"SwiftのArrayが実はすばらしかった"に対し、Copy-on-Write(以下CoW)について次のような指摘を受けました。 ・CoWにはパフォーマンス上の問題がありC++では使われなくなってきている ・CoWはLazyにコピーが走るので実行時のパフォーマンスを予測しづらい 僕は、以下に述べる理由から SwiftがCoWを採用しても問題となりうるケースは限定的である と考えています。ただ、当然Swift経験は浅いですし、CoWについても詳しいわけではないので、まちがっていることがあれば指摘してもらえるとうれしいです。 参照カウントとCoWの問題 参照カウント方式でメモリ管理をする場合、ただの変数にオブジェクト(への参照)を代入するだけで、新しいオブジェクトの参照カウントのインクリメントと古いオブジェクトの参照カウントのデクリメントが必要になります。また、参照カウントのインクリメント・