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中東情勢
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災害調査報告 令和6年能登半島地震 2020年から継続した能登半島群発地震と2024年能登半島地震(M7.6) ―臨時・定常観測から得られた震源過程、地殻変動、地殻構造― 教授 西村卓也 令和6年能登半島地震における建物被害と発生した地震動 教授 境 有紀 令和6年能登半島地震における斜面変動発生場の地形・地質条件 教授 松四 雄騎 能登半島における津波災害の特徴 助教 宮下 卓也 令和6年能登半島地震に伴う地震火災・津波火災について 准教授 西野 智研 令和6年能登半島地震における行政・支援団体での災害対応とインフラ復旧 教授 畑山 満則
Copyright (C) Disaster Prevention Research Institute Kyoto University. All Rights Reserved. 〒611-0011 京都府宇治市五ケ庄 Tel: 0774-38-3348(代表) 0774-38-4640 (広報担当)(はこちら) このサイトに掲載されている内容・写真・意匠等の無断転載を禁じます。 京都大学防災研究所 ホームページ運用ポリシー 京都大学プライバシーポリシー 防災研究所研究紹介サイト
1月17日(火)に第68回総合防災セミナーを開催いたします。ご関心ある方はご参加お待ちしております。 本セミナーは日本語で行います。 [Title] 気候変動に備えた治水対策の強化と水力発電の増強~科学技術の社会実装とパラダイムシフト~ [Speaker] 関克己氏(河川財団理事長・京都大学経営管理大学院 客員教授) [Date] 1月17日(火)15時~17時 [Venue & Registration] セミナーはハイブリッド開催いたします。会場は、京都大学宇治キャンパス防災研究所S519Dとなります。 1月16日(月)正午までに下記よりご登録ください。 https://forms.gle/Qrayxhs9opM5ancU9 [Abstract] 気候変動に備える適応策と緩和策を同時に展開することを目指し、JAPIC(一般社団法人日本プロジェクト産業協議会)により、「激化する気候変動に
地域水環境システム研究領域の教員・学生は、12月1日に欧州復興開発銀行(EBRD)と財務省が主催するCentral Asia investment Forum (CAIF) 2022に出席し、キルギス共和国のアキルベク・ジャパロフ首相(内閣議長)、タアライベク・イブラエフエネルギー産業省大臣、エルキンベック・アタベコフ駐日キルギス大使と面会しました。田中賢治教授が2017年から3つの氷河を対象に進めてきた長期観測の内容や、2021年から実施している学生を対象としたサマースクールの内容について紹介しました。ジャパロフ首相は研究室の研究教育活動を高く評価されると共に、今後の京都大学との連携について期待を寄せられました。 面会には田中賢治教授の代理で峠嘉哉特定准教授とSanjar Sadyrovさん(都市社会工学専攻博士後期課程2回生)が出席しました。
【公募要領詳細】は、こちら 1.職 種: 准教授 2.募集人員: 1名 3.所 属: 京都大学自然科学域防災学系 4.勤務場所: 京都大学防災研究所 大気・水研究グループ 水資源環境研究センター 社会・生態環境研究領域 (所在地:宇治市五ケ庄) 5.職務内容: 流域治水政策や流砂系総合土砂管理を踏まえて、流域環境における水資源利用と生態系の相互作用に関する研究を推進する。特に、生息場地形を介した生態系-土砂水理連携モデルや河床地形管理手法を開発するとともに、気候変動に伴う洪水外力の増大を考慮したEco-DRRや水資源開発施設の持続的管理に資する研究を行う。さらにこれら流域管理課題に対して、国内外のフィールドを対象として、観測・モデリング・地域研究が一体となった研究活動を推進しうる人材を期待する。また、工学研究科都市社会工学専攻における教育を担当する予定である。 6.資 格 等: 博士
社会防災研究部門防災技術政策研究分野の佐山敬洋准教授が、 2022年度日本気象協会岡田賞を受賞しました。 詳細は以下のとおりです。 受賞者名:佐山敬洋准教授 賞の名称: 2022年度日本気象協会岡田賞 受賞理由:「降雨流出氾濫(RRI)モデルにより河川氾濫予測技術を向上させた功績」RRIモデルの開発と応用に取り組み、河川氾濫予測技術を向上させました。RRIモデルは、タイのチャオプラヤ川など大規模流域に適用・実装され、国内では河川水位・氾濫予測システムとして自治体でも本運用されるなど、国内外で大雨災害軽減へ多大な貢献をしました。 受賞日 :2022年9月28日 受賞に際して(佐山准教授) 気象学の父とも呼ばれる岡田武松先生の名を冠した栄えある賞を受賞し、身の引き締まる思いです。日本が日露戦争から太平洋戦争に向かう動乱期に気象台の科学技術を守り抜き、発展させた気骨ある気象業務の実務家であり、多
近年、気候変動の影響などから、豪雨とそれに伴う水害・土砂災害が多発しています。昨年の熱海での土砂災害は記憶に新しいですが、広島でも2014年の豪雨・土砂災害や2018年の豪雨被害が発生しています。そこで、豪雨・水害・土砂災害の発生要因とその予測や対応についてお話しします。 日時 2022年10月4日(火)10:00~16:30 会場 広島県民文化センター多目的ホール 〒730-0051広島市中区大手町1丁目5-3(バス・路面電車「紙屋町西」「紙屋町」下車) オンライン開催に変更する場合があります。→ 予定通り現地開催します(9/27決定) 入場料 無料 定員 250名(要事前申込み。新型コロナ対策のため人数を減らしています) 対象 一般・実務者・大学生・高校生 備考 本講座は、土木学会認定CPDプログラムです プログラム ◆下
【主催】日本災害復興学会・京都大学実行委員会 【共催】防災研究所特定研究集会 2022C-03 災害復興研究におけるスペシャ ルト-ク-セッション 【開催日時】2022年10月2日(日)13時30分~16時00分 【場所】 京都大学宇治キャンパス・宇治おうばくプラザ きはだホール(京都府宇治市五ヶ庄) https://www.uji.kyoto-u.ac.jp/campus/obaku.html (YouTubeでも配信いたします) 【参加申込みURL】 https://forms.gle/6mXt1TMFLiPBdsP17 【企画趣旨】 「子どものころには理解できなかった体験を、大人になるにつれて言語化できるようになる」。東日本大震災を幼い頃に体験した若者の言葉である。災害を体験した子どもたちは、成長過程で独特の葛藤を感じ、時に立ち止まり、時に前へと進み、時に周囲の寄り添いに支えられる。
森信人教授、何東政特定研究員、宮下卓也助教らのレビュー論文Giant tsunami monitoring, early warning and hazard assessment が、2022年8月23日付Nature Reviews Earth & Environment 誌に掲載されました。 地震によって引き起こされる巨大津波は、沿岸の住民や生態系、インフラに壊滅的な災害をもたらします。特に、2004年のインド洋大津波(死者23万人)と2011年の日本海大津波(死者2万2千人)により、津波被害を軽減するための様々な研究展開が行われました。この論文では、津波の発生、伝播、モニタリング、特に早期警報システムと長期的なハザード評価評価の研究開発に焦点を当てて、近年の研究成果をレビューしています。 近年沖合に設置された高密度の海底圧力計からリアルタイムで津波の波高データが得られるようになり、
Bertrand Rouet-Leduc特定助教らの論文Instantaneous tracking of earthquake growth with elastogravity signals が、2022年5月11日付けNature誌に掲載されました。 誰もができる限り早く巨大地震の発生を知りたいと願っています。そこで、京都大学とGéoazurのチームは、「迅速な弾性重力信号」(PEGS)を検出するための深層学習AIに基づいた新たな手法を開発しました。PEGSは、巨大地震の大質量運動によって生成された重力変化であり、地震計で記録することができます。PEGSはまた、進行中の地震に関する情報を光速で伝え、最も速い地震波よりもはるかに速く到達します。 「これらの信号によって、地震がマグニチュード8以上に達した後すぐに、リアルタイムで地震の広がりを追跡できます」と著者のBertrand Ro
研究発表講演会2022案内ポスター(PDF) ◆プレナリーセッション(オンライン/YouTubeライブ配信、登録不要) 第1日 2月21日(月) 9:00~ 9:05 開会の言葉……所長 中北英一 特別講演(1) 9:05~9:45 教授 James Mori 「大地震時の断層の摩擦強度」 9:45~10:25 教授 橋本学 「夢と現の地震予知」 第2日 2月22日(火) 特別講演(2) 13:30~14:10 教授 西上欽也「活断層での観測・実験・研究とともに-野島断層・山崎断層・跡津川断層-」 14:10~14:50 教授 釜井俊孝「我等ガ斜面」 14:50~15:30 教授 田中茂信「国土保全と私」 災害調査報告 15:40~16:00 准教授 竹林洋史「2021年7月に熱海市伊豆山で発生した泥流」 技術支援報告 16:00~16:05 趣旨説明……技術室長 吉川昌宏
2023年6月12~21日、斜面未災学研究センターの王功輝教授は、イスタンブール工科大学のTolga Görüm准教授とトゥエンテ大学・国際地理情報科学及び地球観測研究所のHakan Tanyas助教の協力のもとで、2023年2月6日にトルコ南部で発生した地震による斜面災害の現地調査を行いました。 調査内容についての詳細な分析は進行中ですが、発生した斜面災害は以下の五つに大別されることが判明しました。具体的には、 ①落石:最も頻繁に観察されたタイプ ②緩い層理面に沿った並進性岩盤すべり ③大規模な岩盤崩壊およびそれによって形成された天然ダム ④再活動した大規模地すべり ⑤大規模な地すべり地の源頭部上部斜面で広範にわたって発生したクラックと地盤沈下。 さらに、2つの大規模な地すべりに対して、地すべりの内外に複数の地震計を設置し、余震の観測を行いました。10日間の地震観測期間中、Mw1.0 ~
共同研究Q&A 研究者代表用(R6.1改訂) 共同研究Q&A 所内担当者用(R6.1改訂) 共同研究Q&A 改訂箇所一覧(R6.1改訂) 換金性物品の管理方法について 共同研究・研究集会 採択一覧 共同研究 成果報告書一覧 共同利用可能な施設・機器等一覧 令和6年度共同研究の募集について 京都大学防災研究所では、大学及び国・公立研究機関の研究者等(一部、 NPO や国外機関の研究者若しくは博士後期課程学生が応募するプログラムもあります。)に対して、 令和6年度に実施する自然災害に関する総合防災学に関する共同研究を公募します。 共同研究はいくつかのカテゴリに分かれており、一般の共同研究、防災研への長短期の滞在型研究、研究集会への補助などがあります。 自由な発想にもとづく幅広い研究課題を歓迎しますが、「巨大地震災害」「極端気象災害」「火山災害」「防災実践科学」の4テーマ及び国際展開を重点課題と
2019年7月18日に京都アニメーション第一スタジオで発生した放火火災により、建物が全焼し多数の死傷者が発生しました。京都大学防災研究所は情報収集と現地確認を行うとともに建物内部の煙流動解析を実施して火災の分析を行っています。速報を下記リンク先からご覧ください。 なお、分析にあたっては、日本建築学会近畿支部防災計画部会の委員の方々から、各種情報の解釈や煙流動解析の入力データ作成に関して助言を頂きました。 本火災によりお亡くなりになられた⽅々に哀悼の意を表し、御遺族の皆様にお悔やみ申し上げます。また、負傷された皆様の御回復をお祈りいたします。
SIP(内閣府戦略的イノベーション創造プログラム)の研究助成を受けて作成中の「スマホ版個別避難訓練」のスマホアプリβ版が公開中です。 この研究は本研究所の矢守克也教授(防災心理学)のチームが開発を進めています。 スマホ版個別避難訓練アプリダウンロードは こちらから
防災研究所研究発表講演会にご参加の方は(発表者含む)、きはだホールの入り口で受付を済ませてから、ご参加くださいますよう、よろしくお願い致します。 Dear Participants and Presenters at DPRI Annual Meeting Please come to the reception desk at the entrance of KIHADA Hall first. 優秀発表賞の発表 A15 柳瀬友朗さん、 B02 Giuseppe MARZANOさん、 B10 Loic VIENSさん、 B33 新保友啓さん、 C10 XIAO ENBANGさん、 C11 柳博文さん、 C32 高田翔也さん、 D04 Siyuan ZHAOさん、 D05 松澤 真さん、 E15 Lexin LINさん、 E23 中野元太さん、 P01 山村紀香さん、 P25 高橋温志さん
4 月11 日午前3 時40 分頃、大分県中津市耶馬渓町金吉にて斜面崩落が発生しました。 千木良雅弘 地盤災害研究部門教授と 山崎新太郎 斜面災害研究センター准教授による調査報告「耶馬渓の崩壊性地すべりの調査報告」を、こちらに掲載しました。 [調査内容を反映し、2018年4月20日、斜面崩落発生後それまで掲載してした「予察」を削除し、本「調査報告」へとリンク先の内容を更新しました] 被害を受けられた皆さま、ご家族・ 関係者の皆さまに心よりお見舞い申し上げます。
台風9号による大雨・洪水被害に続き、いったんは遠ざかった台風10号にも要注意です。 本研究所 気象・水象災害研究部門の辻本浩史特定教授、本間基寛特任助教らが研究を進めている「アンサンブル予報を用いたシナリオ型台風リスク評価」によると、台風10号の今後の動きに十分注視する必要があることが判りました。 2016年8月19日、八丈島の東で発生して南海上を西に進み、日本から遠ざかっていた台風10号ですが、解析結果によると方向転換して日本上陸を伺う危険な動きをみせています。 下図に、ヨーロッパ中期予報センターが作成した2016年8月23日21時段階のECMWFのアンサンブル予報データを解析した結果を示します。3つのシナリオ、いずれの場合においても日本へ接近・上陸の可能性があります。 ※本記事は、これまでの研究を今回の事例に適用したもので、避難や防災に関しては、気象庁からの最新の予報を参照ください。
大規模カルデラ噴火の前兆現象 −鬼界カルデラと姶良カルデラ− 小林哲夫* ・奥野 充** ・長岡信治*** ・宮縁育夫**** ・井口正人・味喜大介 * 鹿児島大学大学院理工学研究科 ** 福岡大学理学部 *** 長崎大学教育学部 **** 熊本大学教育学部 要 旨 カルデラ噴火に先行する地学現象について調査した。鬼界カルデラでは,1)少なく とも 8000 年間にわたる断続的なブルカノ式噴火,2)数百年前の山体崩壊,3)約百年 前の脱ガスした流紋岩質溶岩の噴出,4)噴火中から噴火後にかけて 2 回の巨大地震の 発生が認められた。これらの現象は,カルデラ噴火の前に長い休止期間が必ずしも必 要ではないこと,カルデラ噴火の引き金は苦鉄質マグマの混合ではなく,脱ガスした マグマの噴出であったこと, 2 回の巨大地震の発生は応力解放のためであることが推定 された。一方,姶良カルデラでは顕著な前兆現
上記ページで、防災研究所の研究成果をご覧になれます。防災研究所がどのような研究を行っているかをぜひご覧ください。研究成果サイトはこちら 上記ページで、防災研究所の教員の研究資料を掲載しています。サンプルを閲覧するのは自由となっております。ただし、下記の資料を使用するためには、申込を行う必要があります。 研究資料データベースはこちら このコーナーでは一般の方々からの防災に関する様々な質問を受け付けています。下記メールアドレスまで質問をお寄せください。 Email: ※回答する際の参考にさせていただきますので,質問とともに氏名,年齢,職業などをなるべく記入するようにお願いします。 ※防災研究所所属の各専門分野の研究者が回答致しますが,最新の研究では研究者間でも意見の別れる事柄もあります。あくまで,回答担当者の個人的見解と御考え下さい。 ※典型的な質問・回答についてはFAQ集に掲載させて頂きます
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桜島の重力異常について 産業技術総合研究所 京都大学防災研究所 駒澤 正夫 圭吾 純平 鐵朗 中村佳重郎・山本 井口 市川 山崎 正人・赤松 信夫・高山 友也 1. 重力調査結果と編集 鹿児島県桜島火山で 2007 年 9 月に重力調査を行った。調査には,ラコスト重力計 3 台を使用 した。標高値と位置については,DGPS によるため精度に問題はないものである。今回の測定以 前の 397 点(既存点)1),2)については,主として山麓の車道沿いで測定を行っているが,2007 年 の調査は山体中心域の 169 点の測定を徒歩にて実施した。既存の独立標高点の測点は測位精 度の問題があるため取捨選択している。新規測点は,北岳周辺,鍋山-南岳周辺,引ノ平周辺の 桜島火山の中核をなすところと島嶼に当たる。新旧併せて約 566 点のデータを編集した。測定図 を図 1 に示す。 2. 表層
-平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震の地震 - 2011年3月11日14時46分、三陸沖でM9.0 (気象庁再解析 3月13日)の地震が発生しました。防災研究所では、これまでの災害調査や解析情報の提供を随時行っております。 このたびの東日本大震災でお亡くなりになった方々に、心からの哀悼の意を捧げるとともに、 被災者の皆様に心よりお見舞い申し上げます。 今回の災害を受けて、防災研究所は2011 年3 月12 日に「平成23年東北関東大震災対策検討本部」を立ち上げ、本災害に関わる調査、調査に関する危機管理、復旧支援や共同調査等における研究所内や関係機関との調整をはかっています。また緊急調査研究を立ち上げ、被害の実態把握と今後の研究課題の抽出に努めるとともに、被災地支援や復旧にも積極的に参加しております。今回の災禍からの国と地域の再生に向けて、防災研究所はできる限りの貢献を果たす覚悟で
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タックシール印刷 ◎宛名をタックシールに差し込み印刷するには、以下の手順が必要です。 差込を受け入れる元本・差し込まれるデータ・差し込まれたファイルの3つが必要です。 画像をクリックすれば、その時の画面が見られます。 1.エクセルで、住所録を作る。 ここでは、「技術室」と名前を付けディレクトリを指定し、保存。 1行目に項目名を書いておくことが肝要です。 タイトル行・空白行があると「差し込みフィールドの挿入」の時に 項目名が表示されません。
京都大学防災研究所年報 第 46号 B 平 成 15 年 4 月 Annuals of Disas. Prev. Res. Inst., Kyoto Univ., No. 46 B, 2003 Mann-Kendall 検定による水文時系列の傾向変動 西 岡昌秋*・寶 * ㈱ 建設技術研究所 馨 河川部 大阪支社 要 旨 本 研究では,時系列の傾向変動を解析する手法の一つである,Mann-Kendall 検定の水 文時系列への適用可能性を調べた。日雨量,無降雨継続時間,降雨継続時間の独立性を 仮定できる日雨量の模擬発生手法を提案し,発生した系列から長期の年雨量系列を抽出 した。この系列に対して Mann-Kendall 検定を適用し,傾向変動を把握するために必要な データの年数と増加率との関係を調べた。この結果,日雨量が 100 年間で 25 %増加する 系列の場合,
流域治水およびカーボンニュートラルに資するダム再生技術の研究開発拠点を設置 〜ダムを、「賢く」、「増やして」、「永く」使うために〜 2024年4月に京都大学防災研究所は、気候変動下で激甚化する豪雨災害に備えたダムの洪水調節機能の強化や、国産の再生可能エネルギーとして改めて評価が高まっている水力発電の拡大に向けた既存ダムのハード・ソフトの様々な再生技術を開発し、国内外のプロジェクトへ実装を進めるための研究開発拠点(京都大学防災研究所水資源環境研究センター産学共同研究部門ダム再生・流砂環境再生技術研究領域。以下、「拠点」と呼ぶ)を設置しました。 本拠点では、2023年度開始のBRIDGE「ダム運用高度化による流域治水能力向上と再生可能エネルギー増強の加速化プロジェクト」やSIP第3期スマート防災ネットワークの構築やスマートインフラマネジメントシステムの構築などの国の大型プロジェクトとも連携して
水害, 洪水, 海岸防災, 水資源問題等 防災Q&Aインデックスページに戻る 1.砂浜が少なくなったのは何故? 2.高潮と津波はどう違う? 3.実験では流れをどのように測る? 4.水制とは何ですか? 5.河川の流す能力を超える洪水が起こるとどうなる? 6.バーチャル・ウォーターとは何? 7.地下ダムとは? 8.ライシメータとはなんですか? 9.都市で起こる水害の特徴は? 10.地下街は安全ですか? 11.普段水が流れていない川にも危険があるか? 12.集中豪雨は予測できるの? 13.ダムは下流の環境にどのように影響するのか? 14.ダムではどのように洪水を軽減しているの? 15.環境ホルモン等の水質汚染はどの程度広がっている? 16.ダムはこれ以上必要か? 17.なぜ先進国でも2000年東海豪雨のような大きな
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