のため、昨年の元旦より「充電期間」に入っておりました。 一時お休みしている業務もさまざまあり恐縮ですが、ボランティアおよびユーザーのみなさま、ご理解とご協力ありがとうございました。 ようやく新データベース構築の目途がついたこともあり、まだもう少し時間がかかりますが、本日から看板は「充電中」から「新館準備中」と掛け替えたいと思います(詳しくは、のちほどご説明差し上げます)。 充電中の1年間は
小説の巧拙を論ずるには篇中の人物がよく躍如としているか否(いな)かを見て、これを言えば概して間違いはない。 人物の躍如としているものは必ず傑作である。人物が躍如としていれば、その作は読後長く読者の心…
今世紀にはいってからの科学の進歩には、まことに目ざましいものがあった。とくにこの十年以来、その進歩は、一大飛躍をなし、原子力の開放、人工衛星の打ち揚げなど、人類の歴史の上に、金字塔として残る幾多の事業を為しとげた。 こういう華々しい科学の成果に幻惑された人々の中には、あたかも科学を万能のものとする考え方が、次第に一つの風潮となりつつある。そして科学がさらに数段の進歩をすれば、人間のいろいろな問題が、全部科学によって解決される日が来るかの如き錯覚に陥っている人もあるようである。宇宙時代というような言葉が流行し、それが何か人間を変えることのように思われているのも、その一つの現われである。月や火星の景色を見たり、其処にある資源が利用できる日が来ても、それは百年前に、北極や南極へ行ける日を夢見ていたのと、同じことである。今日では、北極へも南極へも、飛行機ならば、文明圏から、十数時間で行ける。しかし
どこかに通じてる大道を僕は歩いてゐるのぢやない 僕の前に道はない 僕の後ろに道は出來る 道は僕のふみしだいて來た足あとだ だから 道の最端にいつでも僕は立つてゐる 何といふ曲りくねり 迷ひまよつた道だらう 自墮落に消え滅びかけたあの道 絶望に閉ぢ込められたあの道 幼い苦惱にもみつぶされたあの道 ふり返つてみると 自分の道は戰慄に値ひする 四離滅裂な 又むざんな此の光景を見て 誰がこれを 生命(いのち)の道と信ずるだらう それだのに やつぱり此が此命(いのち)に導く道だつた そして僕は此處まで來てしまつた 此のさんたんたる自分の道を見て 僕は自然の廣大ないつくしみに涙を流すのだ あのやくざに見えた道の中から 生命(いのち)の意味をはつきりと見せてくれたのは自然だ 僕をひき廻しては眼をはぢき もう此處と思ふところで さめよ、さめよと叫んだのは自然だ これこそ嚴格な父の愛だ 子供になり切つたあり
公開中の作品 赤ペリ 惑星シリーズその6(冥王星)(新字新仮名、作品ID:62454) →奥 増夫(翻訳者) 火星旅行 惑星シリーズその1(火星前編)(新字新仮名、作品ID:62126) →奥 増夫(翻訳者) 観点 マンダプーツシリーズ 第3回(新字新仮名、作品ID:62111) →奥 増夫(翻訳者) 寄生惑星 惑星シリーズその3 ハム&パット(金星前編)(新字新仮名、作品ID:62206) →奥 増夫(翻訳者) 贖罪の墓標 衛星シリーズその3(エウロパ)(新字新仮名、作品ID:62462) →奥 増夫(翻訳者) タイタン横断 衛星シリーズその1(タイタン)(新字新仮名、作品ID:62460) →奥 増夫(翻訳者) 潮汐衛星 衛星シリーズその4(ガニメデ)(新字新仮名、作品ID:62463) →奥 増夫(翻訳者) 適応極限 怪奇シリー
公開中の作品 愛人と厭人 (新字旧仮名、作品ID:43605) 悪魔の尾 (新字旧仮名、作品ID:45159) イプセンの日本語訳 (旧字旧仮名、作品ID:43012) 動く海底 (新字旧仮名、作品ID:45164) 怪艦ウルフ号 (新字旧仮名、作品ID:45165) 科学的の神秘 (旧字旧仮名、作品ID:43011) 賢い秀雄さんの話 (新字旧仮名、作品ID:45163) 熊捕り競争 (新字旧仮名、作品ID:45166) 孝行鶉の話 (新字旧仮名、作品ID:45155) 幸坊の猫と鶏 (新字旧仮名、作品ID:45161) 子良の昇天 (新字旧仮名、作品ID:42761) スカンヂナヴィア文学概観 (旧字旧仮名、作品ID:43013) 虹猫と木精 (新字旧仮名、作品ID:42757) 虹猫の大女退治 (新字旧仮名、作品ID:42758) 虹猫の話 (新字旧仮名、作品ID:42759) 鳩の
●トップ ●インデックス/全 ●作家リスト:公開/作業/全 ●作家別作品リスト 作家別作品リスト:No.1083 作家名:矢崎 嵯峨の舎 作家名読み:やざき さがのや ローマ字表記:Yazaki, Saganoya 生年:1863-03-01 没年:1947-10-26 人物について:「嵯峨の屋おむろ」 [公開中の作品|作業中の作品] 公開中の作品 初恋 (新字新仮名、作品ID:42290) 作業中の作品 関連サイト ▲ ●作家リスト:公開中 [あ] [か] [さ] [た] [な] [は] [ま] [や] [ら] [わ] [他] ●作家リスト:作業中 [あ] [か] [さ] [た] [な] [は] [ま] [や] [ら] [わ] [他] ●作家リスト:全 [あ] [か] [さ] [た] [な] [は] [ま] [や] [ら] [わ] [他] ●トップ ●インデックス/全
降(ふり)続きたる卯の花くだしようようはれて、かき曇りたる天もところどころ雲の切間を、朧なる五日の月は西へ西へと急ぐなり。千載茲許(ここもと)に寄せては返す女浪(めなみ)男浪(おなみ)は、例の如く渚…
公開中の作品 あきらめろと云うが (新字新仮名、作品ID:54777) 雨 (新字新仮名、作品ID:54797) ある夜 (新字新仮名、作品ID:54773) 色のない旗 (新字新仮名、作品ID:54778) うたうたいは (新字新仮名、作品ID:54799) 海 (新字新仮名、作品ID:54806) 演習一 (新字新仮名、作品ID:54809) 演習二 (新字新仮名、作品ID:54821) おもちゃの汽車 (新字新仮名、作品ID:54789) 金がきたら (新字新仮名、作品ID:54793) 帰還 (新字新仮名、作品ID:54817) 愚の旗 (新字新仮名、作品ID:54795) 雲 (新字新仮名、作品ID:54820) 雲 (新字新仮名、作品ID:54823) 行軍一 (新字新仮名、作品ID:54780) 行軍二 (新字新仮名、作品ID:54807) 口業 (新字新仮名、作品ID:54
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