去年4月、東京 池袋で高齢ドライバーの車が暴走し、母親と幼い娘が死亡した事故からまもなく1年となります。2人の命日を前に遺族がインターネット上でメッセージ動画を公開し、交通安全を呼びかけています。 去年4月19日、東京 池袋で車が暴走し、歩行者などを次々にはねて自転車に乗っていた松永真菜さん(31)と長女の莉子ちゃん(3)が死亡し、車を運転していた旧通産省の幹部だった飯塚幸三被告(88)が過失運転致死傷の罪で在宅起訴されています。 妻と幼い娘を亡くした松永拓也さん(33)は、事故から1年となる2人の命日を前にこれまで控えてきたみずからの名前も公表し、16日夜、インターネットのYouTube上でメッセージ動画を公開しました。 この中で、松永さんは事故当時を振り返り「連絡がきたときは何かの間違いではないかと思いました。病院に到着し、2人の遺体を見たとき、あまりの無残さにことばを失いました」と話