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必聴! 映画白熱教室 2014年3月1日土曜の夜、満席の武蔵野公会堂は まさに映画〝白熱教室〟と化した!! みんなが何が知りたいのか、開催に先立って公開質問を募集し、 ワケがわからないという質問の多かった3本の映画をとりあげた。 ・『バーンアフターリーディング』 コーエン兄弟 ・『ザ・マスター』 ポール・トーマス・アンダーソン ・『ストーカー』 アンドレイ・タルコフスキー 「これ全部観た方っていらっしゃいますか? 拷問でしたね(笑)?」 それからの2時間45分、町山教授が、ひたすら解く、解く、解く! 奇跡の記憶力、凄まじい情報量、周到な観察力と洞察、導かれる驚愕の解題! そして何よりも狂おしいまでの映画愛! 会場から次々にあがる質問も随時受け付けて、即答、即答、即答! ホワイトボードは、会場からの「映画?」が町山教授の文字で埋め尽くされた。 「これ、こんなにワケわかんない映画なんだよ、映画
イベント名 : 町山智浩の「映画Q&A 2014春」 満員札止 出演者 : 町山智浩(映画批評) 開催日時 : 3月1日 19時00分 (補足: (開場:18:30)) 開催場所 : 武蔵野公会堂(吉祥寺駅より徒歩2分) (地図を表示) 木戸銭 : ¥3,143 内容 : ラジオデイズ・スペシャル・トークイベント 町山智浩 の〝映画Q&A〟 ●町山さんに「映画についての質問メール」を送ろう!● 映画のことなら、この人に訊け! といえば、バークレイ在住の映画評論家・町山智浩さんしかいない。 この人の頭のなかには、どうやればそんなに!?というほど 映画が詰まっている。 監督、原作、キャスト、音楽といったことは言うに及ばず たしかな歴史認識と広い見聞とに裏打ちされた批評があり 綿密で執拗な取材によるデータの料理具合は圧巻の一言に尽きる。 そして何よりも、どんだけ映画が好きなのか?と呆れるほどの〝
最近の大手メディアは、「わかりやすさ」と「単純化」の区別がつかなくなっています。複雑な問題を「YESかNOか」「賛成か反対か」といった二分法に還元し、「スピード感」を演出することで拙速に答えを出そうとしています。 「月刊 中島新聞」では、「単純化」と「スピード感」に徹底的に抗いたいと思っています。 敵を見つけバッシングし、あっという間に忘れてしまう現代に、異なる視点を導入したいと思っています。 本当のわかりやすさとは何か? 今、じっくり考えてみなければならないテーマとは何か? なかなか大手メディアが取り上げないテーマに切り込みながら、今最も話を聞いてみたいゲストをお呼びし、議論を深めます。 * * * * * 今回のゲストは、いとうせいこうさん。今年3月に16年ぶりの小説『想像ラジオ』が出版されました。 作品のテーマは、震災と死者。この問題は、3・11以降、私もずっと追求してきたテーマです
「あの四人が戻ってきた!9条どうでしょう!」 ついに、あのメンバーが結集した。 2006年、小泉政権から安倍政権へバトンタッチされるという政治状況のなかで、にわかに憲法改正論議が沸騰した。新総理大臣安倍晋三は「戦後レジームからの脱却」を掲げ、「美しい国づくり内閣」と自分の内閣を命名して、政治、経済、教育の分野で、あたかも先祖がえりのように復古的な政策を実行しようとしていた。 インターネットのブログには、憲法改正をめぐってかまびすしい議論が展開。内田、平川は、それぞれ自らの立ち位置から、この憲法改正に関しての自説を展開し、大きな反響を呼んでいた。毎日新聞社から出版の依頼があり、複数の執筆者リストが送られてきたが、当時最もシャープな切り口からこの問題を語れる論客として内田が選んだのが、小田嶋隆と町山智浩であった。 あれから六年、日本にふたたび安倍晋三内閣が誕生し、あの時と同じように、憲法改正が
「移行期的混乱」を生きるということ 平川克美 hirakawa katsumi ●歴史的な人口減少 「移行期的混乱」とは少々耳慣れない言葉かもしれない。誰も、これまでこのような言葉を使って現代の時代性というものを言いあらわすことをしてこなかったから、それも当然だろう。私は二〇一○年に、出版社からの要請に応えて、日本の現状分析に関する本を書き、そこに「移行期的混乱」というタイトルを付した。 そもそも私は、「移行期的混乱」という言葉で何を言いたかったのか。それをひとことで言えるなら一冊の本を書く必要もなかったのであるが、本稿の読者のために、なるべく噛み砕いてご説明しておきたいと思う。そもそもの発端は、二〇〇六年をピークにして日本人の総人口が劇的に、しかも長期にわたって減少し始めたことについて、これをどのように考えるべきかというところにあった。この人口減少問題に関しては、政府もメディアも経
今日の話は去年の続き、今日の続きはまた来年 念願の福生45スタジオでの貴重な収録音源です。 内田樹、石川茂樹、平川克美の三名は、2012年12月10日、大瀧師匠のスタジオのある福生へと向かいました。そして、そのスタジオに案内されて見たものは。 驚きのスタジオ見学から始まって、話は「アメリカンポップス伝」へと。第六回めの収録(録音では第五回と間違えていますが)にして、はじめて大瀧師匠が音楽について語っております。 ナイアガラ―必聴。ナイアガラ―以外も必聴です。 第二回は2012年12月28日、第三回は2013年1月4日配信予定です。どうぞお楽しみに!! ◆過去の『大瀧詠一的』はこちらからお聴き下さい!◆ http://www.radiodays.jp/series/show/12
田中真紀子文科相が、来春開校を予定していた札幌保健医療大学、愛知・岡崎女子大学、秋田公立美術大学の三校の新設を不許可にした問題が、教育の現場を混乱させている。これまで、準備をされてきた関係者や、受験を目指していた学生には気の毒というほかはない。田中文科相の説明によれば、大学が多過ぎるし質も低下している。したがって将来のために全体的に抜本的に見直しをするということである。これまでの申請過程や審議を無視した無理やりで唐突な説明だが、おっしゃることにまったく理がないわけではない。人口減少社会を迎えて、多くの大学で定員割れが起きているのも事実である。しかし、民主主義は理よりも手続きを大切にするシステムである。「理に働けば角が立つ」ではないが、現実の世界において理はときおり、思わぬ混乱を呼び起こしたり、独善的な理は無意味な紛争の原因になったりする。この度の田中氏の決定は、民主主義の意思決定プロセスを
最近、よく死んだ親父に似てきたなと思う。都会人のふりをしているが、日焼けして皺を刻んだ工場労働者の顔である。 「人間四十になったら顔に責任をもつべきである」とは、エイブラハム・リンカーンの言葉だが、こういう利いた風な言葉というものは独り歩きするものである。誰も本当は、自分の顔になど責任を取れない。ただ、こういった言葉が年を経ても言い継がれるには、やはりこの言葉のどこかに真実が含まれており、誰もが思い当たる経験を持っているからだろう。私も時々、この言葉が頭の中に浮かんでくる。 その時私は、ちょいとした買い物をして駅裏の路地裏を物色していた。そこに間口一間ほどにカウンターをこしらえたたこ焼き屋を見つけた。 「どうだい。商売は。」 「見てのとおりでさ。場所がワルいのかなぁ」 「食い物屋はやっぱり、場所でしょ」 「駅前にも屋台があるだろ。あれに負けるわけはないんだけどね。 どう、一杯。
雑誌「ケトル」に連載を始めました。 その第一回をここに掲載しておきます。 逝きし玄人の時代 鋳掛け屋(いかけや)と言っても、もう分かる方はそう多くはないかもしれない。落語好きになら悪ガキ連中にからかわれる鋳掛け屋の話は滑稽話の絶品として知られている。 鋳掛け屋とは、鍋や釜の修理を請け負う職人で、ふいごを天秤棒で担いだ職人の姿が見られたのは戦前昭和までで、以後はほとんど姿を消した。 鋳造技術が未熟だった昔の鍋や釜はよく穴が開いたのである。 筆者が仕事場を構えている台東区には、箪笥の洗い屋(桐箪笥の修理屋)だとか、鍋や釜の古道具を商う店がまだ残っている。先日、その店を覗いて、思わず南部鉄瓶を衝動買いしてしまった。鉄瓶で沸かした湯は、ほんのりと甘みがあって、アルミニウムの薬缶のそれとは一味違う。そのわずかに違う一味は、何処からやってくるのか。 鋳掛け屋といい、箪笥の洗い屋といい、修理をするという
町山、「宝島」ゴールデン・エイジを語る ←ポッドキャストにて(1/2)を無料ダウンロード頂けます 町山さん、1962年生まれ。津田さん、1973年生まれ。 ほぼひと回り違うふたりのトーク・テーマは「ザ・宝島」。 実は、「宝島」を読み、音楽やマンガ、ゲームやパソコンに目醒めた津田さん。その仕掛け張本人だった町山さんが繰り出す仰天エピソードの連射に狂喜の70分となりました。 マンガ、アニメ、ゲームにパンクなど、サブカル文化が花咲いた80年代。その「ハブ」でもあった宝島社に入社した町山さん曰く「その頃は、毎日どこかで事件が起きていた」と。自身、右翼の取材でボコボコにされたり、襲撃されたり、そりゃもう、体張っての疾走の日々が語られます。 その他、岩上安身さんとの取材エピソード、ガチなオタク右翼の方との親交、都市伝説の意外な真相、そして、先駆的クリエーターのヒット商品裏話などなど、ウソかホントか、い
池袋のリブロ本店一階に、『平川克美の移行期的読書』なるコーナーをつくっていただきました。『小商いのすすめ』の発刊記念で、ミシマ社とリブロさんで企画してくれたものです。 平川は何を選んだんだという、リクエストがありましたので、ここに選んだ本のリストを掲載いたします。俺の四十冊ということではなく、あくまでも『移行期的読書』に沿った四十冊ということです。当初は三十冊をという要請でしたが、ちょっと増えてだいたい四十冊になっちゃったということです。では。 ■ 労働や生き方に関する本 1.羽田浦地図 (現代書刊)小関 智弘 昭和の時代の地場に生きる人々が何を想い、何を糧として生きてきたのか。今はもうない町の光景が鮮烈な筆致で描かれている。小関智弘は、もっともっと読まれていいと思う。 2.大森界隈職人往来 (岩波現代文庫―社会) 小関 智弘 小関さんが自らの生き方を通して発見した職人という生き方に、現代
収録時間 : 35:55 データ形式 : MP3 データ容量 : 32.9MB 提供元 : 株式会社ラジオカフェ リリース日 : 12年1月20日 カテゴリ : 新作落語 爆笑! 今様「井戸の茶碗」 【はじめに】 モロさんは、しばしば古典落語を現代のサラリーマンの世界に置き換え、換骨奪胎のなかに、どこか懐かしくも新しい笑いを創造しています。そこはかとなく悲哀の漂う背広姿で、所作も持ち物も「現代」です。スピード感と脱力感の緩急が絶妙のマクラのあと、上着を脱いだら噺の始まりです。 【あらすじ】 ある日、廃品回収業を営む清(キヨシ)は、電柱の陰から手をふる娘に呼びとめられ、食品卸しの会社を倒産させて貧窮している船場という老人から懇願されるままに、冷凍鰻の蒲焼きを買い取ります。ところがその後、清から鰻を買い取ってくれたスーパー高木商店で、鰻の袋に高級食材のカラスミが凍りついていたのがわかります。誠
大滝詠一(ミュージシャン) 内田樹(思想家) 石川茂樹(Live Cafe AGAIN店主) 平川克美(ラジオデイズ・プロデューサー) 価格:無料 (ダウンロードにはログイン(無料)が必要です) 日本ポップス伝の続編/Ami-go Gara-ge突然の毎日更新/伊藤銀次誕生秘話 「大瀧詠一的2011」三部作の最終話はPart2に引き続き、相撲とコンプライアンスの話題をうけて、石川さんが寄席についても同様であると指摘。大瀧さんは相撲、落語その他の文化について、現代に存続するよりも「廃れたほうがよかった」といいます。その理由は。。。 また、ナイアガラーのみなさんにとって嬉しいニュースがあります。大瀧さんはいま2012年3月にNHK FMで放送予定のアメリカンロック史、イギリスロック史を準備中とのこと。95年、99年に放送され話題となった「日本ポップス伝」に続く名作の予感!これまでゴーゴーナイア
大滝詠一(ミュージシャン) 内田樹(思想家) 石川茂樹(Live Cafe AGAIN店主) 平川克美(ラジオデイズ・プロデューサー) 価格:無料 (ダウンロードにはログイン(無料)が必要です) まだ継続中だから、振り返る気がない 毎年恒例のラジオデイズ「大瀧詠一的2011」。2011年の年の瀬も武蔵小山のアゲインに、いつもの面子が集合、ラジオデイズから配信をいたします。 今年は大瀧師匠の提案もあり、特別に無料配信とさせていただきます。この機会に少しでも多くの方に聴いていただければと思います。 ラジオデイズでは大瀧さんをはじめ出演者の皆様のご厚意をいただきまして「大瀧詠一的2011」を無料配信いたします。 座談会は2011年を振り返るというテーマでスタート。 大瀧さんは開口一番「大変だったよ」と。ご自身も中学2年から高校3年まで過ごした釜石市も今回の震災で甚大な被害を被り、大瀧さんはその日
以下は、ラジオデイズのメールマガジンに書いたものですが、本ブログの読者のために転載いたします。少し長いですが、お読みいただければ幸いです。 みなさん、こんにちは。だいぶ間が空いてしまいましたが、 ラジオデイズ通信の第5号をお届けいたします。 いやぁ、不景気ですね。ラジオデイズもその親会社にあたるリナックスカフェも 仕事が激減して四苦八苦しております。そこにもってきて、ラジオデイズのスポンサーでもある オリンパスの迷走です。(この件に関しては後でわたしの見方を述べます)この先、 ラジオデイズはどうなるのでしょう(なんて他人事のように言っていますが、 今必死になって新しいスポンサーを発掘しているところです)。そんななかで、 先月より新しいスポンサーとして、「栃木アイスバックス」という、 アイスホッケーチームが名乗りを上げてくれました。 このチームは、日光の地元の小企業や意思あ
国民経済で重要なのは、経済成長より完全雇用。 定期的に行われている、東京ファイティングキッズのプライベートな温泉旅行の最中に収録されたもので、 公開の会場でのトークとは一味違う、リラックスした雰囲気。 途中で、「ご飯の用意ができました」なんていう旅館の仲居さんの声も入っている。 風呂上りに浴衣に着替えた内田と、ジャージ姿の平川の「はなし半分」トーク、 今回はいつにも増して激烈なグローバリズム批判と、TPP批判です。 経済成長よりも、完全雇用こそが国民経済の優勢課題という下村治経済学を中心に、 なぜグローバリズムはダメなのか、 TPPの本質とは何なのか、 効率主義とはどうして格差を生み出してしまうのか についての「常識」について、縦横に語っています。 脇で聞いていた、有能な経営者である内田兄のひとことも聞き逃せません。 ※収録:2011年10月23日@箱根 旅館吉池 《携帯電話・スマートフォ
キューブリック さて、愉しい時間はあっという間に通り過ぎていくものです。 愛と爆笑の「ヤリボンこきまSHOW!」も、シーズン1を終えます。 そんな短いお別れの季節の節目を記念して、豪華ゲスト二人をお迎えして 平山さんの大好きな「キューブリックとコーエン兄弟」の映画について たっぷり語りあいました。 ゲストは、昨年の〈恐怖の系譜〉も圧巻だった、映画評論家の町山智浩さん。 そして、映画評論家で特殊翻訳家の柳下毅一郎さん。 好きな映画は繰り返し観る(「シャイニング」は120回も!)平山さん、 そんなに何回も観ているのに、いまだにわからないことがあるので 「映画のエラい人に『教えて!映画の偉い人』みたいに訊いてみよう」 というわけで、このお二人が登場してくださったというワケです。 まず前半は、スタンリー・キューブリック監督の映画について。 三人のディープな語り倒しの俎上に上がったのは、 「シャイニ
東京新聞(中日新聞)に寄稿した文章に対して、たくさんの反響をいただきました。新聞をお読みいただけなかった方より、リクエストいただきましたので、この場を借りて全文掲載いたします。新聞コラムという字数制限のある短いものですが、お読み下さい。 『お金で買った安全神話』 3.11の原発事故以降、多くの専門家がメディアに登場した。事故はいつ、どのように収束するのか。原子炉のどこが破損していて、どのような対策が可能なのか。漏れ出ている放射能はどの範囲まで届き、どのような防衛策があるのか。人間は、何ミリシーベルトまでの被曝を受容できるのか。見解は様々であり、そのいくつかは事実によって覆された。科学的な思考が要請されたが、信憑やイデオロギーがそこに混入しているようにも思えた。そもそも専門家のあいだで、これほど見解が分かれるというのはどういうことなのか。 ■専門家の語り口 理由はふたつしかない。多くの専門家
誰もここまでは語らなかった、驚くべきハリポタ像! 『不思議の国のアリス』、『ハリー・ポッター』シリーズをめぐって自由に「児童」と「幻想」、「教育」と「英国性」を語った拙著刊行が相ついだのを記念して“magia”(魔術)、“fantasia”(幻想)を核に、英国「幻想」文学を再考してみたい。 15年間一度もとぎれたことのなかった講師の朝日カルチャーセンターとの付合いの最初がキャロルであり、ヤマがハリー・ポッターであったことを考えると高山宏「再デビュー」の良いきっかけと言えるかもしれない。どなたもの「虚を突く」意外な切り口で、最終的には「本の宇宙」シリーズのキーワードたる「マニエリスム」文学論に行きついてみたいと思う。(講師・記) 《朝カルArchive》は、時代をリードする「学び」の老舗・朝日カルチャーセンターの講座から、選りすぐりの語りをお届けするシリーズです。 収録:2011年3月26日
Ustream中継の全音源がここに!! 震災から一ヶ月が過ぎようとしている4月5日、東京秋葉原のリナックスカフェスタジオからUstream中継された内田樹、中沢新一、平川克美による歴史的な鼎談。 震災、原発事故と戦後最大の危機に直面している日本で目に見える衝撃的な現象の下で、 何が起きているのかを探り出し、新しいパラダイムのもとで日本の復興を捉え直そうという試み。 途中、中沢新一の爆弾発言が飛び出し、鼎談は一挙に、予想もしなかった方向へと展開してゆく。 中継当日は1000人が同時アクセスしていたが、当日の中継を聞き逃した方も、聞かれた方も音声でじっくりと味わいたい鼎談になっている。 「日本に瀰漫した信用の不在について」@カフェ・ヒラカワ店主軽薄 http://www.radiodays.jp/blog/hirakawa/?p=1031
世界一陽気なホラー作家・平山夢明の、寝入りばなの悪夢のような?連続対談。 毎回、平山先生と濃くて深い交友のあるゲストをお迎えして、 ときに熱く、ときにけだるく、じっくり語らいます。 タイトルの「ヤリボン」は「ぼんやり」のアナグラムだそうです。 「聴く人にもぼんやりしてもらおう」とは平山先生の言。 なにより画期的なのは「出演者も敢えてぼんやりする!」との宣言です。 さて、栄えある第1回のゲストは、だめんず・うぉ~か~でお馴染みの 知的な美女漫画家・倉田真由美さんです。 テーマは、変わった人・アブない人・ダメな人。 「私が書いてるダメ男たちは、それでもまだ女の人とつきあえている人」 という倉田さんに対して、「完ダメ」になると平山さんの領域です。 ヒートしていく「完ダメ」な人の妄想を、これでもかと活写します。 話を聞いてくれただけで、その女の人に惚れられたと思い込んだり、 恋愛のインフレ率が高い
いま、日本に何が起きているのか。 あまりに大きく、複合的な災害の前でひとは、何を考え、どう動いていくのか。 被災地の救援、復旧、復興へ向けて、あるいは現在危機に瀕している避難場所の状況改善へ向けて、原子力発電所の安定化へ向けて、電力不足への対応に向けて、産業の停滞への対応に向けて、直ちにやらなければならないことは、あまりにも多く、どこからどのように手をつけていったらよいのかを冷静に判断することができない。 正直で、隣人愛にあふれ、モラルをもって行動することができる日本ならきっとやれる、世界も日本の冷静さを賞賛している、と思いたいが、しばらくは希望と現実の落差に苦悩することになるだろう。日本人ひとりひとりの上に、やらなければならないこと、考えなければならないことが、個人の能力を超えてあふれ出しているからである。 正直に言えば、しばらく呆然としていたいのだ。 呆然と事態が移り行くのを眺めている
3.11の大震災以来、身体の奥で何かがずっとざわめいていて、たまっている仕事の手がつかず、書かなければいけない原稿もそのままになっている。 ずっと、何かを考えていたはずなのだが、何を考えていたのかも判然としない。確かなことは、身体の奥のざわめきが今も続いていることであり、その理由を探しているということだけである。 この二週間、おれはテレビの画面を食い入るように見つめ続け、次から次へと書き込まれるツイッターの言葉を読み続けていた。 その合間をぬって仕事場に出かけ、入院中の父親を見舞った。 夕食を作り、洗濯をし、アイロンかけをした。 それらは、ここ一年続いてきた日常と同じであるはずなのに、何かが決定的に違っていた。 それは、おれの身体の奥で何かがずっとざわめいていたからだろう。 何かが決定的に違う。何かがざわめいている。 そろそろ、この何かに言葉を与えなくてはならないと思う。 弟一家は仙台に住
ゲスト 加賀谷早苗 パーソナリティ 伊藤博 アシスタント 浜菜みやこ @hamamii 経営者としてアートマネージメントとウェブデザインを手がける加賀谷早苗さんのライフワークは「BUTOH」(舞踏)。十代で出会い、その身体表現の奥深さに魅了されました。華やかさはなくとも、シンプルな動きが俳句にも似た雄弁さを持つという舞踏の表現。オペラや文楽などとのコラボレーションも活発です。スタジオでは、初対面の相手の心をつかむ表情の習得を楽しく指南。日本オリジナルの舞台芸術は、実生活に活かせるヒントに溢れています。 同日プラス1(http://www.radiodays.jp/item/show/200698)として収録した部分では、舞踏の方法論をさらに深くご紹介。まずは加賀谷早苗さんが、梃の原理を応用した上半身と下半身の統合法を教えてくれます。風通しの良い身体を作り、力の抜き方の達人になるこ
2011年あけましておめでとうございます。 昨年は、文字通り介護に明け、介護に暮れる一年だった。 最初は生活の激変に少しばかりとまどったが、一年も続けているとそれが日常になる。人間とはまことに順応性を内包した生き物で、炊事、洗濯、風呂掃除をしながら、秋葉原と新宿に出勤し、夜間寝る前に書き物をするというこれまでとはまったく違う日常が、以前から続いていたあたりまえの生活のように思えてくる。 三年前なら、土、日は昼過ぎまでごろごろ寝転んでおり、その前日は深夜まで遊びほうけていたのであるが、最近は土曜も、日曜も平日と同じように起き、同じように飯を作り、同じように洗濯物を取り込んだりしている。 当然のことながら、そのほうが生活にリズムが生まれ、体調がすぐれ、頭の回転もすこしはましになったような心持になるのである。介護は確かに物理的には負担だが、精神的には当たり前の家族の姿なのだと思えるようになってき
大滝詠一 年末恒例となった、ナイアガラー座談会。大滝詠一さん(ミュージシャン)を迎えて、楽しいトークが始まります。今や全国のナイアガラーにとっては、大瀧詠一さんのトークが楽しめる希少なチャンス。映画の話から音楽、世相まで、福生の仙人が縦横無尽に飛び回ります。!
少年漫画に脈々と流れる格闘漫画の歴史。その最先端を突っ走り続ける「刃牙(バキ)」シリーズの作者、板垣恵介さんが今回のゲストです。『グラップラー刃牙』『バキ』『範馬刃牙』と次々タイトルを変えながらも、主人公バキの一貫した素手の戦いへのこだわりは不変。加えて、ときには主役をも食ってしまうほど個性的なサブ・キャラクターたちの、何でもありのバトルが、読者を深く魅惑しています。細かいディテールを積み重ねることにより、通常の格闘漫画のレベルから、ついにパンチは音速を超え、あるいは一国の軍隊に比すべきパワーを身につけてしまうところまでキャラクターは進化。常に格闘漫画の最高到達点を更新し続けています。 インタビューでは、自身も習志野空挺へ体験入隊の経験がある町山さんと、その「第1空挺団」に所属していた精鋭・板垣さんとの自衛隊ネタも満載。プロインタビュアー吉田豪さんも加わって、ブラジリアン柔術から矢沢永吉ま
あまりの怖さに笑いが止まらない!? 怪談実話のスーパースター、世界一陽気なホラー作家・平山夢明と、融通無碍な映画評論家・町山智浩が、小説・映画、そして、ほんとうにあった怖い話を膝をつき合わせて語り合う! 鳥肌のたつような素敵な一夜をどうぞ。 [収録:2010年 9月12日 ラジオデイズ3周年記念イベント(牛込箪笥区民ホール)] 《携帯電話・スマートフォン(iPhone、Xperia等)、通信機能内蔵タブレット(iPad、GALAPAGOS等)、通信機能内蔵音楽プレーヤー(iPodTouch等)等へは「ダウンロード及び保存」はできません。お手数ですがパソコンでダウンロード後、お手持ちのデバイスへ同期頂き、お楽しみください。なお一部(聞く教科書・聞く聖書)DRM付きWMA音源がございますが、DRM対応の携帯音楽プレーヤー以外では再生できません。》
随分お待たせしてしまいましたが、『移行期的混乱』、先週末書店に並び始めました。 アマゾンは、当初システムエラーということで、昨日まで購買不能でしたが、回復しております。 お蔭様で昨日の「内田・中沢」イベントでは、会場で60冊売れました。皆様のご支援に感謝いたします。本書はできるだけ多くの人にお読みいただき、今後の議論のきっかけにしていただきたいと思っています。 まえがきの全部をここで公開いたします。 (立ち読み感覚でお読みいただければ幸いです。) まえがき 本書はどう見積もってもビジネス書という範疇には入らないだろう。 当初は、ビジネス原理に関する前二作に続く完結編を書こうと意気込んで書き始めたのだが、戦後日本人の労働意識を追って関連書物を読み、統計数字を分析し、会いたいと思っていた方々にお会いして話をお聞きし、あれこれと考えを書き連ねているうちに、いつの間にかビジネスというフィールドを大
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