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米Google は2018年4月12日、Googleマイビジネス(以下、GMB)のレビュー投稿に関するガイドラインを更新した。否定的なレビュー投稿の禁止や、肯定的なレビューばかりが集まるように事前選別する行為を禁止することを明文化した。 Review-Gating(レビューの選別)の禁止 GMB に投稿されるレビューの内容や評価がビジネスに影響を与えると考えるビジネスオーナーは少なくない。できるだけ良い点数で、肯定的な意見が投稿されるように(スパムも含めて)様々な手法が行われている。GMB はとりわけ Google の検索結果に表示される、すなわち多くの人の目に触れること、そして競合の Yelp などと比較してスパムに弱い(=操作しやすい)こともあり、レビューの購入やレビュースワップ(お互いのビジネスに良いレビューを投稿するグループの集い)を利用してポジティブなレビューを集めるといったこと
久しぶりに「これは面倒だな」というGoogle検索の仕様変更に遭遇したので、メモ。DMMという事業とサイトの性格上、正直、コアアップデートより面倒です。 日本のSEO担当者で実務レベルでこの情報を本当に必要とする人が果たしてどれだけいるのか不明ですが(この変更の直撃を受けているサイトは限定されるはず)、その少数の方の参考になれば幸いです。 Google検索設定に「アカウントに基づく情報」が出現 今回の検索仕様変更による影響 原因は「アカウントに基づく情報」 アカウントに基づく情報の挙動 Googleの「子どもから大人まで安心して利用できるインターネット」への取り組み 追記(11/1) 一般サイトも影響を受けている模様 Google検索設定に「アカウントに基づく情報」が出現 2023年10月31日に、Google検索のその他の設定の項目に、コンテンツという見出しとともに「アカウントに基づく情
2023年9月7日に開催された #DemandLive Found Meetup 2023 にゲスト登壇させていただきました。DemandSphereの皆さま、お招きいただきありがとうございました。簡単にイベントについての感想や補足説明など記載します。 pages.demandsphere.com レイさんのお話 内容自体は参加者の皆さまがXで共有しているかと思いますのでそちらを参照いただくとして。正直、こんなに濃いお話をされるとは予想外でした!SGEの将来の考察が素晴らしい。 わたしの講演内容(Google Discover、SEO担当者の未来など) AIと検索全般 Bing AIやSGE(Search Generative Experience)の登場によりネットで「SEOは終わり」「検索連動型広告がなくなるかも」などと騒いでいる方は単に画面レイアウトと順位、コンテンツという表面的かつ
米GoogleのWysz氏は、ウェブサイトのナビゲーションメニュー設計において、CSSで display:none を使用したからといって即座にスパム行為と判定するわけではないとの見解を明らかにした。米Google Webmaster CentralチームがFAQを作る目的で募った質問に対して答えたもの。 CSSの display:none の利用はSEOの世界では頻繁に取り上げられるトピックの1つ。検索エンジンは、クローラが見るウェブページとユーザーが見る(ブラウザが表示する)ウェブページが異なること、つまり隠しリンクや隠しテキストを問題視している。理由は、訪問者にとって不利益になることとウェブページの適切なランク付けが行えないためだ。ただし、音声ブラウザやアクセシビリティへの対応、あるいはナビゲーションメニューの視覚表現上の理由でスタイルシートにより非表示にしなければならない場合も当然
2023年2月7日のMicrosoft発表イベント、および同8日のGoogle発表イベントの内容をまとめています。いずれも検索エンジンに搭載されるAIサービスに関する新プロダクトが発表されました。 このページは随時更新しています。 Microsoft、AIを搭載した新しいBingと Edgeブラウザを発表 Microsoftイベントの発表内容(日本時間 2023年2月8日午前3時〜) 従来の検索サービスは複雑な質問の回答に適していない 従来の検索結果画面とAIチャットウインドウ GPT-4相当の技術を搭載 ChatGPTよりも自然で意図にあった回答をするデモを披露 違法行為を促進しないための安全システム 新しいBingのデモ画面 AIを搭載した新しいBingの概要(Microsoft公式発表資料より) Bing Webmaster Guidelines 会話型検索に関する記述 Google
「被リンクの評価を一切しないバージョンの Google(検索エンジン)はあるのか?」という質問に対して、米Google Matt Cutts(マットカッツ)氏は、社内で試験をしたことがあるが上手く機能しなかったと回答した。 Is there a version of Google that excludes backlinks as a ranking factor? - YouTube Hi Matt, does that the big Google have a version of the search engine that totally excludes any backlink relevance ? I'm wondering what search would look like and am curious to try it out. - BlueBumbleBee
ロシア最大手の検索エンジン・Yandex(ヤンデックス)は2018年11月19日、最新の検索アップデートを発表した。このアップデートは「Andromeda(アンドロメダ)」と命名されている。 コロリョフ、パレフに続く検索技術アップデート「アンドロメダ」 Yandex は過去にKorolyov(コロリョフ)、Palekh(パレフ)と名付けられた検索技術のアップデートを実施しており、アンドロメダはその最新版を指す。さまざまな検索クエリの意図を正しく理解し、関連性の高いサイトを検索結果に表示することを目指しており、今年度も引き続き機械学習技術を活用して情報アクセスの改善を図っている。Google や Bing の更新同様に時間をかけて徐々に新機能を導入しており、Yandex によると過去1年間にわたり1,000以上の改善や新機能を追加したとのことだ。 Yandex検索の責任者・Andrey St
概要 BankrateのAIコンテンツ CNETのAIコンテンツ CreditCards.comのAIコンテンツ AI生成コンテンツに対するGoogleの見解 参考:AIコンテンツ検出ツール 概要 2022年末よりChatGPTのAIに注目が集まっているなか、BankrateやCNET、CreditCards.comといった複数の消費者向け金融メディアにおいてAIが作成したコンテンツを一般公開していることが判明した。この取り組みに対してネットでは批判が集まっている。 ここでは2023年1月時点の情報を簡単にまとめつつ、GoogleのAIコンテンツに対する見解を整理する。 BankrateのAIコンテンツ Bankrateも後述するCNET、CreditCards.comも同じ Red Ventures。 該当記事は著者欄および文末に"This article was generated u
AIが回答する「NeevaAI」機能を追加 AI生成回答の参照元を表示 NeevaAIの回答例 NeevaAI(や他の類似検索エンジンは)Googleの牙城を崩せるか ChatGPTとSEOの話 検索体験を大きく変える可能性を秘めるNeeva 検索エンジンの切り替えは負担が大きい 参考:AI生成コンテンツに対するGoogleの見解 AIが回答する「NeevaAI」機能を追加 新興の検索エンジン・NeevaAIは2023年1月6日、ジェネレーティブAIを搭載した検索機能「NeevaAI」ベータ版を発表した。同社のブログによると米国内のNeevaアカウント保持者が利用できるとの記載があるが、日本国内からも有償アカウントの申込み、およびNeevaAIが利用できることを確認している(2023年1月1日時点)。 neeva.com Neevaは2019年創業。元GoogleのSridhar Rama
報道によるとYahoo! JAPAN のGoogle検索エンジンへの移行が完了したとのことですが、ここでGoogleとYahoo!検索の違いについて簡単にまとめておこう。箇条書きで列挙する。なお、これらはすべて独自に調査したものであり、Yahoo! JAPAN が公式・非公式に明らかにしたものではない。また、今回はあまり多くの検索クエリで検証していないため、間違いがある可能性がある点をあらかじめお断りしておく。 ■ キーワード入力補助(Googleオートコンプリート) 両社それぞれ独自の機能を搭載。当然ながら同じ検索クエリを入力中でも異なる候補を表示する。Yahoo! JAPAN は一部の業者により不正操作されすぎ [UPDATE: Yahoo! むしめがねSEOスパムに警告] 。Googleは検索数やトレンド、ワード属性、CGMのクローリングなどを組み合わせている。関連検索(その他のキー
Yahoo! JAPANが提供する検索サービスの自然検索結果が、Google に完全移行している模様だ。11月30日14時時点において、調査用に用意した環境(45ブラウザ/15クライアント)のすべてが、Googleの自然検索結果を表示していることを確認した。Twitter 上でも、確認対象のほぼ100%で切替を確認した旨が複数ツイートされており、11月中旬から徐々に拡大してきたGoogle移行は、このまま順調に進んでいけば数日内に完全移行と考えられる。現時点でヤフー社から公式な発表等は行われていない。 [UPDATE] Yahoo!検索ヘルプ や Yahoo!検索インフォセンターのコンテンツから、Yahoo! Search Technology (YST) に関する記述や言及が削除されていることを確認した。たとえば、従来は『YST独自のデータやアルゴリズムに基づくもので』(ランキングの説明
目次 海外カンファレンス SEO系セッションの選び方 最近はオンラインでライブ中継するカンファレンスも増えて日本にいながら学べる機会が増えました。しかしセッション選びが難しいことに変わりありません。この記事では、SEOやコンテンツマーケティング(その他、一部のデジタル系でも適用できる)関連のカンファレンスにおけるセッションを選ぶコツを紹介します。 はじめに 参加目的を明確にする 講演者のバックグラウンド調査 業務歴(年数) 業務歴(職務内容) 直近の講演内容とスライド資料 講演者の日常業務と自分との相性 直近のTwitter内容や執筆記事の内容 定期開催カンファレンスなら評判チェック カンファレンスの規模と登壇者の傾向 上級者ほど小規模イベントの方が楽しいかもしれない 登壇者の傾向を探る Google社員の有無 参加経験があるカンファレンスと所感 Chiang Mai SEO Confer
自分用のメモ。 Apple Baidu(中国) DuckDuckGo Gigablast Google LINE Search(日本) Microsoft Bing NAVER(韓国) Neeva Seznam(チェコ) Yandex(ロシア) Apple support.apple.comユーザーエージェント名は"Applebot"。SiriやSpotlightの候補表示のために使用される。 Mozilla/5.0 (Device; OS_version) AppleWebKit/WebKit_version (KHTML, like Gecko) Version/Safari_version Safari/WebKit_version (Applebot/Applebot_version) Baidu(中国) help.baidu.comユーザーエージェント名は"Baiduspider
2年ほど前に「SEOの学び方」という記事を公開しました。今回は改めて初級・中級・上級と3つの段階に分けて再整理しました。これからSEO関連のお仕事を始める方、SEOの勉強方法を知りたい方の参考になれば幸いです。 目次 SEOの学び方(初級) SEOは、Web経験がない新卒にはハードなお仕事 世界中の企業がSEOに取り組んでいる理由を理解する SEOはオーディエンスと事業の理解から始まる 自分でサイト運営・集客の経験をする 身近なものを題材にSEO施策を考えてみる 「この領域だけは、自信がある」というスキルの柱をつくる 自分自身もインターネットを活用する SEOの学び方(中級) SEOの全体図を学ぶ 英語 ケーススタディ(他社事例)を研究する 他人にSEOを教える Googleが公開しているドキュメントに全部目を通す 失敗してもいいので、施策を実施する 「今は学ばない」領域を決める 人が検索
人間ではなく検索エンジンのために作成された、役に立たないコンテンツや満足度が低いコンテンツの評価を調整することを目的とした検索アルゴリズム更新「Helpful Content Update」(HCU)の情報について随時更新していきます。 一般的な情報は本ページに、詳細解説は SEMリサーチ+(プラス、有料版)に掲載します。 目次 Helpful Content Update 概要 アルゴリズム更新の実施時期 対象検索エンジンと言語 HCU 対象範囲 HCUが標的とするコンテンツの種類 HCU 検出の仕組み 「低品質」と判定されたときの影響範囲と期間 HCU に備えたウェブマスターの対応 ユーザーファーストのコンテンツ作成に注力する 以下の質問にすべて「はい」と自信を持って答えられるか HCU に関する注意事項 (2022.08.20更新) テクニカルな”抜け道”を探そうという発想が生まれた
要約 検索意図を理解するとは、その検索者の体験を理解すること 検索キーワード情報はその体験を紐解くためのヒントに過ぎず、それを起点にすべきではない SEOの枠組みでKPIを設定する限り、コンテンツは犠牲になる 適切にコンテンツデザインを行うためにはSEOと切り離すべき 検索意図を理解するとは、ユーザーの体験を描くことである SEOの現場で近年、ウェブマスターやSEO担当者が勘違いしている最も大きな事柄の1つは、「検索意図(を理解する)」という言葉の意味を履き違えていることである。インターネット検索技術はこの20年で大きな変化を遂げて、その技術革新とともに検索意図という言葉の定義も変化した。今日、検索意図を理解するとはキーワード(文字列)の組み合わせを分析することではなくて、ユーザーのエクスペリエンス(体験)を深く考察することである。 そして、その体験を理解するためにはキーワードのデータ自体
はじめに サイト分析はSEO方針を決めるために欠かせないプロセス サイト分析業務の課題(代理店の場合) サイト分析 1件あたり平均 23分 サイト分析を効率よく行うためのアドバイス(上級編) 分析の視点(1):存在する課題の見当をつける ・取り扱い商材を理解する ・事業構造を理解する ・ユーザーと検索行動特性を理解する 分析の視点(2):「SEOのやる気度」を計測する 分析の視点(3):SEOツールを使わないで分析する 最後に はじめに 前職では最大限に活用したけれど現状は活用していない私のスキルのひとつがSEOの競合サイト分析です。このサイト分析手法をテーマにしたSEOの書籍が書けそうな気がするので、その検証のために書いた文章が本記事です。 この記事は、サイト分析を効率的かつ効果的に行うために必要な「目の付け所」をテーマに上級者向けに編集しています。 本編や初心者、中級者向けの他の関連記
SEO関係者がコアアップデートやら何やら騒いでいるなか、 「へーそうなんだー、Googleに振り回されるお仕事は大変だねー」 と他人事で過ごせる時間がこんなに清々しいなんて!! 株式会社アイレップを、2021年12月末をもって退職します。 入社のきっかけ アイレップか、某社か 入社して最初にしたこと SEOサービスの設計・開発 SEOサービスの価格戦略 SEO専門家としての25年のキャリア SEO専門家を育てる アイレップで良かったこと なぜ、このタイミングで退職するの? 今後もアイレップにかかわるの? 次は何をするのか? SEOの仕事はどうするの? 書籍「Standard SEOシリーズ」は二冊で終わり? 株式会社アイレップを、2021年12月末をもって退職します。 創業者の高山雅行さんと出会い、その後、ご縁があって2005年3月から正社員として働き始めました。社長は創業者から紺野俊介*
はじめに(おことわり) ここに掲載するコラムは、『脱キーワード思考のコンテンツマーケティング[2022年版]https://www.amazon.co.jp/dp/B09NYD8XB5』のために書いた文章のひとつで、最終的にボツにした原稿です。 ユーザーの検索行動の理不尽さを示す好例で、私が好きな話のひとつを、自分の体験に基づいて記述しています。書籍の全体構想段階から言及することを決めていた話題です。 ところが、どうやっても書籍のなかに組み込めませんでした。いろいろな示唆に富む良い話ではあるのですが、悪く言えば、いかようにも解釈できる話です。書籍に入れてみたら、かえって論旨がズレたり、別章の主張と矛盾しているように受け取られる懸念が出てきました。 書籍全体を通しで読みながら検討を重ねた結果、最終的にボツにしました。 しかし、何かに使えそう。このまま闇に葬り去るのももったいない。そこで今朝、
Standard SEOシリーズの二冊目を発売します コンテンツマーケティングをテーマにした『脱キーワード思考のコンテンツマーケティング[2022年版]』です。二冊目が出たから「シリーズ」を名乗る条件を満たせました、うれしい!!(喜ぶところがそこなのか)。 www.amazon.co.jp 脱キーワード思考のコンテンツマーケティング[2022年版] 渡辺隆広 この記事では、近年のコンテンツまわりを巡る私の問題意識、この書籍を通じて皆様に届けたいことについてまとめます。 文章が書ける人と書けない人の、意識の違い 私はアイレップに入社してから、社外に発信する情報の品質確認業務も行っていました。ネット広告代理店として間違った情報や、誰も内容を(日本語的に)理解できないような恥ずかしい記事を出すわけにはいきません。確認段階で文章を校正したり、時にはリライトを求めたり、理由を明示したうえで掲載を見送
Yahoo! JAPANは、関連検索ワードやキーワード入力補助に表示されるワードを操作するサービスを提供する業者、いわゆる「虫眼鏡SEO」業者への制裁を強化した模様だ。12月14日現在、Yahoo!検索にて「虫眼鏡SEO」や「関連検索ワード」「キーワード入力補助」などのキーワードで検索しても、同サービスを生業とする業者がインデックスから削除されていることを確認した。 Googleで検索しても関連スパム業者が表示されることから、先週金曜日に発表した警告(参照:Yahoo! JAPAN、虫眼鏡SEO等のスパム行為に注意喚起 - 「関連検索ワード」操作はスパム - SEMリサーチ)に加えた、業者排除のための制裁措置と捉えてよいだろう。先週末時点で、スパム業者の標的とされていたキーワードにおいては関連検索やキーワード入力補助による表示を停止していた。 関連検索ワードやキーワード入力補助は、ユーザの
ヤフーは2010年12月10日、Yahoo!検索品質の向上を目的としたスパム対策強化方針を発表した。特に、一部の業者が「Yahoo!虫眼鏡SEO」などと称して販売している、関連検索ワードやキーワード入力補助について言及している。[UPDATE] ヤフー、「虫眼鏡SEO」業者に制裁措置、インデックスから削除 - SEMリサーチ 「関連検索ワード」や「キーワード入力補助」を標的とするスパム”商品”は、筆者の調査では2009年から横行するようになった[cf,Yahoo!JAPAN、関連検索ワードのフィルタを強化、スパム排除へ - SEMリサーチ] 。関連検索ワードは、Yahoo!自然検索結果上部の虫眼鏡アイコンの欄に表示されることを由来として「虫眼鏡SEO」と称されることもある。 依頼者は、検索窓で一般キーワードを入力した時に、自社名を伴うキーワードが候補ワードとして表示されるように(キーワード
4月なので新人SEO担当者向けの記事を公開します。これは当社の4月入社新卒向けのものですが、参考になる部分もあるかもしれませんので、ここで紹介します。 この時期は毎年、新卒入社者の SEO 研修を担当しています。ここ10年あまり毎年、ある企業に SEO を提案しなさいという課題を出して、プレゼンテーションをしてもらっています。 この研修を始めた当初は東京ディズニーランドを題材として扱っていたのですが、最近はオリンピック公式サイトや警視庁、自衛隊、浅草花やしき、USJ といろいろ変えつつ、今年は4月1日にオープンしたばかりの LEGOLAND JAPAN を題材にしました。 こうした研修の狙いや背景について以前、CNET Japan のブログで紹介したことがあるのですが、改めて紹介したいと思います。 どんな価値を提供したいのか? ディズニーや USJ、レゴランドというのはいずれもオンラインで
米Googleは2013年10月3日、新しい検索アルゴリズム「マグショット・アルゴリズム」(Mugshot algorithm)を導入したことが New York Times の報道で明らかになった。 これは米国で以前から問題視されていた「マグショット」(警察などに捕まった時に撮影される、逮捕写真)サイトの検索順位を下げる(demote)することが狙い。米国では逮捕写真を集めたサイトが多数あり、1人1人の氏名・写真が逮捕容疑とともに公開されている。削除申請してきた人から、削除費用として高額な費用(数千円から数万円まで)を請求することで利益を得るという事業構造となっており、中にはその削除全般を請け負うエージェント養成講座まで提供しているサイトもある。 自分の名前等で検索するとその写真(へのランディングページ)が上位に表示されてしまうため、転職等で不利益を被る可能性があるわけだが、当人が削除し
2005年に検索エンジンは日常生活に浸透したのか 2010年で日本で一番のスペシャリストになれたのか 2020年、大企業でSEOは一般的になったと言えるのか 最近、新しい書籍の執筆に集中している関係で、日本語文章がスラスラと書けます。そのついでに、毎年恒例の私の記録用記事も公開したいと思います。なお、次回の書籍は6~7月に出せたらいいなというスケジュールで進行中です。 www.sem-r.com www.sem-r.com 仕事としてSEOに本腰を入れ始めたのが1997年7月1日です。仕事としての取り組みにあたり、当時、2020年までのインターネット検索とSEO業界の未来予想図(展望)を描きました。 1997年当時に描いた予想(と私の展望)は次の3つです。 2005年には人々がインターネット検索でさまざまな情報にアクセスするのが日常に浸透する。そうなれば企業も必然的に検索エンジンから集客す
Rand Fishkin(SparkToro)が、Google検索全体の約65%がゼロクリック(検索結果を開いたが、いずれもクリックされない)だったという調査結果を発表しました。この調査について、専門家たちの間で物議を醸しています。Googleがわざわざ公式で本調査を名指しして意見を述べているほどです。 Rand Fishkinが公開した、ゼロクリックサーチのデータ(2020年版) In 2020, Two Thirds of Google Searches Ended Without a Click https://sparktoro.com/blog/in-2020-two-thirds-of-google-searches-ended-without-a-click/ それに対するGoogleの意見(調査手法に欠陥があるだろうと指摘) Google Search sends more
現在、私は社員が執筆した記事等の品質確認を行う仕事もしていますが、(1) 原稿タイトルと (2) 最初の1行目、(3) ざっと見た感じの情報量(文字量+図版点数)、この3つの要素を使って全体の品質を推定することから始めます。 特に (1) タイトル設定は重要です。これが十分に適切と判断できる時は、それだけで良文と推定して全体確認をします。つまり原稿によっては数秒で確認作業の大半が終わります。 なぜ、この3点で判断できるのでしょうか。 理由は、タイトルから推定される話題(トピック)の選択と設定が妥当であればきっと良い文章だからです。一方で、タイトルの設定に無理がある、タイトルに対応する書き始めの1文がおかしいと、話の展開や論理構成に無理が生じている可能性が高いからです。言い換えると、適切なトピックを設定している時点でその執筆者はその話題について論旨を展開する能力がある可能性が高いということで
Standard SEOシリーズ『Googleコアアップデートの読み解き方 2021年版』が発売されました。 Standard SEOシリーズ『Googleコアアップデートの読み解き方 2021年版』 直近3年は海外出張も多く、さまざまな場所で学ぶ機会が得られたもののアウトプットをする時間が十分にとれませんでした。そろそろアウトプットするか!と考え始めたのと諸々のタイミングが重なり、執筆活動を再開したのが昨年9月頃。その成果の第1弾がStandard SEOシリーズ『Googleコアアップデートの読み解き方 2021年版』 です。 2021年版という文字は、編集者さんにお願いしてタイトルに入れてもらいました。今年は Core Web Vitals をお迎えしますし、数回の発生が予想されるコアアップデートも新しい傾向やGoogleのチャレンジが観察できるかもしれません。また、時間の都合で書き
DIGIFULというデジタルマーケティングをテーマにしたメディアの運営に片足を突っ込んでいるのですが、先日こんな記事を書きました。これは、私の業務時間を削減するため、つまり自分のために記事として書きました。 digiful.irep.co.jp 新たに入社した方がSEOのセールス等に携わることがあるわけですが、やはり「1位にできないの?」は定番中の定番の相談になるわけです。あるいは、たまーに会社の偉い人から「〇〇〇でキーワード1位にできないの?」と相談されます。でも、その都度、説明をするのが正直とても面倒くさくなりました。こころのなかでは「もうちょっと勉強してから相談こいよ」と思っています。言いませんけど(書いちゃった)。ともかく、社内にこのトピックをまとめた文書が存在しなかったので、参照用の記事として公開しました。一般公開すれば外部の人にも必要に応じて紹介できますし、私と同じ悩みを抱えて
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