二木 真希子 【ふたき まきこ】 1957年6月19日生まれ。大学卒業後、テレコム・アニメーションフィルムを経てトップクラフト、スタジオジブリに所属。 スタジオジブリ退社後はフリーランスで活動していた(叶精二氏のTwitterより) ジブリの動物神として名高い。 その仕事ぶりは、著書『出発点』で宮崎駿に感謝されている。 また、男鹿和雄は背景原図整理の際に二木真希子のレイアウトをそのまま使った。(『美術手帖 2008年 09月号』より) 男鹿自身、二木の自然描写を素晴らしいと評する。 『小さなピスケのはじめてのたび』・『小さなピスケのはじめてのともだち』という絵本では、原作及び絵を担当。動植物の描写は繊細で温かみのある絵柄である。 『世界の真ん中の木』では、想像の世界の木々の力強さを透明感あふれる絵柄で書かれている。巻末に宮崎駿の二木について書かれた文章がある(宮崎駿の著書『出発点』に再録)