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ニャンニャンニャンの日。猫の写真がそこら中を飛び交っていた2月22日は父の命日だった。 亡くなったのは2017年なので、もう5年。 早いなあとあらためてびっくりしつつ。 日が暮れたらビール飲めるわけでもなく、好きな時に一服するわけにもいかないから、 入院は退屈だったろうな、もっとひんぱんにお見舞いに行けばよかったな、とか、いまでもふと思うけど、 いまだったらそれこそお見舞いにも行けなかったんだな。 お見舞いどころか、最後の看取りもできない、みたいな話を時々見かけるとほんとうに胸が痛い。 あの時は、母と妹夫婦と私とダンナと息子と、全員でベッドを囲んで、泣いたりしゃべったり名前を呼んだり手を握ったり足をさすったりわあわあ大騒ぎ。 延命措置(心臓マッサージとか)要りません!って言ったのに、枕元の心電図みたいなやつの曲線が弱々しくなると「た、大変だ!」とナースステーションに走ったり、テレビでしか見
撮影・井上新一郎 HPのコンタクトフォーム経由で、 何の前触れもなく代官山UNITからメールが届いたのは、6月の初めのこと。 時々そのかたちで、見知らぬライブハウスからお声がけいただくことはあるのだけど、 あの「代官山UNIT」が私に何の用!? と、しばし混乱した。 私にとってUNITは、SIONの年末恒例アコースティックライブの会場であり、 人波の隙間からこぼれてくる「12月」を聴きながら涙した記憶とともに、 ぶっきらぼうだけどシックなたたずまいにずっと憧れ続け、 いつかあそこで歌ってみたい、でも届かないなあと見上げるライブハウスだったから。 撮影・井上新一郎 恐る恐る開いたステージ制作マネージャーという方からのメールには、 丁重な出演依頼に加え、 初めて見たコンサートがいとおしいグレイツアーの東京公演だったこと、 ANNのリスナーでもあり、最終回の時は大学生で、有楽町に駆けつけたこと、
午前零時の新宿ステーション 煙草くわえたTaxi drivers 冷えた体を両手で抱きしめ黒いブーツは行き先決めかねる 声の限りに叫んでみたけど誰の胸にも届きはせずに 意地を張るなと肩を叩かれた 返す言葉が見つからないままで 流されてゆくのか こんな気持ちのまま いつの日にも守ってきたこの思い 何に劣り 何に勝るのか 明日は幾つの言葉に従うのだろうか 折れてしまえば楽になるのにと優しい声が心を揺らす お前のせいで面倒になると呆れた声が背中に突き刺さる 午前零時の新宿ステーションつめたい風になんだか泣ける 金も名誉も力も無いから信じるものも守れやしないんだ 流されてゆくのか こんな気持ちのまま 足を止めて息を吸って目を閉じる この街のあちこちネオンの隙間に 届かない声の捨て場所探して 今夜も人があふれている あきらめたくはない 何に劣り 何に勝るのか かすれた声で叫び続ける 何に劣り 何に勝
作詞/作曲 篠原美也子 赤い目をしたあの子は泣いているのかそれとも 慣れないヒールのせいでからだ揺らしながら歩くのか 青に変わった信号気付かぬほどにうつむいている 小さな背中に手を当てて訳を聞いてみたくなる 人を憐れむことで自分を救うことをいつか覚えてしまった 悲しみをそっと比べ合う時 慰めの言葉は心地好くて 雨が降り出す前触れ 空気が微かに重くなる どうしてこんな街の真ん中で自分から目をそらせない 風はどこからどこへ行く そんなくだらない問いかけ 誰かにしてみたくていつの間にか私もからだが揺れ出す 話上手になるほど話せないことが胸の奥に増えて行く 本当は誰より背中を押して欲しくて だから余計に背中を伸ばす 街はいつでも光あふれ 声にならないざわめきが満ちて 人も車も 夢も挫折も みんなどこかへ流れて行く 夜に紛れる人たち 開いた傘で顔が見えない 12時過ぎればひとりずつ待ち疲れたシンデレ
たとえ、一夜限りの砂の城だったとしても、 史上最強、そして史上最長、ヒルサイズ超えバッケンレコード更新の夜でした。 開演直前、ステージ袖にて。 まさかここから4時間半の旅が始まるとは。 手強い同業者、良き飲み友達、そして準家族である拝郷メイコ。 ありがとう。 説明不要の戦友、榊いずみ、加藤いづみ。 いま歌う「MAMA DON’T CRY」は、またひと味違う色合いでした。 「大樹」も「夏ノ花」も、亜紀ちゃん、ありがとう。 揺るぎないお手本。松田文センパイ。 もうおとといなのか。ほんとうに終わっちゃったのか。 やっとすこしずつ思い出して、いちいち涙出る。 本番は泣いてる場合じゃなかった。 日々って、そんなふうだなと思う。 その場でわっと泣けたらいいのに、たいていそんなにうまくいかなくて、 いつもいっぱいいっぱいで、 終わって、あれも言えなかった、これも出来なかった、って身悶えしながら、 それな
※前編はこちら さて。 ここからは今回の歌詞盗用事件を通じて、私が個人的に感じたことを書こうと思う。前編を書いて、間を空けずに後編を書くつもりだったのに、思いの外疲労感強く、すこし時間が経ってしまったが。 ●JASRACとのやり取り 自分の歌詞が盗用されてCDになっているらしい、と知って、何はともあれ真っ先に連絡したのは日本音楽著作権協会、いわゆるJASRAC。デビューして以来08年までは出版社を通じて、10年に個人会員となってからは信託契約というかたちで、私の作品の著作権はJASRACが管理している。連絡した時点で相手もわかっていたので、当然JASRACの方から相手に対して、ダメですよー、と言ってくれるもんだと思い、電話して事情を説明したところ、こんな答えが返って来た。「うーん、それは当事者同士でお話し合いいただくしかないですねえ」 は? あのー、と、いちおう食い下がった。そちらに登録し
私の「place」 という歌の歌詞が、ほとんど丸ごと使われている歌があり、全く知らない他人名義で歌われ、CDまで出ているらしい、という、ファンの方からのメールが届いたのは、7月半ばのことでした。 最初、ちょっと笑いました。なんじゃ、そりゃ。あまりにも思いがけないことで、それはやっぱり私が注意しないといけないのかしら、とか、ぼんやりと、呑気でした。 調べてみると、メロディは付け替えられていましたが、歌詞は確かに私の歌詞でした。ごく細かい部分(いつでも→いつも、のような)、くり返しの仕方など違っているところもありましたが、基本的にはほぼ丸写し。詞は夫、曲は妻、ご夫婦での共作、ということになっており、歌っているのは奥さんで、タイトルも変わっていました。 知らせてくださったファンの方からの続報もあり、さらに調べて行くと、その歌が、夫妻の自主レーベルから2013年1月に正式にリリースされ、Amazo
「花の名前」、買おうかな、どうしよっかな。どんなアルバムかな、ホントに良いのかな。なーんて考えてる人たちの背中に、あなたのレビューで体当たりを食らわせて下さい!ずーっと前からシノハラミヤコが好きだという往生際の悪い人。なんかの拍子で最近になってハマってしまった運の悪い人。出会い方は色々、歌への思いも色々。上手じゃなくて、いいんです。プロじゃないんだから(笑)あなたなりの「花の名前」への思いで、 まだ見ぬ誰かのココロにシノハラの種を蒔いて下さい。これを読んだら買いたくなるぜ~という「買え買えタコラ」の呪文、お待ちしてます! Okkoさん いつもそばに篠原美也子の歌があった 楽しいとき、嬉しいとき、悲しいとき、苦しいとき、 いつも篠原美也子の歌がいてくれた 今、いろいろなことが起こって、自分ではどうしようもなくて、どうしたらいいのか迷っている人へ その場に立ち止まって考えることもいい、
歌とピアノ、という篠原美也子原点のスタイルで制作され、セルフレーベル立ち上げ第1弾となった昨年リリースの「バード・アローン」。「心歌」という歌は当初そこに収録されるはずでしたが、宮崎裕介くんのアレンジで予想外に華やかな仕上がりとなり、「これはとっておいて、この曲を中心に次のアルバムを作ろう」と思ったことが、このアルバムの始まりでした。 宮崎くんにはそのまま、アルバムまるごと1枚の共同プロデュースをお願いし、彼の指揮のもと集まったミュージシャン、スタッフの素晴らしい仕事に支えられ、2011年夏の盛り、4年ぶりのバンド録音オリジナルフルアルバム「花の名前」は完成しました。 クールに見えて意外と感激屋、繊細で、でも勘と度胸が良くて、若いけれどプロとしての実力と誇りを持ち合わせていて、何より音楽を心から愛していて。そんな宮崎くんとは長い付き合いですがなかなかタイミングが合わず、今回ついに共犯者に
政府の給付金問題。 どのように暮らしたら、年収1800万円あって生活が苦しくなるのか、 誰かどうか教えて下さい。 あと2万円あれば、って月末に溜め息ついてんのは、 どう考えたって年収500万円以下だろうが。 お金を配るなら、ほんとうに足りないところにちゃんと配って欲しい。 2兆ですよ、2兆。 400円のカップヌードル何個買えるか、計算してみろ麻生太郎。 こんな中途半端なことやるなら、それこそ給食費無料にするとか、 稼ぎに関わらず一律に払ってるものをフリーにする方が、よっぽど公平だと思う。 皆さんそう思いません!? あー頭にくる。早く選挙やろう、選挙。
30周年イヤーの締めくくりから31周年にバトンを渡す春は2デイズ。メール予約受け付けます。初日はお馴染み最強トリオで、2日目はひとりで。前進する歌を、言葉を、お聴き逃しなく! 篠原美也子30th-31th SPRING … 続きを読む →
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