サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
中東情勢
www.udiscovermusic.jp
オリヴィア・ロドリゴ(Olivia Rodrigo)のデビュー・アルバム『Sour』が、Spotify史上最もストリーミングされた女性アーティストのアルバムとなった。 2021年5月21日にリリースされ、全米アルバム・チャート(Billboard 200)で初登場1位を獲得した『Sour』は、21世紀で最も長く同チャートのTOP10にランクインしたデビュー作となり、1年を通して上位にランクインし続けた初のアルバムとなった。 イギリス、カナダ、アイルランド、ノルウェー、オランダ、スウェーデン、オーストラリア、ニュージーランドのチャートでも1位を獲得した同アルバムは、リリースと同時に、全米で女性アーティストのデビュー・アルバムとして史上最多オーディオ・ストリーミング再生を記録し、Spotifyにおける女性アーティストのアルバムの週間最多ストリーミング記録を更新した。 <関連記事> ・オリヴィア
エイミー・ワインハウス(Amy Winehouse)の伝記映画『Back to Black』のサウンドトラック『Back To Black: Songs From The Original Motion Picture』が、イギリスでの映画公開にあわせて、2024年4月12日に配信で、5月17日にフィジカル形態でリリースされた(日本盤フィジカル商品の発売は未定、日本の映画は2024年内に公開が決定)。 また、エイミーの傑作セカンド・アルバム『Back to Black』からのリード・シングルで、2008年のグラミー賞での年間最優秀楽曲賞や最優秀レコード賞をはじめ、アイヴァー・ノヴェロ賞など多くの栄冠に輝いたシングル「Rehab」の公式リリック・ビデオも公開された。 エイミー・ワインハウスの類まれなる才能を讃える現在進行中のビデオ・シリーズからの最新作となるビデオは、「Back To Bla
海外で2024年2月14日に劇場公開され全米興行収入2週連続1位を記録、英仏ではあの『ボヘミアン・ラプソディ』を超える初日興行収入、母国ジャマイカでは初日興行収入としては史上最高数を記録したボブ・マーリー(Bob Marley)の伝記映画『ボブ・マーリー:ONE LOVE』。 日本では2024年5月17日に公開されることを記念して、ライター/翻訳家の池城美菜子さんによるボブ・マーリーの生涯と功績についての連載企画を実施中。 今回は特別編として、映画でボブ・マーリーを演じたキングスリー・ベン=アディルのインタビュー原稿を掲載。 ・連載第1回「改めてボブ・マーリー、そしてレゲエとは」 ・連載第2回「ボブ・マーリーの音楽のどこが時代を超えて人々の胸を打つのか」 ・連載第3回「ボブ・マーリーの11人の子供と100人近い孫」 ・連載第4回「ボブ・マーリーを巡る音楽関係者」 ・連載第5回「事前にこれだ
ザ・ローリング・ストーンズ(The Rolling Stones)のアルバム『Voodoo Lounge』の発売30周年を記念して、フィジカルとデジタルの両フォーマットでスペシャル・エディションの発売が決定した。このリリースには、音楽ストリーミング初公開となる4曲が追加収録されている。 <関連記事> ・ストーンズ、18年振りのスタジオアルバム『Hackney Diamonds』を10月に発売 ・ザ・ローリング・ストーンズが18年振りの新作発表会見で語ったこと 人気曲「You Got Me Rocking」「Out of Tears」、全英トップ20シングル「Love is Strong」を収録した『Voodoo Lounge』は1994年に発売され、全世界で600万枚以上を売り上げ、グラミー賞最優秀ロック・アルバム賞を受賞している。 今回発売されることになった『Voodoo Lounge』
ビリー・アイリッシュ(Billie Eilish)が、2024年5月17日にリリースした3枚目のスタジオ・アルバム『HIT ME HARD AND SOFT』。 この発売を記念して現地LAにて発売前日の夜に行われたリスニングパーティーの模様をLA在住の音楽ライター、鈴木美穂さんにレポートいただきました。 <関連記事> ・ビリー・アイリッシュ新作『HIT ME HARD AND SOFT』発売を発表 ・ビリー・アイリッシュ、世界ツアーは全公演サステナビリティへの取り組み 完全無料、本人が登場したリスニングパーティー 5月16日木曜日、午後9時。ビリー・アイリッシュの『HIT ME HARD AND SOFT』のリスニング・パーティが開催されるロサンゼルスのキア・フォーラムに、約17,000人のファンが集結した。ここは今年の12月15、16、17日の3日間、ビリーがホームタウン公演を行って北米
80年代後半頃のレッド・ホット・チリ・ペッパーズは、まだ今のような影響力のあるファンク・ロック・バンドでなかったことは、つい忘れがちである。そんな彼らのキャリアを大きく変えていたかもしれないような分岐点1989年にあった。 ところでこの時にはすでに彼らは地元ロサンゼルスで少しばかり人気があって、特に大学生の界隈においては、荒々しいファンクやロックのサウンドと、あの裸に靴下を股間につけたコスチュームに至るような、やり過ぎなライブ・パフォーマンスも相まって、人々の好奇心の的となっていた。 アルバム『Mother Milk』の制作に取り掛かろうとする頃、バンドを悲劇が襲った。1988年、結成メンバーであり、このバンドの生みの親のような存在であったギタリスト、ヒレル・スロヴァクがヘロインのオーバー・ドーズで亡くなり、それが原因でドラマーのジャック・アイアンズもバンドを脱退してしまった。代わりのメン
レゲエ・アーティストの名前を一人挙げよと言われれば、ほとんどの人はボブ・マーリー(Bob Marley)の名を挙げるだろう。彼はジャマイカという国と、彼自身が有名にしたレゲエという音楽の両方にとっての象徴的存在なのだ。 そんな彼は、一聴してシンプルでありながら、奥深さと普遍的なテーマを持つ楽曲を書くことに長けていた。その才能により彼は、偉大なレゲエ・ミュージシャンになるとともに、音楽史に残る真のスーパースターにもなったのである。 現在、ボブ・マーリーは史上屈指の影響力を誇るレゲエ・アーティストと認められているだけでなく、国際的なスーパースター、そしてジャマイカ固有の文化を象徴する存在ともみなされており、2024年公開映画『ボブ・マーリー:ONE LOVE』の世界的ヒットを受け、その評価は一層高くなっている。 そんな彼のキャリアを新ためて紹介しよう。 <関連記事> ・映画『ボブ・マーリー:O
レジェンド・サックス奏者のデイヴィッド・サンボーン(David Sanborn)が2024年5月12日に78歳で逝去した。この訃報は彼の公式Xアカウントからの次のような声明によって伝えられた。 「6度のグラミー賞を受賞した国際的に著名なサックス奏者、デイヴィッド・サンボーンの訃報を、悲しく重い気持ちでお伝えします。サンボーン氏は、長きにわたる前立腺がんとの闘病の末、合併症を併発し、5月12日の午後に亡くなりました。サンボーン氏は2018年から前立腺がんと闘病しながらも、つい最近まで通常のコンサート・スケジュールを維持できていました。実際、彼は2025年までコンサートを予定していました。デヴィッド・サンボーンは、現代のポップスやジャズ音楽において影響力の大きい人物でした。彼は“ロックンロールにサックスを取り戻した”と言われています」 <関連記事> ・スティーヴィー・ワンダー『Talking
オリヴィア・ロドリゴ(Olivia Rodrigo)と彼女の頻繁なコラボレーターであるダニエル・ニグロ(Daniel Nigro)が、米国の著作権管理団体ASCAP主催による2024年度の<ASCAPポップ・ミュージック・アワード>において“ASCAPポップミュージック・ソングライター・オブ・ザ・イヤー”に選出された。オリヴィアが同賞を受賞するのは2022年に続く、2度目の快挙となる。 <関連記事> ・オリヴィア・ロドリゴ『GUTS』ワールドツアー初日公演ライヴレポ ・オリヴィア・ロドリゴのデビューアルバム『SOUR』全曲解説 Olivia Rodrigo – vampire (Official Video) 現地時間5月8日にロサンゼルスで開催された授賞式では、シングル「Good Luck, Babe!」でダニエル・ニグロ、ジャスティン・トランターと共作したチャペル・ローンがダニエル・ニ
ジョン・レノンが、『Imagine』(2018年)、『John Lennon/Plastic Ono Band』(2021年発売)に続き、4作目のソロ・アルバム『Mind Games(マインド・ゲームス(ヌートピア宣言))』のアルティメイト・コレクションを2024年7月12日にリリースすることが決定した。 『Mind Games』のアルティメイト・コレクションは、デジタル、2CD、2LPから、6CDとブルーレイ2枚組のデラックス・ボックス・セットまで、さまざまなフォーマットで発売される。極めつけはスーパー・デラックス・エディションで、世界中で1,100セットのみ限定販売される(UNIVERSAL MUSIC STORE限定/輸入盤のみ)。 7月12日の発売に先立ち、「Mind Games (The Evolution Documentary)」が先行配信。 <関連記事> ・ジョン・レノン『
Apple Musicは、マレン・モリス、ファレル・ウィリアムス、J.バルヴィン、チャーリー・XCX、ブリンク182のマーク・ホッパス、ハニー・ディジョン、ニア・アーカイヴスら選りすぐりのアーティストに加え、ソングライター、プロデューサー、業界関係者を含む専門家チームによって作成された史上最高のアルバムを讃える「100 Best Albums」(史上最高のアルバム100枚)の100位~91位を発表した。 <関連記事> ・ロードは『Pure Heroine』でいかにしてセンセーションを巻き起こしたのか ・2010年代のベスト・アルバム30 チームの専門家たちは、このリストが編集者の声明であり、その内容はApple Musicでのストリーミング数とは無関係であることを強調し、音楽愛好家が生き、聴く世界を形作ってきた作品へのラブレターとしてデザインされているという。 Apple Musicは、本
スティーヴ・アルビニ(Steve Albini)の死後、ブルックリン・ヴィーガンに掲載された寄稿文の中で、ソニック・ユースの元フロントマンであるサーストン・ムーアは、彼に対する心からの賛辞を贈っている。その中でムーアは、この世を去ったばかりのこのミュージシャン/プロデューサーを「真の先見性に満ち、創造への衝動を喜びとして生きた人物」と表現した。 一見大袈裟とも思えるこのような賛辞も、アルビニという男にはまったくもって相応しい。彼は自身の専門分野において、まさに唯一無二の存在だったからである。残念なことに、しかし彼はシカゴの自宅で心臓発作を起こしたあと、まだ61歳という若さでこの世を去ってしまった――。2024年5月7日のことだ。 辛辣なウィットに富んでいた彼は、生前、アルバム制作において無駄のないアプローチを採ることでも有名だった。また、彼は最期まで”プロデューサー”という肩書きを嫌い、携
今年創設40周年を迎えたDef Jamが、レーベルの類稀なるレガシーと歴史的なアニバーサリーを祝う初のプレイリストを公開した。『Def Jam 40: Def Jam Origins (1984-1994)』と題されたこのプレイリストは、ビースティ・ボーイズ、パブリック・エネミー、LL・クール・Jなどのアーティストをフィーチャーし、レーベル初期の時代を紹介している。 <関連記事> ・デフ・ジャム創設40周年を記念した特設サイト開設 ・Def Jam:世界一にして唯一無二のヒップホップ・レーベルの軌跡をたどる It's Yours (Radio Mix) 今年2月、Def Jamは、レーベルの歴史を写真と共に辿る年表と、ヒップホップの重要イベントが実際に起こった場所を表示するインタラクティブ・マップを備えた特設ページを開設し、この記念すべきアニバーサリーのお祝いをスタートさせていた。 年表は
2024年にデビュー40周年を迎えたボン・ジョヴィ(Bon Jovi)は、2024年6月7日に発売する16枚目のスタジオ・アルバムする『Forever』から「Legendary」というシングルを先行で発表した。そこではこう歌われている。 I got what I want cause I got what I need Got a fistful of friends that’ll stand up for me Right where I am That’s where I wanna be 必要なものがあるから 欲しいものも手に入れた 一握りの仲間がいるんだ 一緒に立ち上がってくれる友たちが 今の僕のまま 僕は在りたいと思う アメリカを代表するロック・バンドとなったボン・ジョヴィの紆余曲折を描いた全4話のドキュメンタリー『ボン・ジョヴィ:Thank You, Goodnight』の第
海外で2024年2月14日に劇場公開され全米興行収入2週連続1位を記録、英仏ではあの『ボヘミアン・ラプソディ』を超える初日興行収入、母国ジャマイカでは初日興行収入としては史上最高数を記録したボブ・マーリー(Bob Marley)の伝記映画『ボブ・マーリー:ONE LOVE』。 日本では2024年5月17日に公開されることを記念して、ライター/翻訳家の池城美菜子さんによるボブ・マーリーの生涯と功績についての連載企画を掲載。 第5回目は、映画を見る前に知っておくと映画をより楽しめるボブ・マーリーやジャマイカの知識について。 ・連載第1回「改めてボブ・マーリー、そしてレゲエとは」 ・連載第2回「ボブ・マーリーの音楽のどこが時代を超えて人々の胸を打つのか」 ・連載第3回「ボブ・マーリーの11人の子供と100人近い孫」 ・連載第4回「ボブ・マーリーを巡る音楽関係者」 <関連記事> ・映画『ボブ・マー
インディ・ロックの名盤の数々を手掛けたエンジニアで、アンダーグラウンドなロック・グループのフロントマンとしても活動していたスティーヴ・アルビニ(Steve Albini)が2024年5月7日に心臓発作のため61歳で逝去した。 この訃報を受け、1993年に発売された『In Utero』を制作する前に、バンドがプロデュースを依頼した際のスティーヴ・アルビニからの返答の手紙(FAX)をバンドの公式アカウントが公開した。その翻訳を掲載。 <関連記事> ・デイヴ、クリス、スティーヴ・アルビニがニルヴァーナ『In Utero』を語る ・スティーヴ・アルビニ、カートとの出会いや『In Utero』の制作を語る ・『In Utero』: 90年代を代表するバンドのラスト・アルバム カート、デイヴ、クリスへ まずは、この説明書きを纏めるのに数日かかってしまったことを謝らせてほしい。カートと話したときはフガジ
TOTOやa-haのカバーが出る前、『セサミストリート』のカーミットが出演する「Keep Fishin’」のMVが出る前、ウィーザー(Weezer)は、めまぐるしいパワー・ポップを表現できる才能を持った4人組の新人バンドに過ぎなかった。 しかしながら1994年5月10日にリリースされたセルフ・タイトルのデビュー・アルバム『Weezer』(後にそのジャケットからビートルズ風の“ブルー・アルバム”とも呼ばれる)は、90年代半ばのUSロック・シーンを特徴づける一大ジャンルであったグランジ・シーンから突出したバンドを世間に紹介する作品となった。 ニルヴァーナ、サウンドガーデン、パール・ジャム、ナイン・インチ・ネイルズといったバンドと比べると、リヴァース・クオモ率いるウィーザーは異質であった。他の世代と同様にニルヴァーナに傾倒しながらも、クオモはカート・コバーンのニヒリズムを好むのではなく、例えば「
インディ・ロックの名盤の数々を手掛けたエンジニアで、アンダーグラウンドなロック・グループのフロントマンとしても活動していたスティーヴ・アルビニ(Steve Albini)が、心臓発作のため2024年5月7日に61歳で逝去した。彼の死は、彼のスタジオElectric Audioのスタッフによって伝えられた。 <関連記事> ・デイヴ、クリス、スティーヴ・アルビニがニルヴァーナ『In Utero』を語る ・スティーヴ・アルビニ、カートとの出会いや『In Utero』の制作を語る Nirvana – Heart-Shaped Box (Official Music Video) スティーヴ・アルビニは、ニルヴァーナの『In Utero』、ザ・ブリーダーズの『Pod』、ピクシーズの『Surfer Rosa』、PJ ハーヴェイの『Rid of Me』、ロウの『Things We Lost in the
ヒップホップやR&Bなどを専門に扱う雑誌『ブラック・ミュージック・リヴュー』改めウェブサイト『bmr』を経て、現在は音楽・映画・ドラマ評論/編集/トークイベント(最新情報はこちら)など幅広く活躍されている丸屋九兵衛さんの連載コラム「丸屋九兵衛は常に借りを返す」の第50回。 今回は、地元のことでライムするのが基本のヒップホップにおいて、かなりの大ごとであろう引っ越しについて。 <関連記事> ・ソウルとファンクの1974年:50年前の時代を定義した7つの作品 ・1984年のブラック・ミュージック:40年前の時代を定義した7つの名盤と名曲 シベリアの先住民バンドであるOtyken(オトゥケン)とイグジビットの共演が話題になっている。Otykenの既存曲「Belief」にイグジビットのラップを追加したリミックス。新規MVもあるが、残念ながらイグジビットのパートは別撮りだ。確かにアメリカ人ラッパーが
海外で2024年2月14日に劇場公開され全米興行収入2週連続1位を記録、英仏ではあの『ボヘミアン・ラプソディ』を超える初日興行収入、母国ジャマイカでは初日興行収入としては史上最高数を記録したボブ・マーリー(Bob Marley)の伝記映画『ボブ・マーリー:ONE LOVE』。 日本では2024年5月17日に公開されることを記念して、ライター/翻訳家の池城美菜子さんによるボブ・マーリーの生涯と功績についての連載企画を掲載。 第4回目は、ザ・ウェイラーズのメンバーや同郷の先輩ミュージシャンについて解説いただきました。 ・連載第1回「改めてボブ・マーリー、そしてレゲエとは」 ・連載第2回「ボブ・マーリーの音楽のどこが時代を超えて人々の胸を打つのか」 ・連載第3回「ボブ・マーリーの11人の子供と100人近い孫」 <関連記事> ・映画『ボブ・マーリー:ONE LOVE』海外版本予告編公開 ・ボブ・マ
27歳の若さにして、パリ管弦楽団、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団など世界中の名門オーケストラから熱烈なオファーが殺到する注目の若手指揮者、クラウス・マケラ。 昨年のパリ管弦楽団とのツアーに続き、24歳で首席指揮者に就任したオスロ・フィルハーモニー管弦楽団とともに全国6公演(東京・静岡・愛知・大阪・熊本)の日本ツアーを実施した。 10月24日(火)サントリーホールで行われたプログラムについて、音楽評論家・木幡一誠さんによる公演レポート。 「凄いものを聴いちゃったなあ……」と語る声が耳に入った。2023年10月24日のコンサートの終演後、サントリーホールを後にして夜のアークヒルズに足を踏み入れたときのこと。筆者にとっては見ず知らずの方々だけど、しかし彼らが感激を分かちあっているその場所が「カラヤン広場」という名前を抱いているのも、次代を担う偉才クラウス・マケラにとっては象徴的な話だったと思
ビリー・アイリッシュ(Billie Eilish)が、2024年5月17日にリリースが迫るニュー・アルバム『Hit Me Hard And Soft』を引っ提げて、大規模なアリーナ・ツアー“Hit Me Hard And Soft: The Tour”を行うことを発表した。 同ツアーは、2024年9月から12月末まで北米各地を巡った後、2025年2月から3月にかけてのオーストラリア公演を経て、4月から7月下旬までヨーロッパ、イギリス、アイルランド公演へと続く(現状日本公演は未定)。 <関連記事> ・ビリー・アイリッシュ新作『HIT ME HARD AND SOFT』発売を発表 ・【動画付】ビリー・アイリッシュのベスト・ソング10 HIT ME HARD AND SOFT: The Tour ビリー・アイリッシュの最新ツアー“ Hit Me Hard And Soft: The Tour”の
ラジオDJ、ライナー執筆など幅広く活躍されている今泉圭姫子さんの連載「今泉圭姫子のThrow Back to the Future」の第83回。 今回は、4月26日にディズニープラスで配信されたドキュメンタリー『ボン・ジョヴィ:Thank You, Goodnight』について。 <関連記事> ・ボン・ジョヴィ新作『Forever』6月発売決定 ・ボン・ジョヴィ、YouTubeにて過去の名曲MVをHD化 『ボン・ジョヴィ:Thank You, Good Night』|本予告|脱退メンバー、著名人が初めて語る真実とは?“ボン・ジョヴィ”の本当の姿が明かされる―|Disney+ (ディズニープラス) この映像を通して何を伝えたいのか ボン・ジョヴィのドキュメンタリー・シリーズ『ボン・ジョヴィ:Thank You, Goodnight』がDisney +で公開になりました。ドキュメンタリーのエピ
2013年にシングル「Take Me to Church」でデビューした、アイルランド人シンガーソングライターのホージア(Hozier)。彼が今年3月に発売した新曲「Too Sweet」がストリーミングで爆発的に再生され、アイルランド人として34年振りの全米シングルチャート1位を記録した。 なぜここまでの大ヒットとなっているのか、音楽ライターの粉川しのさんに解説いただきました。 <関連記事> ・チャーチズ、デビュー・アルバムの10周年記念盤を10月に発売決定 ・The 1975、デビュー・アルバム『The 1975』10周年記念盤が発売決定 ・ヤングブラッド、全ての壁を破壊し続ける異色アーティストの魅力 2024年上半期、台風の目 テイラー・スウィフトからビヨンセまで、大物ポップ・スターのリリースが相次いだ2024年の上半期に、まさかこの人の曲がチャートの台風の目になるとは思わなかった。そ
1983年当時、ドナ・サマーは正真正銘の世界的スターだった。彼女は、ミリオン・ヒットとなった1975年のシングル「Love You Love You Baby」に続き、次々とヒット曲をチャートに送り込み、グラミー賞を受賞するなど70年代後半にスターダムを駆け上がっていた。 そして80年代に入り、名プロデューサー、クインシー・ジョーンズと組んで制作セルフ・タイトルのアルバムからは2曲がグラミー賞にノミネートされた。 それでも、常にインスピレーションを探し求めていたドナは、ウェスト・ハリウッドのレストラン“チェイスンズ”で開催されたフリオ・イグレシアスのグラミー賞アフター・パーティーに出席していた時、彼女のアイコニックな名曲「She Works Hard for the Money(情熱物語)」の着想を得たある人物に遭遇した。 <関連記事> ・夫ブルース・スダノが語るドナ・サマー「私の知る限り
時は1977年。ブライアン・イーノとデヴィッド・ボウイは、ベルリンで『Heroes』の制作に勤しんでいた。そんなある日、イーノは新発売の7インチ盤を興奮気味に掲げながらスタジオに駆け込み、ボウイにこう熱く語った。 「このシングルはこの先15年のあいだ、クラブ・ミュージックのサウンドを一変させるよ」 そのシングルこそがドナ・サマーの「I Feel Love」だった。彼の言葉は確かに正しかったが、このコメントには2点の訂正が必要だ。つまり、“この先15年のあいだ”を“永久に”、そして“クラブ・ミュージック”を“あらゆる音楽”に変える必要があったのだ。 <関連記事> ・夫ブルース・スダノが語るドナ・サマー「私の知る限り、誰よりもすばらしい人物」 ・ドナ・サマーの新EP『Any Way At All』が“国際女性デー”にあわせて配信 Donna Summer – I Feel Love ジョルジオ
ヒップホップやR&Bなどを専門に扱う雑誌『ブラック・ミュージック・リヴュー』改めウェブサイト『bmr』を経て、現在は音楽・映画・ドラマ評論/編集/トークイベント(最新情報はこちら)など幅広く活躍されている丸屋九兵衛さんの連載コラム「丸屋九兵衛は常に借りを返す」の第49回。 今回は、今から30年前の1994年のブラック・ミュージックについて。 <関連記事> ・ソウルとファンクの1974年:50年前の時代を定義した7つの作品 ・1984年のブラック・ミュージック:40年前の時代を定義した7つの名盤と名曲 50年前(1974年)、40年前(1984年)の回顧・分析に続いて、今度は30年前を振り返ってみよう。1994年のブラック・ミュージック界だ。取り上げるのは、ビルボードの「Top R&B Albums」チャート(現在のTop R&B/Hip-Hop Albumsに相当)で首位まで上り詰めたアル
ギャスパール・オジェ(Gaspard Augé)とグザヴィエ・ドゥ・ロズネ(Xavier de Rosnay)から成る、フランスを代表するエレクトロニック・ミュージック・デュオのジャスティス(Justice)。 2024年4月26日に発売された約8年振りとなる新作アルバム『Hyperdrama』についてポップ・カルチャー・ジャーナリストのJun Fukunagaさんによる解説を掲載。 <関連記事> ・ジャスティス、8年振りの新作『Hyperdrama』全曲解説&本人コメント ・ジャスティスのギャスパール、ソロ・デビュー作『Escapades』発売 8年振りの帰還 フレンチエレクトロの伝説的デュオ、ジャスティスが待望の新作アルバム『Hyperdrama』を引っ提げ、ついにシーンに帰還した。『Hyperdrama』は、ジャスティスにとって、前作 『Woman』から約8年ぶりとなる4枚目のスタジ
2024年4月26日に発売された、セイント・ヴィンセント(St. Vincent)による7作目のスタジオ・アルバム『All Born Screaming』。 このアルバムについて、音楽ライターの新谷洋子さんによる解説をお届けします。 <関連記事> ・セイント・ヴィンセントのニュー・アルバム『All Born Screaming』が4月26日発売 ・セイント・ヴィンセントが語る、父が出所したという意味のアルバム St. Vincent – Big Time Nothing ペルソナをはぎとった生身の姿 2010年に発表した4作目『St.Vincent』の“近未来の新興宗教の教祖”、2017年の5作目『MASSEDUCTION』の“精神病院に収容されたSM女王”、そして2021年の6作目『Daddy’s Home』の“ジョン・カサヴェテス映画の中のジーナ・ローランズ”という具合に、セイント・ヴ
次のページ
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『uDiscoverMusicJP:“聴く探検する遊ぶ”音楽を発見するサイト』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く