博報堂生活総合研究所(以下、生活総研)が提唱する、デジタル上のビッグデータをエスノグラフィ(行動観察)の視点で分析する手法「デジノグラフィ」。 生活総研では、これまでも数々のデータホルダーと共同研究を行ってきましたが、今回は株式会社ヴァリューズの保有する24時間・365日のスマートフォンの利用ログ(使用許諾を取得したAndroidユーザーのアプリ利用、Web閲覧データ)を分析。そこから見えてきた「若者のスマホアプリ利用行動」を通じて、このVol.5では「若者」に関するある俗説を検証します。 目次 ・ 若者はブラウザ検索をしない? ・ 20代のブラウザ検索回数は増えている ・ 20代はブラウザ検索者の半数が同時にtwitterなどを使用している ・ 24時間のスマホ利用行動を2分間に縮めてみる ・ 記憶にない「シティポップ」に20代が出会うわけ ・ データで思い込みを覆そう 若者はブラウザ検
コロナ禍への現状での最大の対抗策、ワクチン接種に関する誤解の広がりが大きな問題になっています。 コロナウイルスやワクチンに関する誤解は、通常の人間関係での口コミなど様々な経路で伝わるでしょうが、ネットが主な経路というケースも少なくないでしょう。 どのような人々がワクチン接種をしたがらないか独立行政法人経済産業研究所が2021年4月に調査したデータがあります。 [PDF]どういう人々が新型コロナウイルスのワクチンを接種したがらないか:インターネット調査における検証 この調査によると「インターネットの検索エンジン」を新型コロナウイルスの情報源として最も重視している人はテレビの次に多く、そして比較的接種を忌避する傾向が強いことが明らかになっています。 実際に、様々なデータで、非常に多くのコロナ関連の検索が行われていることがわかります。 これはGoogle トレンドでの[コロナ][コロナウイルス]
圧倒的な証拠が決め手となった 米下院外交委員会の共和党スタッフが「新型コロナウイルスは、中国の武漢ウイルス研究所から誤って流出した」と断定する報告書を発表した。この結論を導いたのは、衛星画像をはじめとする「圧倒的な量の証拠」だった。いったい、武漢で何があったのか。 同委員会の共和党スタッフは、マイケル・マッコール筆頭委員の下で、これまで2回にわたって、新型コロナ問題に関する報告書を発表してきた。2020年6月15日に発表された最初の報告書については、2020年6月26日公開コラムで紹介した(https://gendai.ismedia.jp/articles/-/73607)。 同年9月21日には、中国共産党と世界保健機関(WHO)の責任を厳しく追及する2回目の報告書を発表した(https://gop-foreignaffairs.house.gov/blog/mccaul-release
国内で約18万か所に上る全医療機関について、治療内容や専門医の有無などを全国横断で検索できる「医療情報サイト」を厚生労働省が新設することがわかった。現在は各都道府県のホームページ(HP)を閲覧するしかなく、使い勝手の悪さから認知度も低い。同省はスマートフォン対応など利便性を高めた上で、3年後の2024年春に運用を開始する方針だ。 医療機関の情報を幅広く国民に周知するため、国は07年施行の改正医療法で、全国の病院や診療所、歯科診療所、助産所に対し、診療科や診療時間などの情報を都道府県に報告することを義務化。都道府県はHPや電話案内で同年4月から情報提供を始めた。 ただ、これまでは都道府県をまたいで検索・比較することはできなかった。 新サイトでは、全国の医療機関に、病床数や患者数、専門医の在籍状況、難病指定医療機関となっているかどうか――など約60項目を入力してもらい、横断的に検索できるように
6月6日は楽器の日。「芸事の稽古はじめは、6歳の6月6日にする」という慣わしから、1970年に全国楽器協会により制定されました。 今回は「楽器の日」にちなんで、2019年、2020年、2021年のYahoo!検索のデータをもとに、「楽器」の検索数を分析しました。 集計対象としている「楽器」は全32種類で(※1)、2020年の楽器の検索総数は2019年と比較すると約1.4倍にまで増加しました。 また、2021年と2020年の1月~4月を比較すると、6つの楽器(フルート、ベース、サックス、クラリネット、DTM(デスクトップミュージック)、ポンゴ)の検索数が増加しています。 新しい生活様式の広がりを受けて自宅で過ごす時間が長くなり、楽器の演奏や購入への関心が高まっていることが推察されます。 2019年、2020年、2021年の楽器検索ランキングは下記の結果となり、2021年のランキング1位は「ピ
世界各国で“人気”なポケモンをまとめたマップが作成された。『ポケットモンスター 赤・緑』が1996年2月27日に発売されてから今年で25年。最初は151種類だったポケモンも、現在は900種類ほどまで増えた。やはり気になるのは、どのポケモンが一番人気なのかだ。イギリスの玩具専門メディアのTheToyZoneはシリーズ25周年を記念して、Googleの検索結果をもとに、それぞれの国ごとに人気なポケモンを可視化する図を作成した。意外な結果とそうでない結果が見られるはずだ。 とはいえ、人気なポケモンは公式による企画投票によってすでに知れ渡っている。『ポケットモンスター』公式Twitterは、2021年2月に企画投票「#キミにきめた」を開催。カントー地方での投票結果は、1位からコイル、ピカチュウ、リザードン、イーブイ、フシギダネといった順番だ。 TheToyZoneの調査ではポケモン第一世代の151
Rand Fishkin(SparkToro)が、Google検索全体の約65%がゼロクリック(検索結果を開いたが、いずれもクリックされない)だったという調査結果を発表しました。この調査について、専門家たちの間で物議を醸しています。Googleがわざわざ公式で本調査を名指しして意見を述べているほどです。 Rand Fishkinが公開した、ゼロクリックサーチのデータ(2020年版) In 2020, Two Thirds of Google Searches Ended Without a Click https://sparktoro.com/blog/in-2020-two-thirds-of-google-searches-ended-without-a-click/ それに対するGoogleの意見(調査手法に欠陥があるだろうと指摘) Google Search sends more
Cyrus Khajvandi, a Stanford biology graduate and two-time entrepreneur, often found it challenging to stay on top of scientific research while managing his daily workload . Recognizing that he wasn Progress Software, the company behind the recently hacked MOVEit file-transfer software, has released fixes for two more critical-rated vulnerabilities that are being exploited by attackers. In an ad
ヤフーの検索データを面白がってみたら、今までにない新しいイベントが生まれた。 いつもみんなが何かを調べたいと思ったときにお世話になっている、日本最大級のポータルサイト「Yahoo! JAPAN」の検索データを使って。 毎回お題となる「テーマ」を設定、各界のスペシャリストとともに過去の膨⼤な検索結果を紐解き、ディスカッション&クイズ形式でその核⼼に迫っていく。そんな探索的かつ実験的なイベント。 イベントのタイトルは「サーチX」。 ■ヤフーの名物オープンコラボイベントにヤフーが業界・業種を超えた新たな課題解決やサービスの創出を目指し、ヤフー社外のコミュニティや企業・自治体と連携して開催するオープンコラボイベント「Mix Leap Joint」。その1コマをヤフーとフィラメントのコラボレーションで企画したのが「サーチX」である。 「サーチX」は、2018年7月の初開催 “洗濯” 編を皮切りにシリ
こんにちは、Yahoo! JAPANビッグデータレポートチームです。 新型コロナウイルス感染症に係る緊急事態宣言が解除されて3カ月がたち、徐々に私たちの生活も変わりつつあります。明るいニュースが増える一方、いまだ多くの面で課題も生じており、さまざまな支援を必要とする人が多数います。また温かい支援の輪も広がっています。 そこで今回は私たちのお財布事情に直結する「お金」に関する関心の変化をYahoo!検索から調査してみました。 調査対象は以下8カテゴリーとしました。各カテゴリーの関連ワードの検索数から、関心量の変化を追っていきます。 給付金 助成金・補助金 資金・貸付・融資 クラウドファンディング 支援 手当 生活保護 募金・寄付・投げ銭 時系列の関心事の変化は 2019年12月以降のカテゴリー別の検索量の変化を見てみましょう。「給付金」が大きく伸びており、5/24週をピークに減りつつあるもの
検索結果における動画のタイムスタンプ表示というものがあります。 この機能自体は少し前(2019.11あたり)から存在しており、設定方法もシンプルで、動画の説明欄に時間と見出しをつけるというもの(※)でした。 ※参照:当時の海外SEOブログの記事「Youtuber必見? YouTube動画でのキーモーメントの設定方法」 私はずっとこのタイムスタンプ機能が説明欄の記述によるものと思っていたのですが、(少なくともYouTubeに関しては)この説明欄の記述だけではなく動画内の文字から自動的に引っ張ってきているような動きが確認できました。 そのまとめ。 事例 事例1 [アナ雪 歌 じぶんに] 動画:字幕あり※最初の字幕箇所を再生 説明文:タイムスタンプなし 事例2 以降は前の金曜日のネタ帳で次点にしてしまったもの(すいません… お初だったので。#金曜日のネタ帳 pic.twitter.com/rkq
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