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NTT、目先のことを過大評価してしまう人間の行動を分析し最適な介入を導出する数理モデルを開発~シミュレーション実験の計算コストをかけずに、個人の目標達成の成功を支援~ 日本電信電話(NTT)は、目先のことを過大評価してしまう人間の、長期的な目標達成行動を分析し、さらにそのような人間の目標達成のための最適な介入を求めることができる数理モデルを開発した。このモデルを用いて導出した適切な介入を適用することにより、健康や教育などにまつわる個人の目標達成の成功を支援することができるという。 なお、本成果は今年2月にカナダ・バンクーバーで開催された、AI分野の最高峰国際会議 The 38th AAAI Conference on Artificial Intelligence (AAAI 2024) において発表された。特に本成果は全投稿中の1%にあたる口頭発表に選出されている。 ■研究の背景 人間は
富山県立山町では、マイナンバーカードと行政・住民サービスの効果的な連携を推進するため、五百石駅と図書館や暮らしに役立つ公共施設が複合した立山町元気交流ステーション「みらいぶ」へマイナンバーカード対応の図書館予約本貸出ロッカーを、また、立山町役場へマイナンバーカード対応記帳台2台を導入した。マイナンバーカード対応の図書館予約本貸出ロッカーは、全国でも初めての取り組みとなる。 なお、本事業は、内閣府「デジタル田園都市国家構想交付金(デジタル実装タイプ:マイナンバーカード利用横展開事例創出型)」の採択を受けての実施で、導入されたのはいずれも内田洋行の製品。 ■閉館時でも予約本の貸出が可能に 立山図書館は、2023年よりマイナンバーカードに対応したセルフ式自動貸出機の運用を進めており、今回、新たに全国で初めて「マイナンバーカード対応予約本貸出ロッカー」を導入。貸出ロッカーは図書館ホームページから予
文部科学省は4月16日、全国の高等学校等1,010校を「DXハイスクール」に指定したと発表した。 本事業は、高校段階におけるデジタル等成長分野を支える人材育成の抜本的強化を図るため、情報、数学等の教育を重視するカリキュラムを実施するとともに、ICTを活用した文理横断的・探究的な学びを強化する学校などに対して、必要な環境整備の経費を支援するもの。1校につき最大1,000万円が補助される。 1月31日〜2月29日まで行った公募には、全国から1,097校の申請があった。①各都道府県に割り当てた枠のなかで、取組内容に応じた加点が高い順に採択 (基礎枠)②それ以外の学校について、取組内容に応じた加点が高い順に予算の範囲内で採択(全国枠)――の2つの観点で審査を行い、1,010校を採択した。 内訳は公立746校・私立264校。学校種別では、高等学校が981校、中等教育学校が16校、特別支援学校高等部が
2024年1月の能登半島地震で被災した、石川県、富山県、福井県、新潟県の学術・教育機関などに対し、丸善雄松堂㈱は1月25日より国内最大級の電子図書館サービス「Maruzen eBook Library」(以下:MeL)を通じ、賛同を得た出版社の電子書籍を無償で配信する。 ■震災により多大な被害を受けた教育関連施設 能登半島地震の影響により、多くの学術・教育機関の図書館で、書籍の落下、書架の倒壊、窓ガラスや壁の損害によって臨時休館を余儀なくされていることが確認されている。また、通学ができない児童生徒も数多くいるなど、学びの環境を提供することが急務となっている。 ■電子書籍を期間限定で無償配信 多岐にわたる迅速な支援が求められる中、丸善雄松堂はインターネット通信環境があれば、PCやスマートフォンで専門書へアクセス可能な電子図書館サービス「MeL」の特性を活かし、児童生徒が少しでも学びの機会を確
昨年は、AIの活用が一般社会においても一気に加速した年でした。あたかも人間が書いたかのような文章を生成するChatGPTは世の中に大きなインパクトをもたらし、これら生成AIを実社会の様々な場面で活用する試みが多数行われています。一方で、でたらめな情報が事実のように出力されるハルシネーションの問題など、課題もあります。すべての人がAIを適切に活用できる社会になるよう、基礎としての情報学の教育がより一層重要になり、今後のAIの発展を担える卓越した技術者・研究者を育成することも求められています。 本会では、中高生に対して、ジュニア会員制度や「中高生情報学研究コンテスト」によりすべての生徒の情報の能力の向上に貢献することを目指しています。ジュニア会員数は年々増加し、コンテストも参加数が増加しユニークな研究が多く発表されています。高校生・高専生の情報学のトップ層に対しては、世界のトップクラスを目指す
発達障害者のための情報ポータル「GIFT」に睡眠障害、気分障害を抱える当事者によるTMS治療の経過記録『ミサミサのTMS経過日記』スタート プロセスジャパンが運営する発達障害者のための情報ポータルサイト「GIFT」では、12月7日より新コンテンツ「ミサミサのTMS経過日記」がスタート。 ■睡眠障害、気分障害を抱える当事者によるTMS治療の経過記録 「ミサミサのTMS経過日記」では、睡眠障害と気分障害を抱えるミサミサ(「GIFT」編集長)が、TMS治療を受け、その治療の経過を掲載する。TMSは鬱病のガイドラインに掲載されるなど、自費診療でありながらも現在注目を集めている治療。「やってみたいが自費診療だから二の足を踏んでいる」「近くに治療ができる病院がないから気軽に通えない」など、TMS治療に興味・関心のある人の参考になることを期待して、治療経過を公開することにしたという。毎週月曜日7:00更
世界最大級の国際ロボットコンテスト「WRO(World Robot Olympiad)」に9年連続で出場している追手門学院大手前中・高等学校(大阪市中央区)のロボットサイエンス部は11月23日、学習旅行で来日する香港の中学生とロボットによるSTEAM教育を通じた国際交流を行う。 ■香港と日本の混成チームでロボット制作やSDGsに繋がるロボットの提案に英語で取り組む 今回交流するのはロボットを使ったSTEAM教育の授業を実践する香港のKings College附属中学校の生徒。STEAM教育のロボット・プログラミング分野で切磋琢磨する生徒たちが、国を超えて協働する機会を作ろうと、香港と日本の生徒が2名ずつ4名のチームになり、ブロックで作るロボットを使って2つのプログラムに英語で取り組む。 プログラム1では、チームでロボットを組み立てプログラムし、コート上の決められた場所までブロックを運びゴー
NDCで学ぶ分類の概念 高校2年生に「情報Ⅰ」を教えています。例年、1学期の期末考査後の夏休みに入る前に、1コマを使って学校図書館で「図書館での情報収集」をテーマに、学校司書と共に授業を行っています。生徒自身が調べてみたいことを書き出し、それがNDC(日本十進分類法)の分類のどれに当てはまるのか、1次区分、2次区分、3次区分まで掘り下げていきます。生徒たちにはQRコードを配布し、3次区分表(細目表)をWeb上の資料で確認できるように案内します。 蔵書検索システムも使ってみます。検索するキーワードを何にするかがポイントで、目的の本が的確に見つかる生徒、そうでない生徒もいます。 それから書架で実際に本を探します。調べたNDCに該当する書架と、検索結果の示した本の場所は同じだったのか。自分はNDCと検索、どちらを頼りに本を探したのか。それぞれの違いは何か。生徒からは「NDCは自分が知りたい大まか
進化する学校図書館ーコロナ禍、GIGAスクール構想を経てー<文科省 図書館・学校図書館振興室長 朝倉博美氏> 新型コロナウイルス感染症は今年5月にようやく5類感染症に移行。その間、GIGAスクール構想による児童生徒の1人1台端末の配備とICT環境の整備は進み、子供の学びの環境や学び方が大きく変化している。そうした中、学校図書館や子供の読書活動はこれからどのように進化していくのか。今年3月に策定された第五次「子どもの読書活動の推進に関する基本的な計画」の推進にあたっては、昨年度策定された第6次「学校図書館図書整備等5か年計画」の各自治体における予算化も鍵となる。文部科学省総合教育政策局地域学習推進課図書館・学校図書館振興室長朝倉博美氏に聞いた。 第五次「子どもの読書活動の推進に関する基本的な計画」は第6次「5か年計画」と両輪で推進 デジタル社会への対応で学びの環境を充実させる –3年余のコロ
『思考理科―なぜ?からはじめようSDGs―』全4巻セット(ケース入り) 藤嶋昭 監修/田中幸・結城千代子 著 判型 A5判・各192頁 定価 7,480円(本体6,800円+税) 発行 東京書籍 発売日 8月28日 ■理科的思考からSDGsの課題を考える 「社会」「算数」「芸術」「国語」の各教科を「理科」と結ぶ、SDGsを考える科学読み物シリーズ。全4巻セット。 理科の学びは、実は、社会、算数、国語、芸術とも密接に関係がある。理科を学びながら他教科の理解も深めていくという観点が本書の特徴だ。各巻の各テーマは、すべて子供の「主体的な」疑問からはじまり、子供たち自身の「探求心」を高めていく。 第1巻「社会の視野を広げる理科」 理科を知って社会とSDGsを広げよう。 SDGsって何? 江戸時代に作られたサクラの「ソメイヨシノ」、いっせいに咲くのはどうして? おじいさんやおばあさんと私はなんで似て
ChatGPTを始めとする生成AIが社会に与えるインパクトは大きい。AI技術そのものはAIドリルや英単語学習、自動翻訳等で利用されているにも関わらず、急激にその危険性や活用法について関心が高まっている。7月6日、Google for EducationのAI活用の考え方について同社マーケティング統括部長日本アジア太平洋地域・スチュアート・ミラー氏が報告した。同社のAI活用における基本方針は、各自治体のAI活用に関する規定の策定においても参考になる。 ■Googleの教育分野でのAI活用 Googleでは既に幅広い製品でAIを活用している。現状、教育者を支援するためのAI活用に次の4分野がある。 1=アクセシビリティ 2012年より提供しているChromeVoxでは内蔵スクリーンリーダーで画面上の文字の音声読み上げを実装。30以上の言語に対応している。 2=セキュリティ 2016年よりAI機
小・中・高・縦横連携で進める 「情報」の学びの充実で重要になる「学校連携」 大学入学共通テストの「情報」導入決定以降、高等学校「情報」の学びへの注目が高まっている。 高等学校「情報」の学びを円滑にするためには小・中・高の連携が重要なことは言うまでもない。しかし、「小学校によりバラバラだ」、「中学校ではこんなことも教えられていない」など、下の学校に対する問題指摘をよく聞く。単なる批判だけでなく、異なる学校段階の状況を相互に理解し、議論することで、各段階での内容体系や指導内容の見直し・改善につなげていく必要がある。その一助として、まず中学校での情報の学びを考えてみたい。 中学校においてプログラミングなどの情報技術を教えるのは、技術・家庭科技術分野(いわゆる技術科)である。 技術科では、2007年より制御系プログラミングが必修とされており、これは世界的にもかなり早い対応であった。2017年の学習
13大学(研究室含む)が対話型AIを活用した「デジタルキャンパスコンソーシアム」を始動した。これは、各大学が所有しているFAQデータをAIにより分析・解析し、各大学共通の悩みをFAQ化して共有する試みだ。システム構築はPKSHA(パークシャ)。13大学は次。なお東京大学も今後加わる予定。▼岩手大学▼金沢星稜大学▼九州産業大学▼京都橘大学▼静岡大学▼城西国際大学▼西南学院大学▼千葉大学▼東京大学大学院工学系研究科▼東京理科大学▼同志社大学▼文教学院大学▼立教大学▼APU 窓口業務は、入学前や在学中、進路選択時などで質問内容は多岐にわたり、また、情報センターや入試課、学生支援課、教務など課により届く質問も異なる。例えばZoomの接続方法やパスワード忘れ、併願方法やオープンキャンパス情報などだ。そこで13大学が持つFAQ集や対話履歴を分析して自動生成AIアシスタントが対応できるようにし、多言語対
COMPASSは、提供する学習eポータル+AI型教材「Qubena(キュビナ)」の学習データと、奈良市が独自に構築するデータ利活用基盤を今年2月から連携しており、6月から市独自のダッシュボードを活用した学習支援を実施したと発表した。 本取り組みは、奈良県域のGIGAスクール運営支援センターを受託しているGoogle for EducationのスペシャリストカンパニーであるDdriveとの連携によって実現している。 ■さまざまな教育データを統合して分析「個別最適化された学び」へ 今回の連携により、「Qubena」で学習したデータをデータ利活用基盤に蓄積して独自の分析を行うことができるようになった。データに基づく教員による指導を支援するだけでなく、児童生徒が自らの学習を振り返ることで、自律的に学びをコーディネートすることができるようになり、自律的な学びを支援することで、児童生徒の主体的に学び
「教育情報セキュリティポリシーに関するガイドライン」2022年3月改訂版の「例示」では、教員用端末の多要素認証を必須としています。岐阜県で特筆すべき点は、本改訂版以前に教員の多要素認証の導入方針を決定している点、かつ認証に教員の私物スマートフォンを使っているという点です。この英断に至った経緯を教えて下さい。 ■岩口 岐阜県ではこれまで、境界型セキュリティの考え方で情報資産を守っており、私物端末の持ち込みも一切禁止という運用でした。 一方で2021年度からの2年間で校務のデジタル化事業に取り組んでおり、モデル校では、Microsoft Forms(以下、Forms)を使って欠席連絡等を行っており、朝の保護者からの電話による連絡がほぼなくなるなど教員の業務改善に明らかな成果が出ていました。 そこでモデル校の事例を全県立高校に普及することとして検討を始めたのですが、当時の県のポリシーに適合してい
立命館大学は、OpenAI 社の人工知能チャットボット「ChatGPT」と機械翻訳を組み合わせた英語学習ツール「Transable」を、生命科学部・薬学部で展開する「プロジェクト発信型英語プログラム(PEP)」の英語授業の一部において、4月6日より試験導入を開始した。期間は9月30日まで。 ■ AI活用による教育効果と学生の心理変化を検証 本取り組みは、機械翻訳をベースに、その解説をAI チャットボットに担わせる環境を大学の英語授業に提供することで、AI 技術の活用による教育効果の向上を図ると共に、学習成果や学生の心理面などにどのような変化が生じるかを検証し、新しい時代の大学英語教育のありかたを探究する。 「発信型」を旨に実社会で使える英語教育を志向する教育プログラムPEP において、AI 技術の積極活用によって英語を深く理解できる指導環境を用意し、英語によるアウトプット精度の向上、社会で
生理用品「エリス」を展開する大王製紙は、多様性のある社会で一人ひとりの生理に寄り添うプロジェクト「meet my elis」を昨年に始動。プロジェクトの一環として様々な理由から生理用品の入手に困っている学生を対象に、生理用ナプキンを1年間無償でプレゼントする「奨学ナプキン」を実施。2023年度の奨学生2000人を5月19日(金)まで募集する。 ■奨学ナプキンを通して生活が前向きに変化 2022年度の「奨学ナプキン」の取組を通して、多くの奨学生から「気軽に交換できるので部活や勉強に集中できた」「夜安心して眠れるようになり睡眠不足が減った」など生活が前向きに変化したという声や、「SNSで生理に関する投稿を見かけることが増えた」など、生理に関する社会の反応も変化していることを実感させられる声が寄せられた。 ■月経は甘えという考えや補助金制度など多くの課題を抱える 一方、「月経は甘えのような風潮は
バイテク情報普及会が主催する「第5回高校生科学教育大賞」の受賞校が決定。最優秀賞は昭和学院中学校・高等学校の「学内植物工場設立を目指した分子生物実験環境の構築とPCR 実験講座の開講」が選ばれ、活動支援金として100万円が給付される。 ■高校生が「植物バイオテクノロジー」などを深く考えるきっかけに バイテク情報普及会は、高校生に「植物バイオテクノロジー」と「持続可能な農業」について、より深く学び考えるきっかけとしてもらうことを目的に「高校生科学教育大賞」を 2017年に創設。支援対象となる科学教育活動を公募し、採択校には活動費用として1校につき最大100万円の支援が行われる。 ■合計19件の応募の中から受賞校が決定 第5回目を迎える今年は、全国各地の高等学校から合計19件の応募が寄せられた。小泉望氏(大阪府立大学大学院 生命環境科学研究科 教授)、小島正美氏(食生活ジャーナリストの会・前代
植物バイオテクノロジーと農業を学ぶ高校生を応援「第7回高校生科学教育大賞」科学活動費最大100万円支援対象校募集〜バイテク情報普及会 バイテク情報普及会は、高校生の農業とバイオテクノロジーの理解促進につながる科学教育活動への支援を行う「第7回高校生科学教育大賞」の支援対象校を5月31日まで募集する。最優秀賞または優秀賞に選ばれた学校には、1校当たり100万円を上限とし、申請した活動費用の一部または全額を支援する。 高校生科学教育大賞は、これからを担う高校生に「持続可能な農業」と「植物バイオテクノロジー」についてより深く学び考えるきっかけとしてもらうことを目的に2017年に設立された賞。支援対象となる科学教育活動を毎年公募していており、今回が7回目となる。 ■募集概要 ▶︎第7回高校生科学教育大賞特設ウェブページ ▶︎募集概要チラシ(PDF) バイテク情報普及会
教育委員会対象セミナーを7月12日、東京都内で開催。教育委員会と教員約100名が参集した。当日の講演内容を紹介する。 校務の情報化など教職員の業務改善から全国に先駆けてクラウド活用に取り組んだ春日井市(小学校38校・中学校16校)。高森台中学校では既にどの教科、どの教員も端末を使った学びを展開しているという。同校の水谷年孝校長が報告した。 ……・……・…… ■毎日のように協働的探究的な学び 以前であれば学期に1回できれば良いような学習を毎日のように行っている。 社会科では、協働的・探究的な学びを中心に据えて取り組んでいる。3年世界史では「第二次世界大戦を引き起こした1番の原因」を課題として教員がGoogleClassroomに提示した課題と情報を確認することから学びがスタート。生徒は教科書を読解しながらjamboard等で整理・分析し、仮説を複数立てて吟味。対話を通して思考の質を上げていく
学校法人立命館とatama plus株式会社は、これからの学びのあり方を考える「共同研究会」を設立。2021年1月より、AI・学習データを活用した新しい高大接続および入試のあり方の検討を開始する。それに先駆けて設立協定の締結式が2020年12月22日(火)に行われた。 ■中期計画R2030チャレンジ・デザインを策定 立命館は、立命館大学など2つの大学、4つの中学・高等学校、1つの小学校を運営し、約5万人の学生などを擁する総合学園。2020年11月には、社会共生価値を創出する「次世代研究大学」を目指す中期計画R2030チャレンジ・デザインを策定した。 ■テクノロジーを活用し、基礎学力を短い時間で習得 立命館では従来から、附属高等学校で「教科学習を通じた基礎学力」と「探究型学習などを通じた社会で生きる力」の2つの力を養成するための時間的制約が課題とされてきた。そこで2021年1月から、立命館大
全国から優れた教育実践を募集し、広く普及することを目的とした「第38回 東書教育賞」(主催:東京書籍、中央教育研究所)の入賞者が決定。2022年度は「未来を担う子どもと共に歩む確かな教育実践」のテーマに対し、全国の小中学校の教員と教育関係者から130編もの応募が寄せられた。受賞論文は論文集としてまとめられ、後日全国の学校や教育機関などに配布される。なお、贈呈式は審査員の講評をまとめた映像を受賞者に送付する形で行われた。 ■全体の2割がICTを有効に活用する論文に 審査の結果、小学校部門は最優秀賞1編・優秀賞3編・奨励賞4編、中学校部門は最優秀賞1編・優秀賞2編・奨励賞2編が選ばれた。今回の特徴として、ICTを活用した論文の応募数が全体の2割を超えたことが挙げられる。内容も「個別最適な学び」の実現に向けたプログラミングの活用、経験が浅い教員が増える中でのオンラインの活用など、教育課題への対応
小中学生28人がプラモデルを組み立てることで、恐竜の体のつくりなどを学ぶ「恐竜をつくって知ろう!プラノサウルス組立体験会」が1月21日(土)に東京・上野の東京国立博物館(平成館)で開催された。 ■プラモデルの組立を通して知る喜びを伝える 今回のイベントは「組み立てることで学べる」新たな恐竜プラモデルブランド「プラノサウルス」シリーズがBANDAI SPIRITSホビーディビジョンより1月から発売を開始したことに伴い行われた。はじめにBANDAI SPIRITSホビーディビジョン ゼネラルマネージャーの高橋慶修氏より「探究心をくすぐる恐竜のプラモデルの組立を通して、ものづくり、知る喜びを伝えたいという想いでプラノサウルスが誕生した」と挨拶が行われた。 ■シリーズ監修者が恐竜のからだのつくりを解説 トークセッションでは、シリーズを監修した爬虫類・恐竜研究家の富田京一氏が最新の研究結果に基づき開
子どもの”傷つき”に どう気づく?オンラインイベント「二次被害を生まないために私たちができること」1/31開催〜RISTEX 科学技術振興機構 社会技術研究開発センター(RISTEX)では、児童虐待などの社会の具体的な問題の解決に資する「安全な暮らしをつくる新しい公/私空間の構築」研究開発領域を2015年度から実施してきた。今回、これまでの総まとめの1つとして、子どもの”傷つき”に、どう気づいて、どう対応するかを研究者とともに考えるオンラインイベントを開催する。関連解説動画も公開中。後日アーカイブ配信も予定されている。 ■オンラインイベント「子どもの”傷つき”に どう気づく?~二次被害を生まないために私たちができること」開催概要 日 時 1月31日(火)17:30~19:00 形 式 Zoomオンライン配信(事前申込制) 参加費 無料 出 演 大岡由佳(武庫川女子大学准教授)/仲真紀子(理
新たな訪問地として注目 京都府北部、日本海に面した舞鶴市は、第二次世界大戦終結後、シベリア抑留等からの引揚者66万人を13年間にわたって温かく迎え入れた町として知られる。引揚船から舞鶴港に降りた多くの人々がここから全国各地の故郷へ帰っていった。今回、平和教育に適し、新たな教育旅行先として舞鶴引揚記念館に注目。日本三景の天橋立などがある「海の京都」と呼ばれるエリアを含めて、11月26・27日に教員対象の教育旅行視察会を行った。 【1日目】京都駅→舞鶴引揚記念館→展望広場・展望台→舞鶴赤れんがパーク〈舞鶴市泊〉 【2日目】舞鶴市→天橋立(天橋立ビューランド) →ちりめん街道→日本の鬼の交流博物館→福知山城→京都駅(すべてバス移動) シベリア抑留と引揚の史実を知る 舞鶴引揚記念館 ユネスコ世界記憶遺産 舞鶴市は日本海若狭湾に面し、明治期に海軍の鎮守府が置かれた。長きにわたり軍港がおかれた舞鶴港は
東京都教育委員会は、支援が必要な子供たちの居場所・学びの場として、仮想空間上に「バーチャル・ラーニング・プラットフォーム」を用意し、区市町村に提供する取組を開始する。 このプラットフォーム上では、子供たちがアバターを使って相談スペースでオンライン支援員に相談をしたり、交流スペースで友達と会話をすることができる。また、授業スペースでは、ビデオ会議ツールを利用して一斉学習も行える。 今年度は新宿区と協定を結び、プラットフォームのデモ運用を行い、日本語指導や不登校支援における活用方法を検証する。2023年度は、成果を踏まえ、対象自治体の順次拡大を図る。 東京都教育委員会
福岡県飯塚市は12月1日、九州工業大学、SAPジャパン、テクノスジャパンと、デジタル技術を活用できる人材の育成及びデジタル技術の習得による地域経済の活性化に寄与することを目的とした連携協定を締結した。 ■産学官共創を推進している飯塚市 飯塚市では、他の地方都市同様、人口減少、少子高齢化、産業の空洞化が現実のものとなりつつあることから、「飯塚市産学官産業共創ビジョン」を策定し、九州工業大学情報工学部などの理工系大学の大学力を活かし、IT企業や技術者の誘致などの情報産業都市づくりを推進し、ITを活用した地域産業の活性化と地域資源をエンジンとした新産業の創出を推進している。 ■小中高などに教育プログラムを展開 今回の連携協定に基づき同市は、市内の小学校、中学校、高等学校及び大学を対象に、SAPジャパンが有するグローバルでの知見や技術、テクノスジャパンのデジタルビジネスに関する知見を活かした教育プ
VISITS Technologiesは、9月22日に早稲田大学、慶應義塾大学と合同でデザイン思考ワークショップを企画・実施し、企業向けに展開を行う独自開発の「イノベーション創造プログラム」を提供した。本プログラムの提供を通じて、これからの社会で必要とされるデザイン思考力の若年層への普及および未来のDX人材の育成を目指す。 ■早慶合同ワークショップ実施の背景 同社は、創造力やセンス等を定量化する独自技術が搭載された「デザイン思考テスト」を展開している。学歴や答えのあるテストでは判断が難しい、課題発見・解決力すなわち「デザイン思考力」を数値化するアセスメントとして、同プロダクトは、就職活動における企業導入が進み、月間約2万人の学生が受検している。 就職活動における新たな指標作りを目指す一方、実際に「デザイン思考力」とはどのようなものかを知るきっかけとして、各大学と合同で本ワークショップを実施
4kizはAndroid版を先行リリースした、子供の作品を親子で投稿してシェアできる、12歳以下の子供向けSNSサービス「4kiz(フォーキッズ)」のiOS版(iPhone/iPad)アプリを8月4日(木)にリリースした。 ■利用規約に違反して12歳以下からSNSを利用するケースが Facebook、Instagram、Twitter、TikTokなど大手SNSサービスは、全て利用規約上13歳以上に限定されている。一方、12歳以下の子供の多くがスマートフォンやタブレットを所持するなか、利用規約に違反して既存のSNSを利用している小学生も増え、性犯罪やSNSいじめなどの問題が多発するなど、安全ではない状況にさらされている。 ■12歳以下でも安心して利用できるアプリ「4kiz」 そこで、12歳以下の子供向けSNSアプリ「4kiz」は、子供の絵やブロック、昆虫・植物観察、自由研究、漫画、料理、プ
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