メインの商品は新郷村産の生乳を使った「はちのへ農園ソフトクリーム」。コロナ禍で需要が低下した生乳や、自然災害の影響で出荷困難になった農作物の有効活用も目的の一つで、昨年7月から開発を始めた。VISITの商品開発女子部(愛称・はちのへポケット)のメンバーがアイデアを出し合い、試食キャンペーンを行うなどして試作を重ねた。 ソフトクリームには南部せんべい1枚を添えた。別売りで五戸町産リンゴ、八戸市産ブルーベリー、ニンジン、南部町産トマト、八戸のワインの5種類のソースを用意。自分でソースをかけて楽しむことができる。 12日は同店で試食会を開いた。VISITの観光物産コーディネーター・木村聡さんは「ソフトクリームを通して生産者とお客さまが出会うような場所に育てていきたい」と話した。 はちポケのメンバーらも完成したソフトクリームを味わい、髙森えりかさん(32)は「試作でソースのとろみなどを検討してきて