サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
猫
www.basketball-zine.com
パリ五輪試合時間が発表 現地3月27日、パリオリンピック2024バスケットボール競技の試合時間が発表になった。 組み合わせについては現地3月20日にFIBA(国際バスケットボール連盟)のあるスイスで実施。男子日本代表(FIBAランク26位)はFIBAワールドカップ覇者のドイツ(3位)、開催国フランス(9位)、OQTラトビア会場出場権獲得チームと同じグループに、女子日本代表(FIBAランク9位)はアメリカ(1位)、ベルギー(6位)、ドイツ(19位)と同じグループに決まっている。男女各代表の試合予定は以下のとおり。 【表】パリ五輪バスケットボール競技試合時間一覧をチェック <男子予定/開催地:リール> 7月27日(土)13時30分〜[日本時間27日(土)20時30分〜]:日本対ドイツ 7月30日(火)17時15分〜[日本時間31日(水)0時15分〜=※30日(火)24時15分〜]:日本対フラン
2月22日と同25日のアジアカップ予選Window1で、トム・ホーバスHC率いる男子日本代表が再始動した。昨夏の「FIBAワールドカップ2023」で日本中を熱狂の渦に巻き込んだ快進撃から半年が経過し、同2日間もグアムと中国に勝利。幸先の良い再出発となったわけだが、今回は井上宗一郎にスポットを当てた。 【動画】日本対中国ハイライトプレーをチェック うれしさと悔しさが入り混じり涙したワールドカップ 「試合に出られないことには慣れているんで…(笑)」 昨夏の「FIBAワールドカップ2023」の最終戦。カーボベルデの猛追を振り切ってパリ・オリンピックへの出場権を得た直後のメディア対応で、井上宗一郎は開口一番、そう口にした。 ワールドカップの5試合では、合計でたったの4分しかプレータイムを勝ち取ることはできず、得意の3Pシュートを決めるどころか、シュート1本すら打たせてもらえなかった。 チームとして
日本代表としても活躍した元トップ選手で、2015年に引退後は「大学カテゴリーを盛り上げたい」と指導者の道に進んだ網野友雄コーチ(白鷗大男子バスケットボール部監督)。21年のインカレで初優勝、22年にも準優勝と、白鷗大を大学界トップチームへと押し上げた注目の指揮官が語る指導論とは――。ジャパンライム株式会社(以下JLC)のオンデマンド限定コンテンツで、6月から5か月連続配信される。 現在、白鷗大で部長兼監督を務めている網野友雄コーチは、珍しい経歴を歩んできた人物だ。中学時代はサッカー部に所属し、バスケットボールを始めたのは東海大菅生高時代。それでも驚くべき成長速度で力を付け、同い年の田臥勇太(宇都宮)を筆頭とした、いわゆる“田臥世代”の1人として活躍。日本大卒業後はトヨタ自動車(現A東京)、アイシン(現三河)、リンク栃木(現宇都宮)と、トップチームを渡り歩いて経験を積み、現役でプレーしながら
NBA10チーム以上から話があったと明かした渡邊 7月9日、渡邊雄太(サンズ)はオンラインで記者会見を開き、現地7月5日(日本時間6日)にサンズと交わした契約について、その交渉でのエピソード、来季への抱負などさまざまな質問について回答した。また日本代表に関する質問では、「リーダーとして引っ張っていかなければいけない」とチームを引っ張っていくと力強く宣言した。 【動画・表】渡邊雄太ラプターズ戦ハイライト&2022-23スタッツをチェック Q.まずは来季の選手活動についてのご報告をお願いいたします。 「すでにニュースなどで見ているかもしれませんが、来シーズンから、フェニックス・サンズの一員として活動することになりました。来シーズンに関しても楽しみにしていますし、ワールドカップも精神的に万全の状態で臨めるかなと思っているので、無事契約が決まってよかったと思っています。これから新しい挑戦が始まるの
来季NBAでシーズン内でのトーナメントを初開催 現地7月9日(日本時間10日)、NBAは来シーズンから開始するレギュラーシーズン内でのトーナメント戦「NBAインシーズン・トーナメント」の詳細を発表。現地11月3日(日本時間11月4日)に開幕し、ファイナル4(セミファイナル、ファイナル)はラスベガス「T-モバイル・アリーナ」で現地12月7日、9日(日本時間12月8・10日)に行われて優勝チームが決まる。 【表】「NBAインシーズン・トーナメント」グループ振り分け/対戦時のホーム&アウェイ表をチェック 「NBAインシーズン・トーナメント」はグループステージ(現地11月3日〜28日[日本時間11月4〜29日] ※11月7日[日本時間8日]は試合なし)を行い、勝ち抜いた8チームがノックアウントラウンド(現地12月4・5日[日本時間12月5・6日]、7・9日[日本時間12月8・10日])に進む形で進
SR渋谷に快勝して進出を決定 4月12日、川崎ブレイブサンダースは川崎市とどろきアリーナでサンロッカーズ渋谷に103-75で勝利し、「日本生命 B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2022-23」への6大会連続6回目となる進出を決めた。 【SNS】プレイオフ進出を伝えるチームのツイートをチェック 4月8日・9日、横浜ビー・コルセアーズとの中地区首位攻防戦では、先にリードを奪いながら反撃を受ける展開に。その中で77-69、79-77と連勝。ポストシーズンへの進出マジックを2として昨日のSR渋谷戦を迎えた。 1Qリードを許す展開で迎えたものの、2Q中盤、#22ニック・ファジーカスの3ポイントプレイで26-24と一旦逆転。その後、拮抗した展開となったが最後に#2マイケル・ヤングジュニアがインサイドでの得点、フリースローで35-33としてハーフタイムを迎える。すると3Q、オフェンスが爆発。
「川崎新!アリーナシティ・プロジェクト」が発表に 3月3日、川崎ブレイブサンダースの親会社であるDeNAは、2028年10月に京急川崎駅隣接エリアにて約10,000人が収容可能な新アリーナを含む複合エンターテインメント施設開業を目指す「川崎新!アリーナシティ・プロジェクト」を発表した。 【動画】「川崎新!アリーナシティ・プロジェクト」イメージビデオを見る 同プロジェクトでは、京急川崎駅隣接地に「B.LEAGUE」開催時に約10,000人を収容できる新アリーナおよび宿泊施設、飲食施設、公園機能などを備える商業施設を含む複合エンターテインメント施設の建設・開業を目指すもので、今後DeNAと京浜急行鉄道が協議し、協定を締結する予定だという。2年をかけて設計を検討し、2025年から着工を開始。2028年に竣工・開業となるスケジュールとなっている。新アリーナに関しては川崎のホームアリーナとなり、20
渡邊雄太が所属するブルックリン・ネッツが、日本時間11月6日(北米時間5日)のシャーロット・ホーネッツとの対戦で、第4Qに10点差を逆転する98-94の劇的勝利を挙げた。ネッツは前日のワシントン・ウィザーズ戦に続く今シーズン初の連勝。渡邊はこの試合で3Pショットを4本中2本成功させるなど8得点を挙げたほか、3リバウンド、3アシスト、2スティール、1ブロックを記録する大活躍を見せた。 終盤の逆転劇では、チームの柱であるケビン・デュラントと連係したピックプレーから3Pショットとゴール下でのレイアップを決めチームに勢いをもたらした。激闘の中、最後に勝負を決めたのはデュラント自身のミドルジャンパーと、神奈川県横須賀市生まれのキャム・トーマスのクラッチプレーだったが、カイリー・アービングとベン・シモンズという本来ならば柱として機能すべき二人のスターが不在な中、デュラントのリーダーシップの下で渡邊の活
7月21日にオーストラリアに85-99で敗れ、FIBAアジアカップ2022での戦いをベスト8で終えたバスケットボール男子日本代表。4強入りをかけたこの試合で、日本は富永啓生(ネブラスカ大学)が3Pショット15本中8本を沈めて33得点を記録する大爆発で、チームとしても成功率46.5%(43本中20本成功)という高確率で3Pショットを決めていた。にもかかわらず、平均身長で約10cm小柄な日本はリバウンドで29-51と圧倒され、かつインサイドを固めるディフェンスの戦略を逆手に取られて相手にも3Pショットを47.1%の成功率(34本中16本成功)で決められたことが響き、終盤まで粘りながらもなかなか2桁の点差を詰め切ることができずに黒星を喫する結果となった。 昨日に関しては渡邊雄太の故障欠場で、富永を除けば全員が国内組。そのメンバーで大健闘したことは間違いなく称賛されるべきだ。しかし一方で、FIBA
日本時間8月3日(北米時間2日)のワシントン・ミスティックス対ラスベガス・エイセズ戦は、下位のミスティックスにとってはエイセズとのシーズンシリーズを3勝0敗のスウィープとする貴重な勝利(最終スコア83-73)だったが、バックアップのポイントガードである町田瑠唯個人としても、特筆すべき試合の一つだった。前半の3Pショット1本と、第3Q終了間際に果敢なペイントアタックからディフェンスを交わして決めたレイアップでの5得点に加えて2アシスト。そのいずれもが、ホームのエンタテインメント&スポーツ・アリーナを沸かせ、チームに勢いをもたらすプレーだった。 試合後の会見で、アグレッシブさを増してきた町田のプレーぶりを高評価したのはマイク・ティボーGM兼HCやチームメイトたちだけではなく、エイセズのベッキー・ハモンHCもその一人だった。 実は町田は今シーズン、エイセズとの対戦でほかのチームとの対戦に比べて良
7年前の2015年10月15日、マイケル・ジョーダンが来日して、東京都現代美術館でエア ジョーダンのシリーズ誕生30周年を記念する特別展示「ミュージアム 23 トーキョー(MUSEUM 23 TOKYO)」のオープニングイベントに姿を見せるという出来事があった。去る7月28日にジョーダン ブランドが日本代表のサプライヤーになることが明らかになったことで、そのときの記憶がよみがえってきた。あのときジョーダンは、当時の男子日本代表に対するコメントをしてくれていたのだった。 2015年に来日したジョーダンは男子日本代表に関する質問にも答えてくれた(取材協力=Nike/Jordan) FIBA世界ランキング47位だった当時の男子日本代表は、翌年のリオオリンピック出場を目指し、非常に厳しい状況に直面していた。2014年のアジアカップで6位となってアジア選手権出場を果たしたが、優勝すればリオ行きという
B1チャンピオンシップファイナル第2戦。第1戦で勝利し、王手をかけた宇都宮ブレックスと後がなくなった琉球ゴールデンキングスの対戦は、最後の最後まで勝敗が分からない大接戦となった。 立ち上がりでリードを奪ったのは宇都宮で、開始早々に9-0のランを展開すると第1Qを終えて21-12とリード。第2Qもお互いに点を取り合ったことで、前半を終えた時点でも38-30と優位を保っていた。 しかし、後半に入ると琉球が猛追。岸本隆一のペイントアタックからのキックアウトや、アレン・ダーラムを起点としたインサイドの合わせで宇都宮のディフェンスを攻略。第3Q残り1分29秒にはコー・フリッピンのドライブをドウェイン・エバンスが合わせて、この試合で初めてのリードを取った(52-54)。 それでも、この局面で冷静に得点を返した宇都宮は第4Qには再び10点のリード。諦めない琉球に再度2点差に詰め寄られたが、そこでも冷静さ
日本時間4月28日未明(北米時間27日午後)にワシントンD.C.のエンタテインメントアンドスポーツ・アリーナで行われたワシントン・ミスティクス対ミネソタ・リンクスのプレシーズンゲームで、町田瑠唯がミスティクスの一員としての実戦デビューを果たした。18分42秒の出場時間を得た町田は2得点、1リバウンド、2アシストで±が+12という成績で、ミスティクスの78-66の勝利に貢献した。 町田の初登場は8-11と3点差を追う第1Q残り5分45秒。マイシャ・ハインズ-アレンに代わってコートに入ると、残り3分29秒にドライビングレイアップでWNBAでの初得点を記録し、クォーター終了までにチームの12-2のランを演出した。 第2Qにはコートビジョンとパス力が生きる。このクォーターの残り2分45秒、今シーズンのミスティクスで最大の得点源となるだろうエレーナ・デレ・ダンとのピック&ポップでデレ・ダンの3Pショ
2022年5月27日(金)から6月4日(土)にかけて、千葉ポートアリーナで国際車いすバスケットボール連盟(International Wheelchair Basketball Federation=IWBF)が主催する男子U23車いすバスケットボール世界選手権大会が開催されることが決定した。同大会は、世界的な新型コロナウイルス感染拡大の影響で東京2020パラリンピックが2020年から2021年に開催延期となったことを受け、当初の2021年開催予定から2022年への延期が発表されていたが、正式な開催期間が明らかになった。 IWBF男子U23車いすバスケットボール世界選手権大会は、4年に一度開催される世代別の世界選手権大会で、2022年の大会が7回目となる。アジア圏での開催は今回が初めてだ。参加するのは世界の4つのゾーンを代表する12チームで、現時点までにヨーロッパゾーンの5チームと開催国の
2020年度のウインターカップの初日、12月23日に全国大会史上初となる高校生審判がデビューした。東京体育館で行われた男子の正智深谷(埼玉県)対高知中央(高知県)の一戦で、東京都立小山台高校バスケットボール部3年の三浦海音君が審判としてコートに立ったのだ。 「東京体育館に足を踏み入れた時には、『ここまで来られたんだな』と、感慨深い思いはありました」と三浦君。それでも「少し緊張していたのですが、いつもどおりでいられるようにと意識していました。昨日は塾をいつもより少し早く上がって、お風呂に入って、リラックスして、いつもどおり寝られました」と必要以上の気負いはなかった。 審判として全国大会デビューした三浦海音君 試合中も驚くくらい「普通に、冷静に」ジャッジをしており、そんなレフェリー姿の三浦君を目にし、彼がこの会場に学生服でやってきたことを想像できる人はいなかったに違いない。 中学時代からよく審
北海道旭川市出身の若者、志田 萌がNCAAディビジョン1のニューメキシコ州立大学(以下NMSU)入り――この快挙の知らせとともに彼女の名を初めて耳にしたのは2020年の秋だった。アギーズ(Aggies)のニックネームで親しまれているNMSUで、志田は今シーズン、小さな頃から夢に見た本場アメリカのカレッジバスケットボールという舞台でのキャリアをスタートさせている。 ニューメキシコ州立大学での公式戦での志田の勇姿 (写真/©New Mexico State Aggies Athletics) 旭川南高校卒業後の2019年に渡米した志田は、留学の最初のステップとしてフロリダ州にあるIMGアカデミーに進んだ。そこで4ヵ月間トレーニングを積んだ後、サウスジョージア・テクニカルカレッジ(以下SGTC)という2年生の短大でプレーしているときにNMSUのコーチングスタッフの目に留まり、2年目のシーズン開幕
Bリーグは11月1日に会見を開き、2022年1月に沖縄アリーナで開催されるオールスター・ゲームの概要を発表した。今回のオールスター・ゲーム沖縄開催は、島田慎二チェアマンが「唯一無二の素晴らしいアリーナ」と形容する沖縄アリーナが今春オープンしたことを受け、通例の公募制ではなくリーグ側で特例的に決定した。趣向としても、以下のとおり1月14日(金)・15日(土)の2日間開催をはじめ、これまでにない新たな試みの数々が盛り込まれている。 ☆B.LEAGUE ALL-STAR GAME 2022 IN OKINAWA 開催日時: DAY1 2022年1月14日(金) DAY2 2022年1月15日(土) 会 場: 沖縄アリーナ 開催内容: DAY1 ダンクコンテスト/スキルズチャレンジ/3Pコンテスト B.LEAGUE ASIA RISING STAR GAME DAY2 オールスター・ゲーム出場選手
【TOKYO2020】3x3女子日本代表、激闘の軌跡 presented by 日本郵政【気持ちを届ける、想いを託す】 ©fiba.basketball 過去を背負い、今に燃え尽き、未来に向けて⽻ばたく準備を整えた。 勝利の歓喜も、忘れられない悔しい瞬間も味わった。 東京2020オリンピックという⾶躍の舞台に、全⾝全霊をぶっつけた3×3⽇本代表男⼥8⼈のボーラーたち。 ⼀⼈⼀⼈が⼼と体に刻んだ⼀瞬⼀瞬の記憶が、パリ2024オリンピックへの道しるべとなる。 熱い、熱い、本当に熱い戦いだった。 篠崎 澪(富士通 レッドウェーブ)、西岡里紗(三菱電機 コアラーズ)、馬瓜ステファニー、山本麻衣(ともにトヨタ自動車 アンテロープス)。彼女たちの戦いは、東京2020オリンピック本戦への出場権をかけたオーストリア・グラーツでのFIBAオリンピック予選(5月26日-31日)から始まっていた。 東京2020
力強くこぶしを振り上げた富永。その手から放たれた2Pショットで中国代表をノックアウトし、日本の決勝トーナメント進出が決まった(写真/©fiba.basketball) 初日の2試合目でベルギー代表に延長の末勝利して以来、黒星4つを重ねた3×3バスケットボールの男子日本代表が、グループラウンド最終戦の対中国代表戦で劇的なノックアウト勝ちを収め、通算成績2勝5敗の6位で、うれしい決勝トーナメント進出を決めた。 日本代表のここまでの道のりは非常に険しいものだったが、逆に一つ歯車が違っていればトップ2入りしていてもおかしくないような戦いぶりだったのも事実だ。薄氷のメダルラウンド進出とはいえ、驚くべき出来事ではないだろう。ここまでの7試合で最終的な点差が4点以上になったのは、26日の初戦で戦った対セルビア代表戦(11-22)のみ。2試合は1点差という激戦だった。ほんの些細なことが影響して勝っていても
【TOKYO2020/3x3女子日本代表インタビュー Vol.4】西岡里紗(三菱電機コアラーズ)presented by 日本郵政【気持ちを届ける、想いを託す】 (写真/©FIBA) 自国開催にもかかわらず開催国枠での出場を許されなかった3x3女子日本代表は、5月にグラッツ(オーストリア)で開催された世界最終予選に臨み、準決勝でフランスに苦杯を喫するも3位決定戦でスペインを相手に劇的な大逆転勝利を収め、みごとTOKYO 2020の切符を手にした。激闘を戦い抜いたのは馬瓜ステファニー、山本麻衣(ともにトヨタ自動車アンテロープス)、西岡里紗(三菱電機コアラーズ)、篠崎 澪(富士通レッドウェーブ)。4人それぞれが大会を振り返り、東京オリンピックに向けた意気込みを語る。 【TOKYO2020/3x3女子日本代表インタビュー Vol.1】馬瓜ステファニー を読む 【TOKYO2020/3x3女子日本
NBA(National Basketball Association)がNBAアカデミー・ウィメンズ・バーチャル・プログラムを発表し、アメリカ国外からの女子プレーヤーの参加を募っている。 このプログラムは、40名以上の有望な女子学生(14歳から17歳)のバスケットボールプレーヤーを対象に、8週間にわたるバスケットボールとリーダーシップの育成を図るバーチャルなプログラム。参加者は世界中の仲間たちとともに、女子プロバスケットボールリーグWNBA(ウィメンズ・ナショナル・バスケットボール・アソシエーション)の現役および元プレーヤーとNBAアカデミースタッフの指導の下、バスケットボールやライフスキルを学ぶことができる。 申し込み受け付けは6月18日(金)までで、参加を希望するプレーヤーとその保護者は、NBAアカデミー公式サイトの応募フォームに掲載されている概要に沿って、あるいはNBAが提供してい
沖縄アリーナで初めてのB1公式戦には3,521人のファンが集まった(写真/©B.LEAGUE) 今年3月28日に落成式が行われたばかりの沖縄アリーナで4月21日、同会場初となるBリーグ公式戦の琉球ゴールデンキングス対名古屋ダイヤモンドドルフィンズの一戦が開催された。当初は4月10日・11日にシーホース三河との連戦が予定されていたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響により開催できず、公式戦に代わってキングスと地元沖縄のバスケットボール愛好者たちを集めて新アリーナのオープンを祝すイベント『Our First Games』を開催していた。 名古屋との試合は同日19時35分にティップオフ。観衆の公式発表は3 ,521人で、本来の8,000人以上という収容人数に比べて少ない印象だが、これは新型コロナウイルス感染拡大対策のために制限を設けたためであり、用意したチケットはすべて売り切れていた。 琉球はこ
実現するか? NBA史上3度目の日本人対決2021 美しい歌声と美貌、切れの良いダンスでファンを魅了した沖縄県出身のエンターテイナー、安室奈美恵さんが引退して今夏で3年になる。そのファイナルステージの場で、同じ沖縄県出身のアーティスト、BEGINのボーカルを担当する比嘉栄昇さんがはなむけに贈った言葉を覚えている。「(BEGINが)一生懸命ボートを漕いでいたら、奈美恵ちゃんが飛行機でビューンって飛んでいって…」。比嘉さんたちにとって後輩の安室さんが、勢いよくスターダムに駆け上ったことを温かく表現した言葉だった。 BEGINにも安室さんにも、多くの人々が何度となく心を動かされてきたことだろう。どちらもそれぞれの感性で強烈にファンの心に飛び込んできて、独特な魅力に満ちた世界に連れて行ってくれる。 安室さんが引退した3年前の夏は、バスケットボールファンにとっても歴史的な夏だった。渡邊雄太がツーウェ
現代バスケットはスペーシングを重視し、3Pシュートとピック&ロールを武器に得点を重ねていくことがトレンドだ。 オールドスクールなポストアップからゴリゴリとインサイドで得点したり、「効率が悪い」としばしば言われるミッドレンジジャンパーを武器にするチームや選手は世界を見渡してもめっきり少なくなった。 だが、そうした効率の悪いとされる2点の重要性に我々が改めて気付かされたのは、昨季のNBAファイナルだったのではないだろうか? マイアミ・ヒートのエース、ジミーバトラーはミッドレンジジャンパーを武器に毎試合得点を量産し、第3戦では3Pシュートを1本も打たずに40得点を稼いだ。後の王者ロサンゼルス・レイカーズも得点が停滞した時間帯にドワイト・ハワードがポストアップから試合をつなぐシーンが何度か見られた。 確実な2点で勝負した富山 Bリーグのレギュラーシーズン第19節、富山グラウジーズ対アルバルク東京の
「ゾーンに入る」 そんな表現を耳にしたことはあるだろうか? 一定の時間帯で体中の全神経が研ぎ澄まされ、極限の集中力を発揮することをスポーツの世界ではこう表現する。ただし、ゾーンに入るなんていうことはそうそう簡単に起こることではない。ましてやそれが全国大会の舞台で起こる可能性なんて1%もないかもしれない。 しかし、2008年のウインターカップ2回戦で現川崎ブレイブサンダースの藤井祐眞はゾーンに入った。当時2年生だった藤井擁する藤枝明誠は、このラウンドで徳島県代表の海部と対戦。この試合の162対79というファイナルスコアを記憶する方もいるのではないだろうか? 序盤からチーム全体で攻め立てた藤枝明誠は1Qから試合を支配し、前半で77得点を記録。高いシュート成功率に加え、ディフェンスでも前から激しくプレッシャーをかけボールすら運ばせない圧巻の試合運びを見せたのだ。 前半の数字だけでも高校生の試合の
今回、『B IS FOR BASKETBALL』での藤岡麻菜美さんの取材はバスケ英語とクロスオーバーが中心でしたが、指導者として今後重要なチーム作りやリーダーシップについてもお話を聞きました。高校時代の恩師である千葉英和高HC、森村義和先生のインタビュー映像と合わせて、ぜひご覧ください。 文=柴田 健 動画=石塚康隆 写真=松村健人 当たり前のことの徹底が成長を生む 「いいときも悪いときも仲間なので、必ずハイタッチに行こうと決めていました。簡単にできそうで、実はなかなかできないことなんです。いいときはみんなするけど、チームの流れが悪かったりミスが続いたりすると、みんな一人ずつ個人で戦い始めようとするんです」。チーム作りについて、藤岡さんはそう切り出しました。個々のプレーよりも絆を重んじることが勝ちにつながる。そのような考えに基づく日常はチームの規律を育み、それが千葉英和高時代にはインターハ
1月24日、愛知県豊橋市で河村勇輝(福岡第一高3年)の三遠ネオフェニックス入団記者会見が行われた。12月末のウインターカップで連覇を遂げ、2年連続の大会ベスト5選出となった河村。”高校界No.1ガード”の呼び声高い超高校級プレーヤーが、早くも特別指定選手としてBリーグでデビューするとあって、会見には50人近いメディアが集まった。 4月から関東1部リーグの強豪・東海大に入学予定の河村。詳細な日程は未定だが、3月には大学の合宿や、もし候補選手に選ばれれば男子U22日本代表のスプリングキャンプ(強化合宿)に合流する予定。ただ、それまでの期間にBリーグの舞台で貴重な経験を積むべく、今回特別指定選手としての契約が実現したという。 新たな背番号は0番。その理由について「高校生のときは8番を付けて日本一などいろいろな良い成績を残すことができたのですが、それらは過去の栄光に過ぎない。全て忘れて、しっかりと
2月7日(日本時間8日)、ESPNとNBAは“2018 NBAオールスター・セレブリティゲーム ”のコーチとロスターを発表した。同エキジビションゲームは、ロサンゼルス・コンベンションセンター内のベライゾンアップ・アリーナで行われる。 今回のゲームは、“チーム・レイカーズ”と“チーム・クリッパーズ”に分かれて対戦。チーム・レイカーズのコーチは『ESPN』の番組『The Jump』で司会を務めているレイチェル・ニコルズ、昨年バスケットボール殿堂入りを果たしたトレイシー・マグレディ(元マジックほか)、俳優のマイケル・B・ジョーダンが担当する。チーム・クリッパーズのコーチは『ESPN』コメンテーターのケイティ・ノーラン、『ESPN』解説者のポール・ピアース(元セルティックスほか)、俳優兼アーティストのCommonが務める予定。 また、セレブリティゲームでは『NBA 2K18』で導入された4
2月24日、FIBAワールドカップ2019アジア地区2次予選、最終戦となる運命のカタール戦のパブリックビューイングがユナイテッド・シネマ豊洲(東京)で開催された。深夜にもかかわらず、会場には200人を超える熱狂的なファンが集まり会場を赤く染めた。 日本は堅いディフェンスと3Pシュート14本を決める猛攻でカタールを一蹴。ベンチ入り全員出場でそれぞれが持ち味を見せる会心のゲームを展開し、会場も大いに盛り上がった。 勝利が決まると、ファンとともに観戦した日本バスケットボール協会三屋裕子会長も感極まった様子。「東京オリンピックの開催国枠獲得には、ワールドカップでベスト16に入るくらいの実力が必要とFIBA(国際バスケットボール連盟)から言われたときは無理だと思っていました」と振り返る。実際、ワールドカップ予選は4連敗スタートと日本代表は苦しんでいた。それが「ニック・ファジーカスの帰化、渡邊雄太、八
次のページ
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『BASKETBALL ZINE』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く